2019年7月31日水曜日

リングメモ PATTO ミドリ

私は手帳(ノート)はアナログとデジタルを併せて複数使っています。
それでも歩いている場面でとっさにメモする必要のあるときには、バッグからノートを取り出すのでは間に合わないことが多いので、更にポケット等に小さなメモ用紙も持ち歩いています。
この小さなメモ用紙は、過去から様々試してみましたが、いまだに私にとっての定番が決まらずにおります。

2009年10月16日にこのブログで書いた革製のふせんケースもその一つです。
https://fermatadiary.blogspot.com/2009/10/blog-post_16.html

帰ってから母艦(ノート)にメモを記入したふせんを貼るだけで、改めて書き写す必要が無いので重宝しています。もちろん今でも使っております。

今年はじめから使っていて、二冊目に入っているものがこの(株)ミドリのリングメモ「PATTO」です。




ポケットに入る大きさでH128×W76×D15mmのサイズです。
小さいけれど、ある程度の量の文字が書けるので大抵はこの1ページで済むことが多いです。

さて、このリングメモ何が気に入ったかって、名前のとおり書きたいページを「パッと」開けることができるのです。
リングメモって書きたいページまでたどり着くのに時間がかかることがありますね。
突然の電話によるメモの必要性が生じたときに、そのページを開くのに焦った経験は誰しもあると思います。

このメモの特徴はメモ用紙の左側のみに糊が付いていることです。
左側だけノートパッド(ペーパーパッド)のように接着しているのです。

右は普通に開きます

左側だけ糊が付いていますね

文字を書いたらそのページを裏にめくりますが、その際に左側の糊からそのページが剥がれます。
文字を書いてみましょう。
用紙はミドリのオリジナルのMD用紙です。

左が糊付けされています

「めくる」と「剥がす」は同意語になります

油性のマッキーで裏抜けはこの程度です。
メモ用紙としてはオーバースペックと言えます。

書いたページをめくる(剥がす)と、リングメモ全体を片手で振ったり、指で開いたりするだけで、メモを書いたバラバラのページだけがめくれ、これから書くべき白紙のページが現れます。


とても簡単な仕組みですが、よく考えたと思います。
ちなみにこの仕組みで第28回日本文具大賞機能部門優秀賞を受賞しました。

まあ安いものですから試してみても良いと思いますよ。(ミドリ公式オンラインで345円税込)
あなたのビジネススタイルにそれほどフィットしなくても、少なくても誰かに自慢できる「ドヤ文具」の一つになりますし。







2019年7月22日月曜日

マイナスのジンクスは持たない

「げん担ぎ」「ジンクス」などを持っている人は多いのでしょうね。

スポーツ選手などもよく言ってますものね。
私自身はどうなんでしょうか。
自分では思い当たりませんが、これらの「げん担ぎ」などを迷信などと否定はしません。

「事前にこれをやれば必ず上手くいく」などのプラスの「げん担ぎ」と、「これをすると悪いことが起こる」「あの道を通ると悪いことが起きる」などのマイナスの「ジンクス」がありますね。
ちなみに日本では混同して用いられることが多いですが、基本的に「ジンクス」という言葉は不吉を示すマイナス方向のものです。

プラスの「げん担ぎ」はモチベーションになりますが、
マイナスの「ジンクス」は人生を狭くします。

以前このブログで書きましたが、同じ地域に住みながら「晴れ男と雨男」が存在します。
これと同じだと思います。

晴れ男と雨男 2016年1月27日水曜日
https://fermatadiary.blogspot.com/2016/01/blog-post_27.html

人生の出来事のどこに着目するのか、それでその人の生き方が変わって来ます。
心の持ちようだけで人生が変わってくると思います。

モチベーションを上げる「げん担ぎ」なら良いと思います。自信を持って毎日を生きられますから。「このネクタイをしているときは必ず上手くいく」などです。

ただし良い「げん担ぎ」もあまり複雑な条件になると、それらの条件が揃わないだけで上手くいかないというマイナスの「ジンクス」に転換します。

まあ上手く付き合いましょう。






2019年7月5日金曜日

日調連理事会にてのお願いごと

日本土地家屋調査士会連合会(日調連)の理事会に久しぶりに出席しました。理事を辞めてからも制度対策委員などで日調連には20年以上通っていましたが、今期は監事として参加することになります。
監事は日調連の役員ですが、会長の指示によって動くのではなく、会員皆さんの代表として日調連の業務と財務を監査する役です。財務は主に公認会計士の監事が監査しますので、私は主に業務監査の役割になります。

最初の理事会では、役務分掌と各部の立ち上げがメインでしたが、その中でも活発な意見が交わされ、先行きが楽しみに思えました。

第1回の理事会において、監事の立場でお願いしたことが以下の3点です。

1.日調連業務を優先させてください。
日調連理事は全国会員の希望の星です。混迷する近未来に全国会員をどこに導いてくれるのか、そこが期待されています。日調連役員は替えが利きません。だから地元の役員と兼務の方も、行事等が重なったとしても、原則日調連を優先して欲しいと思います。

2.全国の実態を把握してください。
日調連理事は各々の地域で活躍しているからこそ選ばれたと思います。優秀な方々であることは間違いありません。ただし北海道から沖縄まで全国は広いです。各地の土地家屋調査士の業務やそれに伴う悩み事は、同じではありません。土地家屋調査士会によって、指導内容も少し違っています。まずはそこを把握してください。自分の地域のやっていることがスタンダードだと信じて発言しても全国に響かないことが多いです。まして自分の事務所をベースに話をしても、何の役にも立たないかも知れません。
まずは各会の会報を読む、日調連総会における各会からの要望や意見を読む、各地からの理事の話しを聞く、このあたりから始めて欲しいと思います。

3.日調連における過去の議論を確認してください。
長年日調連の会議に出て気になるのが、理事の皆さんが過去の議論を読んでいないことです。土地家屋調査士に関わるテーマは、各部各委員会が同じテーマを過去何度も議論しています。かなり深掘りした議論もあります。事務局にお願いすれば出てきますので、まずは何か思いついたら、このテーマで過去に何か議論されていないか、何か資料が無いか探してもらってください。
また少なくても西本会長の頃まで遡って理事会等の議事録等を読む必要が有るでしょう。
今の継続事業や日調連組織の在り方など、その時期に変化したものが多いですから。
今の形骸化しているかも知れないと思われる事業が、そもそもどんな理想と理念で立ち上がったのか、それが形骸化したのはどうしてか、そこを把握していないと、進むか止めるかの議論も薄っぺらい議論になります。

実はこれらは日調連に限らず、各単位会の役員にも必要なことです。
一度確認してください。応援します。