2026年6月20日土曜日

「年齢を理由に補助者不採用…」と落ち込む方へ

先週末に開催した「土地家屋調査士事務所開業ガイダンス in 福岡」。

その事前アンケートで、参加者のYさんから切実なご質問をいただきました。

当日はYさんのご事情に合わせたアドバイスをしましたが、これは多くの受験生が直面する「共通の壁」でもあるため、ここでも一般論としてシェアしたいと思います。


【Yさんからのご質問】

「60〜70代まで土地家屋調査士として社会貢献したいと考えています。実務経験を得るために9社へ応募しましたが、年齢を理由に不採用が続きました。今後、どのように実務経験を積む道を探すべきでしょうか。」


年齢を理由に不採用が続くと、本当に心が折れそうになりますよね。そのお気持ち、痛いほど分かります。

ですが、まずお伝えしたいのは、「60代、70代まで社会貢献したい」というYさんの志は、何一つ間違っていないし、絶対に諦める必要はないということです。私たち土地家屋調査士には定年がありません。生涯現役でいられる、本当に素晴らしい資格です。


私は常々「実務経験を積むには補助者になるのが一番の近道」とお話ししています。しかし、現実には様々な事情で補助者になれない方がたくさんいます。

・Yさんのように、年齢を理由に採用が見送られてしまう方

・近くにそもそも募集している事務所がない方

・すでに他の資格(司法書士など)や本業があり、転職が難しい方

・ご家族の介護や子育てなどで、常勤の勤務ができない方


前提として、「補助者」とは学校の「入学」ではなく、あくまで事務所の「雇用」です。

事務所側もボランティアではないため、限られた予算の中で「今すぐ即戦力になるか」「長く働いてくれるか」をシビアに判断せざるを得ないのが本音です。募集のタイミングもあります。

ですから、不採用が続いたからといって「自分には能力がないんだ」と落ち込む必要は一切ありません。


そこで、私からの提案です。

「給料をもらって勉強する」という考え方を、一度リセットしてみてはどうでしょうか。

本来、ものを教えてもらうにはお金を払うべきなのです。

だから思い切って、「お金はいりません。無料でいいから手伝わせてください。その代わり、実務を勉強させてください!」とアプローチしてみるのです。

「無料の労働力」として飛び込んでくる熱意ある人を、土地家屋調査士事務所は頭ごなしに拒絶しないかもしれません。むしろ「そこまで言うなら、ちょっと現場に連れて行ってみるか」と、話がガラリと変わる可能性があります。

土地家屋調査士事務所側も「タダで手伝ってもらっている」という心理が働くため、いつもより丁寧に仕事を教えてくれるかもしれません。


失礼を承知で申し上げれば、Yさんのご年齢であれば、若い世代に比べて多少の蓄えや、今の本業での収入があるはずです。

一時的に「無給(もしくはそれに近い)」の期間を作ることは勇気がいりますが、それは未来の自分への「開業投資」だと割り切ってみてください。

そこで泥臭く、しっかりと本物の実力を身につければいいのです。

資格を取り、独立して、土地家屋調査士としてバリバリ稼いで回収すれば、何の問題もありません。


それでも無ければ鈴木修塾もお役に立つと思います。


道は一つではありません。

「雇ってもらう」以外の選択肢も視野に入れて、一歩を踏み出してみませんか? 

応援します。






2026年6月8日月曜日

参加者からのご質問を受けて:福岡ガイダンスの参加方法と事前連絡のお願い

 6月14日(日)に福岡で開催する「土地家屋調査士事務所開業及び経営ガイダンス」について、昨日、参加予定の方から以下のようなメールをいただきました。

「来週日曜日の福岡セミナー楽しみにしております。ぜひお聞きしたいことがありましたので、別添送付いたします。ご多用とは存じますが、一問でも構いませんので、当日取り上げてもらえますと助かります。」

添付されていた質問を拝見すると、これから開業される方が切実に感じているテーマばかりで、当日も多くの方に役立つ内容だと思いました。(参考までに以下に列挙します)

鈴木修塾であれば 2泊3日で深掘りしている内容ですが、今回のガイダンスは3時間ですので、すべてを詳細に扱うことは難しいと思います。 それでも、この方にとって「今まで考えていなかった視点」をお伝えできると思います。

一点だけ、運営上のお願いがあります。

今回メールをくださった方は、事前の参加申込みのメールが私に届いていない方でした。発信日付を確認したのですが、迷惑フォルダにも入っていません。それでも何故か今回の質問は届きました。過去にもこんなことがありましたので、その方の送信の問題ではなくて当方の何らかのメールの受信の問題だと思います。

参加申込みをいただいた方には翌日には必ず返信しておりますので、返信がなければ再度お問合せをお願い致します。

ガイダンスでは、参加者の皆さまに質問集も加えた資料をご用意するため、事前に人数や質問を把握しておく必要があります。

また、3時間を最大限有効に使うため、当日の集金や領収書発行の時間を省く目的で、事前振込をお願いしています。

より良い時間を提供するための準備ですので、どうかご理解いただければ幸いです。

今回の会場は、前回のご連絡後に、座席に余裕がある会場を押さえたので、

参加申込みは今からでも大丈夫ですから、必ず事前にご連絡ください。