2017年6月20日火曜日

考えを書き出すこと 1冊1テーマのノート

皆さんの悩み相談に当たっていると、頭の中だけでぐるぐると堂々巡りをしていて、自分で前提条件が分からなくなり、本来の思考と感情が混同して、いつまでも前に踏み出せないケースが多いと感じています。

私のところに迷いや悩みを持っている方の多くは、頭の中だけで考えて、自分の迷いを紙などに書き出して整理して考える習慣がないようです。
具体的に前提条件や周辺情報等々具体的に書き出して、それを改めて見て、じっくり考えることで、物事を客観的に整理でき、明確な回答にたどり着くことが多いのですが。

日常のシンプルな問題や人生でたびたび遭遇するルーチンのような問題に当たっている場合は、頭の中だけで処理できていると思っているのでしょう。
しかし、複雑な要素が絡み合っている案件などは、やはり書き出した方が良いでしょう。
シンプルな問題であっても、本人にとって答えは出ているのでしょうが、本来望むべき方向の答えにたどり着いているのかは疑問です。

私はものを考えるとき1つのテーマに対して1冊のノートを使っています。
これは仕事でも趣味でも同じです。
常に携帯しやすく小さすぎないA5判の固い表紙のノートに書いています。
だから常に数冊携帯しています。
そのテーマに関する情報や、前提条件、考えたことなどをその1冊の専用ノートに書き出します。
資料も縮小コピーして、テープのりで貼っていきます。
ページの順序や見栄えは気にしません。
基本的に誰にも見せないし、内容も本人の思考回路に基づいたものですから、目次も要りません。

私はたいていの電子ツールは使っていますが、行動しながらものを考えるという用途には、やはり紙が一番適していると考えています。

私の場合、方向性が決まるまでノートを1冊使いきることは少ないです。
ノートの数ページで終わることもあります。
それでも思考の整理のためには、やはり1冊1テーマです。
もったいなくありません。
一番もったいないのは人生迷っている時間です。
その時間に比べたらどんな高級ノートでも大したことはありません。

ものを考えるときに紙などに書き出すクセをつけましょう。
質の高い答えが出やすくなります。






2017年6月18日日曜日

お散歩しましょう

今日は土地家屋調査士事務所開業を悩んでいる方が相談にいらっしゃいました。
土地家屋調査士試験には合格されていて、今は土地家屋調査士事務所に勤めながら実務の勉強中とのことでした。
仕事をしていてもなかなか実力が付かないということで、このままで開業できるのか迷っているようでした。

その方は、今の自分の環境が良いか悪いかということで悩んでいるようですが、自分で環境を変えたり創ったりする意識が欠けているように私には見えました。

事務所を開業するということは、すべて自分で決断して、自分で責任を負うということです。
だから実力を付けるのも最後は全部自分なのです。どこかの事務所で教えてもらうとしても、それはきっかけやヒントにしかなりません。
退社してからの時間で何を考えて何をするかなのです。

私の事務所で、考え方を少し説明をしてから、その方と事務所の近所を一緒に散歩しました。

道を歩きながら次々に建物を見て、あれはどこまで床面積に入るか、それは何が根拠になるのかを議論してみました。

ここからあの塀まで何メートル有るか目測をしてみました。
その後歩測をして、レーザーで測って答え合わせをしてみました。
歩測のコツも教えました。

土地を見て、どこが境界だと思うか、その根拠は何かを議論してみました。
塀の構造や境界標の設置の方法を考えてみました。

境界を捜す仕事は探偵みたいな仕事です。
現場を見て、筆界についてどれだけ多くの可能性を思いつくことができるかが、土地家屋調査士の腕です。
それらの可能性をひとつずつ潰していって、最終的に真実の境界にたどり着くのです。

だから、たくさん土地を見て、たくさん構造物を見て、たくさん資料を見て、たくさん考える、これが土地家屋調査士の実力を上げる王道です。

土地家屋調査士の実力を上げるために、誰かに教えてもらうのを待っているだけなら、散歩をしましょう。散歩をして土地や建物を見て、一生懸命考えながら歩きましょう。(怪しいと思われたり、怒られたりしない範囲でね)
その際に浮かんだ疑問を、散歩から帰ってから調べたり、先輩に質問すれば良いのです。

意識さえあれば、散歩中でも勉強することはできるのです。









2017年6月11日日曜日

誰のための専門知識か、誰のためのマナーか

私達が何か困って他の専門家を選ぶときに、第一印象で選ぶことがありますね。
素人が専門家のレベルを把握するのはとても難しいから、信用できそうとか、頼りになりそうとかの印象に左右されることも多いと思います。
私の経験則で言うと、たまに裏切られることはあるにしても、第一印象は比較的正しいことが多いです。

人それぞれに「第一印象が違う」とは、何が違うのでしょうか。
おそらく、それまでに培ってきた「総合的な人間力」が、表情やしぐさなどの表面に現れることによるものだと思うのです。

では「総合的な人間力」とは何でしょうか。
「知識」や「能力」、「社会的な常識」や「マナー」、「品性」や「徳」を身に付けることでしょうか。
「知識や能力は分かるにしても、それ以外は別の問題ではないか」とおっしゃる方もあるでしょう。「マナー」などと言うと「すかす」「気取る」というような印象を持つ方もあるでしょう。
でも、私は専門家の知識とマナーなどは、実は同じ問題だと思っています。

これらは、何のためにあるかを考えてみましょう。

社会的な常識やマナーが重要なのは、それらが自分の為ではなく周囲の人達の為にあるからです。ここが重要です。
社会的な常識やマナーを持たない人、言い換えれば周囲の方々のことを意識せずに生きている人は、どんなに技術を持っていても専門家として狭い仕事しかできません。
他人の役に立つことは難しいと思います。

また、我々土地家屋調査士などの国家に認められた専門資格者は、「国民の役に立つために存在する」のです。国がその資格者の生活の糧のために資格を作ってくれたのではありません。

