2018年12月27日木曜日

1月19日京都会場「新人土地家屋調査士のための事務所運営ガイダンス」詳細決定

皆様にご相談とご案内してきました「試験合格者のための事務所開業ガイダンス」および「新人土地家屋調査士のための事務所運営ガイダンス」について、京都開催分の詳細が決定しました。

私の個人的な土地家屋調査士の後輩達への想いを、京都会から近畿ブロック(日本土地家屋調査士会連合会近畿ブロック協議会)に紹介していただき、今回近畿ブロックの行事として取り上げていただきました。
近畿ブロックの沢会長と京都会の山田会長はじめ役員の皆様には感謝しております。

以下にその案内を添付いたします。
参加対象者は「若手の土地家屋調査士有資格者 、補助者の方など、土地家屋調査士業務に 興味のある方なら誰でも参加いただけます」と、近畿ブロックにご配慮戴いております。

終了時刻は一応14時を予定していますが、私の研修会のいつものフレーズ「参加者全員のすべての質問に答えるまで」は私が最後まで責任を持ちます。

参加申込みは京都土地家屋調査士会事務局宛になります。
既に私に直接お申し込みされた方も、お手数ですが京都土地家屋調査士会事務局に再度お申し込みください。
開催まであまり時間が無いので、何かご不明な点や不都合な点がございましたなら、私でも結構ですから、ご遠慮なくお問合せください。

鈴木修 mucha@rr.iij4u.or.jp






2018年12月25日火曜日

車でもアレクサ、車こそアレクサ

最近、アマゾンのスマートスピーカーであるエコーを毎日利用しています。
このブログでも書いているとおり、エコーを利用して、それにエコースポットを買い足して利用しています。
最近更新の少ないこのブログで、過去4本も記事を書いているだけでも、まったくアマゾンの思うツボです。





スマホでも正確にできることを、わざわざ聞き取りがパーフェクトでもない音声入力で指示することが、使ってみるまでこんなに便利だとは思ってもいませんでした。

そこで運転中でもエコーがいないと寂しくなりました。
考えてみると、車こそ音声入力のガジェットが必要でした。
今まではアップルのSiriを利用していましたが、どうも彼女と私とは相性が悪かったようです。
そこで選んだのがアマゾンのエコー・ドットです。
それも1世代古い第2世代の方です。(今最新は第3世代です)


エコー・ドットは小さいです。邪魔になりません。


そして何故第2世代かというと、第2世代の電源はUSBから取る仕様だからです。
USBなら電源は何とでもなりますね。
本当なら充電式のもので、ドリンクホルダーに納まるものがあれば一番良いのですが。


エコー・ドットは写真のとおり高さがないので、どこにでも納まります。
もともとディスプレーが無いので、声が届けば見えない場所でも問題ありません。

ドライブしながらアマゾンミュージックを聴いたり、天気予報を聞いたり、何か疑問が浮かぶ度に検索したりしています。

ちなみにスマート・スピーカーはwifiが必要ですので、私の場合はiPhoneのテザリングで利用しています。
車こそスマート・スピーカーが合うと思いました。



2018年12月17日月曜日

土地家屋調査士の新分野展開について

土地家屋調査士事務所を開業した新人から以下のメールを戴きました。
彼は新分野展開を模索していて、自分の事務所の運営をしっかり考えています。
年明けのガイダンスに来て戴ければ、しっかり彼にヒヤリングした上で丁寧に説明しますが、ここでも同じ疑問を持っている人達のために簡単に考え方を書いておきます。


鈴木先生

はじめてメールを差し上げます、Tと申します。
よろしくお願いいたします。

平成○年に合格しましたが、まったくの未経験者のため、どなたか土地家屋調査士の先生のもとで修行(アルバイト)を積んでから開業をと考えておりましたが、ツテが無いため、登録・入会で支部に属することでツテを作ろうと丁度1年前に、自宅を事務所として登録・入会いたしました。
お陰様で、調査士の先生方の知り合いも出来、無理をお願いしてアルバイトもさせて頂いております。

