2016年1月27日水曜日

晴れ男と雨男

土地家屋調査士開業ガイダンスin大阪が終了しました。

「無事終了」と書きたいところですが、あの日本列島全体を覆う寒波の中で、交通機関も乱れ、どうしても参加できない方が出ました。残念でした。

なにしろ40年に一度のレベルの大寒波だったそうです。
また、奄美大島に115年ぶりに雪が降りました。

そんな中でも、大阪市内は青空で、41名の参加者と8名の先輩有志と私で丁度50人参加のガイダンスが開催されました。

もっとも、私は帰りの飛行機が欠航になり、その日帰ることができませんでしたが。



さて、私の友人なら、私が常日頃「晴れ男」を表明していることはご存じと思います。

今回は、すべて私の企画です。
だから、その日に40年ぶりの大寒波が押し寄せるなんて、「鈴木は、とんでもない雨男(雪男?)だ。」という言い方ができるでしょう。

しかし、日本全体があれだけの天候の中、大阪市内だけが青空だったなんて、「鈴木は、どれだけ晴れ男なんだ。」という言い方も成り立ちます。
まあ、ガイダンスは開催されたのですからね。

結局「晴れ男」も「雨男」も考え方だけです。

住んでいる場所が同じなら、条件も同じはずなのに、「晴れ男」も「雨男」も同じ仙台の同級生の中にも存在します。

人生長く生きていれば、晴天の日も豪雨の日もあります。
それを、晴れ側に着目して喜んで生きるか、雨側に着目して嘆いて生きるか、ここが「晴れ男」と「雨男」の分かれ目なのでしょう。

土地家屋調査士だけでなく、あらゆる開業や起業には当然リスクがあります。
そのリスクをどう捉えるか。

開業ガイダンスでは、長年土地家屋調査士事務所をやっていく上での、天気予報の見方、嵐の避け方、嵐に対処する有効な雨具等々は説明したつもりです。
皆さんが気が付いていないリスクも説明し、皆さんが恐れている別のリスクは意外とたいしたことないという説明もしました。

それでも、すべてのリスクが無くなることはありません。
個人業は良いことも悪いことも全部個人に帰属するのですから。

あとは、「自分を「晴れ男」と言い切れるかどうか」にかかっているのかも知れませんね。