2010年8月31日火曜日

商業・法人登記の管轄変更について

先週、仙台法務局から商業・法人登記の管轄変更についてお話しが有りました。

今まで法務局の支局で商業・法人の登記を取り扱っていたものを、「宮城県内はすべて仙台法務局1庁の管轄となる予定である。」とのことでした。
移行日程等の詳細は未定だそうですが、平成23年度内にそのような動きになるようで、予めご説明にいらっしゃいました。

これも、各支局の商業登記件数と法務局職員削減に伴う職員の適性配置の一環とのことでした。

登記申請等の管轄窓口が仙台法務局になるだけで、登記事項証明書等を申請受領することは従来のとおりです。

土地家屋調査士としては、商業登記や法人登記は実際に業として携わる訳ではありませんが、各種証明書に添付する法人の登記事項証明書や印鑑証明書の取扱が関心事だと思います。

法務局でもこの点について、管轄統合により従来より添付書類の負担が増えることはしないように検討中であるとのことでした。
土地家屋調査士会としても、法務局のネットワークの中で確認できるものは、敢えて添付書類にしないようにして、申請人に負担を掛けないような手続きにして欲しい旨のお願いを致しました。

詳細が決まったら再度ご連絡を戴けることになっておりますので、その際には正式にお知らせいたします。

2010年8月29日日曜日

宮城青調会ボーリング大会

昨日28日は青調会のボーリング大会でした。
朝「ボーリング大会では、会長が始球式をする事になっている。」と妻に伝えたら、「昔、始球式ってオジイさんがやってなかった?」って言いました。
それは私が20代の新入会員の頃だったので、妻にもそう見えたのでしょうね。そうです。私もそのオジイさん世代になったのですよ。

私、ボーリングは学生時代の頃に大好きでかなりやったのです。
大学時代の恩師がボーリングの達人で、アジア大会に選手で出場したりしていました。年間アベレージが200アップで、ハイスコアが299点の方です。
その先生から、当時理論を教えていただきました。専攻の生物学でなくボーリングの理論ですが(笑)。
当時その先生から、「鈴木は年間アベレージがストレートで170点を超えなければ、フックボールを投げてはいけない。」と言われ、当時投げていたフックボールを封印されました。当時は結構良いスコアを出していましたが、それでも年間アベレージで170点は超えられませんでした。

最近ボーリングをする機会は、毎年の青調会ボーリング大会だけですので、年間2ゲームしか投げていません。ということで、もう私は一生ストレートボールしか投げてはいけないのです。

さて、青調会ボーリング大会の優勝は松岡勇二会員の三連覇でした。
この大会は、賞品は抽選なので、彼は優勝してもたいした賞品を貰えずに終わったようでした。

抽選の結果、鈴木洋一会員が注目の特別賞「液晶地デジテレビ」をゲットしました。
丁度、宮城県土地家屋調査士会事務局のテレビを買い替えなければならない時期だったので、快く事務局に寄付していただけるそうです。感謝しております。

沢山の皆さんが見ているこのブログで、ここまで書いたらきっと明日事務局に持ってきてくれるでしょうね(笑)。
洋一さん「会長感謝状」を用意しますので、お待ちしていますね。

2010年8月27日金曜日

調査士会館敷地について

昨日26日に宮城県土地家屋調査士会会館の敷地に関して、司法書士会と土地家屋調査士会との検討委員会が開催されました。

司法書士会と土地家屋調査士会とは、会館を建設する前の昭和63年6月16日に契約した「土地共有持分賃貸借契約証書」が有りまして、その第12条と第13条に基づき、今回の委員会招集をお願いした次第です。

お互いの正式な委員が集まって、話し合いが始まったことは、土地家屋調査士会として少し進展と考えています。司法書士会にも感謝しております。

今後、細かい経過については、事柄の性質上、このブログでお伝えできないと思いますが、重要な財産のことですので、会員の皆さんは是非注目していてください。

以下2月3日の私のブログですが、再度掲載しますので読んでください。

皆さんご存じと思いますが、現在の宮城県土地家屋調査士会会館は平成元年に竣工したものです。伊藤正勝会長の代で完成しました。費用の捻出などご苦労が有ったと思われますが、当時の先輩方の英断で立派な会館が利用できるようになりました。

現在の会館が建つ前には「司調会館」と言う木造2階建ての会館があり、宮城県司法書士会と共同で利用していました。司法書士会は他所に会館を建て、土地家屋調査士会は元の場所に会館を建てたのです。

現在も会館の敷地の所有権は、その当時の名残で持分1/2を司法書士会が持っています。そして完工から10年後には、調査士会が司法書士会からその持分を買い取りするための話し合いを持つ約束がなされています。

この持分に対して、これまで調査士会は地代を支払って来たわけですが、いつまでも借地ではいけないとの考えで、また当時からの協定もあり、過去何度か土地家屋調査士会が持分を取得するための話し合いをもちました。ただしこれまで司法書士会と土地家屋調査士会が、お互いの合意できる条件までの話し合いがつかず、従来のまま借地として地代を払っている状態です。

司法書士会も調査士会も役員が替わったこともあり、再度打合せをしたいと昨年10月に申し入れましたところ、年が明けてやっと本日(2月3日)第1回のご挨拶ができました。

先輩方から当時の状況もお聞きしています。この売買において、土地家屋調査士会として実際に主張し無ければならない要素も沢山あると聞いています。

ただし、それらの細かい条件の主張も大切ですが、答えを出すことも大切だと思っています。その方が両会の会員さんにとっても、利益であると考えています。いわゆる
win-winです。
司法書士会も総会に諮ることができる内容でなければこの話は合意できませんので。

お互いに総会で会員の皆さんにしっかり御納得いただける具体的資料を確認し有って、この話し合いを成就させたいと考えています。

とにかく両会会員に取ってこのままで良いはずがないので、少し話し合いを継続してみます。

2010年8月26日木曜日

訃報のお伝えの仕方について

最近会員の身内の方の訃報が続きました。
この訃報を誰まで、どのような方法で伝えるかについて、私は会長になった時から迷っていました。
他の調査士会にお聞きすると、各会も対応が別々ですね。

