2010年2月2日火曜日

貴乃花親方相撲協会理事当選

貴乃花親方が日本相撲協会の理事に当選しました。

日本中で話題ですが、このニュースで、相撲協会がいかに閉鎖的なのかがこのところの報道で改めてよくわかりましたね。部屋毎に締め付けているだけでなく、投票の際、誰が誰に入れたかのチェックまでされていたとのこと、呆れるばかりです。
この数年続いた不祥事に、断固たる態度が取れない理事会を何とかしないと、相撲人気が終わってしまいます。昔からの相撲ファンの私でしたが、最近は相撲を見る気がしなくなっていました。身内をかばっているだけの組織は、逆に自分を守ることが出来なくなります。

貴乃花親方は、尊敬するお父さんの初代貴ノ花の時代、国民皆が夢中になった時代の大相撲を再現したいのでしょう。当時の子供は皆相撲を見ていて、休み時間には教室の後ろで相撲をしていたんですがね。
貴乃花親方は、相撲協会を改革する為には外野でものを言っても何も届かないと思い、理事に立候補したのでしょうね。
それにしても一門を離離脱しても理事に立候補したことは、大変な情熱と覚悟が必要だったと思います。
情熱が有っても覚悟が無い人が多いです。
また、貴乃花親方に投票した親方達もまた、一門の締め付けの中でかなりの覚悟が必要でした。これらの動きが、きっと大相撲を良くするでしょう。

さて、我が連合会役員の選挙も、一門(ブロック)で投票行動が決まっていた時代が有ったようです。まさか今は無いと思いますが、他所の組織のことは笑えません。
土地家屋調査士会でも言えるのですが、改革したいと思って一年に一度の総会で発言したくらいでは何も変わらないのです。やはり理事になって毎回の理事会で発言するからこそ、少しずつ世界は変えられます。更に会長に立候補すれば、改革はもう少し早く実現します。

皆さんもご意見があれば、遠慮なく理事に手を挙げてください。
よろしければ会長にも手を挙げてください。
少なくとも宮城会は相撲協会のような閉鎖社会ではありません。
自分の所属している組織を他人任せにしないで、皆で役割分担しながら未来を作りましょう。