他人の為に継続的に専門知識を勉強する、他人の為に一般常識を持つ、他人の為に丁寧に会話をする、他人の為に身なりに気をつける、すべてに渡って常に「他人の為に役に立てることは無いのか」を考えるべきです。
ある一定の資格者は、それらが分からないから事務所の方向性がおかしくなるのです。

私が新人を見るときに、第一印象で「この人は伸びるな」と思う人は、ほぼ間違いなく土地家屋調査士の第一線に行きます。第一印象で大抵分かります。

何かで一流になる人は、おそらく何をやってもできると思います。
仕事をこなすノウハウに加えて、他人を引きつける人間的な魅力があるからです。
他人を引きつける魅力の有る人は、常に他人のことを考えています。会話にもそれがでてきます。この人とお付き合いしたいと思わせるものを持っている人には、お客様も同じ印象を持ちます。意外とそんなことで、お客様が増えるものです。

これから事務所を開業する方にお伝えしたいことがあります。

専門分野の勉強は当たり前として、もっともっと幅広い勉強をして欲しいと思います。
「徳」というものは難しいかも知れないけれど、「一流の専門家」を目指すと同時に「一流の社会人」「一流の大人」を目指して欲しいと思っています。






2017年5月29日月曜日

折れないデルガードが折れた!

シャープペンシルの一番の不満は、筆記中に芯が折れることです。
それらを解決したシャープペンシルが各社から出ていますが、折れないシャーペンとして私がとても気に入っているペンが、ゼブラのデルガードです。
このブログでも紹介しましたね。



デルガード Type - Lx
デルガードType-ER 受験生用シャープペンシルか

「絶対折れないから、試してみて」って、ドヤ顔で友人に手渡して試させるのが快感です。
紙に垂直に立てて書く場合は中のスプリングが芯を上に持ち上げて折れないようにし、斜めに当てて書く場合はペン先の金属部分が降りてきて芯を包み込むように守るという、それぞれ別のメカニズムによって「折れない」を実現しています。
芯を折ることを意識してかなり強い筆圧をかけても、絶対に折れません。
このペンは、本当に良くできています。

それが折れました!
折れちゃいました!

えっ、芯が折れたのか?って。
いえ、デルガードの名誉にかけて、絶対に芯は折れていません。

デルガードは、とても気に入っていますから、どこでも持って行きます。
私のメインのペンケースの「ネオ・クリッツ」に入れて、いつも持って歩いていました。



私のバッグは、仕事の資料やMacなどで、いつも満杯で、その隙間にペンケースを入れて歩きます。

ある日、デルガードを見たら、なんかおかしいのです。


良く見たら、折れています。
芯ではなく、ボディが折れていました。


デルガードさん、ごめんなさい。
ペンケースに詰め込みすぎました。
ペン先の透明な部分の接合部に圧力がかかったのでしょう。
さすがに無理でしたね。

このデルガード、持ち手は不安定な部分もあるのですが、この状態でも何とか芯は折れずに書くことができます。

しかも、ここまで曲がっているのに、ノックすると芯が折れずに出てきます。
さすがです。
video

もう連れて歩かずに、事務所内で使える限り大切に使いたいと思います。



反省)
外出には文具をたくさん詰めて出かけています。
使う必要性だけならこんなに持ち歩きません。
どの子も連れて行きたいだけでした。
今後はみんなを丈夫なペンケースに入れます。(←結局、連れて行くんかい)



2017年5月21日日曜日

三角点標石ふせん

以前このブログで「地面のボタンのなぞ」の本を紹介しました。
当時小学2年生の吉本凜菜ちゃんが書いた物です。

地面のボタンのなぞ 

じめんのボタンのナゾの寄贈


この本の中で、凜菜ちゃんは「もっともっとえらいきじゅん点」という表現で「一とう三かく点」を紹介していました。

境界標、基準点、三角点などの言葉は、私達の業界には昔から馴染みがありますが、小学生の凜菜ちゃん達には「なぞ」ですよね。

さて、こんな「ふせん(付箋)」があります。
地図屋さん(内外地図株式会社)が作ったふせんです。

「三角点標石ふせん」です。えらいふせんです。



どうですか。
このブログを見ている方の半数以上は欲しいんじゃないですか。

一等から四等まで色分けの標石型ふせんですよ。
重要度ごとに一等から四等まで使い分けるのですよ。


ほらほら、欲しいでしょう。

貼るときは丁寧に貼ってくださいね。


こんなに曲がっちゃいけません。




これ低すぎます。


これ出過ぎです。
(昔、出過ぎて「向こうでしゃべってこい」と言われて連合会に行かされたヤツ知っています)

貼るときはこうじゃなくちゃ。


そうそう、標石の長さが82cm、そのうち61cmを地下に21cmを地上に出し、垂直に設置しましょうね。(盤石はないけれど)

この一等から四等のセットの付箋は20枚×4色で756円です。
高い?
何言っているの。
三角点標石は、その辺のDIYで売っているコンクリート杭とは違うのですよ。

もう私たちの業界の標準「ふせん」はこれで決まりでしょう。

試験勉強にも使ってみたらいかがでしょうか。
「杭を残して悔いを残さず」ですし。




追記)
実は一等三角点だけのふせんもあるのです。


潔い白色で孤高の雰囲気がしますよね。


2017年5月16日火曜日

ツールペン 男子ってこんなの好きだよね

男子はサバイバルツールなんか大好きですよね。
1本にいろいろツールが入っているもの。
どこか秘密兵器的な匂いのするもの。

そんな秘密兵器の入っているペン「ツールペン」(マイスター)です。
戦えないけれど(笑)


