2020年9月28日月曜日

マグフラップ A3版 キングジム

一年前に書いたブログです。
2019年5月20日「マグフラップ キングジム」
https://fermatadiary.blogspot.com/2019/05/blog-post_20.html

クリップボードの紹介ですが、名前の通りマグネットの入ったフラップのお陰で、風の強い現場等でも、しっかりと紙を押さえて、とても使いやすいボードです。







「クリップボードを使う機会のあるすべての人に勧めたい文具です」という文書で紹介しました。詳細は一年前のブログを参照ください。今でも最高のクリップボードだと思っています。

この「マグフラップ」ですが、ブログで紹介した直後にA3版は無いのかとの多数の問合せを戴きました。私はキングジムではないのですがw。
その後、A4版発売に遅れること数ヶ月でA3版も発表されたのですが、私はA3版の必要性を感じていなかったので、購入しませんでした。

私達の業界が現場に持って行きたくなる図面等の資料はA3版が多いので、A3版マグフラップはニーズがあるでしょう。

私は外出時には、できるだけ資料をコンパクトにまとめたいので、それらの資料をA4版にトリミングしたり縮小したりしてA4版で外出していました。
A3版は大きいのでバッグ等にも入りませんし。

私のブログでは、自分で購入していないものの紹介は原則しませんので、そのときは問い合わせ戴いた方にSNS等で、A3版の発売だけはお知らせして終わりました。
 

ところが、その後、気が変わってA3版も買いました。


左がA4版、右がA3版、大きいですね。

それでは、何故購入したかというと、その後私のマグフラップの使い方も変わっていたからです。

外出しないときは、A4版マグフラップは、メモ等に利用する裏紙をはさんでスチールデスクの脇に貼っています。
一度利用した裏紙はきれいに重ならないこともあり、紙の端が折れたりするのですが、このマグフラップで挟んでおくと、きれいに収納できているので大型ジョッターのような使い方ができます。

マグフラップは紙をまとめるためにマグネットが使われていますが、このマグネットが結構強力なのです。スチール家具などに貼るとまったくズレることがありません。

A3版になると、なおさら持ち歩くことはほぼ無くて、紙を挟んで書庫等に「ディスプレイ」として貼っておくという使い方をしています。私の事務所はスチール家具だらけですので、どこにでも貼れます。

A3版を買ってからは、進行中のプロジェクトのガントチャートや図面などを挟んで壁に貼り、いつでもチェックできるようにしていました。
単に紙をマグネットでとめるよりも、額縁に入れたように見やすくなりました。

さて、先日文具店に行ったときに、来年のミドリのフラットダイアリーを購入しました。
見開きA3版のブロック・マンスリーのみのダイアリーです。
A4版で持ち歩けるものです。
本来の固いカバー付きがあるのですが、今回は中身のリフィルだけ買いました。


それを開いて、このマグフラップに挟んで壁に貼ると、A3版の良い感じのカレンダーになりました。



もう毎年のカレンダーはこれで良いと思います。
必要な時に半分に折って、持ち歩けるカレンダーはメリットありそうです。

本来の使い方ではないですが、「カレンダー」「進捗状況」「連絡票」「備忘録」等々を、壁に貼っておくのにお勧めです。

座右の銘を貼ってみても良い感じです。


改めてマグフラップのA3版もお勧めです。











2020年9月14日月曜日

質問ないんかい

 開業前に限らず土地家屋調査士の新人の為のガイダンスを開催するときに、毎回事前質問を受け付けています。

質問は当日でも良いのですが、時間が限られている中、効率よく説明したいので事前に質問を受け付けているのです。

その中で毎回あるのが、

「何を質問して良いか分かりません」

「質問するほど右も左も分かってません」

というヤツです。

ないんかい
質問ないんかい

おそらく本当に謙虚な方なのでしょう。

でも、悪く言えば、こういう言葉が今までの人生では無難だったのでしょうね。

質問はカッコ良くなければならないと思っているのかも知れませんね。

質問が整理できてカッコ良い質問ができるとすれば、その人の中では既にもう解決できていることだと思いますけどね。

とにかくそれではダメなんです。


こんな言葉は、集団生活の中で突出しない生き方を長くしているために出てきたのかも知れません。もしかしたら、サラリーマンの頃は美徳とされた言葉かも知れません。(そんなアホな組織ばかりではないと思いますが)


でも、独立して個人事務所を開業する、または開業しているのですよね。その世界では謙虚にしていても誰も何も与えてくれません。すべてを自分でつかまなければならない世界です。

