2023年12月27日水曜日

2月鈴木修塾(事務所開業・経営・運営)受講者正式募集開始

先日の大阪ガイダンスに参加された方の内訳を見ると、土地家屋調査士試験を受験中という人が過半数でした。

そこで、受験中という皆さんに「合格後すぐに何をするのか」という問いかけをしました。すると、「合格してから考えます」という人がとても多かったのです。ほとんどの人が「それが順番だ」と思っているようでしたので、私は「だから1年で合格しないのだ」と言いました。

合格したらどんな世界が自分を待っているのかを知ること。その世界に行きたいのなら、合格後、自分は何をして、どう動くべきなのか。そして、そのためのパスポ-トである資格を得るためには、合格に向けて自分の抱える現実の条件の中でどのような受験勉強計画を立てていけばいいのか。そこまでを長期スパンで考えているでしょうか。そういう具体的なイメ-ジを、自分自身の中に落とし込めていないために、合格に時間がかかってしまうのです。そして、めでたく合格はしたものの、次の行動を起こすことができず、資格を持ったまま立ち止まって悩み、動けなくなってしまう人がとても多いのです。

鈴木修塾(事務所開業・経営・運営)では、現在受験勉強中の方、既に合格して独立を模索している方、あるいは開業はしたけれど経営に悩んでいる方など、どなたでも歓迎しています。それぞれが抱える問題に対し、ここから具体的に何をすれば良いのかを、個々にカスタマイズしてアドバイスをしていきます。

たとえば現在受験勉強中の方であれば、その人が目指している合格後の姿はどういうものかを改めて見直し、それにより近づくためには今をどう考え、何をすべきかという逆算的な視点を持つことが大切になります。それを2泊3日の合宿の中で、十分に時間を取って話し合いながらみつけるのです。それらが具体的になっていけば、翌年の合格は十分に視野に入ってくるはずです。

さて、令和6年度の鈴木修塾の「事務所開業・経営・運営」を2月2日に開催します。ここまで2月開催予定として仮登録を受け付けてきましたが、本日から正式に募集を開始いたします。

現在、皆さんの理解が一番不足している分野がこの「事務所開業・経営・運営」だと思っています。仕事ができても経営や営業の方法が誤っていれば事務所はつぶれます。

この分野は補助者として何年勤めても事務所からは教えてもらえない部分なので、どの人も自分の勤めた事務所のやり方だけを端から見ることで理解できているような思い込みが強くなってしまい、誤解したままの部分がかなり多いように見受けられます。これはとても危ないことだと思います。少なくとも昭和時代の事務所経営ノウハウと令和時代の経営ノウハウは、明らかに異なります。

まずは「経営や営業、業務処理の核」の部分を具体的に伝えたいと思います。その流れの中でさらに現実的な報酬計算や見積方法、受託方法なども教えていきます。また、業務の進め方のコツと時間の使い方のコツも教えます。これらの知識は、現在受験勉強中の方にとっても、土地家屋調査士という仕事の基盤を知る上で将来必ず必要になってくる知識と言えるものです。

また、ご相談いただいた方々の中には「定年後の試験合格なので、リスクの少ない開業をしたい」というニ-ズもあります。こういうご相談にも、その人が抱える問題に沿った業務と経営を目指していけるよう、できるだけ細やかに対応していきます。

資格取得を目指している方、資格を生かしてこれから事務所を開業する方などへの具体的な方法から、ベテランの土地家屋調査士の方の事務所経営の見直しまで、広くお役に立てると思います。

加えてお伝えしたいこととして、ある受講希望の方から「土地や建物を終了してから、仕上げとして開業・経営・運営を履修しようと思っていた」というお話をいただきました。

確かに皆さんそれぞれのご都合に合わせてどの順番でも良いのですが、3部門全部を受講しようとお考えなのであれば、講師側としては、受講生の各人に「まず開業・経営・運営でご自身の方向性を確認してほしい」と思っています。その上で「建物で差別化を図るか、土地を深めたいか」などのビジョンを持って土地や建物の塾に参加いただく方が、受講効果向上と共に、結果的にそれぞれの方の土地家屋調査士としてのより明確なモチベーションアップにつながると考えて講義内容を構成しています。

もちろん3部門の中で、ご自身が必要と思われる分野のみの受講でもいっこうに差し支えありません。

2月の鈴木修塾の正式な募集は、以下のとおりです。


《土地家屋調査士鈴木修塾(事務所開業・経営・運営)》

①日程 令和6年2月2日(金)13時30分~2月4日(日)13時00分

※北海道から九州と全国からのご参加がありますが、当日移動されている方が多いようです。

②場所 講 義 エスポ-ルみやぎ(仙台市宮城野区)

③受講料 115,000円(税込)宿泊や飲食は別途

※合宿所は格安 素泊 3,800円(税込)

※参加者全員で作るLlNEグル-プによる事前研修と、研修終了後の個人業務の相談や質問にも対応しています。

④参加登録の方法

受講ご希望の方は、以下にメ-ルでお願いします。

鈴木修 宛  mucha@rr.iij4u.or.jp

※件名は「鈴木修塾2月(事務所開業・経営・運営)受講申込み」など、内容がわかる書き方でお願いします。


なお、以下の仮登録も受け付けております。

鈴木修塾(土地業務)令和6年4月18日(木)~4月21日(日)

鈴木修塾(建物業務)令和6年6月13日(木)~6月16日(日)

※どちらも2か月前からLlNEによるグル-プ研修が始まるので、2か月前に募集受付を締め切ります。


お問い合わせなども遠慮なくメ-ルでお問い合わせください。

形式や内容については、過去ブログをご覧ください。

皆さん全員を全力で応援いたします。




2023年12月24日日曜日

あと5年間役所に勤めてから独立します

 公務員の方からの「独立したい」という相談が来ます。

隣の芝生は青いということでしょうか。理由は様々あるのでしょうが、最近とみに多いです。

今日も一人、現職公務員の方が、個人的なガイダンスのために仙台にいらっしゃいました。

資格試験には合格したけれど、その後の開業については具体的なプランが立てられないようです。

「現在担当している仕事の関係で、今すぐに退職することはできない」ということをおっしゃっていました。

話を伺うと、最低2年もしくは5年役所に所属していなければならないようです。

すぐに辞められないと考えるのは責任感の表れでしょう。それは立派だと思います。

ただし残念なのは、本日相談にいらした方も、そして今まで過去に相談にいらした方にも共通しているのが、「具体的に動き出すのは退職後から」という感覚でお話しされていることです。

それではダメなのです。

たとえば「5年後に開業のために動き出す」と考えて、今から5年間何もしなければ、今持ち得ている試験合格レベルの知識すら蒸発してしまいます。

5年後に退職するにしても、実力はもっと前倒しでつけなければなりません。

今日から早急に勉強を始めるべきです。

今日の相談者も、実力をつける勉強については、「どこかで補助者をしながら教えてもらう」という計画のようです。それは間違いではありません。

でも補助者に行く前にも自分でやれる勉強は無限にあると思います。

たとえば2年で実力をつけておけば、安心して5年後を迎えることができるでしょう。

また、今の仕事とてこれから何があるかわかりません。いつでも独立できる実力を持っていたら、場合によっては2年後にも安心して退職することも選択できるでしょう。

これで、人生の選択肢が広がるのです。

独立するのなら、これからの人生は自分でプロデュースしなければなりません。

だから、このような発想がなければ、今後独立できたとしても苦労しますよ。

もう一度、具体的な計画を立ててみてください。

それもできるだけ前倒しの計画です。

応援します。






2023年12月18日月曜日

行政書士を兼業で登録した場合相乗効果はありそうか 大阪ガイダンスの質問から

12月に入り、さすがに忙しく、ブログの更新間隔が空いてしまいました。 

17日に大阪で開催したガイダンスに関しても書きたいことは多数ありますし、なおかつ来年の塾の案内もしたいし‥、そして、一番書きたい大好きな文具の紹介がここのところ全くできていませんので、あれやこれやとかなりたまっています。

文具に関しては、正月になれば少し書くことができるかもしれませんが、まずは先日のガイダンスの整理から書いてみます。

ガイダンス終了後、礼状が多数届いています。

方向性に迷っていた人から「明日から何をすべきか確信を持って動くことができる」とのお話をいただき、ガイダンスを開催して良かったと思っています。

今回のガイダンスは北は旭川から、南は佐賀まで、遠くから多くの方が参加されましたが、私の講義内容だけでなく、懇親会も含めて、同じところを目指す仲間が何を悩んで何を迷っているのかに直に触れられたことが大きかったと思います。

やはり、何事も行動することで得られるものは大きいと思います。


少しコメントを整理しましょう。

「行政書士を兼業で登録した場合、相乗効果はありそうか」

今回は3人の受講者から、行政書士業務との相乗効果について質問がありました。

典型的な業務は農地転用手続きとか、開発許可申請手続きとか、関連文書作成など考えられます。私も行政書士としてこれらの業務を行っていますから相乗効果は少しあると思います。ただし、その人の地域性や、得意分野にもよるのでしょう。

またせっかく行政書士をやるのなら、土地家屋調査士に関連しない業務も狙った方が面白いと思います。


ガイダンスとその後の懇親会における私の答え方としては、既に行政書士資格を取得している方と、これから試験勉強をするという方に分けました。

「すでに取得している方」には、自分の業務を考えて会費に見合う業務受託の目処があればやっても良いと伝えました。その目処がなければ、まず土地家屋調査士業をはじめて、その後必要が出始めたときに行政書士を登録すれば良いでしょうと伝えました。

一方、「これから受験勉強をするという(取得されるか迷っている)方」には、お勧めしませんでした。

ここが一番大事です。

実際のところ、収入だけなら土地家屋調査士だけで十分見込めると思います。

行政書士試験に時間とエネルギーを割くよりも、今やるべきは土地家屋調査士で生活できるまでの能力アップへの集中だと思います。

土地家屋調査士試験合格だけの状態では、専門家の能力としてあまりにも不足しています。これはこのブログでもガイダンスでも何度も言ってきたことです。

開業して仕事が来ないのは、営業力ではないのです。専門家としての能力が無いからです。

だから、土地家屋調査士で一人前にも成れない人が、行政書士だけでなく、司法書士でも税理士でも、何の資格を取得しても、結局専門家としては使えない資格が増えるだけです。

その人は、優先順位として、まずは土地家屋調査士で一人前になること、できれば一流になることです。それをクリアできれば、収入だけなら他の資格は不要になります。

その上で行政書士をやりたい場合は、その時点で登録した方が良いと思いますし、また、行政書士資格の必要性を感じた時点で、そこから試験に挑んでもけっして遅くはないと思います。

また、何かの資格で一人前になっていれば、保有している他の資格についても営業無しで業務受託できるようになると思います。

行政書士がらみの戦略を深掘りしたい方は、鈴木修塾「事務所経営・運営」でご相談ください。合宿の時間の中で、個人的な背景や土地家屋調査士事務所のこと、また得意分野などを伺いながらアドバイスができると思います。

皆さんを応援します。




2023年12月8日金曜日

私が直接面談による指導にこだわっている意味

 「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンスin大阪」も今週末になりました。

今回も旭川から佐賀までと、本当に全国各地の方々から受講希望をいただきました。

そして、受講者の皆さんから、事前にたくさんの深い質問が届いています。

それらの深い質問を受け止める側の私としては、それだけ受講者の皆さんとご家族の人生がかかっているのだということをしっかり認識しています。

皆さんの人生がかかっているのですから、質問の内容がとても深いのは当然だと思いますし、私もガイダンスや鈴木修塾に対して常に相当の責任と覚悟を持って取り組んでいます。


何度も書いているように、同じ質問でも、その人によって答えは違ってきます。

全員が、年齢も、性格も、人生観も、背負っている家族も、これまでのキャリアも、地域も、すべてが違うからです。

それに対して、通り一遍にSNSや動画配信などで答えることは、とても難しいのです。

たとえば、「現在の職業をいつ辞めて独立するか」、「合格後法人に行くか、個人事務所に行くか」など、その人によって答え方が変わります。

当然、私の土地家屋調査士としての哲学はありますが、それを一方的に押しつけることは控えています。

「開催地が遠いので、ガイダンスや鈴木修塾をzoomやyoutubeなどで発信してください」という要望も定期的にいただきます。

動画配信でも確かにそれらしいことを伝えることはできると思いますが、皆さんが私に求めていることは、それではないはずです。
本当に質問者に沿った答えにしようと思うと、一方通行のメディアではとても難しいのです。