このペン、一本でこんな機能があります。

まず、ペン尻はスマホやタブレット用のスタイラスになっています。


書いてみましょうか。


実際この手のスタイラスを使いやすいと思ったことないけれどね。

そのスタイラスを廻して外すと、中にドライバーが入っています。


プラスのドライバーの反対側にはマイナスのドライバーもついています。


携帯していれば、ドライバーはそれなりに使う場面があるかも知れません。

ペン軸には水準器も入っています。


オフィス内では、ポスターなどのちょっとした傾きを調整するのに使うかも知れません。

何と言っても一番目立つのは、ペン軸のスケールですね。


我々が使う三角スケールのようなものです。
縮尺は1/100 1/200 1/300 1/400 があります。

実はこのスケール、ちょっと使いづらいのです。
普通三角スケールで長さを測るときは、図面等を机において、その上にスケールを当てて測りますね。


このペンで測ってみましょうか。


上からの写真では分かりづらいですね。
このペン軸は6角形の形状なので、そのように測ろうとしても目盛りを図面に密着できないのです。 

「このくらい」という概算のはかり方ならできますが、普段使っている三角スケールのように目盛りは紙に密着させたいですよね。

これがこのペンの最大の欠点だと思います。
いかにもプロユースのツールのようですが、ちょっと甘いです。

じゃあ、何故買ったのかって?
だって男子ってこんなの好きだって言ったじゃないですか。

そうそう、ボールペンにもなるんです(笑)


ローレット加工部分を廻してペン先を出す方式ですから、リフィルのぐらつきはありません。

・長さ:約155mm 
・最大胴軸径:約11.5mmφ
・重さ:約37g
・定価:2700円(税込)

結構格好良いと思います。
この重さと太さは私は好きです。

便利で買う文具もあるけれど、持っていてうんちくを語りたい文具もあります。
私はこのペンのユーザーでなく、オーナーですから。











2017年5月7日日曜日

Mr.ホームズ 名探偵最後の事件

以前からこのブログに書いているように、私は大きくなったら「探偵になる」と決めていました。あれから結構大きくなったのですが、まだ探偵にはなれていません。
子供の頃の私にその決意をさせたのは、あの名探偵との出会いが大きかったようです。
もちろん、私の中で名探偵と言えば「シャーロック・ホームズ」に決まっています。

私シャーロッキアンです。(2010/3/16)

ホームズの物語は、コナンドイルの書いた物語(ワトスンが書いたと言った方が良いかな)以外にも、古今東西パロディも含めると、とても多くの作品が残されていますし、今現在もなお、次々に作られ続けています。
天才的な名探偵に振り回される常識人の助手という組み合わせも、ホームズとワトスンの発明だと思います。だからホームズのパロディでなくても、多くの探偵物語のフォーマットとなっています。

私は、昔からホームズに関する書籍も様々読みましたし、映画も観ました。
もちろんテレビシリーズも全部観ています。
最近の映画では、ロバート・ダウニー・Jr.やベネディクト・カンバーバッチなどもホームズとして映画が作られています。私は納得できていませんが。

私にとって「ホームズと言えば、ジェレミー・ブレッド」ということになりますが、この点については、おそらく多くの方に賛同いただけると思います。

さて、最近の映画で変わり種のホームズ映画がありました。




2015年の「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」です。
ミッチ・カリンの小説の映画化だそうです。原作は読んでいません。
シャーロッキアンの私は、当然に観るべき映画でしたが、忙しかったのもありますが、むしろ私のホームズ像を壊される気がして、当時はどうしても足が向かないものでした。
この連休で思い直して、初めて観ました。


あの名探偵ホームズも93歳となり、家政婦のマンロー夫人と彼女の息子であるロジャーと共にサセックスの農場で、ミツバチの世話をして暮らしていた。
世間では助手のワトスンが書いた「名探偵ホームズ」の虚像が広まっている。(なにしろ本物のホームズは鳥打ち帽もパイプも好まないそうだ)
そのワトスンも、マイクロフトもハドスン夫人も既に他界していて、ホームズは孤独感も感じている。
一番の問題は、頭脳明晰なホームズにしても、最近は老化には勝てず、認知症が進んできていることだ。
30年前に担当した事件がきっかけで、ホームズは探偵を引退したのだ。そしてこの田舎に引っ込んで生活している。しかし、その事件の顛末がどうしても思い出せない。
ワトスンが記録したこの最後の事件の内容も、彼の薄れていく記憶とはどうも違うようだ。
ロジャーと会話しているうちに、次第に事件を思い出していく。


あのホームズが自分の記憶が消失していくという老いと積極的に戦いながら、何故か封印されている30年前の最後の事件の顛末を思い出そうという物語です。

その最後の事件についてはワトスンが記録しているのだけど、その内容が「どうも事実と違う」ホームズはそう思います。では何故ワトスンは事実と違う記述をしたのでしょうか。

その事件が、探偵を引退して今の人生を過ごすことになった理由なのに、事実を思い出せないということは、頭脳明晰なホームズだけにつらいものでしょう。

なお、途中の回想で、ホームズが戦後の日本に来て真田広之が扮する梅崎に会うエピソードがあり、原爆直後の広島を歩きます。この部分のエピソードはこの映画に本当に必要なのかちょっと疑問に思いました。原作を読めば理解できるのかも知れませんが。

この映画の中で、ホームズはいくつかの謎を解きます。
そして、その謎解きをなぞることにより、ホームズは過去の悲しみを発見します。

この映画はホームズの明解な推理を楽しむ映画ではありませんでした。
イギリスの美しい田舎の風景の中で、人生を振り返り、老いを生きる物語です。
死が迫っていることを感じ、ホームズは孤独の中で、
「人生でやり残したことはないか」
「目の前の家政婦とその息子にできることはないか」
そんな思いで最後の行動をしているのでしょう。

この物語は、主人公がシャーロック・ホームズだから成立する話しなのだけど、
私は「ホームズの老いなんて見たくない」、
そんな複雑で寂しい思いを持って、この映画を観ました。