謙虚さだけでは、手にすることができないものがあります。


私にメールをよこしたり、わざわざガイダンスに参加されようとしている限り、何らかの疑問があり、その解決のための動機があるのでしょう。

でもそれだけでも、まだ積極的な動きとは言えません。

今、疑問としての具体的な形になっていなくても、モヤモヤとした不安でもあるはずです。それをなんとか表現をしなければなりません。

「試験合格しただけで何もわからないのです。まず何から始めれば良いですか」という漠然としていても質問の形にしていなければなりません。


今、あなたの人生で何が不足しているのか。

今日、鈴木から何を得たいのか。

鈴木が何を答えたら、今後の人生で何か変わるのか。


私はいつでも、後輩の皆さんの為になろうと思っています。

でも具体的に要求されなければ、一般論をお話しすることだけになります。

それでもお役には立てると思いますが、一般論は真にあなたのためのお話ではないのです。


モヤモヤを具体的に表現する練習をしてください。

もっと積極的に自分で取りに行くことを考えてください。

性格的に外部に対して表現が下手だからというのなら、その性格を変えてください。

ここができなければ、土地家屋調査士として成功は難しいでしょう。





2020年9月6日日曜日

給料を1.5倍にします

「 来月から給料を1.5倍にします。」

聞いたら絶対嬉しいですよね。

私、先日実際に補助者に言いました。

条件はひとつだけ。

「仕事でミスしたら1回につき5万円の罰金ですが」

ケアレスミスが多い私の補助者はビビっていました。まあ、そうでしょうね。今のままで、この提案どおり行ったら私が得しますね。


理解していないことが原因のミスなら、それを教えていない私の責任です。ただし、理解したことをミスするなら、それは私としてもどうしようもありません。

ケアレスミスをすることの原因、それは覚悟がなくて甘ったれているだけです。


「私なりにチェックをしたのですが」皆さんそう言います。

それでも、そのチェックから漏れが見つかったのなら、そのチェック方法が間違っているのでしょう。「給料」という安定した形でもらっているうちはミスに対する意識がそのレベル止まりなのです。


今どこかに雇用されて給料をもらっている方々に伺います。

「来月から給料を1.5倍にします。しかし仕事でミスしたら1回につき5万円の罰金ですが」と提案されたら、あなたはこの話に乗りますか?


どう考えても受けるべきでしょ。
簡単な話、ミスしなければ良いだけですから。
何故受けられないか。
ミスするかもと思うからですね。

でも独立した私達は、毎日の業務がこんな業務なのですよ。
1回ミスしたら莫大な額の取引が止まるかも知れないリスクを背負って、いつも仕事をしているのです。
間違うかも知れないなんて甘ったれたことは絶対に言えない仕事です。
だから何年業界にいる補助者だとしても、事務所の長である土地家屋調査士とはどうしても覚悟が違い、結果として正確に業務を遂行するレベルも違ってくるのです。

私達土地家屋調査士はプロですから、間違いはできませんし、ありません。
だから「間違ったら5万円」のリスクは存在しません。
その上で売上が50%増なんて、とても嬉しいに決まっていますよ。

全国の補助者や法人の勤務土地家屋調査士の皆さん、
これを嬉しい提案だと思えないうちは独立は無理でしょうね。


独立に必要な最大の資質は覚悟だと思います。





2020年9月2日水曜日

開業・運営ガイダンスの開催が難しいですね

 令和2年も9月に入りました。

世間も鈴木事務所も私個人も新型コロナウィルスに振りまわされて、今年は何かと計画どおりにいかない年です。仕事でも打合せや境界立会など、リモートなどできる範囲で工夫をしていますが、全部代替できるわけでもありません。

私個人の行動もかなり制限されています。ただし、ステイホームは悪いことだけではなく、今年はかなりのペースでいろいろなジャンルの本を読んでいます。読書感想文はいずれ書きます。いや書けないかなぁ。

さて、一番困っているのが、皆さんとお約束していた「土地家屋調査士事務所開業・運営ガンダンス」の開催です。今年は開催会場と開催回数を増やすとお約束していました。しかし、その開催は、私が移動と密を作ることになります。

開催するには、できるだけ密にならないように工夫はしますが、それでもリスクはあります。また全国から移動していただくことも大変リスクがあります。先日の名古屋のガイダンスでも昨年末の東京のガイダンスでも、全国からたくさんの皆さんに集まっていただきました。

やはり、この環境でガイダンスの開催を決定することはなかなか難しいです。

しかし、メール等でも困っている人達がたくさんいることは理解しているので、ご希望の方々にはリモートで個人的な相談を受けていました。

リモートで相談を受けることで個別の問題の対処療法的な解決はできますが、やはりガイダンス等で総論を理解してもらって更に他の人の質疑も聞いていただいて、はじめて本当の道筋が理解でき、抜本的な解決に近づくと思っています。

ですから、新型コロナウィルスの動向を確認しながら、できるだけ早くガイダンスを開催したいと思っています。開催計画は、またこのブログで報告致します。

なお、その前でも事務所開業や事務所運営にお困りの方は、リモートもしくは面談でも個別相談を致しますので、ご遠慮せずに私にご連絡ください。