本日(2月24日)午前に、大韓地籍公社から3名と東北情報工科専門学校に在籍する大韓地籍公社の留学生が2名と総合情報デザイン科の宮城和吉先生と計6名の皆さんが、宮城県土地家屋調査士会にお見えになりました。
韓国はこれから全国地籍調査をするとのことで、日本の登記や地籍事情を視察したいとのことでした。
なぜ韓国から宮城会に来たのかということですが、この東北情報工科専門学校(昔の東北測量専門学校)には、長年宮城会の土地家屋調査士が講師に行っていたご縁があり、その留学生である大韓地籍公社の方々とも昔から繋がりが有るからです。現在は松岡広報部理事が講師に行っていますし、以前は鈴木業務部長も、また私も講師に行ったことがあります。
日本の説明をする際にお聞きする韓国の事情は、私たちにとっても新鮮でした。16日の私の講義でも韓国や台湾の登記に触れましたが、他の国の制度を学ぶことが自国の制度を深く理解する上で大変有効な手段の一つであると思っています。中でも、大戦前は同じ不動産登記法だったこの韓国と台湾の制度との比較は、特に重要だと思っています。
言葉は通じなくても地図に同じように反応している表情を見ていると、同業者の連帯感を感じました。
せっかく打ち解けてお話しできているので、本日は滑走前の女子フィギュアスケートの話題だけは出さないようにしました。