訃報については、これまで宮城会は役員や相談役までFAXで流していました。
そして一般の会員の皆さんにはお伝えしておりませんでした。実際に費用をかけて全会員にお伝えする必要が有るのか、過去宮城会役員の先輩達も迷われていたのだと思います。

ただし、会員の皆さんから「知らせて欲しかった」という意見もお聞きします。

そこで、昨年は会員本人の不幸の時だけ、このブログでお知らせしておりました。
また、今年になってからは、訃報は宮城会のホームページでお知らせしています。

今回、総務部と相談して、これからはホームページ掲載とメール送信(メールアドレスを調査士会にお知らせ戴いている会員のみ)との併用でお知らせすることに決めました。

FAX送信はFNETを利用していて1枚25円かかるので、訃報のご連絡はメールだけにさせて戴きますので、ご了解ください。

また、会員の皆様は、この件に関わらず調査士会にメールアドレスをお知らせください。
全員のメールアドレスを登録していただければ、会員へのサービスはいろいろ考えられるのです。
オンライン申請の時代ですから皆さんメールアドレスをお持ちと思うのですが。

故阿部光市先生告別式

昨日宮城会のホームページでもお知らせしました故阿部光市先生の告別式に参列してきました。

5月に入院なされ、3ヶ月の闘病生活の後で一度退院なさったのですが、23日にご逝去なされたとのことでした。

先日申し上げましたとおり阿部光市先生は、前仙台支部長阿部和弘先生のお父様で、土地家屋調査士会は引退されていましたが、現役時代は長く役員をお勤めいただいた先生です。
何代かの会長を副会長として支え、後輩の面倒見も良い先生でした。
私がまだ駆け出しの頃初対面の際に、丁寧な挨拶をしていただいて恐縮した記憶が有ります。

「青葉旅行会」という会を当時の仲間と作り、定期的に旅行をして親睦を深めていた話は良くお聞きしていました。
競馬もお好きと聞いていました。本日の高橋眞先生の弔辞からも、皆で福島まで競馬に行った楽しい頃の話題を聞くことができました。

達筆な先生で、宮城会の「会員名簿」の題字も先生の手によるものを毎回使わせていただいて、印刷しております。
もう、あの達筆な年賀状を戴けないのだと思うと、大変寂しい気持ちがしております。

ご冥福をお祈りいたします。

2010年8月25日水曜日

相撲部屋にiPadですか

相撲部屋にiPad (時事通信)8月23日20時18分配信

 日本相撲協会は23日、51ある相撲部屋などに多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」を配備すると発表した。理事会の内容などを各親方から力士、裏方まで周知徹底するためという。
賭博実態調査で、ファクス送信した回答用紙が一部の部屋に届かなかった例などがあり、放駒理事長(元大関魁傑)は「意思疎通がうまくいっていなかった。これからは情報を開示して共有する」と説明した。
協会内には、「アイパッド」にしたのは、パソコンを使わない親方や手が大きくて携帯電話のメール操作などが苦手な親方らが多いからだとの声もあるが、既に60台を購入。使い方を説明した上で順次配備するという。 


凄くツッコミどころ満載のニュースです。

組織の存亡に関わる賭博実態調査の回答をファックスでもらうこと自体がどうかと思いますし、その回答のファックスが届かないのは間違いなく別の理由でしょう。

「意思疎通がうまくいってないから情報を共有する」ことは、今更ながらですが良い事です。
しかし、だからと言って解決策がiPadですか。仮にファックスが悪いのであれば、ファックス機を改善すれば良い事です。
手が大きいは別にして、iPadは確かにパソコンより使い易いかもしれないけれど、パソコンと別に単独使用する場合は、印刷しにくいんですよね。
意思疎通は力士や裏方まで周知するとすれば、iPad60台では不足しているし、画面を回し読みするのでしょうか。間違いなくファックスの方が使い易いですけれどね。

「だって、組織のお金でiPad欲しかったんだもん。」って言っちゃう訳にはいかないしね。
「組織改革の工夫をしていますよ。」というパフォーマンスなら、もう少し別の方法も有るでしょうと思いますし。

相撲協会も公益法人改革の嵐に巻き込まれています。こんなパフォーマンスや不透明なことをやっているなら公益法人では残れないかも知れません。

私たちの業界も他山の石とすべきでしょう。

2月に貴乃花親方の相撲協会理事当選について書きましたが、私は大相撲が好きなのです。
本気で組織改革をして、昔のような国民全体が熱狂できる相撲界にして欲しいと願います。

2010年8月24日火曜日

天気と境界立会

今日も暑かったですね。
また暑さが戻ってきました。
皆さん、体調を崩していませんでしょうか。
個人業は健康が総てです。誰も代わってくれませんし、仮に代わる方がいても資格者が来なければ周りの人が認めません。体調管理は気をつけましょう。

さて、こんな暑い中、私は今日も境界立会に行ってきました。
私達は仕事ですし、地権者であるお客様も自分の事ですので我慢できます。でも隣接者は、測量地の地権者のために暑い中協力しているのです。一般的な隣接者にとっては「隣の都合で測量するのに、忙しい俺が付き合ってあげている。」という感じでしょうね。
土地境界確認のための立会は、よく考えて戴くと隣接者本人の為にもなるのですが、立会に来る時点で隣接者はそんな事は、まったく感じていないことが多いです。
ですから立会の時点では、隣接者がどんな気持ちでいるのか気遣いが必要です。

今日の境界確認は、少し面倒な部分を含んでおりました。
書証、物証、人証が、そこそこ有るのですが、それでも確定的な資料があまりなく、範囲を示す程度の曖昧な資料がほとんどでした。現場で少し時間を戴かないと、皆さんの境界確認まで難しいかなと感じておりました。