やはり、実際に本人と会って、少し会話をして、はじめてヒントが出せるのです。

もっと突っ込んで話ができれば、もっとフィットした提案ができると思います。

いつも、ガイダンスの後に希望者と懇親会を開催することが多いのですが、これもできるだけ長くお話を聴いて、アドバイスしたいという気持ちからなのです。

私が、ガイダンスの集合形式や、鈴木修塾の合宿形式(3泊4日及び各日夜中まで)にこだわっている意味です。

ご理解ください。

皆さんを全力で応援いたします。




2023年11月24日金曜日

土地家屋調査士として勉強すべき本を推薦してください 大阪ガイダンスの事前質問

 今回のガイダンスの事前質問の中に「土地家屋調査士として勉強すべき本」の相談がありました。

それに答えるために「今は何を読んでいるのですか?」と返信したら、その答えが曖昧でした。

おそらくまだ何も読んでいないのかもしれません。

何か1冊でも読めば、その中でひっかかる項目が絶対に何カ所かでてきます。

その部分に関する本が、次に読みたい本になるはずです。

だから、気になる分野の本を何でも良いから読み始めるべきです。

その気になる分野が、相談者の潜在的な今のニーズに合っている分野のはずです。

ある程度のところまでレベルが上がったら、各々の専門に特化したような本に集中しても良いですが、新人の皆さんはまだまだオールラウンドの知識が必要です。

良書や推薦図書はなんだろうと迷うばかりで、結局何も読まずに時間を無為に過ごすよりも、気になる本が目にとまったら、まずはその本を手に取り読み始めていくことが肝心です。

ちなみに私にとっての良書が、そのまま相談者の皆さんの良書になるとは限りません。

それは、今まで読んできた本や知識などのバックグラウンドが違うからです。


この質問は、今回のガイダンスだけでなく、普段からもいろいろな場面で問われる問題の一つですので、これからも何度でも説明します。

以下は9年前に書いたブログです。ぜひ読んでみてください。

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 土地家屋調査士試験合格者が読むべき書籍について (fermatadiary.blogspot.com)


このブログで書いているように、新人としてなんらかの目安が欲しいなら、これから5年間は仕事に関する本に毎月1万円ほど予算を組んで購入し、それをしっかり読んでください。5年間でそれなりの本は揃うでしょう。もちろん、私は今でも毎月もっと本を買って読み続けていますよ。

書籍は、自分が専門家になるための仕入れと考えたら、とても安い投資です。

何らかの本を読んだ上で「この分野をもっと掘り下げたいので、何か参考になる本は知っていますか?」という質問ならば、その人の疑問に沿った適切なアドバイスをお渡しすることができると思います。

応援しています。






2023年11月19日日曜日

都会での開業のほうが優位なのでしょうか 大阪ガイダンスの事前質問

12月の大阪ガイダンスに参加されるTさんからの事前質問です。

 「事務所を開設するにあたり、都会での開業のほうが優位なのでしょうか。私は、○○県出身、現在大阪在住です。○○県に帰るとなると、実家が使える等メリットがありますが、仕事があるのか、報酬が少ないのではないか、と思っています。現在は、大阪で実務経験を積み、将来的には大阪で開業をしたいと考えています。」

「土地家屋調査士としてどこで開業するか」という判断は、一番最初の関門でしょう。

私の回答は、「単純に有利不利だけではなく、その人の家族やライフスタイル、大きく言えば本人の人生観によって選んだ方が良い」といつもお伝えしています。

以下を説明するにあたり、表現が不適切なのかもしれませんが単純化するために、「都会」と「田舎」という表現で説明させてください。

「開業地を都会にするか田舎にするか」という論点ですが、まずはそれぞれの土地で求められる仕事の内容が異なると思います。

都会はより高い専門性を求められがちです。逆に田舎はより広い知識が必要です。
都会はたしかに仕事が多いかもしれませんが、同業者も多いのです。その中でお客さまがTさんを選ぶとすれば、Tさんには何が必要でしょうか。ダンピング競争は無理です。よほどの資本が無いと安売り競争はできません。
だからTさんに何らかの特徴(専門性など)が必要になります。何も無ければただ待っていても仕事は来ないでしょう。もちろん「誰よりも広い知識」もひとつの尖った専門性です。

田舎は仕事が少ないのですが、その分同業者も少ないです。
業務内容は、専門性を磨くのは当たり前ですが、むしろ土地家屋調査士分野に限らず様々な個人的な相談も受けてはじめて仕事になることが多いでしょう。

たとえば、心臓外科手術において日本一の医者が田舎にいても、多くのニーズはないはずです。尖った専門性を持った医者はやはり都会で勝負すべきでしょう。
その反面、田舎なら「難しい手術は大病院に廻しても、広範な分野でしっかりとした見立てができる」良い町医者が求められます。

また、都会なら「実力の世界」ですから、努力してトップレベルの実力を保つつもりがあるのなら、年齢が若くても仕事は見込めるでしょうし、逆に実力を付けなければ何年やっていても仕事は来ないでしょう。
田舎なら土地家屋調査士の人数が少ないという現実的な面から「ある意味順番を待っていれば、いずれ仕事が来るようになる」というニュアンスは都会より残っていると思います。

まずはご自分の性格と、ここからの将来に求めるライフスタイルを再確認した上で選ぶ。それなら、どちらも正解だと思います。

ガイダンスでもう少しお話を伺って絞っていきましょう。
応援します。







2023年11月13日月曜日

夫婦で事務所をやりたい 大阪ガイダンスの事前質問

大阪のガイダンスを受講されるTさんからの事前質問です。


「私、土地家屋調査士試験の勉強中の全く畑違いのサラリーマンです。妻は宅建士を持っていて、注文住宅会社のパートをしています。妻は行政書士の勉強中です。合格後、妻と二人で事務所を構えて開業を目指しております。」


Tさんは、その奥様と一緒にガイダンスの受講申込みをされています。

いつも書いていますが、サラリーマンから独立開業という選択は、収入も時間も含めて家族の生活全体に大きく影響が出ます。ですから、ご夫婦で私の話を聞いて、その上でしっかりとお二人で議論して将来を決めることはとても良いことだと思っています。

実は「妻と一緒に事務所をやっていきたい」「妻を補助者にしたい」「別の資格を持った妻と合同事務所をやりたい」等々、これに類似する質問は毎年多く、今回もこのほかにもSさんとMさんからも同様の質問を受けています。

また、これは鈴木修塾の開業・経営編でもガイダンスでも必ず出る話題です。

これらの質問に対しては、お二人のご事情や考え方をしっかり伺わないと適切なアドバイスができないと考えております。
塾ではしっかりと時間を取って分析していますが、時間の無いガイダンスでも、皆さんとご家族の今後の人生がかかっている質問ですから、通り一遍の答えにはしないようにしています。

ですから、TさんとSさんとMさんには全員同じ答えになるとは限りません。


ただし、今日は考えるヒントとして、一般論だけは書いてみましょう。

「開業したばかりで資金的に誰かを雇う余力が無いので、家族を使いたい」ということが奥様と一緒に事務所をやる一番の理由なら、「やめた方が良い」と答えると思います。

確かに開業してすぐは仕事も少なく、収入は厳しいことが想定できます。そのときに補助者が奥様なら、たいして給料を払わなくても問題ないだろうという考えなのでしょう。

しかし、その状況では二人で収入がないのです。奥様が、同じ時間を外で働いていたら、必ず収入があります。むしろその方がリスクは少ないはずです。

では、「妻が行政書士や司法書士などの別の資格者なら良いか」という問題はどうでしょうか。それは、奥様のその業務の稼働状況によるのではないでしょうか。

十分な仕事量が無ければ、やはり事務所以外からの収入もしばらくは有った方が良いと思います。公務員でもないので、兼業はできるのですから。

現在、Tさんの奥様は、パートとはいえ宅建士の資格を持って仕事をしているのですから、簡単に解雇も無いでしょうし、どうしても我慢できない嫌な職場でなければ、もう少し頑張ってもらった方が良いかも知れません。


また、別の論点をお話ししましょう。

奥様が事務所にいるということは、職場でも家庭でも一緒ということです。

どんな仕事でも嫌なこともあります。「妻と一緒なら我慢できる」という微笑ましいメンタルの持ち主ならそれも理由として有りでしょう。ただし、日中仕事で嫌なことがあったときに、家に帰ってからも奥様と同じ話題で落ち込んでいるかも知れません。リフレッシュする時間が無くなるかも知れません。

この問題も人によっては大きな意味を持つかも知れません。


これらの質問に具体的に答えるときは、あくまでもお二人の事情やお話を伺った上で答えたいと思います。

TさんとSさんとMさんは、ガイダンスの当日、参加される他の方々の中ではお話しできないような事情があるのなら、再度事前に詳しいメールを送ってください。当然ですが、内容は秘密にします。その上で個々にアドバイスしたいと思います。

とにかくご夫婦でしっかりと話し合いをして、家族の未来のために共通の理解のもと、土地家屋調査士に向かってほしいと願っています。


皆さんと皆さんの家族を応援しています。










2023年11月8日水曜日

公務員をいつ辞めるか 大阪ガイダンスの事前質問

大阪のガイダンスを受講されるNさんからいただいた事前質問です。

「現在40代半ばの公務員です。あと数年勤めれば、退職勧奨として結構な金額のインセンティブが付きます。 それまで現職のままで、できる限り調査士の為の自己研鑽を続けるか、比較的若い今のうちに退職するか迷い、現在は前者の方に傾いています。 先生はいかがお考えになりますでしょうか? 」


各地で開催している私のガイダンスや仙台で開講している鈴木修塾は、実は公務員の方が多く受講されています。

世間では「安定した仕事」として最高の選択肢だと思われているのが公務員でしょう。それなのに、その安定した公務員を早期退職して「個人業をやりたい」と、そういう意思を持って私のガイダンスや塾を受講する方がたくさんいるのです。

それは、仕事というのは「安定」や「定収」「定期昇給」だけではないという価値観もあるということでしょう。


土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 土地家屋調査士開業は、生き方の問題でもあります (fermatadiary.blogspot.com)


私達のような専門家の仕事は実力の世界です。

年功序列ではありません。

「安定」はしません。「定収」もありません。「定期昇給」もありません。

実力の無い人は、何年経っても他の業界の下請け的な仕事をしています。

逆に本気で努力をする人は、早めに頭角を現すことができています。

若いからと言って馬鹿にされることもなく、老齢になったと言って肩たたきされることもありません。

資格試験を受ける方は少なくても自分に自信がある方でしょう。

それなら、このような世界は好きだと思うのです。

とてつもなくやり甲斐があるはずです。


Nさんの場合、数年で得られるインセンティブというのは、とても魅力的な話だと思います。

「『比較的若い今のうちに退職』して土地家屋調査士の道をまっしぐらに努力するのならその程度の額はいつでも稼げる」と威勢の良いことを言う人もあるでしょう。

それも誤りではありません。私もそう言いたいという思いもあります。

ただしNさんの性格や能力や背負っている人生が分かりません。だから軽々とそんなことは言えません。


『現職のままで、できる限り調査士の為の自己研鑽を続け』ながらその日を待つことは良い選択だと思います。

ただ、ここで考えなければならないポイントは、Nさんのおっしゃる『できる限り調査士の為の自己研鑽』というのは「はたして具体的に何をするのでしょうか?そこが決まっていますか?」という点です。
公務員でいながらの自己研鑽は結構工夫が必要だと思います。それが見えていなければ、この選択は意味が変わってきます。

独立開業を急ぐのか、それとも時機を待つのかについては、土地家屋調査士という職業や立場をNさんの人生のどんな位置に置いているのかによると思います。

そこに迷いがなければどちらを選んでも大丈夫でしょう。


そして、そのどちらを選ぶにしても、将来土地家屋調査士になりたいのなら、今すぐに努力を始めなければなりません。

ではNさんの場合の努力とは何をすれば良いのか、ガイダンスでNさんのことをもう少し伺ってからお答えしたいと思います。その後、方向性を定めて、もっと具体的に進めたくなったなら、2泊3日の合宿による塾で仲間と共に学ぶという道もあります。

まずは私の話を、大阪で聴いてください。 

Nさん、応援しています。






2023年11月5日日曜日

2024年の「土地家屋調査士鈴木修塾」の開催予定日について(追記あり)

 「土地家屋調査士鈴木修塾」の来年の開催日程の問合せをいただき始めています。

10月の試験に一定の手応えを持った方々が、次を見据えて動き始めているようです。

本来、土地家屋調査士を目指すのなら、補助者で修行するのが一般的なルートですが、以下のような理由により、鈴木修塾で受講したいということもあるようです。

  • 近くに補助者として雇ってくれる事務所がない。
  • 司法書士や会社の役員など別の事業をしているので、それらの仕事と並行して補助者勤めをすることは現実的ではない。
  • 補助者勤め中であるが、今の事務所では自分の望むレベルの勉強ができない。
  • 補助者勤め中であるが、事務所の業務が偏っているので、総合的な実力が付かない。
  • 補助者勤め中であるが、このペースなら独立まであと何年かかるのだろうかという不安がある。
  • 補助者として業務経験はできているが、理論の裏付けがなく不安だ。
  • 年齢や家庭環境等の問題があり、何年もかけて補助者として勉強する時間がない。

また「長年がむしゃらに土地家屋調査士をしてきたが、この時点で一旦業務や事務所経営を見直したい」というベテランの先生の受講も多いです。

もちろん、どなたでも歓迎します。


確かに、全国から休みを取って仙台まで受講に来る方たちにとっては、早く決まっていないと予定が立てられないという問題もあるでしょう。

当方も現役の土地家屋調査士ですので日程調整も難しく、また参加人数が決まっていない中で会場や実習現場などを押さえなければならないという難しさがあったので、今まではお声がかかる様子を見ながらの日程設定でした。
それでも、皆さんには早めに日程の報告をしたいと思っておりました。

