2021年8月30日月曜日

開業・経営ガイダンスin福岡は開催します

先日のブログで開催を考えているとお伝えした 土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンスin福岡」ですが、よほどのことがない限り開催します。

ここのところ、新人を直接指導する機会が増えていますが、実際にお話しするととても心配なことが多いです。大きな後悔をさせたくないので、これから開業する人にも、すでに開業した人にも少しでも早くお話ししたいのです。

よって、少し迷いましたが、緊急事態宣言等が延長したとしても、私と受講者のお互いの個人責任を持って開催したいと思います。

会場も以下のとおり決定しました。できる限りの注意を払って開催します。


 リファレンス駅東ビル貸会議室

 福岡市博多区博多駅東1丁目16-14(J R博多駅より徒歩4分)


なお参加人数に対して密にならない大きい部屋を借りる予定です。

他にも非接触体温計アクリル板セット消毒用アルコール等を準備します。


すでに参加希望者からの質問も届いています。

  • 開業にあたり補助者としての経験が必要であるか
  • 開業までの準備等(開業資金や留意点など)
  • 行政書士との兼業について
  • 事務所経営を安定させるために必要なこと
  • 顧客先の割合や依頼を継続的に受けるために必要なこと


これらの質問の中には、このブログの以前の記事ですでに一般論として答えたものもありますが、実際にはその人の人生ですから、質問者が本当に欲しいのは一般論ではないのです。これらの質問に対しての現実的で具体的な回答は、質問者その人によって変わります。例えば、質問者の現在のスキル、現在までの経歴、業務受託見込みの有無、兼業の有無、開業地等々、実際に面談して丁寧にお話を聞いて、その人にあった答えを出すべきだと考えています。
上記の質問等には、会場でひとりひとりに具体的に答えるつもりです。

なお、以上の通り会場は決定したのですが、どの大きさの部屋にするかを早めに決めたいので、参加希望者は是非早めにご連絡ください。また参加を迷っている方も、その旨を一度お知らせください。 


「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 福岡」

日時:令和3年10月30日(土)14時から17時(すべての質問に答えるまで) 

場所リファレンス駅東ビル貸会議室(部屋は参加希望者数により決定する)
 福岡市博多区博多駅東1丁目16-14 (J R博多駅より徒歩4分)

コロナ対策: 
・私も受講者も相互に厳格な体調管理をする 
・参加人数に対して十分な広さの会場を確保する
・非接触体温計、アクリル板セット、消毒用アルコール等を準備する 
・換気などをこまめにする
 * 私はワクチンを2回接種しています

会費:3,000円程度(会場費等)

受講対象者: 
・土地家屋調査士試験合格したけれど開業できるのかなと迷っている方 
・土地家屋調査士の先行きは大丈夫かなと心配している方 
・事務所開業しちゃってこの先どうすれば良いか困っている方 
・法人に就職して独立するはずだったんだけどなぁと後悔している方 
・久しぶりに鈴木の話を聞きたいなと思った方  

連絡先:鈴木修 E-mail :mucha@rr.iij4u.or.jp 

その他:
 * 受講者の人生だけではなく、その一家の今後の人生がかかっているので、
   ご家族同伴でも結構です。  
 * ガイダンスの詳細は以下のブログなどを参照ください。  
  http://fermatadiary.blogspot.com/2020/07/in_13.html 






2021年8月16日月曜日

開業・経営ガイダンスin福岡について

コロナ対応のため、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の何度目かの延長が続いてます。
 医学的な見地も経済も含む政治的な見地もあるのだろうけれど、私は業界の後輩たちが心配です。 
連合会主催の全国統一の新人研修も開催されるのですが、昨年も今年もコロナ禍で開催が遅れ気味です。
組織の判断としては仕方ないのですが、新人には少しでも早く王道の考え方に触れてほしいと思っています。見よう見まねで始めている期間がとても心配です。 

また、 私が個人的に開催している「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス」についても、開催地と回数を増やすと宣言したあたりから、コロナが広まってしまい、むしろ開催回数が減っています。 

 今年の6月1日のブログで以下の4項目を全部やるとお約束しました。 
1.この状況でも必要がある方のために、しっかりコロナ対策をして開催する。 
2.コロナがある程度落ちついたころに、再度開催をする。 
3.ピンポイントで質問のある方には、電話で対応する。 
4.オンラインの講義も補助的に検討する。 

