2021年6月26日土曜日

吸い取り紙製のブックマーク

私の手帳は、毎年デジタルと紙の手帳との併用です。

デジタルは、GoogleCalendarとEvernote、それにQUADERNOです。

それに加えて、紙の手帳は毎年3冊程度を利用しています。


今年の紙手帳は、メインのA5版のシステム手帳と、ポケットに入れるマイクロ5と呼ばれる一番小さなシステム手帳と、 デジタルデータも含めて最後にまとめるためのA4版のシステム手帳を利用しています。


下からA4版、A5版、バイブルサイズ、マイクロ5
(バイブルサイズは今年は使っていません)

それぞれの手帳の詳細な役割は別の記事で書くこともあるでしょうけれど、私が手帳に求めるのは、もちろんスケジュール管理だけではありません。私の場合は、人生のプランニングも含めて書くので、やはり一冊では処理できないと思っています。

手書きでものを考える場合は、紙の大きさが発想の大きさにつながるので、できるだけ大きな紙を手元に置きたいのですが、大きなものは持ち歩きには不便です。

だから私は大きい手帳と小さい手帳と併用で使っています。


小さい手帳は、以前は測量野帳を使っていましたが、最近はマイクロ5を使っています。

大雑把な予定と外出時のメモ専用になっています。

メモを書いてきて、帰ったらA5版手帳に一時的にファイルします。

実はマイクロ5とA5版はリフィルの穴の幅が互換性があるのです。

A5版システム手帳にマイクロ5のリフィル2枚を閉じたところ

これが最近マイクロ5にした理由です。


余談ですが、バイブルサイズのリフィルも角を切り取れば、A5版手帳に綴じることができます。 ですから大きさの違うシステム手帳を利用するときにはA5版が母艦となり得ます。

内側の角を切り取るのがコツです

さて前置きが長くなりましたが、本日紹介したいのは、マイクロ5のブックマーク(しおり)です。

一般的なブックマークは、下の写真のような製品ですね。

私が今回紹介したいのは、下の写真の自作のブックマークです。

左はマイクロ5用のパンチです

 吸い取り紙を切って5穴を空けたものです。

私の手元にはブロッター用に吸い取り紙が常にあります


吸い取り紙1枚からブックマークが2枚取れます

このブログでもしばしば書いていたように、私は万年筆愛好家です。

ですから、様々な場面でも可能な限り万年筆を使いたいのです。

外出時で立ってメモする際には、片手に手帳を持っていれば、優雅にキャップを外すことができないので、外出のお供はノック式の万年筆になります。

普段使いはパイロットのキャップレス

デスクで万年筆を使うときは、インクが乾く暇があるのですが、外で手帳を開いてメモを書き込む場合は、すぐにページを閉じることが大半ですので、乾いていないインクが隣のページに移ります。

それが気になったので作ったのがこのブックマークです。


ブックマークが吸い取り紙を兼ねているので、開いたところに吸い取り紙が常にセットされていることになります。これがとても具合が良くてとても気に入ってます。お勧めです。


えっ、外でメモする場合は、そこまでして万年筆は使わないって?

私だけですか?



2021年6月21日月曜日

今は当たり前です

 40年前にセオドライトの10秒読みを買いました。私の開業時はまだ半数が平板測量を使っていた頃でした。

当時の先輩から「なんでそんなものを買ったのか、土地家屋調査士は10秒読みなんて精度は要らない」って言われました。

今は当たり前です。



次の年、東芝がワードプロセッサーを発表しました。机ひとつがワードプロセッサーという大きさでした。定価は600万円でした。

土地家屋調査士事務所で導入できる道具にはならないと皆思っていました。

今は当たり前です。



その後、光波測距儀が発表されました。ワクワクしてこの話をすると先輩たちは「あんなものは測量会社が使うもので土地家屋調査士には要らない」って言われました。

今は当たり前です。



その後GNSS(G P S)が出てきました。「測量が変わりますね」って言ったら、先輩たちから「あれは一部上場会社が使うものだから土地家屋調査士には関係ない」って言われました。

今は当たり前です。携帯電話にも入っています。



20年以上前、宮城県土地家屋調査士会の研修部で次期の研修を考えているときに、境界鑑定を意識して「民事訴訟法の基本」を企画しました。

ある先輩に「土地家屋調査士が民訴やってどうしたいの」と笑われ企画を潰されました。

今は当たり前です。ADRの前提として、民事訴訟法の基礎は土地家屋調査士の基本知識になっています。



今、君が興味を持ったり、取り組み始めたことは、君の価値観で始めたことです。それなら誰の意見や感想も不要です。自分の意思で始めたことだから、それでいいんです。自分で決めたことだから何があっても後悔はないでしょう。