そこで来年の「土地家屋調査士鈴木修塾」の日程を以下のとおり、報告させていただきます。各講座内容等の詳細は今年のブログを参照ください。

そして、できたら仮登録で良いので参加表明のご連絡をいただきたいと思います。

ある程度人数が把握できれば、会議室や実習現場や例の格安の宿なども準備し易いし、事前のアンケートで皆さんの状況を把握して、そのニーズに合わせて教材を作る余裕ができます。

また参加ご希望者数によっては、中止や日程変更も有り得ます。これらの点のご理解の上、仮登録をよろしくお願い致します。

土地家屋調査士鈴木修塾開催予定

①「事務所開業・経営・運営」 令和6年2月2日(金) 〜 2月4日(日)

②「土地業務」        令和6年4月18日(木) ~ 4月21日(日)

③「建物業務」        令和6年6月13日(木) ~ 6月16日(日)

*場 所:エスポールみやぎ (仙台市宮城野区)

*LINEによる事前研修と、研修後の個人業務の相談や質問にも対応しています。


参加仮登録の方法

*ご希望の方は以下のとおりメールをお願いいたします。 

   鈴木修宛  mucha@rr.iij4u.or.jp

件名は「鈴木修塾2月「事務所開業・経営・運営」受講仮登録申し込み」など内容がわかる書き方でお願いします。

*お問合せや日程の相談などもご遠慮なくメールでお願いします。

*形式や内容は過去ブログをご覧ください。


11月6日追記)

昨晩アップしたところ、早速受講仮登録のメールをいただきました。企画した立場として待っていてくださったことはとても嬉しいです。

その方からの開始時刻と終了時刻についての質問がありました。

確かに当日移動できるかどうかは、とても重要な情報ですね。
詳細については後日報告しますが、まずはこれだけお答えします。

全講義とも、以下のとおりです。

初日は13:30から開始

最終日は13:00に終了(希望者は夕方まで個別相談あり)

北海道から九州まで全国からご参加いただいていますが、たいていの方は当日移動されているようです。







2023年10月29日日曜日

ガイダンスは合格前の方も興味を持っただけの方も歓迎します

先日お知らせしたように12月10日の「土地家屋調査士事務所開業経営ガイダンスin大阪」の募集が始まりました。

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 12月10日「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 大阪」開催 (fermatadiary.blogspot.com)

すでに定員の4割程度の方から参加希望の連絡があり、中には中国地方や九州地方からの参加者も含まれています。

皆参加申し込みのメールには、真摯な質問や具体的な悩みがたくさん書かれています。

どの方からも家族の人生もかけて受講しようという意気込みが感じられます。私も相当の覚悟をして伺うつもりです。


さて、その受講希望のメールの中に「資格試験勉強中で合格前の私には、ガイダンスはまだ早いかもしれませんが」と書いてきた方が複数いました。

この件についてご本人にも直接お答えしましたが、ここでも私の考えを書きます。


「土地家屋調査士とは具体的にどんな仕事を依頼されるのか。」

「土地家屋調査士とは収入が安定する仕事なのか。」

「土地家屋調査士になるには合格後何をすれば良いのか。」

つまり「合格後に人生がどうかわるのか」

資格取得後のその先を何も考えないでただ勉強を始めるから、切迫感もないままの結果として合格が遠くなるのです。

「いずれ定年を迎えるときに何らかの役に立つかもしれないから」という程度のモチベーションでは、なかなか合格できません。

土地家屋調査士としての将来を、合格後に考えはじめるのではありません。むしろ逆です。

合格の先の具体的なビジョンがあるから、早くそこに行こうと勉強に身が入り、合格に近づくのです。


その昔、10年間受験し続けても合格しないという人に、私は3時間ほどお話をしました。

その人は翌年に合格しました。

受験テクニックも少しお伝えしましたが、一番はその方が強いモチベーションを持ったためだと思います。


土地家屋調査士の勉強中の方でも是非ご参加ください。

また土地家屋調査士に興味を持っただけの方でも結構です。

具体的な未来が見えない中での受験勉強に、あなたの貴重な人生の時間とお金を費やすのはもったいないですから。


応援しています。



2023年10月22日日曜日

12月10日「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 大阪」開催

 土地家屋調査士試験を受験された方、お疲れ様でした。

今年の試験は難しかったようですが、大丈夫です。土地家屋調査士試験は相対評価ですので、一定の割合の受験生は必ず合格します。

単なる暗記の勉強ではなく、基本的なことを理解することを意識して勉強すれば、試験の設問も整理できると思います。

それにしても、筆記試験の発表が来年ですから、とにかく待っている時間も長いですね。皆さんの努力が報われることを心から祈ります。


さて、私は長年、土地家屋調査士試験合格者の皆さんから相談を受けてきました。

一番の問題は、合格してからどうしようか迷っている方からの相談がとても多いということです。

土地家屋調査士試験は土地家屋調査士になるための試験です。この点について、資格の勉強している間に疑問は持たなかったのでしょうか。

人生の転機になるので、生活のかかっている皆さんの気持ちはわかります。

とにかく言えることは、「土地家屋調査士として正しい方向に努力する気があるのなら、控えめに言っても、生活に困らない収入は確保できます」ということです。もちろん、正しい方向への努力であるかどうかは若干指導が必要と思いますが、不安にならなくても良いです。


この話に不安を感じる人がいるとすれば、その不安は何の情報から来るものでしょうか。その情報は、正しい方向に土地家屋調査士として努力している方からの情報でしょうか。

もちろん、この資格業がすべての方に向いているとは思いません。

私の考え方は以下のブログ記事をご覧ください。

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 土地家屋調査士開業は、生き方の問題でもあります (fermatadiary.blogspot.com)


問題は努力をするつもりはあっても、どちらの方向にどれだけの努力をするかの目安が分からないということではないでしょうか。それを伝えようと思い、長年ガイダンスを開催してきました。

また、合格したら次は独立開業を目指す段階に向かうことになりますが、その開業や経営のコツもガイダンスで伝えてきました。


さて、次のガイダンスですが、12月10日(日)に大阪で開催すると予告はしておりましたが、詳細が決まりましたのでお知らせいたします。

研修会場は、LEC様のご厚意により、LEC大阪梅田駅前本校の教室をお借りできることになりました。

受講の申し込みについては、以下のとおりとさせてください。


「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 大阪」

日時:令和5年12月10日(日)

        講義・研修 13時30分から16時30分

        (いつものとおり、すべての質問に答えます。時間が無い場合は場所を移してでも対応します。)

場所:    LEC大阪梅田駅前本校  https://www.lec-jp.com/school/umedaekimae/

会費:    3,000円/人

(事前振込をお願いします。詳細は受講申込みに返信でお知らせします)

定員:    40名(生講義のみ)

受講対象者:

     土地家屋調査士資格に興味のある方、土地家屋調査士受験勉強中の方、土地家屋調査士試験合格者、現役土地家屋調査士、土地家屋調査士の話を聴きたいすべての方。

たとえば

    ・土地家屋調査士の先行きは大丈夫かなと心配している方 

    ・土地家屋調査士に自分の人生を賭けても良いのか迷っている方

    ・土地家屋調査士試験合格した(見込み)けれど、開業する勇気がない方

    ・事務所や設備など、開業資金の計画が立たない方

    ・補助者など修行の場所を迷っている方

    ・土地家屋調査士になったけれど仕事がなくてこの先どうすれば良いか悩んでいる方 

    ・法人に就職して、本当は独立するはずだったんだけどなぁと後悔している方 

    ・久しぶりに鈴木の話を聞きたいなと思った方 

その他:

    *受講者の人生だけではなくその方のご家族の人生がかかっているので、ご一緒に聴いて戴くためにご家族同伴でも結構です。  

受講申込み方法 

 以下のメールアドレスに【ガイダンス12月受講申込み】の件名を書いていただき、以下の内容を書いて申し込みください。

    受講申し込み先: mucha@rr.iij4u.or.jp 鈴木 修 宛

    ・氏名 フルネームでお願いいたします(必須)

    ・住所 都道府県名だけでも結構です(必須)

    ・メールアドレス 返信して良いメールアドレス(必須)

    ・現在の状況 以下のどれかを選んでください

        土地家屋調査士に興味を持った

        土地家屋調査士試験を勉強中

        合格したが開業していない

        合格後法人若しくは補助者で修行中

        土地家屋調査士開業中

        その他

質問等

    土地家屋調査士に関して感じている疑問や不安をお書きください(任意)。

    できる限り、個別に答えたいと思います。

 また、12月まで待てない緊急なご事情があれば、それも記載してください。

 受講者全員を応援します。





2023年10月10日火曜日

負け癖は付けない 土地家屋調査士試験を受ける方に

今週末10月15日が、年に一度の土地家屋調査士試験日ですね。

皆さん、人生を賭けて受験していますので、今日現在の気持ちがどれだけのものか、私には良く分かります。


試験は勝ち負けのある勝負事です。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

負けないところまでは実力を付けておいて、試験においては時間いっぱいかけて焦らずに勝ちを拾いに行くことが大事です。

これは4年前にも書いた内容ですが、再度お伝えいたします。

合格に自信の無い受験者や、複数年計画の1年目の方達にお伝えしたいのです。


自信のないまま受験すると、試験後あまりモチベーションも上がらず、自己採点で不合格と本人がわかっているのに1月の発表までは勉強が手につかず、結局年内は遊んでしまいます。

そして、その結果が本人が予期したとおり不合格だったとしても、発表後はさすがにショックでしばらく落ち込んでしまいます。そこから、立ち直って来年の試験に向かうのは、4月頃でしょうか。

それを毎年繰り返している人が多いように見受けられます。

そして「負けても仕方ない」という負け癖が付いてしまいます。


そういう自信の無い人達に、アドバイスがあります。

複数年計画の方には特にお伝えしたいのですが、今年の試験結果がはたして合格か不合格かという一点にだけ神経を傾けるのではなく、試験への立ち向かい方として、科目や書式などに分けて、一種目(科目)ずつ勝負をかけるのです。

たとえば民法だけなら合格か不合格か、不動産登記法だけなら合格か不合格か、書式だけなら合格か不合格か、などテーマを絞って勝ち負けを確認するのです。


「民法は不合格だったが、不動産登記法は合格している」という場合はそこまで落ち込みません。なぜなら不動産登記法では勝っているのですから。

一種目(科目)だけでも良いから勝ったという成功体験が重要です。

その成功体験が、次の年の勝負の自信になります。


そうなれば来年は楽です。勉強の比重を変えれば良いだけです。

「法規はほぼできた。書式に時間が足りなかった」とすれば、来年は書式のトレーニングに重点を置くことになります。


とても当たり前のことなのですが、これができない人が多いです。

毎年「勝手に落ち込んで負けのループに入り込んでいる人」がとても多いです。

試験は勝負なのです。

試験は知識の勝負だけでなく、メンタルコントロールの勝負でもあるのです。

以前ブログに書いた「晴れ男と雨男」のように、同じ状況でも考え方だけで次に進めます。


週末の試験では、自信のある人は当然に、自信の無い人も上記のように、全力で勝負をかけて欲しいと思っています。

無事に合格したのち、新たな心配や不安がつのることがあれば、私が「開業ガイダンス」や「鈴木修塾」で相談にのりますから。

頑張ってください。応援しています。


土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 晴れ男と雨男 (fermatadiary.blogspot.com)


土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 12月10日に大阪で開業・経営ガイダンスを計画中です (fermatadiary.blogspot.com)




2023年9月24日日曜日

22年前に合格してこれから開業したいIさん

Iさんからの相談です。

ご本人の了解を得て一部を使わせてもらっています。 


以下要約

「20年以上前になりますが土地家屋調査士を志しました。土地家屋調査士事務所の補助者募集に応募したこともあったのですが、当時、試験にも受かっていない状況での転職に事務所の先生に諭していただき思いとどまった経緯がございます。

その後、平成13年に土地家屋調査士試験に合格しました。

試験合格後、土地家屋調査士への道について、家族で話しもしましたが、最終的には進みませんでした。

平成17年に勤務していた会社が、子会社を設立することになり、その設立の仕事で家族移住いたしました。

田舎暮らしをしたいという思いがあり、田舎での仕事探しの武器になればという思いで資格取得を目指したことも要素としてありました。

地方転勤の話が、夢を叶えるものであると考え、在籍出向として田舎で約18年間仕事を続けてまいりました。

友人知人との交流を続け、昨年頃からこの田舎で永住したいという思いが強くなりました。

それと同時に、土地家屋調査士へもう一度挑戦をしたい思いも強く抱くことになりました。

補助者募集の少ない田舎で経験を積むのは難しく、開業して公嘱協会に入会させていただき、諸先輩先生と公的な仕事を通じて経験を積み、民間の仕事の営業を行っていく考えに至っています。」


Iさんは私のブログの読者とのことでした。

 Iさんからの上記の相談内容には、実はIさんが抱える個人的な事情等から見えてくる論点がいくつかあり、それらについては電話で直接説明をいたしました。

このブログでは、今回の相談内容に対する考え方を、ここで書くことができる範囲で、皆さんのお役にたてるようなコメントでまとめさせていただきます。


1.土地家屋調査士はどこで開業しても良いのです。そういう意味ではIさんが気に入っている今の場所で開業ができます。ただし、その場所が田舎であるので補助者募集も少ないということは、業務自体も少ないのかもしれません。そこを認識した上でのマーケティングを考えて、今の土地で生きていくためには、さらにどんな知識や技術が自分に必要かを考えてみてください。