皆さんに推薦して良い映画なのか、少し迷います。
シャーロッキアンの方には賛否両論がありそうです。
シャーロック・ホームズの映画としてこだわらなければ、良い映画だと思います。
イアン・マッケランの演技も素晴らしいものだと思いましたし、映画の最後には爽やかに感じる人もいると思います。
どちらにしても「観て失敗した」ということにはならないと思いますが。






2017年5月6日土曜日

ラ・ラ・ランド



「ラ・ラ・ランド」
封切りの頃に観て、ゴールデンウィークで2回目を観ました。
もう語り尽くされている映画でしょうが、1回目ではブログに書く余裕がなかったので、今回書いておきます。

舞台は夢を追う人々が集うLA・ハリウッド。
女優を夢見るミアとジャズピアニストのセバスチャンの物語。
オーディションを落とされ続けている傷心のミアが、ふとピアノの音色に誘われて入った店で演奏していたセバスチャンに会う。しかし、セバスチャンも好きなジャズを弾いたためにクビになったところであり、最悪の出会いになる。
その後パーティで偶然に再会した2人は、お互いの夢を語り、励まし合いながら、惹かれ合うようになる。


第89回アカデミー賞では、デイミアン・チェゼル監督が史上最年少32歳で監督賞を受賞したほか、エマ・ストーンの主演女優賞など計6部門で受賞しました。

久しぶりの「ザ・ミュージカル」と言うべき映画です。
ミュージカルが嫌いと言う人も多いでしょうが、実は私、ミュージカル好きです。映画も舞台も結構観ています。
この映画は、そんな我々が昔から慣れ親しんでいた数々のミュージカル映画を強く意識して作られた映画です。オマージュというか既視感のあるシーンが多いですが、まあ一歩手前で止めているところでOKです。

冒頭の渋滞のハイウェイでの群舞から、私はもう楽しかったです。
この映画に出てくる音楽もダンスも、とても上質なものだと思います。

物語もどこかで見たような気もする展開ですが、いつの世にも存在する個人の夢と2人の愛とのすれ違いでしょうか。
お互いの夢が叶わないうちは励まし合いながら心も一致しているけれど、どちらかが成功しかけるとそこに微妙な歪みが生じてきます。
夢を掴むまでがんばるべきなのか、相手のためにもどこかで妥協すべきなのか、このジレンマも良くわかります。私達の業界でも感じる方は多いでしょうね。

そして、2人が選択した未来は...
2人の夢は叶ったのか...
2人の幸せは叶ったのか...

ツッコミどころはたくさんあります。
たとえばセバスチャンがあんなにストイックにジャズにこだわっている設定なのに、彼から発せられる音楽は、彼の憧れているジャズとは言いづらいものだと思います。
ここは致命的だと思うのですが。
また、ミアの一人芝居の顛末についても、かなり強引なストーリーだと思います。

まあ、言おうと思えばいろいろありますが、ネタバレを避けたいし、この映画ではそんなことは本質的なものでは無いと思っています。
そもそもミュージカルにリアリティを求めても仕方ないと思っていますし、ミュージカル映画はファンタジーであって、その評価は「好きか嫌いか」しかないと思っています。

ええ、私は好きですよ。時間があればまた3回目を観たいと思っていますし、ブルーレイなどが発売されたら買うと思います。
まだ観ていない人は、お勧めです。
ミュージカル嫌いの人でも、そこまで違和感はないと思います。
そろそろ上映期間も終わると思いますが、できればミュージカルは映画館で観た方が良いと思います。

終盤のあのシーンが泣けるという友人がいました。
あそこが泣けるという人は、自分の人生に重ね合わせて泣けるのでしょうね。
「つかんだ幸せ」と「つかめなかった幸せ」ですね。
今度酒を飲んだときに追求してみましょう。




2017年5月5日金曜日

クリード チャンプを継ぐ男

「ロッキー」は好きですか?

「ロッキー」と言えば1976年のボクシング映画です。
アカデミー賞作品賞も取った映画で、シルベスター・スタローンを一気にスターに押し上げた映画作品です。観てない人も知ってはいると思います。
スポ根世代の私には、感情移入しやすい真正面の映画でした。
その後の仲間内のトレーニングのBGMは「ロッキーのテーマ」でした。あれは燃えます。

人気の映画ですから、続編が次々に出ました。
「ロッキー5/最後のドラマ」で終わったと思ったら、その後「ロッキー・ザ・ファイナル」が出て、「まだやるの?」て思ったりしました。

このロッキー・シリーズに「更にまた続編が出た」と昨年聞きましたが、さすがに食傷気味になっていたので、昨年は観なかったのです。
しかし、実は少し気になっていまして、このGWにやっと観ることができました。



「クリード/チャンプを継ぐ男」です。

結局観て良かったと思います。
今回は、さすがにロッキー自身がリングに上がって戦うのではないのですが。
今更ですが、私と同じように観ていない人のために、ちょっと感想を書きます。

あのロッキーのライバルで後の親友であったヘビー級チャンピオンアポロ・クリードに息子がいた。アポロが亡くなってから生まれ、なおかつ非嫡出子であった息子、アドニス・ジョンソン(ドニー)は、自分の父があのアポロだったことも知らないで育った。
その後、父を知り、自分に流れている血も知り、ボクシングを始める。
しかし、父のいたボクシングジムでは、満ち足りた生活をしているドニーをハングリーなボクシングには向かないと思っていて、ドニーは相手にされない。
どうしても強くなりたいドニーは、フィラデルフィアに行って、父のライバルであったロッキーを尋ねて、トレーナーになって欲しいと願い出る。
ロッキーは心身ともに歳を取っていて、ボクシングに戻るつもりはない・・・