3は常時対応しています。 
4は準備をしています。 
2の「ある程度落ちついたころ」はいつなのでしょうか。 
この判断は難しいですが、まったくの沈静化はあり得ないでしょう。 
ここはワクチンが行き渡れば重症化は抑えられると考えています。 
さらに1の「しっかりコロナ対策をして」開催したいと思います。 
ちなみに私はワクチンを2回接種完了しています。 

そろそろ再開したいと思いますが、まずは以下の要領で開催しようと考えております。 
福岡開催は、熊本支援に行ったとき以来の5年ぶりです。


「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 福岡」

日時:令和3年10月30日(土)14時から17時(すべての質問に答えるまで) 
場所:福岡県福岡市内(参加希望人数により決定) 
コロナ対策: 
・私も受講者も相互に厳格な体調管理をする 
・十分な広さの会場とアルコール等の消毒剤を準備をする 
・換気などをこまめにする
会費:3,000円程度(会場費等)
受講対象者: 
・土地家屋調査士試験合格したけれど開業できるのかなと迷っている方 
・土地家屋調査士の先行きは大丈夫かなと心配している方 
・事務所開業しちゃってこの先どうすれば良いか困っている方 
・法人に就職して独立するはずだったんだけどなぁと後悔している方 
・久しぶりに鈴木の話を聞きたいなと思った方  
*人生がかかっているのでご家族同伴でも結構です。  
*ガイダンスの詳細は以下のブログなどを参照ください。  http://fermatadiary.blogspot.com/2020/07/in_13.html 
連絡先:鈴木修 E-mail :mucha@rr.iij4u.or.jp 


会場を早めに決めたいので、参加希望者は是非早急にご連絡ください。また参加を迷っている方も、その旨を一度お知らせください。 
なお、今年中にさらにもう一箇所、別の地域でも開催したいと思っております。 
本来ここで発表したいのだけれども、コロナの状況を良く見た上で、開催要望が多いところで開催しようと思っています。





2021年8月7日土曜日

お客様は誰ですか

 先日、後輩から相談を受けました。

「同じ敷地内に建てられた建物が、附属建物になるのか、それとも別の家屋番号をつけるべきなのか」という相談でした。

具体的に構造や用途などを聞いたところ、不動産登記法の観点から考えれば、どちらもあり得る建物でした。

「ところで、お客様の意向は?」と尋ねたところ、お客様の意向は聞いていないようでした。

このケースは「その建物をこれからどのように活用するつもりなのか」を確認しなければ答えは出ません。

お客様の意向確認、これはごく当たり前のことなのに「なぜ彼はお客様の意向を聞いていないのか」を考えてみました。

彼は、本来のお客様であるその建物の所有者よりもそのお客様を紹介してくれた業者をお客様だと、どうも勘違いしているようです。

定期的にお客様を紹介してくれる業者、例えば不動産業者、建築業者、銀行、税理士、司法書士等々をつい優先して考えてしまい、紹介先のお客様は単なる一見さん程度に考えてしまっているのかもしれません。

実際のところ、彼はその業者とは何度か打合せをしているようでしたし、その業者の意向を気にしているようでした。

確かに定期的にお客様を紹介いただけるのですから、それらの業者には当然に感謝をすべきですし、大切に思うその気持ちはわかります。

しかし、この場合、お客様はその建物の所有者です。

まずは、お客様である所有者の意向を伺って、その意向どおり登記したら何か不都合が生じるのか考えて、場合よっては業者と調整をしてお客様に納得いただいて、手続きの方針を決定すべきです。

もう一度仕事の基本について整理して、しっかり考え直してほしいのです。

私たちは登記手続きを通じて、誰を守り、誰から報酬をもらうのかを。










2021年8月2日月曜日

運はただ待っていても出会えないもの

「運も実力のうち」という言葉があります。

私も過去何度か、「運」としか言いようがない解決方法に救われてきたように思えます。

でも、思い返せば、そういうときは、私なりにかなりの努力をしていました。

たいていの場合、「運」は努力した上で出会えるものだと思っています。


後輩の皆さんは、何を待っているのでしょうか。

「運」を待っていれば、誰でも出会えると思っているのでしょうか。

「運」はただ待っていても出会えないものです。

「運」に出会うことができるステージがあるのです。

だから、そのステージまで登る努力は必要なのです。


実力不足を、「運」が補ってくれるものではないと思っています。

努力が実力として実を結び、その実力が世に認められるのに、「運」が必要なことがあるのだと思っています。