2.たとえ直近の昨年の合格者であっても、その後の先例や通達は読んでいなければ使えません。ましてや平成13年の合格であればなおのこと、勉強を継続していなければ(途中に大きな改正もありましたし)、何の能力も残っていないという現状かと思われます。

 実際に補助者になっても、基本的な法律を解説してくれる事務所はほとんど無いでしょう。補助者募集を待っている場合ではなく、土地家屋調査士を目指すのなら、今日から勉強してください。早急に力を付けてください。


3.補助者で修行するのには、必ずしも地元にこだわる必要はないかもしれません。就職ではないのでしょう。だったら本当に学べるところで、本気で努力して、できるだけ補助者修業期間を短期で終わらせられるところを探すというのも選択肢の一つです。

その時期に大切なのは、「上質な知識を、効率よく、短期間で」でしょう。

そこでは、収入や通勤時間は二の次だと思います。本当に力を付けたら、給料の差額などはすぐに取り戻せると思います。


4.公嘱協会(公共嘱託登記土地家屋調査士協会)でどれだけの経験が積めるのか、そもそもどれだけの業務を担当させてもらえるのか、それによりどれだけの知識が得られるのか、これらは各地の公嘱協会により事情がかなり違います。具体的には地元の先輩に確認した方が良いでしょう。

それにしても、公嘱協会に入会すれば仕事ができるようになると思うのなら、想像力が無さ過ぎます。公嘱協会が担当するのは公共嘱託の業務であり、それは土地家屋調査士の業務範囲全体から見た場合の一業務という位置づけになることを頭に入れてください。それ以外の土地家屋調査士業務の能力は、結局自分で身に付けなければなりません。


 「どこかに所属すれば教えてもらえる」

そんな考え方だけでは、補助者になっても、公嘱協会に入会しても、広範な実力は付かず、結局鳴かず飛ばすになってしまいます。

 様々な業務を具体的に想定して勉強を始めてください。始めれば疑問がたくさん出てくるはずです。それらの疑問を公嘱協会や補助者として勤めた事務所などの先輩たちに質問して解決していき、ひとつひとつ身につけていくのです。

 教わるのを待っているという考えや態度では、成長は望めません。

 「言われなくても今日も勉強をする」覚悟を持ってください。

それらができないのなら、今の会社にいた方が良いと思います。

 逆にそれが分かった上で、今日から努力すると決心したのなら、私も全力で応援します。












2023年9月19日火曜日

11月の鈴木修塾(建物業務)は延期します

今日も仙台は30度越えと、まだまだ気温の高い日が続いていますが、さすがにあの異常な暑さは過ぎ去ったように思います。これから秋に向けて、勉強でも仕事でも言い訳がしにくい季節が来ますね。

10月の鈴木修塾(土地業務)は、開催日の10月6日に向けて、受講者全員がLINEグル-プによる事前の研修を受けている状況です。自分から動いてノウハウをつかみ取ろうと思って参加を希望した方々ですから、皆さん、とても反応が良いです。
塾開催当日までには、LINEグル-プ研修の中で切磋琢磨し合いながら、同じ目標に向かう仲間として仲良くなっていることでしょう。

さて、11月に予定していた鈴木修塾(建物業務)ですが、実は参加予定者複数名に仕事上や健康上などのやむを得ない事情による緊急キャンセルが出たことで、開催予定人数を割る状況になりました。
このままでは、受講前のLINEグル-プによる相互学習の効果が期待できなくなること。当日の塾の現場学習でもグループ行動がしにくくなること。また、塾の講義は合宿当日からだけではなく、現在動いている10月の塾(土地業務)同様、1~2か月くらい前から行うLINEグル-プによる事前研修も含まれているので、そろそろ始めないと間に合わないこと。そして、会場や現場の手配など、いろいろな面で影響が出ることなどが考えられます。

そこで、現在も継続して受講を希望している方々には個別に連絡をして、それぞれ緊急性がないことを確認させていただきましたので、11月開催予定だった鈴木修塾(建物業務)は来年に延期することにいたしました。

来年の鈴木修塾の予定は、今回延期をさせていただく建物業務編を含め、土地業務編も事務所開業・経営編に関しても、このブログで早めにお知らせいたします。

ただし、いつもお伝えしていますが、緊急性のある相談はいつでも受けます。

どうぞ遠慮なくメ-ルしてください。







2023年9月11日月曜日

先輩の仕事を手伝っている新人に

私のガイダンスでは、土地家屋調査士を目指す人達に先輩の仕事を手伝わせてもらうことを提案しています。

事務所ごとに仕事の進め方が違うこともあり、たくさんの事務所のやり方を経験することで、様々な気づきを得ることができます。

ただし、そのためには、意識を持って手伝う必要があります。

「今、先輩は何をしようとしているのか」「それはどういう理由からなのか」そんなふうに疑問を持って、その答えを想像しながら手伝うのです。

「先日手伝った事務所のやり方とどこが違うのか」「それは何故なのか」「この先輩のやり方は何を狙っているのか」一生懸命に考えることが必要です。

仕事が終わって先輩が落ちついた頃に、失礼がないように配慮して質問すれば、良い答え合わせができるかもしれません。


測量のポールを持って動くという手伝いだとしても、たとえば現況平面測量において、「先輩は現況のどの点を観測しようとするのか」「今回の業務で何故この点が必要と考えるのか」また「今この点を観測しているのなら次はどの点に移動すれば良いのか」などを、次々に想像してみるべきでしょう。

そして、そこまで考えた上で、可能なら自分が手伝った現場の測量図を見せてもらえると、その点を観測した意味をもっと理解できますね。

測量している最中に近所の方から声がかかったら、「先輩はどのように受け答えをしているのだろうか」と、邪魔にならない範囲で聴くことができたらかなり勉強になるかもしれません。

でも新人のお話を聴いていると、まったくそんなことを意識せずに、ただただ手伝っている人が多いようです。それじゃ、アルバイトにしかなりません。

何年手伝っても、土地家屋調査士にはなれません。


「意識を持って」「疑問を持って」「想像して」がんばってください。







2023年9月6日水曜日

補助者の給与と開業資金

私への相談の中には、先日のTさんのように、補助者務めする事務所の環境に関する問題も多いのですが、 他にも補助者の給与が少ないということが結構話題になります。

過去にも何度も書きましたが、物事を教わるには本来お金を払うべきです。それを教わりながら給与をもらうのですから、少し我慢するしかないのです。

それが何故わからないかと言うと、相談者はサラリーマンが多いからです。

会社等は新入社員に給与を払いながら業務を教えます。それは、その新入社員が終身雇用に近いくらいまで会社に所属する前提だからです。仕事ができるようになったときに会社に利益をもたらしてくれると見越して先行投資をしているのです。

土地家屋調査士事務所や司法書士事務所などの雇う立場から考えれば、資格試験合格程度では実務にはほぼ役に立ちません。

補助者の薄給を嘆く相談を寄せる皆さんは、仕事ができないうちは「勉強を教えてもらいたい」と事務所に勤め、仕事ができるようになれば「独立しますので」と言ってさっと退職していくのでしょう。

それでは、雇う立場からすると、新人に高給を払うことのメリットはありません。

新人のあなたが、今何歳で、今までの業界でどれだけの給与をもらっていたか等は、まったく関係ないのです。

別の業界に来た新人なのだから、謙虚になって自分を見つめてください。一度プライドをしまいましょう。


鈴木修塾や開業経営ガイダンスでは、開業時に何が必要かを教えるだけでなく、補助者としての修業時代に多くの給料は望めないことや、開業後もすぐに業務の依頼がこないことも想定して、その生活費の補填分も開業資金と考えるべきであると教えています。

開業したいと考えている人も、その相談にのっている先輩も、開業資金は事務所やその設備などの費用のみを考えていることが多いです。

開業時にお金が必要な部分は、実はそこだけでは無いのです。むしろこの「生活費の補填分」が重要な開業資金なのです。


開業しても同じ地域にはたくさんの先輩土地家屋調査士がいます。その先輩達よりも開業したての新人のあなたに業務依頼がたくさん来ることを想定することも難しいでしょう。特殊事情が無い限り、しばらくは収入が下がります。

これもほぼ全員に共通する事実です。だからこの「生活費の補充分」、これも開業資金の1つとして盛り込むべきなのです。


開業までの見通しや経営計画を立てることに迷ったら、私のガイダンスをぜひ一度聴きにきてください。また、鈴木修塾では、補助者等の修行期間を短縮する考え方やその方法もレクチャーしています。どちらも必ずお役に立てると思います。


補助者時代は、短期間で開業できるように、とにかく必死で勉強すべきです。

頑張ってください。






2023年8月30日水曜日

12月10日に大阪で開業・経営ガイダンスを計画中です

 8月の土地家屋調査士鈴木修塾(事務所開業・経営)が終わりました。

参加者が6人だったので、マンツーマンに近いきめ細かなアドバイスができたと思います。

開業前の新人から業務歴30年弱のベテランまでの参加者に対し、それぞれの個人的な能力やキャリア、背負っているものや地域の状況などを踏まえ、6人それぞれが抱える問題点を分析し、その対応方法を助言した上で、土地家屋調査士としての今後の方向性をレクチャーしました。

参加の皆さんからの具体的なお礼のメールを読んで、今回の塾もお役に立てたと実感しています。


さて、次は10月の鈴木修塾(土地業務)です。

土地業務のテーマは「裁判に耐えうる筆界の調査確認方法と具体的土地業務」になります。

そもそも「土地境界確定測量」とは何なのか。「境界立会」とは何なのか、あの「印鑑」にどのような意味があるのか。

単なる経験則で業務をやっていると、何らかの争いに巻き込まれたときに対応できません。

それらに理論的に対応できるようになれば、何かあっても業務上困らないし、営業しなくても仕事の依頼が来るようになります。

業務が分からない新人から、毎日のように土地業務をこなしているベテランにまで、それぞれのレベルでの気づきと「理解」の手応えがあるように、具体的に教えたいと思います。


また、今年は個人的に忙しくて「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス」が少なかったのですが、今年中にもう一回だけ計画をしています。

今年の12月10日(日)に大阪での開催を計画中です。

詳細が決まったら後日報告いたします。

受験生からベテランまで、お役に立てると思います。

気になる方は12月10日(日)午後を空けておいてください。







2023年8月24日木曜日

土地家屋調査士を休業するTさんへ 先輩Mさんからのメッセージ

前回のTさんについてのブログ「雇ってもらえる事務所ならばどこでも良いわけではない」を読んでくれた鈴木修塾第1期生のMさんからメッセージをいただきました。


「雇ってもらえる事務所ならばどこでも良いわけではない」 
http://fermatadiary.blogspot.com/2023/08/blog-post_20.html


Mさんは、土地家屋調査士歴30年を越えているのに、さらに進化しようと私の塾を受講した意欲のある方です。

彼は4つの事務所を経験して、4つ目で良い事務所にめぐり逢ったようです。

「Tさんは『罵り』が嫌だったわけで、土地家屋調査士が嫌になったのでなければもう少し別の事務所を探しても良いのではないか」という提案です。

以下はMさんからのメッセージです。


鈴木先生、ブログ読ませてもらいました。

Tさんはさぞや苦しかったでしょうね、家族もいるなら相当頑張られたと推察します。しかしながら目の前で起きる地獄から聞こえるかのような「罵り」私は耐えなくてよかったですねと言ってあげたくなりました。

私は4つの土地家屋調査士事務所の補助者経験者ですが、二番目と三番目の事務所はTさんのようにある日突然に「罵り」が始まりました。

二番目は本職からで狂ったように「オイコラ!」です。まるで罪人に口きくかのような言動には人間とは思えなかったです。

三番目は先輩補助者のパワハラです、毎日のように「辞めろ辞めろ」と迫ってくる、意地でもやめないと闘ったのですが、机をバンバンと叩くようになり、私もバカバカしくなり辞めました。

最後の事務所は最高に居心地よく、私も頑張り、売り上げも毎年上り続け恩返しできて円満退職できました。その年に本気で調査士試験に挑戦し、合格即開業、即お客さんにも巡りあえました。最後の先生には心から感謝しております。


結局、性格の悪いのが上にいるとこはダメで性格のよい人が上にいるとこはよいと言うこと。

性格の悪いのが上にいても密かに実力をつけていくうちに相手も認めるようになる。

やはり実力は一番の武器ですね。


二番目、三番目の事務所時代はまだ実力はなかったです、実力がないと良い人に巡り合わないときついですよね。

実力がつけばどこでもパワハラはないかもしれません。


Tさんは業界をドロップアウトしたわけではありません。辛抱が不足していたのでもありません。落ち込む必要はありません。

また「Tさんを私の事務所で受け入れようか」という提案をしてくれた私の仲間もいます。

業界の先輩達は、Tさんを応援していますよ。

Tさん、気持ちが落ちついて何か話したいことができたら、私に連絡ください。





2023年8月20日日曜日

雇ってもらえる事務所ならばどこでも良いわけではない

 先日私に届いたメールがあります。Tさんからのメールです。

土地家屋調査士に登録して、独立を目指してある事務所で修業をしていたのですが、現在土地家屋調査士になることをやめることも視野に入れて休業したようです。

いただいたメールの内容を具体的には書けませんから皆さんには少々伝わりづらいかとは思いますが、理由はその事務所の教え方とTさんとの相性の問題が大きいのだろうと私は思いました。