こんな感じです。
今回の主人公はドニーです。

もちろんロッキーはトレーナーとしてドニーを育てます。ロッキーも主人公です。
父を知らないドニーにとってボクシング以上のものを与えます。

ドニーの
偉大な父を持つ息子の葛藤...
名前を隠して戦おうとする気持ち...
その後、偉大な名前「クリード」を背負って戦う決意...
そんな精神的な成長も描いています。

あとは、想像どおりの物語と、想像どおりの興奮と、想像どおりの感動が待っています。
それでいいんです。
この映画は間違いなくロッキーの続編です。
そしてドニーの最初の物語です。

シャドウ・ボクシングで、鏡の前の自分に向かっているドニーに、ロッキーが言います。
「そこにお前を睨んでいるヤツがいるだろう。最強の敵だ」
「おまえがリングにあがるたびに、そいつは立ちはだかってくる」
「それは、ボクシングでも人生でも同じだ」

それほど深いことは言っていません。
でも、いいですねぇ。
いかにもスポ根的な台詞です。

私達がロッキーで観たいところは、ちゃんと用意してくれています。
常連客のニーズを満たしながらも一見の客にも満足させるお店のような気配りが隅々までなされています。

ロッキーに対するエイドリアンのようなドニーに対するビアンカの存在や、アポロの妻でドニーとは血の繋がらないメアリー・アンによる愛情なども、ロッキーシリーズには欠かせないものです。

もちろん、ボクシングのシーンは長回しのとても迫力があるもので、ロッキーとアポロの死闘を勝とも劣らないものだったと思います。
「今回は別の音楽で、ロッキーのテーマは無いのか」と思っていると、「ここで来たか」というシーンで流してくれます。やはりこの曲を聞くとテンション上がりますね。
そして「早朝のフィラデルフィア美術館の階段」のシーンです。
「そうそう、これを見たかったんだよ」そんな満足感でした。

筋は単純ですよ。想像できます。
でも想像どおりだから嬉しいのです。
こんな映画が好きですねぇ。




2017年5月3日水曜日

今日できないことは問題ない

今日できないことは問題ない
でも、明日もできないなら問題だ



今日できないことは問題ないと思います。
だって、誰にでもできない時代があります。
そして、あなたは今、それに気がついたのだから。


自分で気がつけば、できるようにするだけだし。
やるべきことが分からなければ、アドバイスももらえるでしょう。


しかし、できないと気がつきながら、しかもやるべきことが分かっていながら、「今日は時間が無い」「今日は調子が悪い」などの言い訳を頭に浮かべて、何年もできていないとしたら、あなたは一生できない人だと思います。
早いうちに、目標を変えるべきなのかも知れません。


世間がGWと言っているこの時期、チャンスかも知れませんね。




2017年4月20日木曜日

サラサスタディ 質より量の勉強

どんな勉強でも、できるだけ回り道をしないように、適切な指導を受けるべきだと思っています。
そして、指導を受けたらそれを定着させるために、自分でトレーニングをしなければなりません。

講義は、物事に対する見方や考え方について、ヒントやコツを教えるだけです。
それを知識として定着させ、実力として自分のものにするためには、大量のトレーニングが必要です。

良い講師の研修を受講して、わかったつもりになっている人がとても多いです。
「俺は、あの有名な講師の講義を何回受講した」と自慢している人すらいます。
講義を聞くだけで知ったかぶりはできると思いますが、実力は付きません。

このブログで何回か書きましたが、私が新人の頃、毎日毎日公園で測量のトレーニングをしていた時期があります。
普通の新人が受託する測量の業務を考えてみてください。最初の一年で何日測量するでしょうか。それに比べて私は、毎日課題を持って練習しているのですから、はるかに差が付きます。当時はその量が自信になりました。
もちろん、生活もありますので、その分夜中までアルバイトをしていましたが。

私の後輩で有料の測量の研修を受けて、それだけで満足して、その後トレーニングを怠っているので、いまだに測量に自信が無い人がいます。残念です。

勉強はどうしても量が必要な時期があります。愚直なくらいひたすら練習すべき場面があります。

私が高校生の頃は、英単語や物理計算や化学式などは、わら半紙の裏紙にボールペンでひたすら書き殴って身に付けたものです。(わら半紙って時代がわかるなぁ。今は上質紙の方が安いからねぇ)

「今日は、わら半紙を何枚、ボールペンのインクは何ミリ消費した」と毎日確認をしていました。この「勉強の見える化」が、自分の自信になるものです。

勉強の開始時と終了時に、ボールペンの透明なリフィルにカッターで刻みを付けて、そこに鉛筆の芯を擦りつけて目盛りにし「今日は何ミリ勉強した」とやっていました。

資格受験生の頃、不動産登記法の書式のトレーニングも、刻みリフィルのボールペンでやっていました。


さて、最近文具店で、「サラサスタディ」というボールペンを発見しました。


実は、このボールペンを見て、高校時代の自主トレを思い出したのです。
最近ビンテージ色が気に入っているサラサクリップですが、この「サラサスタディ」もこのシリーズの製品です。

このペンは、インクリフィルに最初から目盛りが付いている製品で、まさにどれだけ減ったかが見える工夫がなされています。


ペン軸の中のインクリフィルに何かメモリが見えますね。
開けてみましょう。


見えますか。
100%からはじまるパーセント目盛りが印刷されています。

インクリフィルに目盛りを入れるのは、私だけだと思っていたのに、そんな人、他にも結構いたのかな。それともゼブラで開発したのは私の同級生かな。

私の当時使っていた油性ボールペンと違い、このペンはサラサシリーズですから、そのインクは滑らかなジェルインクです。
量のトレーニングするには、筆記にストレスのないジェルインクが理にかなっています。