そして、もうすぐ当たり前になるかも知れないのだから。






2021年6月15日火曜日

ノーサイド

 6月15日に日調連(日本土地家屋調査士会連合会)の総会が終わりました。

会長も副会長も選挙がありました。

会長には岡田潤一郎さんが復帰します。


退任された役員の皆様、お疲れ様でした。

新役員の皆様、よろしくお願いします。


総会が終われば、全国一体のノーサイドであって欲しいと思います。

勝った陣営は負けた陣営を含む全国の叡智を集め、負けた陣営も率先して勝った役員を全国が応援する体制にしなくてはならないと思います。


全国の会員のための選挙だったはずですから。






2021年6月13日日曜日

6月6日土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンスの報告

 6月6日に東京で「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス」を開催しました。

コロナ禍の中でも10人以上の参加希望者がいましたが、緊急事態宣言の延長により最終的に参加希望者は4名になりました。

私が開催を迷ったのはご存知のとおりですが、一人でも必要とする人がいる限り、開催しようと思い、定員25名の会議室で4名の受講者で開催しました。

受講者の内訳は、試験勉強をしている受験生「I」さん、試験合格して開業を模索している人「T」さんと「T」さん(二人ともイニシャルは「T」)、開業して事務所の方向性を確認したい人「N」さんでした。


試験勉強している「I」さんは、この資格の将来性と、試験合格後の世界を確認しに来たようです。

「試験合格はモチベーションがすべて」と言っても良いと思っています。「この資格を取ったら、俺の人生がこう変わる」と信じていたら、1年で絶対に合格するでしょう。

「I」さんは、私の話と他の先輩たちの話を聞いて、改めて「心から土地家屋調査士になりたい」と思ったはずです。「I」さんは、必ず今年合格します。


試験合格者の二人はどちらも、合格後補助者として修行中でした。彼らは開業資金というよりも、どこまで勉強すれば開業できるかという目安がほしかったようです。

この点については長くなるので、その詳細は別のブログ記事で分けて説明しますが、少なくても登記手続きと測量ができただけでは仕事の依頼は来ないでしょう。それなら各事務所の補助者でもできるからです。

事務所経営するには、お客様の様々な質問や相談に答えなければなりません。その場合は土地家屋調査士法第3条業務だけではなく、もっと広い範囲の知識を持って、なおかつ信頼に応える話し方もできなければなりません。

土地家屋調査士は話が下手な人が多いです。おそらく相手の気持ちを意識した話し方を訓練できていないのだと思います。寡黙な技術者を気取っても、専門家としての事務所は経営できません。

この点については、既に開業した土地家屋調査士のNさんは、業務を始めているから、二人の「T」さんより、更に深く理解できたようです。少なくても彼の事務所の方向性は見えてきたはずです。