そこで天気が気になるのです。
暑い日に立たされているだけで辛いものです。今日の隣接の方々は皆良い人ばかりだったので、暑い中でもスムーズに立会が終わって、皆さんに感謝しています。


また、暑すぎるとき、寒すぎるとき、急な雨などのときは、境界立会が早く終わることもあります。

15年程前、境界確認に結構時間のかかる現場が有りました。
お互いに言うことは言い尽くし、私も各資料を説明し尽くし、後は一番合理的な位置をお互いが指差しをするだけでした。でもお互いに「上げた拳を下ろしにくい」という事だったのでしょう。なかなか決断ができないようでした。
こういう時は、あまり急いではいけません。お互いに自分の心の整理をしているところだからです。
第三者が何か言うと、また元の頑なな心に戻ることがあります。

でも天気は別です。
そこに急なスコールが来ました。隣接者はどしゃ降りから逃げながら「もう、そこで良い!」と叫んでお帰りになりました。

2010年8月23日月曜日

訃報 阿部光市先生(元調査士会副会長)逝去

前仙台支部長阿部和弘会員の御尊父であり、土地家屋調査士は引退されてましたが、元宮城県土地家屋調査士会副会長でいらっしゃった阿部光市先生がご逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。

お通夜
日時:平成22年8月24日(火) 午後7時
場所:仙台市若林区遠見塚東8-15
セレモール霞目 電話022-781-0751

告別式
日時:平成22年8月25日(水) 午後2時
場所:仙台市若林区白萩町33-26
護国山「国分尼寺」 電話022-231-1086

喪主:阿部嘉弘様

なお、調査士会の歴代の「会員名簿」の題字は、阿部先生の手書きのものを使わせていただいております。感謝。

2010年8月22日日曜日

黄金の都 シカン

南米の文明には数々の魅惑的な謎が有り、私は子供の頃から、それらについて書かれた本を読み漁っていました。
私の子供の頃から今に至るまでのミーハー的冒険心を捉えて離さない様々な謎と言えば、
ナスカの地上絵(ペルー)、イースター島のモアイ(チリ)、マチュピチュ(ペルー)・・・
一度実際に見たいものです。

さてインカ帝国の前、9世紀中期から14世紀末にペルー北部に「シカン」という都市国家が有りました。
その展示が仙台市博物館で「黄金の都シカン」として特別開催されていました。
私はずっと見に行きたかったのですが、なかなか時間が取れませんでした。結局、7月2日から開催されていたこの特別展に、最終日の本日やっと行って来ました。

シカンは、大きな経済力と、周辺の異民族との交流を持つ政治力と、高度な冶金技術を持った文化でしたが、つい最近まで誰にも知られていない文化でした。
当時インカ文明の一部であるとされていた発掘物は別の文明に分類されるべきとして、30年もの長い間、このシカン文化を調査発掘して、ついに結果をだしたのが日本人の島田泉氏(現南イリノイ大学教授)でした。
日本人がペルーに渡り、調査しようとすると最初は盗掘者と間違われたり、理解されずに苦労したようですが、結果として世界の歴史に残る大発見をしたのです。
ちなみに「シカン(月の神殿、月の家)」という名前を付けたのも島田氏とのことでした。

考古学はここを掘れば何か出てくると保証されている訳ではないところにチャレンジするのですから、報われない事も多いでしょう。
この島田氏の偉大な業績は、運の良さに助けられた事も有るでしょうが、
「動き出して信念を持って継続しなければ、その運にも出会えない」
ことに気がつかなければなりませんね。

そんなことを考えながら、謎に満ちたシカンの美しい工芸品の数々を堪能してきました。


モノレールねこ 加納朋子

私は大型書店のすべての棚を3時間ほどかけて全部見る事を趣味としています。
もう買う事が決まっている本はAmazonで注文して買えば早いので、書店に行く目的は、買うかどうか迷っている本を実際に立ち読みして確認する事と、まったく予備知識の無い本との出会いを期待する事です。

そのまったく予備知識のない状態で出会った本の1冊が、加納朋子著「モノレールねこ」でした。
私は加納朋子という著者自体知らなかったのですが、表紙の不細工な猫の絵と「ザリガニの話で泣くなんて思いもしなかった」という吉田伸子氏の帯が付いていたのも、書店で手に取った理由の一つでした。
加納朋子さんは、後で調べるとジャンルは推理作家だったんですね。えっ、知らないのは私だけだったんですか。

私は気になった本は買う事にしていますので、実はこの本はあまり期待しないでとりあえず買って、しばらく「積ん読」の1冊でした。そして、その「積ん読」の中から先日引っ張りだして読んでみました。読んでみると、なんか日常的などこにでも有りそうな出来事(小さな謎)を元に、人と人との大切な絆を描いた8つの短編集です。

私にとって強い感動を得るというタイプの本ではないのですが、読後なにか優しい気持になれる本でした。また、文体や素材についても、凄くセンスの良い作家だと思いました。誰にでも書けそうに見えて、絶対に書けない世界だなとも思いました。

私にとって、すぐに次の本を書店に捜しにいく作家では無いけれど、おそらく書店で偶然出会ったらまた買うというような付き合い方をする作家になるのかな。

2010年8月20日金曜日

コピックモデラー 0.02

私の文具に関するブログは、読書法の次に反響の大きいネタです。
反響とは感想などのメールが多いということで、評判が良いと言うわけではありません。
本来の土地家屋調査士分野のブログにあまり反応が無いのは、とりあえず置いといて。(笑)
とにかく何らかの反応が有ることは、書いていて嬉しいです。

いろいろな筆記具について書いていますが、先日宮城会の大浦会員から「会長、こんなペン知ってますか?」って戴きましたのが、「コピックモデラー(COPICMODELER)の0.02」です。
0.02mmって凄いですね。どちらにしても、新入会員からモノを戴いて恐縮しております。
上:細美研ぎ万年筆
中:コピックモデラー
下:ハイテックC(紫)