Tさんのメールの表現に「罵る」という単語が見られました。これは取り方の問題もあるのかもしれませんが、本当にそんな言い方をする事務所があるかもしれません。

愛情から「イジる」ことはあるかもしれませんが「罵る」は人格否定です。
「教え方が厳しいこと」とはまったく違うものです。そうであれば本当に残念です。

どんな業界でも大なり小なり職場のイジメはどこでもあるでしょう。

それは前職でも分かっていたはずです。だから、私はこれまでこのブログでも「選びなさい」と何度も言ってきたのです。


修行には、どうしても人と人の相性の部分があります。もちろん先生とだけでなく、事務所の他のスタッフとの相性もあるでしょう。

いつも言っているように、雇ってもらえる事務所ならばどこでも良いわけではありません。できるだけ事前に面談して「何を学びたいか」「いつ独立したいのか」などを率直に話をして、先生やスタッフとの相性を確認すべきと思います。


Tさんが、ひとつの事務所のわずかな経験でこの業界をやめようとしていることを残念だなと思います。

しかし、家族もいるTさんの人生に、他人が安直に感想を言うことはできません。

別の職業を選ぶこともTさん個人の判断です。

メールをいただいたので、Tさんとは直接電話してお話をしました。

Tさんは精神的にかなり疲れていました。

Tさんは若いので、一度他の職業について、収入と精神を安定させてから、冷静に再度この業界を考えても良いと思います。


私は、長年ガイダンスなどで、補助者修行の考え方と事務所の選び方を伝えてきました。

しかし、私の話がうまく伝わらずにか、残念ながら雇ってもらえそうな事務所ならどこでも行く人をたくさん見てきました。

そしてTさんのように、人間関係であったり、事務所の専門技術であったり、何らかの理由で現在の所属している事務所で学ぶことが困難になっているという人達からの相談が、私の事務所にたくさん来ています。

とは言え、私の事務所でその人たち全員を補助者として雇うことはできません。
そこで駆け込み寺的意味合いも込めて作ったのが、鈴木修塾です。

Tさんが現在抱えている問題を整理して落ちついた時に、もしも再び土地家屋調査士という職業を選ぶのなら、Tさんにはぜひ一度私のガイダンスか、鈴木修塾で話を聴いて欲しいと思っています。





2023年8月15日火曜日

土地家屋調査士や司法書士に簿記の勉強を勧めています

皆さん、お盆休みでしょうか。
今年の夏は特に暑いので、体調を崩さないようにお気を付けください。

私にとっては世間が動かないこの1週間弱の期間がとてもありがたいのです。

普段できない業務や事務所の整理と、来週開催の鈴木修塾(事務所開業・経営)の研修資料づくりをしておりました。

またそれらに加えて、今日も塾生とLINEでのやりとりをしていたのですが、その中でブログを読んでくださっている皆さんにもお伝えしたいことがありますので、こちらにも書こうと思います。

私は、以前からですが、土地家屋調査士や司法書士の方々に簿記の勉強を勧めてきました。

自分の事務所の帳簿が読めないことには、経営は成り立ちません。

経理の最低の知識は必要と思います。目安としては日商簿記3級程度で良いと思います。

こう言うと、皆さんは必ず試験合格することを目指すのでしょうが、資格として3級を持っているのかいないのかはどうでも良いことで、3級程度の知識を持ってくださいということです。

ちなみに行政書士で建設業許可を業務に入れたい人は2級(工業簿記)程度の知識が必要でしょう。

さて、先程も塾のLINEグループに書き込んだことをここでも紹介します。


【個人事務所であっても、ひとつの企業です。技術者だけでは企業は潰れます。

社長(経営)も、総務も、経理も、技術(製造)も、研究(開発)も、営業(販売)も、広報も、あらゆる部門がバランスがとれて存在してはじめて企業になります。

だから試験合格と開業はかなり別のものなのです。

そこを勘違いして開業するからおかしなことになります。】


試験合格者の「あとは測量だけできれば開業できる」などという発言を聴くと、心から心配になります。業務受託の目処はあるのか、損益分岐点の意識はあるのか、今の測量すら自信がない人が新しい技術や法律への対応はできるのか等々。

私の塾に「土地」と「建物」以外に「開業・経営」があるのは、ここを分かっていないがために低迷を続ける土地家屋調査士をたくさん見てきたからです。







2023年8月4日金曜日

何故一流をめざすのか

 「鈴木は研修会やブログで『一流をめざせ』とか『勉強をしろ』とか言うけれど、俺はそんなに勉強していないけれどちゃんと仕事はあるぞ」と言う人がいます。

「俺は一流になりたいのではなく、金儲けができれば良い」と言う人もいます。

「土地家屋調査士をするのに、鈴木先生のようにストイックに勉強する必要があるのでしょうか」と聞かれたこともあります。

私がストイックに見えるかなどは置いておいて、お答えしましょう。


研修は「再現性」がないと意味がありません。

講師が説明したことと同じことをやってみて、ほぼ同じ効果が無ければ研修として成り立ちません。

いろいろ事務所経営の話をする方がいますが、話を聴いていると「それはあなたのキャラクターだから成り立ったのですね」と思うことが多いです。また固有の「コネクション」や「運」が成功要因だったということも多いです。

ですから、全員がそのようにやってみても同じ効果が発生しないことが多く、後から考えると「あの研修は結局のところ単なる彼の自慢話だったのではないか」と考えたくなるものもあります。

研修は、固有の「コネクション」や「運」や「キャラクター」に恵まれなくても、これをやれば確実に効果が発生するものでなくてはなりません。


「勉強すること」は誰にでもできることです。生まれつきの才能は不要です。

学歴も不要です。昔から勉強嫌いでも問題ありません。今からやれば良いだけです。

そして「本物」「一流」になれば、もう営業は不要です。

そして、これは誰にでも再現できることです。

営業が下手で、他の業界の下請的な立場になっているのなら、解決は簡単です。

一流を目指して勉強すれば良いだけです。

私が後輩達を見て「もうちょっと勉強すれば、今の環境から抜け出せるのになぁ」と思える人もとても多いです。


悩みがあったら私に相談してください。

ガイダンスなどで私の話を聴いてください。

絶対に後悔させませんから。






2023年7月29日土曜日

「時間が無い」と言う人は優先順位の整理と行動計画ができていないからかもしれません

 先日のガイダンス参加者Oさんの質問の「ワーク・ライフ・バランス」に関連して、よくある話題として「時間が無い」と言う方に、自分の人生の価値観と優先順位を整理した上で、現在の業務のやり方を見直し、再構築することをお勧めします。

「時間が無い」と言う方の気持ちは、良く分かります。

1日が24時間しかないのに、やりたいことが多すぎるのでしょう。私も同じです。

私も毎日やりたいことに目一杯時間を使っているので、私の睡眠時間はかなり少ないです。同じように「時間が無い」と感じている方が大半ではないでしょうか。でも嘆いていても仕方ありません。

その人の人生において、やりたいことの全部はできないと諦めて、何が大事で何が不要かを分析して、やれることの優先順位を決めて次々に進めるしかないでしょう。

その24時間を有効に使うためには、人生において大切なことを見失わないようにして、優先順位を間違わないことです。

「時間が無い」という言葉の裏には、整理された優先順位に基づいた行動計画がないために、本人の人生にとってどうでも良いことに時間を使ってしまったという後悔があるようです。

優先順位の考え方については別途書いてみます。


また、別の視点として、新たな時短のための仕組みや技術にアンテナを張っておく必要があります。

時代に合わせて法律が変わり、それに伴い手続きが変わります。またテクノロジーもかなり変わって来ました。

だから昭和からのやり方を単純に踏襲するのではなく、良いものは残しながら新しいやり方を積極的に採り入れるべきだと思います。

時間はある程度買うことができます。


私が宮城県土地家屋調査士会の会長時代に書いた記事です。
もう10年も前の記事です。
それでも、若い方々の参考になれば良いと思い紹介します。

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 忙しいけどね。仕事はできますよ。 (fermatadiary.blogspot.com)












2023年7月24日月曜日

ワーク・ライフ・バランスについての私の仲間のコメント

 先日のブログでは「土地家屋調査士のワークライフバランス」について書きました。

以下のOさんからの質問に答えたものです。

「5人くらいの調査士の方とお会いして話しました。『ワークライフバランスは無くなるから覚悟したほうがいい…』と。本当にそうなのでしょうか??仕事だけの人生になるのでしょうか。上手にやりくりして、家族時間と両立している人はいらっしゃらないのでしょうか。人によって当然基準は様々なので一概には言えないと思いますが、今のご時世、それを聞いて、若い調査士は増えないと思います。生活できる収入と家族時間を両立する夢をみるのは甘いのでしょうか。」

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 土地家屋調査士のワーク・ライフ・バランス (fermatadiary.blogspot.com)

その後、7月15日のガイダンスでも説明して、質問者のOさんにも分かっていただけたようです。

実際、この質問には「誰かにやらされている感」がありますね。
それこそ組織に長年いた人の考え方でしょうか。

私たち土地家屋調査士は、仕事環境を自分で決めて良いのです。というよりも、誰も決めてくれません。

せっかく自分で決めることができるのだから、自分の望むライフスタイルを貫けば良いのです。

後日、このブログに私の仲間の土地家屋調査士数名からコメントをいただきました。その中から3名ほど紹介します。


Fさん「かなり自由。日単位の休みという考え方ではないですね。混んでいる時間を避けて遊べたり、私は気に入ってやってます。仕事は一人でやらないでも、補助者の使い方や法人、同業者の連携などいろいろやり方はあると思う


Mさん「何をもってして自由か?は、人によって違うし、家族や友人と過ごす時間なんて何とかなるものです。駆け出しの頃は自由な時間は少ないけど、それは誰もが通る道。ワシなんか最近遊びすぎてヤバい、今年残り5ヶ月は休み少なめでいきます。


OYさん「登録当時、鈴木先生に叱責された時代を考えたら、こんなに仕事に追われる毎日が続くことのなんて幸せな事か。正月も日曜日も全く関係ない生活が続いております、ご指導ありがとうございます。なりたくてやらせていただいている調査士ですから、それ以外の条件をつけるとか私には考えられません。


いかがでしょうか。

仕事を絞って遊ぶことも自分で決められる。

仕事をしたいから休みなく働くことも自分で決められる。

自分が望むとおりの人生をおくりたい。これが自由でしょう。

Oさんが考えている「早く帰る」自由よりも、もっと大きな自由ではないですか。

ただしこれができるようになるには、上記のMさんが言っているような「駆け出しの頃」は除きます。「本当に仕事ができる」ようになってからです。


Oさんを含む土地家屋調査士に興味を持った人たちにお伝えします。

ネットを斜め読みしたくらいで土地家屋調査士の世界を勝手に妄想し、誤解しないでください。

まずは現役の土地家屋調査士である私や地域の先輩達(駆け出しは除く)の話を聞いてください。

私の仲間や過去の受講生達は、本当に楽しそうに土地家屋調査士をやっていますよ。

もちろん家族とも仲良くしながらね。





2023年7月19日水曜日

悩みを解決するために動く ガイダンス参加のKさん

 先日のガイダンスを受講されたKさんからのメールです。

Kさんの了解を得て一部を転載します。


「長野県土地家屋調査士のKです。

土曜日のガイダンスでは大変お世話になりました。

将来に対し不安を感じていましたが、

先生のお話をお聞きして、まず焦らず目の前の業務を着実にこなし、実績を重ね、

お客さんを含む多くの人たちから信頼される調査士になることを目指していこう

と強く思うようになりました。

いずれは先生のように幅広く活躍できる一流の調査士になれるよう頑張ります。

お忙しい中、このような機会を設けていただきありがとうございました。」


ガイダンスの事前にいただいたKさんからのメールの中に「誰にも言えずにずっと悩んでいた」という言葉が書いてありました。

良く分かります。私もそのような時代がありました。

組織から独立開業したら、愚痴を言える同僚はいません。

土地家屋調査士の仲間にも、言える話と言えない話があるでしょう。

もちろん家族には言えません。それでなくても家族からは心配されているわけだし、言ったところで解決するわけでもなく、更に家族の心配を重ねるだけだからです。

そして、ネットに助けを求めて匿名の落書きを読んで、また不安になって悩んでいたのでしょう。


今回のガイダンスをきっかけに、Kさんの悩みが解決したようです。良かったです。

今回、Kさんが動いたことが大きいと思います。

彼が悩みを解決するために、長野から東京まで動いたからです。

机に向かって何日悩んでいても、すでに自分の中に有るものしか出てきません。
時間が悩みを解決をすることはありません。

何かを得るためには、自らアクティブに動く必要があります。


Kさん、今後とも応援します。








2023年7月18日火曜日

7月ガイダンスを受講された女性のKさんからのメール

 先週末に「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンスin東京」を開催しました。

https://fermatadiary.blogspot.com/2023/06/in_8.html

関東からだけではなく、北は札幌から盛岡、長野、南は大阪まで、猛暑の中、全国からたくさんの方に参加いただきました。

その後、受講者からたくさんのメールをいただいておりますが、本人のご了解を得た方からご紹介させていただきます。


ガイダンスでは「実力をつけた女性がどれだけのアドバンテージがあるか」を説明させていただきました。理由はいくつかあるのですが「地権者の半分は女性であるから」も大きな理由です。それを受けた女性の参加者であるKさんからのメールです。