何らかの勉強をする人は、まず一本買ってみましょう。
そして10日で使い切ってみましょう。
まずはそこからです。











2017年4月15日土曜日

オピニ お願いごとスタンプ

オピニ「お願いごとスタンプ」って文具ご存じですか?
あのシャチハタの製品です。


こんな大きさです。
「なんでしょう?」って、クイズにしようかと思ったけれど、タイトルに答えが書いていますからね。

間違いなく何らかのスタンプですね。



印面はこんなかんじです。
「ご捺印ください」です。

押してみましょう。


色が分かりにくいかもしれませんが、優しい色合いの茶色が採用されています。
また、フォントも手書き風ですね。
実はシャチハタのオピニシリーズは働く女性の声で誕生したシリーズなのです。
他にもふせんカバーやノート、ネームペンなどがあります。

さて、この「お願いごとスタンプ」は、仕事でよく使う定型メッセージを何度も手書きすることなく、スマートに伝えることができるスタンプというコンセプトです。
あくまでも手書きの代わりということもあり、事務的過ぎないフォントと色合いが選ばれたのでしょう。

スタンプの文面は、他に以下のものがあります。

ご記入ください
ご査収ください
承認お願いします
ご確認ください
おつかれさまです
至急おねがいします
回覧おねがいします
訂正してください

私は、このスタンプをふせんに押して、「委任状」に貼って使います。


最初からメッセージの印刷されているふせんも使ったりしていましたが、コストと色合いでこちらの方が気に入りました。

この商品、浸透印タイプで6000回程捺印できるそうです。
他のビジネスの場面でも、使い勝手のある印面が揃っていると思います。
定価400円+税です。おすすめです。

ps)
私はAmazonでもう少し安く買いました。
ちなみに、購入した際に、Amazonからこれ一個だけ入ったとても軽い段ボール箱が届きました。エコとして「如何なものか」と思い、「そりゃあ、ヤマト運輸も嫌になるだろうな」って思いました。





2017年4月14日金曜日

焦らずに着実に

一年ですね。
まだ、5万人弱の皆さんが避難を続けていることを、忘れていませんよ。
応援しています。





2017年4月5日水曜日

左ききのあなたにサラサドライ

♪左ききのあなたの手紙、右手でなぞって真似てみる♪
この歌の「左ききのあなた」は、どんなペンで手紙を書いたのでしょうか。

大人の手紙は鉛筆では書きませんから、万年筆かボールペンでしょうか。
毛筆ですか。それなら手紙をもらった人は嬉しいですね。

手紙は、基本的に縦書きなら毛筆で、横書きなら万年筆で書きたいですが、手軽さでボールペン派が多いでしょうね。

実は一口にボールペンと言っても、そのインクも様々です。
油性ボールペンに対して水性やジェルのボールペンは、比較的発色が良く、サラサラとした書き心地が気持ち良いのですが、インクがすぐに乾かないという問題があります。

だから、そのようなペンを使う場合、インクの乾きを待ちながら書くことが前提です。
インクの乾きを待つ時間がなければ、手紙から手を浮かせて書くことになります。
それも慣れていないと辛いでしょう。

これが右ききの人と左ききの人では事情が変わります。
左ききの人が手紙を書く場合、縦書きならむしろ右ききの人よりも有利でしょうが、もし横書きなら、逆にこのインクの乾く時間までかなり不利になります。

最近は手紙にかかわらず横書きの文が多いですね。
ですから、左ききの方には、サラサドライを薦めます。



サラサはゼブラのボールペンで、先日このブログでも紹介したシリーズです。
低粘度のジェルインクで、クッキリとして発色で、さらさらとした滑らかな書き味のボールペンです。また、大きく開くクリップが人気です。

このサラサのシリーズに、サラサドライというペンがあります。
このインクに工夫があります。
インクに配合された紙に浸透しやすい新成分が、すぐに紙に染み込むので、書いた直後に触れても汚れないのです。
ゼブラによると、乾燥時間は当社従来品に比べ約85%短縮したとのこと。(0.5 ミリで普通紙に書いた場合)
確かに書いてすぐにこすっても汚れません。

1本150円(税別)です。
左ききの方は、一度試す価値はあると思います。
この金額で、ジェルの滑らかさや鮮やかな発色と、速乾の快適性との両立が得られると思います。

私は右ききですが、縦書き封筒の宛名書きなどに、このサラサドライの0.7mmペンを使うことがあります。










2017年4月2日日曜日

春到来

4月1日、年度はじめの日。
とても嬉しいことがありました。

4月1日のベガルタ仙台のホームゲーム、対川崎フロンターレ戦でのこと。
いえ、勝ってないんです。
試合の内容は冬でした。(^^;)
そこじゃないんです。

東日本大震災以降初めて、土地家屋調査士のMさんに、スタジアムでご挨拶いただきました。
大震災前、Mさんは年間指定席を買って、毎試合ベガルタ仙台の応援をなさっていました。私もスタジアムでよくお目にかかっていました。

Mさんの事務所は女川町にありました。
女川町はご存知のとおり町の大半が被災した町です。
震災後、私が個人的に、定点観測で通っていた町でもあります。

2011年3月27日「26日女川支援に行ってきました」
2012年5月28日「女川被災建物滅失調査」
2012年6月17日「恵比寿様とお地蔵様にお願いしました」
2015年5月5日「初めての女川観光」 etc.