私は基本的にはペン先は太い方が好きですが、用紙や罫線の制約や日本語の漢字の存在が、細いペン先を要求します。

そこで、細いボールペンとしては、パイロットの「HI-TEC-C」の0.3mmを昔から愛用していました。
各色出ているので、分野ごとに色分けで私のノートを書いているのですが、女子高生のノートのようにカラフルでポップな状態になっています。

また5月に購入したセーラーの「細美研ぎ」万年筆(0.18mm)も使用しております。
顕微鏡を使いながら11工程で研ぐという、大変繊細なペン先を持っている万年筆です。
ちょっとした紙の繊維もペン先が噛んでしまう事があるので、使用には神経を使ってますが、万年筆でこの細さは私には新鮮です。

さてこの細書きのラインナップに今回入ったこのコピックモデラーですが、これも細いですね。
コピックは昔図面着色用に使っていたのですが、この「モデラーって?」と思ったら、模型塗装専用ペンだそうです。その中のスミイレ用がこの0.02mmの黒とのこと。

コピックモデラーの各色の用途の説明を見つけました

・淡いグリーン。
ドイツ戦車の迷彩パターンの描き込み、緑色の下地の影色としてご利用ください。発色がよく、しかし渋い色なのでリアルな模型によく馴染みます。

・茶色。
錆やオイル垂れなどに重宝する馴染みのいい茶色。メカモデル全般で活躍してくれます。
・淡い茶色。
フィギュア、特に男性の筋肉の影を演出するのに効果抜群。錆や褪色など、ウエザリングにも重宝します。
・淡いピンク。
美少女フィギュアの影色の定番。胸の谷間、頬のチークなどに最適。ほんの少しの手間で、絶大な効果が得られます。

おお、凄い世界だな。「錆びやオイル垂れ」など用の色が有るんだ。
「男性の筋肉の影」
「美少女フィギュアの影色の定番、胸の谷間、頬のチーク・・?」
うーん。何十年ぶりで何か作りたくなったぞ・・・。

しかし、大浦君は何に使っているのだろうか?

2010年8月18日水曜日

★私の本の読み方(その6) 並行読書編

仕事は減っているのに、何かと忙しいですね。
でも確かに忙しいけれど読みたい本がたくさんあります。

「鈴木は本を読む時間をどうやって確保しているのか?」と聞かれる事が有ります。
確かにわざわざ本を読む時間を取るのは難しいですが、読みたいのなら時間を作るしかないですね。それでも生み出せる時間は少ないですが。

私は昔からジャンルの違う本を数冊並行で読む方法を採っています。
そして隙間時間読書、又はナガラ読書をしています。

本は常に側にないと読む機会を失います。
もう一つ、その時の気分や置かれた環境によって読みたい本が異なるものです。それなのに、その場にフィットしていない本しか持っていない場合も、結局読む機会を失います。

そこで私の場合、通常はジャンルの違う数冊を持ちあるき、それらを並行して読みます。
じっくり考えながら読む本は最低でも1時間は確保できないと読む事ができません。逆に見開き2ページの3分程度の短時間でも読める本もあります。それを、その場で選択しながら読むのです。

これは読書時間確保にはかなり効果があります。

「そんなに持ち歩いたら重いでしょ。」
と言われることがことがあります。そうです。ですから本を分解するのです。
一度読めば済む本は、その日読む程度のページに本をスライスしています。
30ページ程度を5冊分持っても、1冊分にもなりません。

「本を壊すと勿体ないでしょ。」と言われる事もあります。
私も昔、確かに抵抗感が有りましたが、一度読めば済む本は取っておいても場所をとるだけです。
と言うよりほとんどの本は2度目を読みません。

実際、過去の本を再度読む事よりも次の本を読みたい衝動の方が大きいので、既読の本のキーワードを確認する事は有っても、2回目を読む事は少ないですね。

本そのものに価値があるのではなく、本の内容を頭に移すことに価値があるのです。
壊してしまっても本当に再度読みたい本は、筆者に敬意を表して2冊目を買えば良いのです。

2010年8月17日火曜日

和田直人先生のADR研修会は20日13時から

既にご案内のとおり8月20日は静岡大学法科大学院の和田直人先生に講義を戴きます。研修タイトルは「土地家屋調査士が境界トラブルにおいて果たすべき役割」です。

開始時刻は13時からです。宮調月報で13時30分開始というミスプリントがありましたことをお詫びします。研修会通知の正式文書の通り13時からですので、お間違えの無いように宜しくお願い致します。


さて、和田直人先生はADRの分野で大変有名な方で、宮城会がADR法の認証を取得する際に参考にさせていただいた書籍「ADR認証制度 ガイドラインの解説」(共著・三協法規出版)の執筆もなされた先生です。
愛媛会の顧問もされて、大変土地家屋調査士業界にも精通なさっている先生です。しかも名前だけの顧問ではなく、調査士会の理事会にもご出席なさったりしていたともお聞きして、驚いたり感心したりしておりました。

和田先生は、調停のトレーニング等でも全国引っ張りだこの人気の先生ですが、今回は無理を申し上げてこのようなタイトルでお話しを戴けることになりました。

宮城会は、ADRセンター(みやぎ境界紛争解決支援センター)がADR法の認証を受けたことを切っ掛けに、再度ADRを考えてみたいと思っております。土地家屋調査士が境界トラブルにおいて、市民の皆様に本当にお役に立てること(can)は何なのか、むしろお役に立つべきこと(must)は何なのか、原点から考えてみたいと思っております。

土地家屋調査士の専門性を再度検証してみて、我々の持っている能力のどの部分を伸ばせば、これからの時代にお役に立つのかを、和田先生の講義をお聞きしながら皆で考えてみましょう。

以下当日の研修資料の目次です。個人的にも楽しみです。

  1. はじめに
  2. 境界トラブルの背景
  3. 専門家が現代社会において果たすべき役割とは?
  4. 境界トラブルにおいて土地家屋調査士はどのような役割を果たせるのか?
  5. ADRセンターの存在意義
  6. おわりに