「昨日はありがとうございました。

とても有意義な内容でした。

開業する意思は固まっていましたが

実務に関しては周囲の先生方のやり方を踏襲して

無難にこなせれば良いかなという発想でしたが

鈴木先生のお話を聞いて、周囲との差別化が必要であることに気づかされました。

その根拠となる知識を積み重ねるために一生勉強の姿勢で頑張りたいと思います。

特に、なるほどと思ったのが遺産分割協議書の作成や、相続に伴う土地の分筆において評価額を元に分割案を提案するなど、これまでの経験では無かった内容でした。

こらからの調査士としての在り方の答えが、一つ見えて来たように思います。

試験に合格したら、時間と費用を捻出して是非、鈴木塾も受講したいと思いました。

ありがとうございました。」


Kさんへの返信をさせていただきました。


「土曜日はお疲れ様でした。

またご連絡ありがとうございます。

女性の土地家屋調査士は可能性があります。

それなのに「無難にこなせれば良いかな」という女性も見受けられるので、とてももったいないことだと思っておりました。

その部分にご理解をいただけたのだから、Kさんは土地家屋調査士として何とかなると思います。

何か困ったり迷ったら、メール等でご相談ください。

応援しています。」





2023年7月10日月曜日

自分の未来を自分で責任を持って切り開くこと

私は、土地家屋調査士業界に入る入らないで迷っている方々を長年指導してきました。

私が一番驚く人達は、すべての人から「大丈夫だよ」「安定収入だよ」という言葉を聞くまでは現在の組織から動くことができない人達です。

では、その動けずにいる人達の今の職場は、はたして今後も大丈夫で、収入が安定し続けると言えるのでしょうか。

どんな一流企業でも潰れることはあります。会社は潰れないまでも、個人として解雇されることがあります。

世の中、その業界に入ったら一生安泰なんてありません。

自分の未来を他人に任せているから、決められた給料に甘んじているうちに思わぬところで解雇になったりします。

それなら、一番確実なのは自分の未来を自分で責任を持って切り開くことではないでしょうか。私はそう実感しています。


「土地家屋調査士には未来があるのか」という質問を受けることがあります。

まちがいなく土地家屋調査士には未来があります。昭和時代の業務とはまた違った業務が広がっています。


ただし、土地家屋調査士の資格を持っていれば全員忙しいかというと、それは違います。

業務が無くなったという人がいたら、それは現代の業務に適応できていない人の話だと思います。


結局は専門資格業ですから、あなたの仕事には専門性があるか、実力があるかが問われるのです。

簡単な話です。努力して実力を付ければ良いだけです。

その努力が、今まで努力無しでも解雇されない組織にいた人には、辛いのかも知れません。

資格試験の受験勉強だけで、もう勉強はこりごりと言う人なら、この業界は勧めません。


でもね、個人業で生きるということは、自分の努力で実力を付ければ、過去の学歴もコネも関係無くなるということですよ。

すべて自分の努力で、今の人生をリセットできるのですよ。

大丈夫です。

努力して実力を付ければ土地家屋調査士業界で十分に生きて行くことができます。

試験合格だけで満足して、その後努力しない人は鳴かず飛ばずになります。

この実力差は会社などの組織にいるよりハッキリ出ます。

若い人で年功序列が我慢できなかった人には、やり甲斐があると思います。

逆に若い人よりもはるかに仕事ができるのに、年齢だけで定年にされる人にも、やり甲斐があると思います。

もちろん、女性というだけで男性より低い評価を得ていたと思う人にも、当然やり甲斐があると思います。


「どの程度を目標にすべきか」と、「そのためにはどの方向に努力をすべきか」と、「明日からの具体的な努力のやり方」を教えましょう。

迷っている人は一度私の「ガイダンス」や「鈴木修塾」に来てください。

営業するつもりはないけれど、「鈴木修塾」の受講料は、土地家屋調査士の建物報酬で考えれば1~2件弱です。

それで、あなたの土地家屋調査士人生を変えることができると思います。







2023年7月8日土曜日

参加申し込みに返信が無い方へ

 Hさんから7月のガイダンスの申し込みをいただきましたが、その追伸に気になることが書いてありました。

「一度申し込みのメールを送ったはずなのですが、返信をいただけなかったので、いろいろチェックしてみたものの原因はわかりませんでした。念のため、メールアドレスを変更して再度申し込みいたします。」


私の方は、Gmailの迷惑メールの自動振り分け機能程度しか、フィルタは設定されていないはずです。このメールをいただいて、Hさんからのメールを探してみたけれど、迷惑メールフォルダにもありませんでした。

そして別のメールアドレスから再度送ってくださったメールは問題なく届いていました。

実は以前にも別の方から「ガイダンスに参加申し込みしたのに返信が無かった」と言われたことがあります。そのときもメールが私に届かなかったようです。


私は、受け取ったメールには、ほぼ24時間以内に返信しているつもりです。

結論として、私にメールして48時間程度待っても返信が来なかったら、以下に電話でも、FAXでも、手紙でも、別アドレスからのメールでも、何かの手段でご連絡ください。

必ず返信します。



【連絡先】

土地家屋調査士 鈴木 修

〒980-0802

宮城県仙台市青葉区二日町16-20    二日町ホームプラザビル 3階

TEL: 022-215-1655  FAX: 022-226-8995

Mail: mucha@rr.iij4u.or.jp


【受付中のガイダンスと塾】

土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンスin東京 7月15日(土) 開催決定

鈴木修塾「事務所開業・経営・運営」 8月25日(金) 〜 27日(日) 開催決定

鈴木修塾「土地業務」 10月6日(金) ~  9日(月・祝) 開催決定

鈴木修塾「建物業務」 11月23日(木・祝)~ 26日(日) 開催決定・日程相談可


2023年7月6日木曜日

資格試験勉強に集中できない理由

 7月15日のガイダンスに参加申し込みをいただいたIさんからのメッセージです。

「現在、サラリーマンをしており、特に大きな不満は無く働いています。将来の為に、手に職的な資格を取りたいと思い、昨年7月頃から勉強を始めましたが、途中中だるみがあり、現在全く勉強しておりません。資格取得を諦めた訳ではないのですが・・・。来年に向けて勉強しようと思っていますが、腰が重くなかなか動き出せずにいる状況です。是非、参加させていただきたいです。」


Iさんのような方はたくさんいます。

よくわかります。

何故、勉強の中だるみをしたか」が問題ですね。

この原因は明確です。

Iさんの気持ちに資格取得に対して緊急性を感じていないからです。

「この資格を取ったら人生が変わる」というほどの意識が無いからです。

日本の資格試験で特別の才能が無ければ合格しないというようなものは無いはずです。たいていの資格試験は1年程度で目処が立つはずです。いかに勉強に集中できるかです。

ちなみに私は土地家屋調査士試験を半年の受験勉強で合格しました。頭が良いと自慢しているのではありません。集中ができたからです。

一方、何故か10年もかかる方がいます。


Iさんには仕事も家族もありますね。しかも大きな不満もなく働いているのですね。

その中で、仕事や家族の行事で勉強時間の捻出も難しいことも多いと思います。ご自分や家族の体調が悪いこともあるでしょう。

勉強に集中できない理由はいくらでもあります。でもそれは、Iさんだけの特殊事情ではないのです。

今の状況では、時間管理に関する本を読んでもあまり効果がないでしょう。


試験勉強をするという先にどんな世界が待っているかを、明確に認識できているかどうかの違いがあるのです。

これは資格試験勉強だけの話ではありません。

趣味教養のつもりで英会話スクールに何年も通ってもものになりません。しかし、半年後にニューヨークに転勤だとなれば、集中せざるを得ません。だから何らかの形になります。


Iさんに「今大きな不満がない」ことは理解しました。でも資格試験の勉強を始めたということは、それでも「このままで良いのか?」という何らかの不安と問題意識があるのでしょう。だから私のガイダンスへの参加を申し込んだのですね。


まずは私のガイダンスで説明する内容をしっかり聞いてください。

現在とこれからのリアルな土地家屋調査士の世界を説明します。
向き不向きもあるでしょうから、私はガイダンスの参加者全員を土地家屋調査士にしたいと思っているわけではありません。

でもIさんが、今回のガイダンスに参加して、私の話を聞いて土地家屋調査士という資格の魅力と将来性を正確に理解してくださったら、土地家屋調査士になりたくなると思います。そうなれば受験に対するモチベーションは上がるでしょうし、おそらく資格試験はすぐに合格できると思います。

今回のガイダンスでは合格後の参加者への開業のアドバイスや、既に開業している土地家屋調査士の参加者にも経営のアドバイスをしますので、Iさんの合格後の方向性も明確になってくると思います。

ガイダンスでお目にかかれることを楽しみにしております。


土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 東京」について (fermatadiary.blogspot.com)






2023年7月3日月曜日

土地家屋調査士のワーク・ライフ・バランス

7月15日のガイダンスに参加される現在サラリーマンのOさんからの質問です。

「5人くらいの調査士の方とお会いして話しました。『ワークライフバランスは無くなるから覚悟したほうがいい…』と。本当にそうなのでしょうか??仕事だけの人生になるのでしょうか。上手にやりくりして、家族時間と両立している人はいらっしゃらないのでしょうか。人によって当然基準は様々なので一概には言えないと思いますが、今のご時世、それを聞いて、若い調査士は増えないと思います。生活できる収入と家族時間を両立する夢をみるのは甘いのでしょうか。

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 東京」について (fermatadiary.blogspot.com)

たまにある質問です。

土地家屋調査士は仕事だけの人生に見えるのでしょうか。

その5人の土地家屋調査士が、どのようなスタイルでどのような内容の仕事をしている方か分かりませんが、言い方や見方によればそう見えるのかも知れません。

では、土地家屋調査士は、Oさんのようなサラリーマンに比べて、まったく家族とのコミュニケーションも取れないくらい不自由なのでしょうか。

逆にサラリーマンはそんなに自由なのでしょうか。


土地家屋調査士は独立した個人業です。

休みも就業時間も、自分の采配で自由に決めれば良いのです。

木曜日に子供と遊ぶために、その分日曜日に働くことができます。

日中幼稚園に子供を迎えに行って、その子供が寝た夜に仕事をしても良いのです。

収入を減らして良いのなら何日でも休むことができます。

また逆に、今はお金が必要だと思ったら、休みでも夜中でも働くことで収入を上げることができます。

「ワーク」と「ライフ」を自分で決めて良いのです。


もうひとつの論点として、私達は勤め人ではないので、業務についてすべての責任を負います。それは結果についての責任であって、経過は考慮されません。

途中休んでいても納期に間に合えば評価されるし、一般的に「ブラック」と言われる程の徹夜を続けていても納期に間に合わなければまったく評価されません。

開業・独立しても、仕事ができないうちは、何をするにもいちいち調べなければならず、仕事も遅いので時間のコントロールが難しいということはあると思います。

でも、それはスキルアップで解決できると思います。


5人の先輩とはどの程度のキャリアなのか、その方たちに何をどのように聞いたのか分かりませんし、その5人の先輩がどんな文脈で答えたのか分かりませんが、その程度の理解で「今のご時世」とか「若い調査士」とか、一般論にしないで欲しいと思います。

不安な気持ちはわかります。

大丈夫です。

ガイダンスで私の話を是非聞いてください。

そして他の参加者の話も聞いてください。

私は皆さんに対して「是非、土地家屋調査士になって欲しい」なんて言いませんが、「今のご時世の若い人」が、たくさん「土地家屋調査士になりたい」と集まってきています。











2023年6月27日火曜日

合格発表の翌日に何をしますか?

