2026年5月5日火曜日

家族と進む独立への道

 先日、「迷い続ける時間より、今日の2時間が未来を変える」というブログを書きました。

https://fermatadiary.blogspot.com/2026/03/2.html

あれは、公務員として働きながら合格した S さんからの相談がきっかけでした。


今日も彼に確認したところ、今も勉強を続けているようで安心しました。

実は、先日のブログには書かなかったことがあります。

あの日の相談は Zoom で行ったのですが、彼の隣にはお子さんを抱いた奥様もいらっしゃり、ご夫婦そろって相談に参加してくださったのです。

奥様の応援もあって、今も継続して努力されているようで、私も本当に嬉しく思っています。


試験に合格した直後というのは、誰しも高揚感で胸がいっぱいになります。

その勢いのまま「すぐに開業したい」と思うのは自然なことです。

しかし、独立開業には冷静な分析と判断、そして大きな決断が必要です。

勢いだけではなく、経営者としての視点が欠かせません。


個人事務所といえど、開業は立派な“起業”です。

もしあなたが会社を設立するなら、マーケティングをし、経営判断を重ね、シミュレーションを行い、資金計画を立て、相当な調査をして臨むはずです。

それなのに、土地家屋調査士の開業となると、誰が書いたか分からない SNS の一般論を鵜呑みにして、人生を委ねてしまう人があまりにも多い。

そしてその判断は、本人だけでなく、奥様やお子さんの人生にも大きく影響します。

それが私にはとても心配なのです。


だから私は、相談の際にはご家族にも同席していただくことがあります。

試験に合格しただけのスキルでは、この業界でやっていくには不十分です。

今後も継続的な努力が必要になります。

そこで私は奥様にこう尋ねます。


「あなたの旦那様は、受験勉強だけでなく今後もずっとその努力を続けられると思いますか」


奥様がそれを信じ、応援すると言ってくださるなら、私もその方向性を支持します。

逆に、試験のときは頑張ったとしても、その後に何もしない夫を見ていたら、奥様は不安になるでしょう。


ここが一番大事なポイントです。


私への相談は、ご本人だけでなく、ご家族も一緒で構いません。

家族の将来のために、一緒に考えていきましょう。

家族とともに歩む覚悟があるのなら、私はその挑戦を心から応援します。