2010年2月23日火曜日

報酬をいただくこと

今月16日に「報酬についての研修会でお話しをさせていただきました。
明日は秋田会に「報酬についての研修会」に講師でお招きいただいております。
全国で今、報酬についての研修を必要としています。
会員皆で、報酬を見つめ直す時期にいているのでしょう。
ちなみに日調連も来年度中に報酬について研究をまとめるとのことでした。

さて、報酬をいただくとはどういう事でしょうか。
資格を持っているから当然に報酬をいただくのではなく、資格を通してお客様のお役に立てるから、その対価として報酬をいただけるのですよね。
資格試験に合格しただけで安心している会員はいないでしょうか。
資格を持っているだけでは駄目なんです。

私は、報酬を払ってくれる方を「依頼者」とか「申請人」とか言いません。「お客様」と言います。
NTTが民営化になったときに、「お客様」を「加入者」と呼んでいると話題になったものです。
私たちも昔から「先生」と呼ばれて勘違いしている業界のような気がしてなりません。
本質はサービス業と考えるべきなのでしょう。
では何をサービスするのか、またできるのか、時代時代でここのところを十分に考えなければなりません。

時代が変わり、それと共にお客様へのお役に立つ方法が変わってきました。
昨年までのノウハウでは、お役に立てる範囲がどんどん減ってきています。
報酬の検討は、時代に合った業務の検討を踏まえないと意味がないのですね。