2019年9月16日月曜日

モレスキンダイアリーをノンブル付きノートとして使う

ページ番号(ノンブル)付きノートはとても使いやすいノートです。
近年のバレットジャーナルの流行などにより、特に脚光を浴びています。

私は、昔からデータベースとしてノートを利用するときには、常に目次とページ番号を必要としていました。
しかし、各ページ番号の印刷が異なる用紙を綴じるので、同じ罫線を印刷した用紙を綴じる一般のノートよりはどうしてもコストが上がります。
ですからページ番号付きは、ロイヒトトゥルム(ドイツのノートの名前ね)を代表とする高級ノートにのみ実現されている機能です。
私も何冊かロイヒトトゥルムを永久保存版のデータベースに使っています。
しかし、大量に消費するジャンルのノートは、コクヨのキャンパスノートなど比較的安価なノートを買って、使用前にページ番号と目次欄を書いたりしていました。

高級ノートといえば、そのブームを作ったモレスキンですが、今はライバルが多くなりました。
モレスキンは相変わらずインクの裏抜けする紙を使っていて、ライバル達の紙質の方がはるかに良いのですが、今でも風格のあるノートであり、ブランドとして確立しています。
私も結構買いました。

ただ最近のプロフェッショナル・ノートブック・シリーズなど一部を除いて、基本的にモレスキンはページ番号の印刷がありません。データベースとしてノートを使うときにはそこが問題だと思っていました。

さて、モレスキンにはダイアリーも存在します。
薄めのウィークリーだけでなく、1日1ページのものもあります。
私は、この1日1ページのものが分厚くて結構存在感があるところが好きで、手帳のメインに使っていた時期もありました。


これはモレスキンの限定版デニム仕様ダイアリー
来年のダイアリーももう既に発売されています。
一方、夏過ぎから今年のダイアリーが安値で売り出されはじめます。
何しろ残り3分の1近くですから投げ売りになります。

ラージもポケットも同じ980円でした
たとえばこの写真のようにモレスキンの1日1ページのダイアリーですが、定価4104円のものが980円で売っていました。7月末に見つけましたので、当然数冊買いました。
「鈴木は手帳を3冊並行して使っているはずなのに、今更また増やすのか」という疑問もあるでしょう。

私は、ダイアリーのフォーマットを無視して使います。
ダイアリーとして使わずに「ページ番号(ノンブル)付きノート」として考えれば良いのです。
つまり、ダイアリーだから各ページには365日のそれぞれ日付が入っています。これをページ番号(ノンブル)と考えます。月間予定表(カレンダータイプ)の部分を目次と考えれば良いのです。


1日1ページをノートとして利用する



月間予定表を目次として利用する


こんな感じです。
365ページの書き込むページ数とその目次付きのモレスキンが980円で買えるなら、とても安いと思います。ついでに年間カレンダーもなども付いていますし。
まあ、これ以上待てば、もっと安くなるのか、それとも廃棄されるのか。
ここは買い時だと思いました。

一般的なノートなら紙質が良く、定価でももっと安いものがあります。
ですから、モレスキン好き、もしくはモレスキンは高いので買えないと思っていた方にお勧めです。