3時間の予定時間を越えても、4人とももっと話が聞きたいということで、近隣の喫茶店に移動して一時間超の延長をいたしました。

今回のガイダンスは迷って開催しましたが、4人の人生の役に立ったことが確認できて、開催して良かったと思いました。

その後、彼らから礼状が届いています。以下はその礼状です。


まずは開業している土地家屋調査士の「N」さんからです。


〇〇会 Nです。

先日は、貴重な時間を割いていただきありがとうございました。

やはり生の講義をしていただきスッキリしたというか、どの様な方向性でこれからの知識を積み重ねていくかを知ることができました。

(中略)道のりは簡単ではないですが目指していこうと改めて決意出来ました。

次回の東京ガイダンスも開催されれば参加したいと思います。


経営方針の方向性は変わって良いのです。だからと言って方向性を持たないのはいけないと思います。そういう意味では「N」さんのお役に立てたと実感しました。

1年以内に開業を目指しているTさんからも礼状をいただきました。


ガイダンスに参加させて頂きましたTでございます。

昨日はありがとうございました。

おかげさまで迷いがすっきりして、さらに自信とモチベーションを高めることができました。

土地家屋調査士としての業務はもちろん、ぼんやりと農地転用や相続関連の事も勉強しておりましたが、その勉強が作り出す自身の調査士としての未来像がはっきり描けました。

(中略)引き続き今いる所でお世話になります。

(中略)できる限りの技術と知識を吸収して経験を積みたいと思います。

開業後になってしまうと思いますが、日程をご相談させて頂き鈴木修先生の事務所でも学ばさせてください。

そして、いつか先生のガイダンスのおかげで開業成功できた実例として、ガイダンスのサポートができるくらい成長したいと勝手に目標を立てております。

改めて、昨日は貴重な時間を割いてガイダンスを開催して頂きありがとうございました。

また参加させて頂きます。


これも嬉しいメールです。

「T」さんが頼もしい土地家屋調査士となって、将来ガイダンスの後継者になっていただけたらとても嬉しいです。







2021年6月11日金曜日

質問の後のフリートークが大事です

新人の君が、土地家屋調査士でも司法書士でも税理士でも何の新人でもいいけど、その君が、困ったときに質問できる先輩がいますか。

そしてその先輩は嫌がらずに丁寧に教えてくれますか。

もしそうなら、君はとても幸せです。

その先輩が面倒見が良かったら、質問だけで帰るのはもったいないかも知れません。質問だけで帰らずに、質問以外のフリートークもできるといいですね。

実はそのフリートークの方が、新人の君には役に立つことが多いと思います。

結局質問とは、自分が分からないところを尋ねることですが、君が質問できるということは、君の分からない箇所を絞ることができたということです。

もちろん、君の質問が論点を外していることはあるでしょうが、少なくても問題点として絞ることができたのだから、近所に親切な先輩がいなくてもいずれは解決するはずの問題です。

私が新人を指導をしていて一番「分かっていないな」と思う箇所は、「分からない」と質問してきた箇所よりも、本人が問題点だと気が付いていない箇所なのです。

そのような箇所は、フリートークで浮かび上がることが多いのです。

だから、先輩が「質問が終わったら帰れ」という顔をしていないのなら、2回に1回くらいは他の話をしてみましょう。具体的な質問より、その方がよほど勉強になるはずです。

もちろん、先輩に対する配慮は必要ですよ。

事前に手洗いとうがい、検温をして、マスクをつけて訪問することは当然ですし、先輩は君よりもはるかに忙しいはずですから、先輩の時間を奪っていることを意識してくださいね。






2021年6月1日火曜日

6月6日の東京開催予定のガイダンスについて(最終結論)

 ご心配をおかけしておりました標記ガイダンスですが、参加希望者のお一人お一人のご意見を伺って、以下のとおりの結論としました。この件をブログに書くのは今回が最終とします。

お問合せがあれば、私に直接のご連絡(メール:mucha@rr.iij4u.or.jp)をお願い致します。

1.この状況でも必要がある方のために、しっかりコロナ対策をして開催する。

2.コロナがある程度落ちついたころに、再度開催をする。

3.ピンポイントで質問のある方には電話で対応する。

4.オンラインの講義も補助的に検討する。

以上全部を実行致します。


上記1「この状況でも必要がある方のために、しっかりコロナ対策をして開催する」については、それでも希望と言う方がいますので以下のとおり開催します。

日時:令和3年6月6日(日)13:30~16:30

場所:東京、秋葉原駅近くの会議場(受講申込者に直接説明します)

コロナ対策:

 ・本日現在の参加希望者3名に対して定員25名の会場を準備した。

 ・会議場名を公表しないで、予定にない当日の飛び込み参加を抑制する。

 ・私も含め参加者には、事前の厳格な体調管理をお願いする。

 ・会場にはアルコール等各種消毒剤を準備する。

 ・ガイダンス中は十分な換気を行う。

 ・飲み物はペットボトルを準備する。

会費:3,000円

その他:

定員25名という会場のキャパを考えれば、あと数名増えても十分なディスタンスを取れると思います。ギリギリにこのブログを読んだ方で悩みを持っている方は個人的にご連絡ください。


2「コロナがある程度落ちついたころに、再度開催をする」の「ある程度落ちついたころ」とはいつなのか、なかなか判断が難しいですが、今回の受講を控えた方々とも相談して時期と場所を決めさせていただきます。


3「ピンポイントで質問のある方には電話で対応する」の電話での質問や相談の対応に関しては、既に昨晩も1人に1時間かけて質問に答えました。

今晩も、1人これから電話する予定です。


4「オンラインの講義も補助的に検討する」のオンラインによる形式も検討を始めています。おそらくzoomが良いのでしょう。私だけが話をするのではないスタイルが、私の集合形式のガイダンスの手法ですので、いくら双方向でも少し不向きかと思いますが、ガイダンスの補助としては十分使えると思います。近日試行してみます。