2010年8月16日月曜日

ヒックとドラゴン

「アバター」に続いて3D映画2作目を見ました。
「ヒックとドラゴン」です。ドリームワークスのCGアニメーションです。

偶然かも知れませんが、この2作とも「仲間に認められていない主人公が皆から恐れられていたドラゴンを乗りこなして英雄になる。」という同じような筋書きでした。
まあ確かに、ドラゴンに乗ると3D効果満載の映像が作れますね。

「ヒック」はそれとは立場が違いますが、やはり「未知なるもの、理解できないものは敵である。」という短絡的思考をベースに、「でも敵を理解して共生を目指す気持が大切」と言うアメリカ的反省をテーマに描かれています。
未知なる人種、未知なる宗教に対するアメリカの歴史が積み重ねたトラウマが描かせる最近の映画の一つなのでしょう。
でもその割にはドラゴンに良いドラゴンと悪いドラゴンを単純に設定するところが、これもアメリカ的ご都合主義とも言えますが。

まあ、そんなことを気にしなければ、結構大人でも楽しめる映画です。
まず3Dの使い方がこなれています。3Dを「これでもか」という際物的使い方をしていないところが、今後の発展を感じます。
CGによるアニメーションも良くできています。私は最近のアメリカ映画のCG立体アニメは好きでないのですが、今回は結構早めに入り込めました。細かい仕事ができていましたね。
もちろんストーリーは、アドベンチャーを通して主人公ヒックの成長を描きながら、ダイナミックな音楽と相まって速いテンポで進んでいきます。
無駄の無い脚本で、この伏線はどこかで使うはずだと思わせておいて、ちゃんと期待に応えていました。

まあ大人だけでアニメーションを見に行く事が気にならなければ楽しめます。ちなみに私は妻と2人で見に行きました。

2010年8月15日日曜日

夏休みの宿題はいつやりました?

夏休みと言えば、宿題が付き物でしたね。
さて皆さんは、この夏休みの宿題はいつやりましたか?
前半でさっさと終わらせる人、終盤で頑張る人、やらないで誤摩化す人(いるかも?)。

私は大抵最後の3日程度で泣きそうな想いで終わらせていました。
毎年反省して「来年こそは早く終わらせる。」と決意して、結局毎年同じ行動をループしている状態でした。

これは今でもやってまして・・。
私、加除式の書籍を執筆していますので、年に2回ほど執筆の締め切りが来るのですが、相変わらず締め切りギリギリから書き始めています。
もちろん毎年反省しているのですが。
歴代出版社担当者も分かってきて、締め切りのサバを読んできています。
昨年の予定を見ればサバを読んでいるか明確に分かるので、それを読んだ上で書き始めが遅かったりするので始末に負えませんね。

まあ昔から締め切り言い訳人生でした。すみません。
なにしろ、つい最近までの私の座右の銘は「明日できる事は今日やるな。」でしたから。

これが通用したのは、先が読める時代だったからですね。最後の3日間に何も起こらない事が分かっているからできる事です。
今は先が読みにくい時代です。自分の予定表でさえコントロールが難しい時代です。
上記の私の座右の銘も、結局やる事を前提としているのですが、今の時代に締め切り日にやっていると間に合わない事が出てきます。

この時代の役員は、よほどコントロールしていないと、自分の予定が入らなくなります。
そろそろ座右の銘を変えなければね。・・と反省。

2010年8月13日金曜日

踊る大捜査線 THE MOVIE3

あの大ヒットシリーズ「踊る大捜査線」シリーズの最新作「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツラを解放せよ!」を見てきました。
私はかつてのテレビドラマから過去の映画化の2作、及びスピンオフ作品まで見てきました。このドラマの面白さは事件そのものよりも日常の小ネタであったり、筋に関係ないのでほとんど映らないのに、しっかり作り込まれた小道具達ですね。

これから見る方もいるでしょうから、あまり書くべきではないでしょうが、私個人は今回が一番駄作だったと思います。もちろん見て後悔している訳では有りませんが。

もともと評判の良いテレビドラマを映画化することは、私はあまり好きでは有りません。
テレビの規模で評判の良かったものは、金や人を掛けて映画化するよりも、スペシャルドラマでやるべきだと思っています。映画化する言い訳としてスケールを大きくすると世界観が変わってします事が有るからです。

本来映画は映画で企画して欲しいのです。
この評判の良いテレビドラマを映画化することで、確実なヒットを見込むのは、ちょっと反則だと考えてます。これは「のだめ」でも書きました。

今回の「踊る3」はもう一つ反則を重ねています。過去逮捕した犯罪者を全部出しています。これは過去の遺産で集客をしようとする目論みが見えます。
もちろん長年のファンに対するサービスと言う言い方は有るのでしょうが、その割にメインのストーリーが貧弱です。充分な時間があったと思うのにどうしたのでしょうか。
まだテレビドラマの方が頑張って書いていた様な気がします。

スタッフの立場は分かります。
日本映画史上最高売上を記録した映画の続編です。ヒットは義務づけられています。それで過去の資産にしがみつき、新たなチャレンジをやめてしまいました。残念です。

再度書きますが、詰まらなかったと後悔しているのではありません。何しろ過去の作品が好きで見に行ったのですから、過去の遺産を見せてくれるだけでもファンは楽しめます。
ただ、この手法で「4」は無理でしょうね。(でも見るだろうなぁ)

「何かを守るためには、防御だけでは無理で、リスクを冒してもチャレンジしなければならない。」と言うことは、我がベガルタ仙台でも、我が土地家屋調査士業界でも言える事だと再確認しました。

