その後新人研修会に参加された新人会員達から、いろいろなメールを戴いています。大変嬉しく思っています。
以前、「経験はつくるものです。」で書きましたが、新人は仕事ができないなら練習しなければならないのです。お客様で練習してはいけないのです。仕事ができないから、仕事が来ないのです。こんな当たり前のことが分からず、名刺を持ってウロウロしているだけでは、近い将来廃業せざるを得なくなります。
近畿ブロック新人研修会でも、近畿のグループが「自宅を測量してみます!」と言ってくれました。自宅を測量する分には誰にも怒られず、経験が積めます。
お互いに測量助手として手伝えば、測量技術だけでなく、土地測量の経験値が上がります。
東北の仲間も、お互いの自宅の土地を分筆してみる(もちろん直前まで)にトライするようです。資料調査、測量調査、隣接者との境界立会、調査報告書作成等々様々なことが経験できるでしょう。
調査士平均年齢と入会者平均年齢の差は、ほぼ20年。
その20年の経験値を一人で漫然と待つのか?
それとも10人集まってたくさんのシミュレーションをして、経験値を10倍早く積んで、2年で追いつこうと考えるのか?
福島では新人研修を受講した新人達間の「掲示板」が立ち上がったようです。
宮城でも新人研修の前に、既に特別研修を受講している新人会員もいます。
誰かに何かしてもらうのを待つ人生ならサラリーマンに戻った方が良いですよね。