2023年12月8日金曜日

私が直接面談による指導にこだわっている意味

 「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンスin大阪」も今週末になりました。

今回も旭川から佐賀までと、本当に全国各地の方々から受講希望をいただきました。

そして、受講者の皆さんから、事前にたくさんの深い質問が届いています。

それらの深い質問を受け止める側の私としては、それだけ受講者の皆さんとご家族の人生がかかっているのだということをしっかり認識しています。

皆さんの人生がかかっているのですから、質問の内容がとても深いのは当然だと思いますし、私もガイダンスや鈴木修塾に対して常に相当の責任と覚悟を持って取り組んでいます。


何度も書いているように、同じ質問でも、その人によって答えは違ってきます。

全員が、年齢も、性格も、人生観も、背負っている家族も、これまでのキャリアも、地域も、すべてが違うからです。

それに対して、通り一遍にSNSや動画配信などで答えることは、とても難しいのです。

たとえば、「現在の職業をいつ辞めて独立するか」、「合格後法人に行くか、個人事務所に行くか」など、その人によって答え方が変わります。

当然、私の土地家屋調査士としての哲学はありますが、それを一方的に押しつけることは控えています。

「開催地が遠いので、ガイダンスや鈴木修塾をzoomやyoutubeなどで発信してください」という要望も定期的にいただきます。

動画配信でも確かにそれらしいことを伝えることはできると思いますが、皆さんが私に求めていることは、それではないはずです。
本当に質問者に沿った答えにしようと思うと、一方通行のメディアではとても難しいのです。

やはり、実際に本人と会って、少し会話をして、はじめてヒントが出せるのです。

もっと突っ込んで話ができれば、もっとフィットした提案ができると思います。

いつも、ガイダンスの後に希望者と懇親会を開催することが多いのですが、これもできるだけ長くお話を聴いて、アドバイスしたいという気持ちからなのです。

私が、ガイダンスの集合形式や、鈴木修塾の合宿形式(3泊4日及び各日夜中まで)にこだわっている意味です。

ご理解ください。

皆さんを全力で応援いたします。