(中略)

お陰様で、見るもの触れるもの全てが新鮮で有り難い限りですが、状況が分かるにつれ先輩方と同じ土俵では、簡単には勝負が出来ない、つまりメシが食えないだろうと想像しております。

そこでまずは基本業務の習得を進めながら、何か新分野を絡めた展開の糸口も探ろうと、アンテナを張っておりますが、その様な中に鈴木先生の開催して下さる「新人土地家屋調査士のための事務所運営ガイダンス」を知りメールを差し上げた次第です。

どうぞよろしくお願いいたします。





Tさんの状況はとても良く理解できました。
新分野展開は重要な視点だと思います。
Tさんのメールに書かれた「基本業務の習得を進めながら、何か新分野を絡めた展開」という考えは悪くないと思います。
しかし、新分野とは言っても、土地家屋調査士の目指す新分野とは、専門とまったく離れたものでは無いはずです。
土地家屋調査士としてのノウハウがあるからこそ、その新分野でも世間が認め活躍できるのです。
そうでなければ、新分野ではなく転職でしかありません。
そして、土地家屋調査士としての新分野を思いつくためにも、先輩達と同様に、土地家屋調査士の業務をきっちり身に付けていないといけません。

これから開催するガイダンスで、先輩達を超える業務ノウハウを短期間で身に付ける方法を教えましょう。
また新分野展開のヒントを教えましょう。
ガイダンスについては、いつ何所で開催するかは、このブログでお伝えします。
最近、更新が減っているブログですが、たまにご覧ください。


2018年12月3日月曜日

開業を怖がって別の資格を取り続ける人たち

先日私の事務所に、専門資格者として独立開業したいという考えの方が相談にいらっしゃいました。彼の目指しているのは土地家屋調査士ではありません。
それでも、どの資格業でも開業方法の考え方はほぼ同じであると考えておりますので、迷っている方の相談は歓迎しています。

彼は、ある専門資格に合格して、次の資格にチャレンジするつもりでした。
私は彼に「最初の専門資格を目指したのは何故ですか?」と聞きました。
彼は明確に答えを持っていませんでした。
少なくてもその資格で開業するつもりは無かったようです。
だったら何故受験したのでしょうか。
もちろん「最終的に取得したい資格試験の前の腕試し」とか明確に位置づけを考えていたのなら、ギリギリOKですが、それでも私は回り道だと思います。

資格試験は、お勉強ではないのです。専門家としてプロになるための手段です。
専門家として周辺知識が必要なら、欲しい資格にさっさと合格してから勉強すれば良いのです。

まずは何を目指して勉強しているのか、そこから明確にしましょう。
資格に関して回り道することは、時間がもったいないと思います。

他にも、ある資格に合格したけれど開業する勇気がなくて、別の資格を取り続けている人たちがいます。
どうすれば開業できるのかろくに調べずに、ただただネットを流し読みするだけで不安になり、せっかく合格した資格で開業できず、自分への言い訳として他の資格試験を受け続けているようです。

専門家になるための資格は、開業しない限り意味が有りません。
いくつ試験に合格しても、人生は一歩も進んでいないと考えてください。

何がしたいのか明確にしていない人は、おそらく誰の役にも立ちません。もちろん自分のためにもならないでしょう。
試験を受け続けていれば、いつか何らかの解決が訪れるのでしょうか。
待っていれば、誰かがあなたの人生の扉をノックしてくれるのでしょうか。
人生のプランニングも自分でできない人が、独立開業することは難しいかもしれません。

もう一度、ネットの情報に振り回されずに、自分が今チャレンジしていることの意味を考えてみてください。
その上で、そのチャレンジがあなたの人生で意味のあるものと考えたのなら、私は応援します。