2010年8月12日木曜日

蚊取り豚スピーカー

明日からお盆休みの事務所が多いと思います。
宮城会事務局も13日から16日までお休みをいただいております。

なかなか夏休みと言っても子供時代のワクワクするような気分ではないですね。私も溜まっている原稿を書かなければなりません。

さて、夏休みで皆さん何を連想しますか?
海水浴、スイカ割り、ラジオ体操、かき氷、西瓜、線香花火、麦わら帽子、虫網、蚊取り線香・・・。

子供の頃は楽しかったですね。
普段いけない親戚の家に行ったり、非日常が沢山詰まってました。


ところで、その蚊取り線香で思い出したのですが、蚊取り線香入れの陶器の豚が有りましたね。
あれは、なぜ豚だったのでしょうね。


とにかく形が可愛いので、私、大学生時代に、あれでスピーカーを作って、部屋に置いてました。

私のものは、豚を2頭(?)買ってきて、口の部分に合う口径のスピーカーユニットを合わせて、中に吸音材を貼り、お尻を塞ぎ赤黒のケーブル接続端子を付け、目の部分に管を差し込んでバスレフにしたものです。

本人はかなり気に入ってました。
捨てたはずはないのですが、残念ながら手元に残っていません。
本当はここで、写真を添付したいのですけどね。

思い出したのは何年ぶりでしょうか。この休みに、また作ってiPod用のスピーカーにしようかな。

おっと夏休みの宿題(原稿)が・・・。









今日の仙台法務局

今日の仙台法務局です。

ほぼ外観が見えましたね。
私の想像以上のかなり綺麗な外観です。

私個人的には、登記所と言えば、古き良き時代の官舎付き木造平家建出張所のイメージがあるのですけどね。
さすがに、この建物は立派ですね。

仙台駅東口の仮庁舎から2月に引っ越しの予定だそうです。


最近、登記簿や地図のオンライン取得ができるようになったので、法務局に行く回数が少し減りました。地積測量図や建物図面がオンラインで取得できるようになるのは、間も無くでしょうし。

オンライン申請も、添付書類を別送方式ではなく93条調査報告書に代える等、オンラインだけで完結する方式になれば、法務局に行く回数はもっと減るでしょうね。

もちろん旧公図や地積測量図の直接閲覧の必要性は、当然無くなりませんが。


それにしても、これだけ立派な建物だと、現場の帰りに作業靴などで入りにくいのかな、なんて心配をしちゃいますね。



2010年8月10日火曜日

8月常任理事会

本日は8月の常任理事会が開催されました。
本日の議題は以下のとおりです。
  1. 公嘱協会役員の推薦について
  2. 経理処理におけるキャッシュカードの使用について
  3. ADR及び筆界特定制度パンフレットの利用希望について
  4. リコーの複合機及びパソコンのリース更新について
  5. 2階会議室電話機の設定変更について
  6. 60周年記念事業(イベント)について
  7. 全国一斉無料相談について
  8. 葉月の会について
1、は9月3日の公嘱協会総会の役員改選に向けた調査士会からの推薦です。
2、4、5、は細かい議題ですが、効率の良い事務局運営のための整理の一環です。この細かい見直しと積み重ねが、普段から大切だと考えています。
3、は日調連作成のパンフレットの事ですが、宮城会ではまだ在庫が有る事と、認証取得に伴い新たなパンフレットを作る予定もあるので不要と判断しました。
6、は仙台法務局と共催のイベントの件です。まもなく具体的な案をお知らせできますが、家族全員で楽しめるイベントを企画しています。
7、は10月9日に全国一斉の無料登記相談を開催するという日調連の企画です。日本経済新聞等で広報する予定との事でした。宮城会も同様に開催する予定です。
8、今年の葉月の会は宮城開催です。最終計画を確認しました。

その他に皆さんにお伝えしたい事ですが、現在会費の納入方法について検討をしています。
現金や郵便振替を廃止し、銀行自動振替若しくは銀行振込に一本化したいと考えています。

会員の皆様には大変ご不便をお掛けしますが、現行の多種の納入方法を併用する方法ですと、人件費と手数料などのコストが掛かりすぎるのです。安易に会費値上げをしない為にも、内部で節約をしながら頑張っておりますので、ご理解をお願い致します。
具体的には規則も含めてこれから検討しますので、宜しくお願い致します。

なお斎藤仙台支部長は本日欠席でしたので、手作りスイーツシリーズもお休みでした。

東北ブロック担当者会同

本日(9日)は東北ブロックの担当者会同が仙台で開催されました。
今回は業務担当者と広報担当者の会同です。
日調連から関根副会長と小野業務部長、山田広報部長の3人が講師としていらっしゃいました。
東北ブロックからは、各県の業務と広報担当の役員が集まって、講師のお話しを直接お聞きしました。

内容は以下のとおりでした。
業務担当
1.「土地家屋調査士事務所形態及び報酬に関する実態調査」への協力依頼について
2.土地家屋調査士制度における認定登記基準点及び93条報告書について
3.認定登記基準点の設置の推進並びに各土地家屋調査士会における技術センター及びデータセンターの設立に関するアンケートの取り纏め結果について
4.登記基準点の運用について
5.土地家屋調査士制度における認定登記基準点及び規則第93条不動産調査報告書の位置づけについて

ちなみに私は業務担当者に入っていたので、広報担当部分は聞いていません。
今回の担当者会同の内容は宮城会で整理して、後日またお伝えいたします。

内容は、各種通知で既に伝わっているものも多かったのですが、やはり文書ではなく、生でお聞きすることは有意義だと思いました。
やはり直接聞けば、制度の背景も少し垣間見えるところもあり、このニュアンスは文書では伝えにくい部分だと思いました。

私も宮城会役員をやっていて一番考えていることは、今感じていること、今考えていることを、どうすれば皆さんに「そのまま」お伝えできるのかということです。

毎回の通知文書ではなかなか説明が足りない部分も有ります。本日のように直接お話しができると本当に良いですね。
いつも申し上げますように、通常総会だけでは、その本来の議題も有りますので、議論の時間が足りません。
支部への出前研修の前座でも私がお話しさせて戴いていますが、予算の関係も有り、これも毎年はできません。
これからは、研修会でもメインの先生の前に時間を戴いて、調査士会からの連絡や通知の解説を、担当役員からお話しさせて頂こうかと考えています。