Mさんは、あの大震災の大津波で事務所も自宅も流されて、しばらく体育館などの避難所で過ごされて、その後「仮設住宅に入ることができた」と喜んでいた方です。

「先日仮設住宅から出ることができて、久しぶりにベガルタに来たんです」
て、おっしゃっていました。

これまでは、不自由な仮設住宅生活という物理的な問題だけではなく、精神的にもスタジアムに足が向かなかったのでしょう。

私のわずかな被災地の経験すら、どんなに言葉を尽くしてもなかなか伝わらないもので、ましてMさんの避難所や仮設住宅で何年も過ごした経験などは、被災地に住む私でも想像できないものがあったのでしょう。

「Mさんとご家族に春が来た」
なんて勝手に思って、嬉しくて、

次回の勝ち試合で、Mさんとハイタッチしたいと思いました。





以下女川町HPより

女川町の被害状況 

最大津波高14.8m:港湾空港技術研究所調査
浸水区域320 ha:国土交通省被災状況調査
被害区域240 ha:宮城県発表
人的被害町人口:10,014名(H23.3.11時点)
死者:574名(H27.3.1現在)
死亡認定者:253名(震災行方不明者で死亡届を受理された者)
住家被害数住宅総数:4,411棟
(一般的な家屋)被害総数:3,934棟(89.2%)
全壊:2,924棟(66.3%)
大規模半壊:149棟(3.3%)
半壊:200棟(4.6%)
一部損壊:661棟(15.0%)
避難状況最大25ヶ所 5,720名(H23.3.13時点)
二次避難延べ360名

2017年3月31日金曜日

サラサクリップ レッドブラック

ゼブラのサラサクリップをご存じですか。
サラサクリップは、ジェルインクボールペンのトップシェアです。
ですから、自分で意識していなくても、すでに皆さんのペンケースに入っているかも知れません。

サラサクリップは、その名のとおりサラサラと滑らかに書くことのできるジェルボールペンです。耐水性がありクッキリと書ける顔料系のインクなので、とても使いやすいペンです。
また可動域の大きなクリップが付いています。
大きなクリップを付けると、スッキリしたデザインにはなりにくいのですが、そのかわり、厚さのあるものにクリップ止めができます。
このクリップも人気の理由の一つです。



さて、もともと色の種類が多いサラサクリップですが、昨年9月に5色のネオンカラーと5色のシックカラーが加わりました。これで全部で46色になったそうです。

ネオンカラーには、ネオンイエロー、ネオングリーン、ネオンオレンジ、ネオンピンク、ネオンパープルの5色が用意されました。
蛍光マーカーでは難しい細いアンダーラインとか細かな蛍光文字を書き込むには良いでしょう。

そして私のおすすめの色はシックカラーの方です。


左からブルーグレー、ブラウングレー、レッドブラック、グリーンブラック、ダークブルーの5色です。全部落ち着いた色です。



シックカラーのインクの色です。
写真では分かりにくいかもしれませんが、各々味わいのある色です。
ブルーグレーやブラウングレーなども、他のペンではなかなか見ない色です。
全色好きですね。

私が特に気に入っているのが、レッドブラックです。
既に2本目を使っています。半年で2本目は、かなり稼働率が高いのです(当社比)。
なにしろ、私は多数のボールペンを並行して使っていますので。

レッドブラックとはこんな色です。


一番上が、サラサクリップのレッドブラックです。

これも写真では分かりにくいかもしれませんが、いいでしょ。
他のペンの鮮やかな赤と比べて渋いでしょ。
ビンテージもののワインのような色です。

普段使いのノート全部に赤を使うと、見た目がとても疲れると思います。
だから私は、赤の色はチェックのためなどの差し色のような少量の使い方に限定していました。
しかし、このレッドブラックの色なら、普段の青や黒の代わりに長い文章を書いても違和感なく十分使えます。

ということで、普段携行してもっと使うために、レッドブラックインクだけ高級感のあるペン軸に変えました。



上:サラサクリップのリフィル    
下:フリクションノックビズのリフィル

共通規格のインクリフィル形状ですので、他に交換可能なペン軸も多数あります。




結局このフリクションボールノックビズの軸にサラサクリップのレッドブラックのリフィルを入れました。高級感が増しました。

ペン軸の入替については別としても、まずはこれらのシックカラーを試してみて欲しいと思います。その中には絶対に気に入る色があると思います。
すべて100円(税別)で、全部買っても500円(税別)です。
気軽に楽しめると思います。






2017年3月20日月曜日

★私の本の読み方(その9)積ん読防止編

最近、新人に本の選び方と読み方について質問されることが何度かありました。
本の選び方や読み方についての私のやり方は、このブログに過去何回かに分けて書いています。
以下リンクを貼っておきます。
何かの参考になれば嬉しいです。

私の本の読み方(その1)購入編
私の本の読み方(その2)学習書籍編
私の本の読み方(その3)速読法
私の本の読み方(その4)スライドメモ編
私の本の読み方(その5)インデックス編
私の本の読み方(その6)並行読書編

さて、本日は「積ん読を防ぐ方法」です。

本には大きく分けて二種類あります。
一つは「最初から最後まで読んで身に付ける本」で、
もう一つは「必要に迫られたときに該当部分だけ開いて調べる本」です。

後者は、保険みたいなものですから、必要がなければ最後まで開かなくても良いのです。
しかし、前者は読まなければまったく意味がありません。

でも、社会人は忙しいのです。
だから買っても読まずに積み重ねておくだけの本が増えます。
いわゆる「積ん読」です。

これを防ぐ方法があります。
本を買ったら、その日に10ページでも良いから読むこと」です。

本は買ったその日が1番読書のモチベーションがあるからです。
何故なら、読みたいから買ったのですから。

でも、だんだんそのモチベーションは失われます。
極端な話、翌日には読む気がしなくなってることもあります。

後日に読む気がなくなったとしても、買った日はその本にニーズが有ったはずです。
だから読まなければなりません。
解決方法として、買ったその日の内に少しでも読み始めることが有効です。
少しでも読めば、翌日もまた読むモチベーションが維持できます。
逆に、買いたいと思った日に少しでも読むことができないと、積ん読率が上がります。
少なくても私はそうです。

アマゾンなどの通販で本を買うと、買いたい日と手に入る日にタイムラグが生じるので、積ん読が多くなります。宅配便などから受け取ったその時点が仕事の真っ最中だと、読書は間違いなく後回しになります。
極端な話、アマゾンなどの通販で買った本は、後日買ったこと自体忘れてることさえあります。同じ本を重複して買ったこともあります。
だから、本はリアル書店で書棚から取って買いたいと考えています。

