2026年7月28日火曜日

【熊本震度7】片付けは後回しに!今すぐ「余震」への警戒をお願いします

熊本地震から10年が経ちましたが、本日(2026年7月28日16時27分)、また熊本を中心に大きな地震(震度7、M7.1)が発生したようですね。

まずは、九州の皆様の安全を心よりお祈り申し上げます。


このブログでも何度も書いていますが、「余震」も本当に恐ろしいです。

どうか十分にお気を付けください。

大きな揺れによって地盤や構造物が緩んでいると、その後の小さな揺れが引き金となって崩壊することもあります。

片付けは後回しで構いません。「もう一度大きな揺れが来たら、どこが危ないか」だけを考えて行動してください。

綺麗に後片付けをするのは、余震が落ち着いてからにしましょう。


私は地震が起きるたびに発信していますが、東日本大震災の際に業界の災害対策本部長を務めていた経験があるため、どうしても他人事とは思えず心配になります。

10年前の熊本地震が発生した直後にもすぐに熊本へ向かい、熊本県土地家屋調査士会への支援をさせていただきました。

ここでの「支援」とは、被災した組織そのものへの援助という意味だけではありません。今後発生するであろう、対外的・対内的な各種事務手続きを予想し、それぞれに対する対策や対応案を説明・共有することでした。

災害時には、想定外の被害とともに、想定外の事務作業が数多く発生します。そうした手続きや対応を平時から網羅しておくのは難しいため、「私の経験が少しでも役に立つのなら」という思いでお伺いしたのです。


東日本大震災以降は、公私を問わず、災害に関する講演や支援を全国で行ってきました。

その中でよくいただくのが、「一番効果的な災害対策は何か?」という趣旨のご質問です。

これに対する私の答えは、常に一つです。

「今日、あるいは明日、100%地震が来る」という意識を持って、すべての準備をすること。


「地震はいつか来るかもしれないけれど、今年ではないだろう」と考えてしまえば、本気で対策を講じることはなくなります。誰しも日々の生活や仕事で忙しいからです。


しかし、自分自身の命だけでなく、大切な家族や友人、そして社員を守るために、どうか本気で考えてみてください。

自分や家族を守るために、遠慮や見栄は不要です。絶対に格好をつけてはいけません。


災害対策は、「大袈裟なくらいが丁度良い」のです。


熊本をはじめとする被災地の皆様、もし困ったことがあれば、遠慮なく私を含む全国に声を上げて発信してください。

そこに遠慮は一切不要です。堂々と支援を受け入れてください。

そして心身に余裕が生まれたときに、それぞれの形で、後から次の誰かへ返していけば良いだけなのです。


皆様の安全を心よりお祈り申し上げます。


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