このブログも、いろいろ考えたことを、直接皆さんにお伝えする手段の一つと考えています。
この話、「ベガルタが不調とか・・」を書いた翌日だと、説得力がないかな。(笑)

2010年8月8日日曜日

ベガルタ仙台の不調

最近、私のブログではスポーツネタが書けていません。スポーツを最近見ていないのでは有りません。書けないのです。

プロ野球は試合数が多いのでさすがに毎試合リアルタイムに応援はできませんが、相変わらず楽天イーグルスも毎日チェックしています。 楽天は野村監督からブラウン監督に変わってから、またパリーグ最下位の位置に戻りました。

ベガルタ仙台については、よっぽどの事が無い限り毎試合リアルタイムで見ています。アウェーの試合を見る為にスカパー!と契約しているし、ホームゲームはほぼ全試合参戦しています。今年J1に復帰し、出だしは調子良かったのですが、昨日前半戦を終えた時点で「ここ12試合連続勝ちなし」という状態です。
あと半分のこっているとは言っても、J1残留争いが現実のものとなってきました。

私もスポーツ観戦歴もそれなりに長くなりました。負けた試合の分析はできます。でも私は評論家ではなくサポーターです。負けた試合の後に淡々とそんなことは書きたく有りません。今度勝ったら何か書こうと思い、結局書けていませんでした。

昨日はベガルタ仙台vs横浜Fマリノスの試合がユアスタで開催されました。結果は0:1の負けでした。

ベガルタ仙台のやっているサッカーの方向性は間違っていないと、監督も選手もサポーターも考えています。
しかし、「正しいと思っても、継続して結果が出ていないという事は、何かが違うのだ。」という謙虚さも持たなければならないとも思っています。

このことは、資格試験についても、私たち業界についても、すべて同じ事が言えると考えています。

また楽しくスポーツネタを書きたいですね。

試合開始前

仙台人は七夕を見に行くか

私は仙台人です。 生まれも育ちも仙台です。
そして土地家屋調査士という転勤のない仕事を選んだので、一生仙台人ですね。

私は、仙台という街が好きです。そして宮城が好きです。仙台は文化的なイベントも多く退屈しません。仙台市中心部から海水浴もスキーも一時間以内に行けます。
定期的に牛タンを食べ、ずんだ餅が好きです。
「牡蠣は広島でなくやはり松島でしょ。」と思っています。

楽天イーグルスを創設時の負け続けの頃から応援し、BJリーグ仙台89'Sもシーズンに必ず数回見に行き、ベガルタ仙台はブランメル仙台と言っていた頃から応援してました。ベガルタについては、動かせない仕事以外ホームゲームは全部参戦しています。

日本代表吹き流し
その仙台で七夕祭りが始まりました。
「七夕なんか仙台の人間は見に行かないよ。毎年同じだし。」という人がいます。
「七夕が有ると渋滞だけで仕事にならない。」と文句を言っている人がいます。確かにどこも混んでいて、凄い渋滞ですね。


でも私は毎年見に行きます。「毎年毎年、世相を反映した吹き流しが・・」等と言うつもりは有りません。なんか七夕祭りというだけで嬉しいんです。
単なる祭り好きかも知れませんが、でもやはり「私は仙台人」だからだと思います。

2010年8月5日木曜日

★私の本の読み方(その5) インデックス編

ブログで私の本の読み方について書いた日は、いつもより少し多めに感想のメールが来ます。やはり皆さん関心があるようです。調子に乗ってもう少し、私の本の読み方について書いてみます。

本は一回読めば済む本も有りますし、リファレンスとして何回か読む本も有ります。
そんな後者のタイプの本を読む時は最初にインデックスを作ります。

例えば、右の写真は私の六法です。
インデックスの書込み
一般的にはインデックスとして見出しのタブを貼るのでしょう。
私も昔は良く貼っていたのですが、鞄に入れるとタブが他の本と干渉して壊れたり、そこからページが破れたりして、使い勝手が悪かったのです。

最近は本の小口に直接色を塗ったり文字を書き込んだして、内容が分かるようにします。そうすると小口はフラットで済みます。

また本の見返しに付箋をたくさん貼っています。ここに薄く貼っておくと、邪魔になりませんし、わざわざ別に付箋を取り出さなくてもすぐに貼れます。何回か読む本には大抵付箋を準備しています。


目次の整理
私は勉強したりする本は、目次を先に整理する事が有ります。その本に何が書いてあるかを把握する為には目次の把握がとても大切だと思っています。私は、このような本は、目次をマインドマップ方式で整理して印刷し、それを四つ折にして本の見返しに挟んでいます。今読んでいる部分が、その本の全体の中のどの位置であるかを意識しながら読んでいます。これも大切だと思っています。



ちなみに右の写真のこの本も小口に書き込んでいます。
編毎に色分けをしたり、章毎に横一文字の直線を入れたりして、そのページの範囲が分かるようにしています。
これをすると、章毎に割くページ数が一目瞭然です。
この本が何を一番言いたいか、この作業をするだけでかなり把握できます。



*各写真はクリックすると拡大します。

2010年8月4日水曜日

記念切手と陶器

Eメールでも先月末のメール便でもお知らせしたとおり、土地家屋調査士制度制定60周年記念切手が企画されています。

発行納品は10月上旬だそうです。
なお、申込数が少ないと印刷されないことも有るようです。

郵送の度にこの切手を貼れば目立つので、届いた相手先も再度見てくれるのではないでしょうか。
また切手という公的な制度を使っての広報は、受けた印象も良いと思います。

是非皆で購入して、使ってみてください。1シート1200円です。


制度広報はこのような一人一人が日常の工夫で積み上げていくものではないでしょうか。


現場でも「測量屋さん。」と呼ばれたら、ただ「はい。」と言わず、「土地家屋調査士」を名乗って、資格を説明してください。
その場では「はい。」と言って仕事を進めた方が面倒がないかも知れませんが、少し頑張ってみてください。それをやらずに「知名度の有無」は言えませんよ。こういうことが、一番重要な制度広報だと思っています。