また、リアル書店でも数冊のまとめ買いすると、その中の何冊かは積ん読になる率が高くなります。時間的に難しいですが、本は1冊ずつ買うことが理想です。

時間が無いからこそ、工夫して積ん読を防ぎましょう。











2017年3月15日水曜日

明日ではなく今すぐ行ってください

私の開業ガイダンスを受講し、その後先輩の事務所に補助者として修行しに行って、開業直前の新人からご連絡をいただきました。

「さて、鈴木先生にお電話いただいておよそ1年経過いたしましたが、補助者の経験をしておいて助かりました。効率よく業務に通じることができました。そこで、この一年の私の成果を鈴木先生に把握していただくため以下に記します」

この後に土地や建物がどこまでできるようになったかについて説明がありました。
どれくらいの正確さでできるようになったのかメールでは分かりませんが、いわゆる土地家屋調査士法第3条の業務に関して、一般的な経験はできたようでした。
彼のメールは続きます。

「また、この一年で課題も見えてきました。私は道路関係の法規のことや、都市計画上の制限、上下水道、消防などの手続き、税金などほとんど知識がないです。
(中略)
実は、2か月ほど前にこれらの法規に強くなってから開業した方が得策かもしれないと考えました。しかし、県外等も含め適当な修行先を見つけらる保証もないので、開業しようと考えております」

実際に修行したからこそ、課題が見えたのですね。
そして、その課題を学ぶために修業先が見つけられそうもないので、開業しちゃおうと言うことですね。
確かに補助者の立場で事務所に勤めていても、これらすべてを学ぶことは難しいでしょうね。確かに自分で開業してしまわないと身につかないかも知れません。
そこで彼に聞いてみました。

「確かにこれらの課題を克服しないと、様々なお客様の相談に対応できないかも知れませんね。これらの知識があるからこそ適切な登記の提案ができるのでしょうし。
それでは2か月前に気が付いたこの課題について、あなたは解決のために何をしましたか?」

この問いに彼は答えられませんでした。
彼は課題を見つけているのに、2ヶ月間何もしていないようでした。

「何もしていない人には、時間が解決することもありませんよ」

「近くに本屋がありますか?
・・・その本屋なら仙台にもあるから知っています。遅くまで開いていますね。
今から5000円持って行って、専門書でなくて良いですから、それらの分野の本であなたが読みやすいと思うものを何か買ってください。
5000円あれば必ず買えますから」

「まずはそれを読みましょう。
一冊読めば、次に読みたい本が見えてくるはずです。
動けば、答えが見えてきます」

明日ではなく今すぐ行ってください

何か問題に当たったときに、ただただ動かない人がいます。
問題が何か特定できているのに、何を待っているのでしょうか。

課題が解決できなければ、一人前の土地家屋調査士になれないのですね。
分かっているのに、何故動かないのでしょうか。

待っていれば3か月後に○○先輩が教えてくれるなど、具体的に解決できる根拠があれば良いのですが、そうでない限り自分で解決のために動かなければなりません。

これからは、誰にも依存できないのです。
それが独立開業というものです。









2017年3月11日土曜日

オーラ〜輝き放つ空の下

あれから6年。
その前は何をしていたんだろうと思うくらい、この6年さまざまなことがありました。

東北の復興はどうなんだ?
聞かれることも少なくなりました。
聞かれても何と答えるのが正解なのかわかりませんが。

小学一年生が中学一年生になるくらいの6年です。
長いです。
地元の住民でも意識の中が風化している人も、戦いの真っ最中の人もいます。

かさ上げ地の宅造が完成しても、放射線量が落ちついたとしても、就職先や学校や商店が無いと、6年間の生活を捨てて、簡単に故郷に戻る決心がつきません。

地図上の位置は同じでも、コミュニティも含め故郷です。

 死者     15,893人
 行方不明者   2,554人 (警察庁3月1日現在)
 避難者   123,000人 (復興庁2月28日現在)

今後も、私のポジションで、東北の復興に長い支援をしていきたいと考えています。


さて、今日3月11日は 「東日本大震災・熊本地震災害 被災地復興支援」試合があります。
ユアテックスタジアム仙台で、ベガルタ仙台が、阪神淡路大震災の被災地のチームであるヴィッセル神戸と戦います。試合に先立ち黙祷があり、献花台や募金箱があります。
ベガルタ仙台の選手は6年前から被災地の希望の光となるべく戦っています。
復興支援にスポーツも意味があると思っています。


以下2011年3月20日にこのブログに書いた記事を再掲載します。

ベガルタ仙台築き上げよう
時を越えて 君と僕らの一番のメッセージ
オー仙台 We're Feelin' love together
輝き放つ空の下

ベガルタ仙台の応援歌「オーラ」です。
この歌は、ベガルタ仙台が勝った時にしか歌えない凱歌です。
ちなみに私の携帯電話の着信メロディでもあります。

ベガルタ仙台は、昨年やっとJ1に残留したチームです。
強豪チームではありません。
日本代表選手がたくさん所属しているチームではありません。
ただし、自分たちの理想とする闘い方「仙台スタイル」を持っています。
今日の勝ちだけのためではなく、「仙台スタイル」にこだわって試合に臨みます。
まあ、もう少し今日の勝ちだけも目指して欲しいところもあるのですが。(笑)
ですから昨年は「オーラ」を歌う機会は、比較的少なかったですね。

強豪チームに先取点をとられ苦しい展開の中、チームプレイで徐々に相手の攻撃を跳ね返し、最後に逆転勝利をしたときの「オーラ」は最高です。
レプリカユニフォームを着て、タオルマフラーを巻き、うれし涙で歌っています。

今回の大震災にも、打ち勝つにはチームプレイしかありません。
先取点を取られても、前を向きましょう。
今回の試合は時間制限がありません。
皆で与えられた各ポジションで頑張って、最後には「オーラ」を歌いましょう。