土地家屋調査士は、土地や建物を調査する職業ですから、机上ではなく「現場」でメモを取る場面が圧倒的に多くなります。雨、湿気、暗がり、足場の悪い場所など、筆記具にとっては過酷な環境ばかりです。
これまで私のブログでは、
上向きや湿った紙にも書ける エアプレス
暗い場所でも書ける ライトライト
土地家屋調査士 鈴木 修 ブログ: ライトライト ライト付きボールペン ゼブラ
赤色LEDで夜間に便利な ライトライトα
土地家屋調査士 鈴木 修 ブログ: 赤色LEDのライトライトα(アルファ)
など、現場向けのペンを紹介してきました。
今回は、三菱鉛筆のJETSTREAMシリーズから登場した新製品 「and knot(アンドノット)」 を紹介します。カラビナ付きで“ぶら下げて持ち歩く”というペンです。
and knot は、バッグやネームプレート、ベルトのループなどにカラビナで引っ掛けて持ち歩くスタイルのペンです。常に近くにあって現場で「すぐ使える」「すぐ戻せる」というのは、思った以上に大きなメリットです。
私はいつも他にペンを持っていますが、予備を持っている安心感もあります。
このペンで気に入っている点は次の3点です。
○磁力で“ピタッ”と決まるキャップ
キャップは磁力でしっかり固定されます。強く振っても落ちません。
引き抜いてメモし、またキャップに差し込む。この一連の動作がとてもスムーズで、現場での信頼性は高いと感じました。
○ 太めのボディで握りやすい
ボディは十分に太く、軍手や手袋をしていても握りやすい太さです。
「握りやすい」=「落としにくい」というのは現場では非常に重要で、太さの設計に納得しています。
○信頼性のカラビナとジェットストリームインク
従来からカラビナ付きのペンはありましたが、比較的チープなもので、
カラビナがプラスチックで耐久性が低いとか、インクが擦れるなどの問題がありました。
その点、三菱鉛筆が作ったJETSTREAMの and knot は、
“フィールドで使うことを本気で考えて作られたカラビナペン”
という印象を受けます。
必要な時に側にあって必要なインクが擦れずにボタ落ちせずに使えるのが現場向きです。
製品としてはとても良いのですが、あえて注文を3つ挙げます。
●ペン先を出したままキャップに入れると落ちる
キャップ側に磁石がないため、ペン先を出した状態でお尻側から差し込むと固定されません。芯を出したままぶら下げると周辺をインクで汚す可能性があるので、この仕様かもしれません。しかし、現場ではペンを落とさないためにも、ネックストラップにぶら下げて「ペン先を出したまま使う」シーンもあり得るので、ここは考慮の余地があると感じました。
● 替え芯が細い(SXR-80-05)
採用されている替え芯は 0.5mmの SXR-80-05。
もちろん書き味はJETSTREAMらしく滑らかですが、アウトドア用途で太いボディなのですから、もう少し太めの芯(インク量の多いタイプ)を選べたら嬉しかったところです。
●価格が税込 3,650円
信頼できる丈夫なカラビナや、機能だけでなくファッション性もある製品なので、比較的高価な価格は理解はできます。
私自身は買いましたし満足していますが、できれば 税込3,000円未満 ならより手が伸びやすかったのではないかと思います。
高校生の頃の私なら、絶対に欲しくてたまらなかったでしょう。
それでも「現場で使うペンを探している人」にはおすすめのペンです。
敢えて注文は書きましたが、総合的にはとても良い製品です。
現場で信頼できるペンを探している人には、安心しておすすめできます。
カラーは、
ランタンオレンジ、ジンジャーイエロー、スチームホワイト、シダーグリーン
の4色展開です。
以前の私なら迷わずオレンジでしたが、最近のマイブームであるグリーンを選びました。
まとめ
and knot は、「JETSTREAMらしい信頼性の高いカラビナペン」 です。
土地家屋調査士のように、屋外での筆記が多い職業には特に向いています。
現場での使い勝手を重視する方は、一度手に取ってみる価値があると思います。