ちなみに開業したての20代中頃、仙台市の郊外のお客様を訪問したときのことです。

ピンポーン。
奥様「はい。どなたー?」
私「土地家屋調査士の鈴木です。」
奥様「えっ?」
私「登記(とうき)の件でお伺いしました。旦那様はいらっしゃいますか?」
奥様「あんたー。なんか瀬戸物の話なんだってー。」

その後、お茶を戴きながら土地家屋調査士と登記の制度を一生懸命説明しました。
一人一人が大切です。

2010年8月3日火曜日

☆選んだ道

この業界に入る切っ掛けは皆様々です。
でも、とにかく自分の選んだ道です。


今まで歩いてきた道は一本の太い道でしたが、これからの道の先はいくつかに分岐しています。
どの道も細く曲がっていて先が見えにくいようです。
ずーっと遠くまで続く道はどれなんでしょうか。
既にすぐ先に険しい登坂が見えている道もあります。
その先は行き止まりも有るかも知れませんし、桃源郷が有るかも知れません。
とにかく目の前に沢山の分かれ道があり、正解の行き先も沢山ありそうです。


この道を、誰かに選択してもらい舗装してもらうのを待ってから歩き始めるのか。
それとも自分で分け入って拡げ伸ばそうと考えるのか。
どちらにしても待っている時間は無さそうです。


歩き出そうとしない仲間を置き去りにして、自分だけ動く選択もあるでしょう。
藪に傷つきながらも、なんとか一人だけ抜け出せるかも知れません。


でも、どうでしょう。
仲間を放って自分だけたどり着いても行き着く先はたかが知れています。それ以前に嬉しいでしょうか。

皆で歩けば一気に太い道ができます。
一人では越えられない川に橋も架けられそうです。
ですから皆で進みたいのです。

最初の一歩を踏み出さない仲間については、引っ張ったり押したりするつもりです。
着実に我々の業界は動き始めています。
もう少しです。 時間はかかるようで、変わるときは一気だと思います。

2010年8月1日日曜日

梅棹忠夫「知的生産の技術」

先日のブログで「私の本の読み方(その4)スライドメモ遍」に梅棹忠夫氏の「知的生産の技術」について触れましたところ、京都会の谷口明治さんが、京都新聞に載った梅棹忠夫氏の記事を「参考に」と送ってくださいました。

私6日前に梅棹忠夫氏に触れましたが、梅棹氏が7月3日に逝去なさった事を知りませんでした。ご冥福をお祈り致します。
京都新聞に載った日が、私のブログを書いた日なのですね。偶然でしたが、私が若い頃影響を受けた梅棹忠夫氏について本当に久しぶりに読ませて戴きました。谷口さんありがとうございます。

もともと梅棹氏は動物生態学が専攻でしたから、生物学科の学生だった私は、その分野でも論文や他の書籍も読んでおりました。

でもやはり一番影響を受けたのは「知的生産の技術」でした。1969年の出版ですが、今も発売され続け、内容も色褪せていません。まだコンピュータがない時代の著書ですが、今こそ読み直すべき本かも知れません。

私も、当時は京大式情報カードを買い込んで、結構カードを作りました。ただ学生ではカードを買い続けるのが難しく、途中で挫折していましたが。

考えてみると学生の頃から社会人になり、今までずっと、私の小遣いは形態を変えたこのカードに捧げていた様な気がします。
カード、ファイル、バインダー、手帳、ノート、リフィル、コンピュータ、PDA、iPad・・・

ほぼ無限と言うべき大量なデータが取り扱えるコンピュータを持った現代で、情報をいかに蓄え、検索し、思索の為に取り出せるかは、むしろ紙ベースのこの考え方を再度基本にした方が良いと思います。なにしろ私の保管情報だけでも、自分の生きている間では読み返すことが不可能な情報量が既にある訳ですから。

ということで、本棚を捜したらかなりご無沙汰していた「知的生産の技術」が出てきました。今から再度読んでみます。

ちなみに目次は下記のとおりです。

知的生産の技術 (岩波新書) 
1 発見の手帳
2 ノートからカードへ
3 カードとそのつかいかた
4 きりぬきと規格化
5 整理と事務
6 読書
7 ペンからタイプライターへ
8 手紙
9 日記と記録
10 原稿
11 文章

亀山一宏先生黄綬褒章受賞記念祝賀会


仙台支部の亀山一宏先生が黄綬褒章を受賞なさりまして、本日はその祝賀会でした。
全国からたくさんの方々がお祝いに駆けつけてくださいました。

日調連会長松岡直武殿、全公連会長鈴木洋美殿、全調政連会長待野貞雄殿、日調連名誉会長西本孔昭殿に、ご祝辞を戴きましたが、この4人がご来賓で揃うのは大変珍しい事とのことです。
他にも全国から沢山の皆さんが参加してくださいました。またその中には、仙台に3時間程度しか滞在できないほど忙しい京都会の山田一博副会長が、参加してくださり、祝賀会の途中でとんぼ返りされました。皆さんが、ここまでして参加してくださるのも、すべて亀山先生の人脈と人徳の賜物と思いました。

亀山先生には、今後も変わらずに、調査士会に気軽に遊びに来て戴き、後輩達に叱咤激励をお願いしたいと願っています。

私はこの祝賀会の発起人代表でしたので、これらの大先輩達の前で、大変僭越ですが最初の挨拶をさせていただきました。しかし、相変わらずこのような公式の挨拶は慣れないものです。

2次会も3次会も大盛況で、私も先ほど帰宅しました。今日は13時に開会したのですが、何時に飲み始めても帰りは同じになるのは、何故なんでしょう。