 7月のガイダンスに関して、同じ内容の問合せが有りますので、ここでもお答えします。

「7月のガイダンスは『事務所開業・経営』だから、合格者や現役土地家屋調査士のためのものですね?受験生は合格してからでないと参加しても場違いでしょうか?」という土地家屋調査士試験の勉強中の方からの質問です。

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 東京」について (fermatadiary.blogspot.com)


私の答えは以下のとおりです。

「もちろん勉強中の方も参加可能です。というよりも、受験勉強が複数年にわたっている方こそ是非聴いて欲しいと思います」

土地家屋調査士試験は、集中して勉強すれば、1年間で合格レベルにはなると思っています。

それなのに、受験期間が複数年になる方は、仕事か家庭かいろいろな事情はあるのだと思いますが、一番の問題は本人がその受験について腑に落ちていないから、受験勉強に集中できていないのだと思います。

「土地家屋調査士になれば、私の人生は幸せになれるのか」

「今の仕事よりも土地家屋調査士になった方が良いのか」

そんな迷いを持っていたら、勉強に力が入りません。


「あなたは、土地家屋調査士試験の合格発表の翌日に何をしますか?」

「合格祝いパーティをする」

まあそれもあるでしょうが(笑)

「地元の土地家屋調査士会に登録申請をする」とか、

「会社を辞めて、あの事務所に補助者として修行に行く」とか、

具体的なことが、なにも決まっていないのでしょうか。

何も変わらないのに何年も受験勉強したのですか。


「合格したら私の人生が一変する」

「この生活から抜け出せる」

などの切実な想いと確信があったら、この試験は絶対に合格できると思っています。

なんとなく受験しているから合格しないし、合格してもまだ迷っているのでしょう。


受験生こそ、私のガイダンスを聞いてください。

合格したら、何をすべきか、何をしたらどうなるのか。

具体的にお話ししましょう。

そこが腑に落ちれば、10月の合格が視野に入ってくると思います。


もちろん、今の組織にいた方が良い方まで無理に誘いません。

その見極めもできるようにしたいと思います。


現役土地家屋調査士の事務所の経営の改善方法と、合格者の開業時の問題点の解決方法を聞けば、受験生にも、土地家屋調査士に興味がある人にも、先が見えてくると思うのです。

実際に、受験生活10年目の方で、私の話を半日聞いてその年の試験に合格した方がいます。

皆さん、歓迎します。






2023年6月24日土曜日

1点のみの境界標の復元について

鈴木修塾の塾生から相談がありました。

「亡失した境界標を1点のみ復元してほしいという依頼が来ました。どのように処理すればよろしいのでしょうか」 

このような質問です。

これは日調連の新人研修で毎年説明してきた事例のひとつです。

「1点のみの境界標の復元をして欲しい」という依頼はよく有りますが、土地家屋調査士への依頼なら、単に数値計算をして復元測設をするという意味だけでは無いはずです。


境界標は将来の境界紛争を未然に防ぐためにあります。

だから亡失したら復元すべきことは当然です。

ただしその復元は、隣接地所有者に現地での立会をお願いして、説明して、了解を得たうえで復元する必要があります。

存在していたはずの境界標がある日無くなったら問題になるでしょう。

逆に無いはずのところに突然境界標が立っていたらそれも問題になるでしょう。

だから、無いところに境界標を設置するのなら、当然に立会が必要なのです。


そして、できればその境界標を今回確認したという証拠を残したいものです。

だから鈴木事務所の場合は「部分的な再確定」と考えて、その部分の「部分確定図」を作成します。

あなたに業務依頼をした方は「測量して、穴を掘って、杭を設置するだけだから」と簡単に考えているかも知れません。でもそれでは誰も責任を持てない作業になります。

土地家屋調査士は測量作業員ではありません。「手間を省いて安価にしました」という言い訳を聞くことがありますが、そうではなくて「部分確定がなぜ必要なのか」を関係者に説明しましょう。

そして、最終的に責任の持てない作業のみを依頼されるのなら断るべきです。

土地家屋調査士は、境界の専門家として、常に境界に関する法律的な意味合いを意識して行動している資格者です。何が大事か理解しながら行動してほしいと思います。







2023年6月19日月曜日

鈴木修塾(建物業務)が終わりました

鈴木修塾(建物業務)を6月15日(木)から6月18日(日)の日程で開催いたしました。
試験合格した方、補助者の方、既に土地家屋調査士として活躍している方などが、全国各地から集まってくれました。

レベルを落とさない濃い内容でしたが、すべての参加者に分かりやすい研修だったと自負しています。
また、塾開催前の約2か月間にわたるLINEグループでの課題消化と相互のコメント交換を経ていたので、3泊4日の合宿研修で初めて顔を合わせた時には、もう既に頼もしい仲間になっていたと思います。

さて、今年のこれからの鈴木修塾やガイダンスの予定は以下のとおりです。

開業準備の方はもちろん、現役の土地家屋調査士の方でも気づきがあると思いますので、是非ご参加ください。

<鈴木修塾>

事務所開業経営 8月25日(金)~8月27日(日) 

土地業務    10月6日(金)~10月9日(祝)

建物業務    11月23日(木)~11月26日(日) (予定)

 <ガイダンス>

土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンスin東京 7月15日(土)


以下に参加者から届いた感想を(個人特定できない範囲で手を加えて)紹介します。


<O>

LINEグループから始まり、塾の四日間もありがとうございました。

言葉では薄っぺらいですが、とても勉強になりました。

案件を沢山する前に聞けてよかったです。

自宅に帰ると、早速次の研修であるADRの資料が届いていました。

Aさん(鈴木注釈:Aさんも鈴木修塾生です)と同じグループでした😊

よろしくお願いします🙇‍♀️

塾の皆さまと、またどこかでお会いできますように。

調査報告書はちゃんと出したいと思います。

 

<S>

4日間あっという間でした。

みなさま、鈴木修先生本当にありがとうございました。

みなさんからいろんな話や知識、経験を聞くことができて大変勉強になりました。

そしてとても刺激になりました。

行動するきっかけになりました。

塾で習ったことを復習する。

それを土台とする。

寝る前に1ページでもいいから必ず本を読む。

必ずやり続けます。

短い期間でしたが、本当にありがとうございました。

マンションの登記受託したら、区分編お願いいたします笑


<S>

みなさま、鈴木先生短い間でしたがありがとうございました!

とても有意義な話を聞くことができました。本当にたくさん刺激を受けることができました。今後ともよろしくお願いします🙇‍♀️

私もいつかUFOに出会えるよう頑張って鍛えます。


<A>

皆様

鈴木先生

お疲れ様でした。

今年の1月に初めて経営塾に参加させて頂いてからあっと言うまの6ヶ月間でした。

当初は業界の事も全く分からず何をしたら良いのか全く分からず

藁をも掴む想いで鈴木塾の門を叩いたのですが

今は自分がすべき事、進むべき道がハッキリと見えてきました。

今回で塾は卒業となりますが

鈴木塾の塾生として恥じない調査士になります。

そして、またいつかお会い出来る事が有れば、未だ誰にも話してない私の秘密体験を話します。

それまで

皆様 お元気で!!

ホントに有難う御座いました。

( ̄∇ ̄)


<T>

鈴木修先生、皆さま、4日間ありがとうございました。

とても勉強になり、有意義な時間を過ごすことができました。

皆さまに早く追いつけるように、これからも日々頑張っていきたいと思います。

また、Iさん、色々とお気遣いいただきまして本当にありがとうございましたm(_ _)m

(鈴木注釈:TさんとIさんは土地塾で出会った方々ですが、まだ測量をしたことの無いTさんのために、今回Iさんが測量の参考資料を準備してきてくれたのです)

今後も皆さまとお会いする機会があると思いますが、その際はまたどうぞよろしくお願い致します。

くれぐれもお身体にお気をつけて(^^)♪

本当にありがとうございました。


<H>

初めましての自己紹介から4日間、あっという間でした。

先生の講義はもちろん、皆さまからの親身なアドバイス、更には不思議な体験談まで披露して頂き、本当に貴重な時間を過ごさせて頂きました。

鈴木先生、皆様、本当にありがとうございました😊

また会える日を楽しみにしております。


<K>

只今仙台から自宅に戻りました○○県(鈴木注釈:中国地方)のKです、4日間皆さんありがとうございました。鈴木塾長より調査士業務の多くのヒント、一つでも多く実務で実践出来る様に研鑽します。皆さんも頑張りましょう。









2023年6月17日土曜日

鈴木修塾(建物業務)なう

 鈴木修塾(建物業務)第2期生の合宿研修は、6月15日から始まり、3泊4日で開催されています。

本日は3日目です。具体的な建物を実際に調査する野外実習の日です。
昨日の雨も上がって、関西から参加された方から「東北は涼しいと思ったら暑い」と私のせいにされても困るような感想が出た良い天気でした。

参加者の中には初めて顔を合わせる方もいましたが、2ヶ月間のグループLINEの研修を経ていますので、すでに打ち解けた関係で、良いグループになっています。

今回も、すでに何年も建物登記をこなしている土地家屋調査士の方から、試験合格をしただけで補助者の経験もまったく無い方まで参加されています。

どの方にもお役に立てているようで、開催して良かったと思っています。


さて、合格したばかりの方とお話ししていると、不動産登記法の条文だけに引っ張られているようですが、実際は所有者の気持ちや建築関係者の立場や金融機関の手続きの関係などを考慮しないと、建物の登記手続きはできません。

不動産の表示に関する登記の本当の役割と、登記事項の選択によりどのような影響があるかを説明しました。


参加者の中には、「建物は調査する対象物」とだけ思っているような行動が見られましたが、「その建物は、お客様がこれからの人生の35年をかけてローンを組んで手に入れる大切な宝物なのだ、という意識で臨んで欲しい」と言いました。

また「ご近所の方が通りかかったら感じよく挨拶をすること」を徹底しました。

作業着を着ている人が建物の周りを歩いているだけで、ご近所の方は「何が始まるのだろうか?」と不安になるものです。余計な事まで言わずに丁寧なご挨拶をすることの大切さを説明しました。試験勉強だけではわからないのかも知れません。


参加者の皆さんは、午前中に調査した建物の分析と、登記申請に向けた資料の作成とまとめを、今しています。その待ち時間にこのブログを書いています。

資格試験では「所有権証明書」と一行書けば良かったものが、実務で収集分析することがどれだけ大変なことかが、少し分かってきたと思います。

全員が終わるまで待ちます。

ひとりも落ちこぼれを作りません。

頑張れ。

一人前から一流へ。






2023年6月14日水曜日

一人前ではない、一流をめざせ

7月の東京ガイダンスに参加されるYさんからの質問です。

「測量士補は、テキストの全てを学習しないまま、基準点ギリギリで合格してしまい、その後テキストは開いていません。実務に就くにあたり、一通りの学習をし直すべきでしょうか。」


測量のノウハウは、受験テキストだけではどうにもならないと思いますが、それすらギリギリ合格で、なおかつまったくテキストを開いていないとすれば、その知識すらほぼ無いと思います。

測量士補だけでなく、土地家屋調査士試験に合格した段階で勉強を止めた人は、不動産登記法をはじめとする各種の法律も、ほぼ消え失せたと思います。

皆さんがこれから職業としてやっていこうとする土地家屋調査士は、専門家としての専門知識が商品なのです。

その専門知識どころか、試験合格レベルの知識すら忘れていたら、まったく使えません。

試験は8割で合格しますね。
つまり試験合格レベルでも2割を間違うのです。
我々プロは、2割どころか1回の間違いでも許されない世界です。

医者を考えたら分かるでしょ。
「先生、明日の手術は大丈夫でしょうか?」
「大丈夫、私は8割は成功しますから」

専門家の勉強は、試験勉強とは違います。
暗記ではありません。
勉強の仕方は私が教えます。
だから頑張ってください。

専門家は、中途半端なコネを持つよりも、しっかりとした実力を付けただけで、業務受託には困らなくなります。

明日から合宿研修がはじまる鈴木修塾の合言葉を紹介します。
一人前ではない、一流をめざせ】です。







2023年6月10日土曜日

長い時間立っていられない私は土地家屋調査士は無理でしょうか

 「私は土地家屋調査士の試験に挑戦中ですが、実は病気を患っており、長い時間外に立っていられません。私には土地家屋調査士は無理でしょうか?」

このような質問が昨日届きました。

病気については、同じ病気であっても、個人個人で状態が違うでしょうし、毎日状態も変わるのでしょう。

長い時間立ち仕事ができないということですが、長い時間とはどの程度なのでしょうか。

土地家屋調査士は、必ず現場に行って土地や建物を調査しなければ何事も始まらないので、その時間はどうしても立ち仕事になります。

その立っている業務の時間を短くする工夫を頑張れば、全体として何とかなるのかも知れませんが、それでも外での立ち仕事がゼロにはなりません。重いものを持つことは補助者で良いですが、土地家屋調査士本人もある程度の時間を動く体力は必要です。

立ち仕事が短時間しかできないのなら、間違いなくこの業界ではハンディになるでしょう。

そのハンディを工夫や調整で乗り切れるかどうかは、やはりご自分しか判断できません。


とはいえ、おそらく土地家屋調査士の業務の流れを理解されていないので、判断ができないのでしょうね。

どこかお近くで、業務を見学させてもらえる親切な事務所があれば良いですね。そこで業務のイメージを掴んでから、判断した方が良いでしょう。

とにかく、この迷いがあるうちは土地家屋調査士の試験勉強に集中できないでしょう。この試験の合否はモチベーション次第だと思いますので、受験中なら、まずはそこから整理すべきだと思います。


以下は3年前(2020年8月12日)に別の病気の方の質問に答えたものです。
この方は、相談があった3年前には既に土地家屋調査士を開業していた方でした。

この方の場合には、これまでの業務の組み立て方を見直して、病気を抱えているからこそ考えられる工夫を試してみるという観点からアドバイスしました。

事務所運営の考え方の一端をこのブログに書いたつもりですので、病気以外の方にも参考になると思います。

ご覧ください。

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 病気を抱えて土地家屋調査士事務所を運営すること (fermatadiary.blogspot.com)







2023年6月8日木曜日

「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 東京」について

土地家屋調査士に興味を持った方、目指して受験中の方、合格してから独立を目指す方、法人勤務から独立を目指す方、既に土地家屋調査士として独立している方 、長年、様々な方々から相談を受けてきました。

とにかく言えることは、「土地家屋調査士をまじめに努力する気なら、控えめに言っても、絶対に生活に困らない収入は確保できます」ということです。

それに不安を感じる人がいるとすれば、その不安は何の情報から来るものでしょうか。

その情報は、まともに土地家屋調査士をしている方からの情報でしょうか。


私の考え方は以下のブログ記事をご覧ください。

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 土地家屋調査士開業は、生き方の問題でもあります (fermatadiary.blogspot.com)


問題は努力をするつもりはあっても、どちらの方向にどれだけの努力をするかの目安が分からないのでしょうね。

それを長年ガイダンスで教えようと思い、活動をしてきました。


さて、次のガイダンスですが、7月15日(土)に東京で開催いたします。
そしてその研修会場が、LEC様のご厚意により、LEC水道橋本校の教室をお借りできることになりました。

LEC様のWEBでもご紹介いただきはじめたようです。

https://www.lec-jp.com/chousashi/event/lecture/

ご確認お願いいたします。


受講の申し込みについては、昨日から早速いただいておりますが、名字だけの方がいらっしゃいました。これでは同姓の方がいれば区別が付かなくなりますので、再度受講申し込みの方法を書かせていただきます。もう一度ご確認をお願いいたします。


「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 東京」

日時:令和5年7月15日(土)

        講義・研修 13時から16時

        個別相談 ~17時

        (すべての質問に答えますので、時間が無い場合は場所を移してでも対応します)

場所:LEC水道橋本校

    東京都千代田区神田三崎町2-2-15  Daiwa三崎町

    JR水道橋駅東口より徒歩3分。 都営三田線水道橋駅より徒歩5分。

    都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅A4出口から徒歩8分。

会費:3,000円

(事前振込をお願いします。詳細は受講申込みに返信でお知らせします)

定員:50名(生講義のみ)

受講対象者: 土地家屋調査士資格に興味のある方、土地家屋調査士受験勉強中の方、土地家屋調査士試験合格者、土地家屋調査士会員、土地家屋調査士の話を聴きたいすべての方。

たとえば

・土地家屋調査士の先行きは大丈夫かなと心配している方 

・土地家屋調査士に自分の人生を賭けても良いのか迷っている方

・土地家屋調査士試験合格したけれど、開業する勇気がない方

・事務所や設備など、開業資金の計画が立たない方

・土地家屋調査士になったけれど仕事がなくてこの先どうすれば良いか悩んでいる方 

・法人に就職して、本当は独立するはずだったんだけどなぁと後悔している方 

・久しぶりに鈴木の話を聞きたいなと思った方 

その他:

*受講者の人生だけではなくその方のご家族の人生がかかっているので、ご一緒に聴いて戴くためにご家族同伴でも結構です。  

受講申込み方法 

以下のメールアドレスに「土地家屋調査士ガイダンス7月受講申込み」の件名を書いていただき、以下の内容を書いて申し込みください。

受講申し込み先のメールアドレス: mucha@rr.iij4u.or.jp 鈴木 修 宛

    ・氏名 フルネームでお願いいたします(必須)

    ・住所 都道府県名だけでも結構です(必須)

    ・メールアドレス 返信して良いメールアドレス(必須)

 ・現在の状況 以下のどれかを選んでください

    • 土地家屋調査士に興味を持った
    • 土地家屋調査士試験を勉強中
    • 合格したが開業していない
    • 合格後法人若しくは補助者で修行中
    • 土地家屋調査士開業中
    • その他
  • 質問等
    • 土地家屋調査士に関して感じている疑問や不安をお書きください(任意)。
    • できる限り、個別に答えたいと思います。









2023年6月7日水曜日

「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 東京」の開催会場が決定しました。

 「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 東京」の開催会場が正式に決定しましたのでお知らせします。

LEC(東京リーガルマインド)様のご厚意で、LEC水道橋本校の教室をお借りできることになりました。今までよりも、多くの皆さんが参加しやすい場所になったと思います。

LEC様には感謝申し上げます。


「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 東京」

日時:令和5年7月15日(土)

        講義・研修 13時から16時

        個別相談 ~17時

        (すべての質問に答えますので、時間が無い場合は場所を移してでも対応します)

場所:LEC水道橋本校

   東京都千代田区神田三崎町2-2-15  Daiwa三崎町

    JR水道橋駅東口より徒歩3分。 都営三田線水道橋駅より徒歩5分。

    都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅A4出口から徒歩8分。

会費:3,000円

(事前振込をお願いします。詳細は受講申込みに返信でお知らせします)

定員:50名(生講義のみ)

受講対象者: 土地家屋調査士資格に興味のある方、土地家屋調査士受験勉強中の方、土地家屋調査士試験合格者、土地家屋調査士会員、土地家屋調査士の話を聴きたいすべての方。

たとえば

・土地家屋調査士の先行きは大丈夫かなと心配している方 

・土地家屋調査士に自分の人生を賭けても良いのか迷っている方

・土地家屋調査士試験合格したけれど、開業する勇気がない方

・事務所や設備など、開業資金の計画が立たない方

・土地家屋調査士になったけれど仕事がなくてこの先どうすれば良いか悩んでいる方 

・法人に就職して、本当は独立するはずだったんだけどなぁと後悔している方 

・久しぶりに鈴木の話を聞きたいなと思った方 

その他:

*受講者の人生だけではなくその方のご家族の人生がかかっているので、ご一緒に聴いて戴くためにご家族同伴でも結構です。  


受講申込み方法

以下のメールアドレスに「土地家屋調査士ガイダンス7月受講申込み」など内容が分かる件名で申し込みください。

また個人的に何が不安なのか、何が疑問なのかも、具体的にメールでお知らせいただければ、すべての質問に答えます。

メールアドレス: mucha@rr.iij4u.or.jp






2023年6月5日月曜日

自分で報酬額を決めてお客様からいただく難しさ

 独立して難しいことの一つは、お客様からお金をいただくことです。

お客様のお役に立てて、その対価としていただく報酬金額をはたしてどう決めたら良いのか、私も最初はとても難しかったものです。
社会の役に立つことと、お金をいただくことが、どうも同時に考えられなかったのです。

皆さんも、独立開業する前は、自分に入るお金については、全部他人によって決められていましたね。

その金額に不満に思っていた人でも、その世界から飛び出して自分で決めることができる立場になると、他人が決めてくれるシステムは結構楽だったんだなと思うはずです。

実際に、いざ自分で決めて良い立場になると、報酬金額の決め方に大抵の人は迷います。

本当に自分の価値をお金で表現するって難しいですね。

そして、皆さん、お金をいただくことに、どこか後ろめたいイメージがあるからでしょう。

でもね、お客様に提供するサービスの価値を、具体的な金額に換算するのがプロです。


確かに私も、お金だけを目的として仕事はしていません。

でもお金も頂かなくては仕事になりません。

お金をいただくことに対する後ろめたさを払拭する方法を教えましょう。

簡単な話です。

お客様のために誠心誠意努力して、報酬金額以上にお役に立つことです。

その矜持があれば、胸を張っていただくことができます。

私は全国の研修会などで、詳細な報酬計算の方法も教えていますが、まずはこんな考え方で報酬を考えてみましょう。




2023年5月22日月曜日

8月の鈴木修塾(事務所開業・経営)は開催決定です

 8月の鈴木修塾(事務所開業・経営)については、開催の有無の問い合わせも増えてきました。参加希望の方にとっては、仕事や家族の調整もあるでしょうし、飛行機などの予約もあるでしょう。そろそろ答えなければなりませんね。

8月の鈴木修塾(事務所開業・経営)の開催を以下のとおり決定します。


第3期「事務所開業・経営・運営」 

日 時:8月25日(金) 13:30 〜 27日(日) 13:00 

2泊3日の合宿形式です。基本的に朝から夜までです。

場 所:エスポールみやぎ (仙台市宮城野区)

受講料:115,000円(税込) 宿泊や飲食は別途。

宿泊所は自由に決めて結構です。研修会場の「エスポールみやぎ」なら、1泊2食付きで5,750円と破格の安さです。部屋数が少ないのでご希望の方は早めにご連絡ください。


研修内容について

事務所経営が、皆さんにとって一番不足している分野だと思っています。仕事ができても経営や営業の方法が誤っていれば事務所は潰れます。

この部分は補助者として何年勤めても事務所からは教えてもらえないことなので、皆さん自分の勤めた事務所のやり方だけを端から見て勝手に誤解している、と思っています。

他業界のノウハウであちこちに営業に行くことなども、効果が無いだけでなく、経営的にはとても危ないことだと思います。

また、同じ土地家屋調査士業界のことだとしても、昭和の時代の事務所経営のノウハウと令和の時代のノウハウは明らかに異なります。まずは「経営や営業、業務処理の核」の部分を具体的に教えたいと思います。

具体的な報酬計算や見積方法、受託契約なども教えています。

ご相談いただいた方々の中では「定年後の試験合格なのでリスクの少ない開業をしたい」というニーズもあるようです。その人たちそれぞれに合った業務と経営も、できるだけ検討してお伝えしたいと思います。

これから事務所を開業する方の具体的な方法から、ベテランの土地家屋調査士の方の事務所経営の見直しまで、お役に立てると思います。

また業務の進め方のコツと時間の使い方のコツも教えます。


受講申し込み方法

*ご希望の方は以下のとおりメールをお願いいたします。 

   鈴木修宛  mucha@rr.iij4u.or.jp

件名は「鈴木修塾 8月「事務所開業・経営」受講申込み」など内容がわかる書き方でお願いします。お問合せや相談などもご遠慮なくメールでお願いします。


鈴木修塾については、以下のブログを参考にしてください。

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 今年の鈴木修塾の予定と参加申込み開始について (fermatadiary.blogspot.com)




2023年5月20日土曜日

(予告)7/15 土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンスin東京

毎年開催しています「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス」の開催計画をしておりました。会場はまもなくお知らせできると思いますが、東京で開催します。

このガイダンスでは土地家屋調査士に興味を持っている方から現役の土地家屋調査士の方までどなたでも参加できます。

「土地家屋調査士の先行きが心配だから受験して良いものか迷っている」という方もいると思います。でも「先行きが心配だから」ってどんな根拠なのでしょうか。

確かに個人業としての独立開業ですから、保証されているものなどは何もありません。

でも、どんな業界でも勝ち組と負け組はいます。

一流会社と思われていたところに就職しても、会社都合で解雇される時代です。それなら自分の考えで動き、自分で責任を負える独立開業の人生の方が納得できませんか。

いつも言ってますが、その方の能力、立場、環境など様々な観点から考えなければならないので、一般論だけで割り切れるものではないし、ましてや匿名で書かれたSNSのつぶやきを信じて自分の人生を決めるのはやめた方がよいです。


このガイダンスは、長年新人研修で調査士実務や、個人ガイダンスや塾で事務所経営を教えてきた私が、対面形式で講義して、受講される皆さんすべての方の悩みや質問に答えようという内容です。一人一人の事情を聞いて、その人に合ったアドバイスをしています。

私は、参加者全員を土地家屋調査士にしたいとは思っていません。単に会員を増やそうというガイダンスとは目的が違います。その方の背負っている環境や性格などによっても答えは変わって良いと思います。もやもやしていたのだけれども、私は「土地家屋調査士にならない」という答えを出してもガイダンスに参加した意味があると思います。


もちろん、ガイダンスで詳細に説明しますが、土地家屋調査士の業界全体は悪くありません。私は将来性はかなりあると思っています。だからネットだけで得られない真実を誤解されないようにしっかりと教えたいと思います。

このガイダンスは「もしあなたが土地家屋調査士になるとしたら」という観点に立って、その方にあったアドバイスをするものです。

ガイダンスに参加された方々からは、お礼のメールがたくさん届いているので、このガイダンスは、皆さんのお役に立っていると自負しています。


また土地家屋調査士として開業してからも事務所経営の悩みは尽きません。開業後で仕事が無いなど経営で悩んでいる方などにもアドバイスしています。仕事はたくさんあります。悩んでいる人は、おそらく方向性が間違っているのだと思います。

迷っていたり悩んでいる方は一度参加して話を聴いてみてください。


詳細が決まり次第、このブログで連絡しますが、まずは日程などをお知らせします。

興味のある方は予定表に入れておいてください。


「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 東京」

日時:令和5年7月15日(土)

        講義・研修 13時から16時

        個別相談 ~17時

        (すべての質問に答えますので、時間が無い場合は場所を移して対応します)

場所:東京都内 (交通の便の良いところで調整中です)

会費:3,000円

受講対象者: 土地家屋調査士資格に興味のある方、土地家屋調査士受験勉強中の方、土地家屋調査士試験合格者、土地家屋調査士会員、土地家屋調査士の話を聴きたいすべての方。

・土地家屋調査士の先行きは大丈夫かなと心配している方 

・土地家屋調査士に自分の人生を賭けても良いのか迷っている方

・土地家屋調査士試験合格したけれど、開業する勇気がない方

・事務所や設備など、開業資金の計画が立たない方

・土地家屋調査士になったけれど仕事がなくてこの先どうすれば良いか悩んでいる方 

・法人に就職して、本当は独立するはずだったんだけどなぁと後悔している方 

・久しぶりに鈴木の話を聞きたいなと思った方 

その他:

*受講者の人生だけではなくその方のご家族の人生がかかっているので、ご一緒に聴いて戴くためにご家族同伴でも結構です。