2019年12月31日火曜日

大晦日

大晦日になりました。
令和元年、皆様にとってどんな年だったでしょうか。

私はとても忙しい年でした。
忙しいということは、それだけ他の方々のお役に立ったということでしょう。
年初考えていたことも、ギリギリでしたが、できたと思っています。
だから、今年はとても悲しいこともあったけれど、全体としては満足すべき年だったと理解しています。

さて、令和2年はどんな年にしましょうか。
以前も書きましたが、どんな年になるかではなく、どんな年にするかです。
皆さんは決めましたか。
私は決まっています。

流れに任せていては何も実現しません。
決めなければ実現可能性はゼロです。

ご存じのとおり、私は土地家屋調査士事務所を開業したいというたくさんの方々から相談を受けています。
その方々にいつも言っています。

「いつ開業するのか決めていますか」
「それには何が不足していますか」
「それは何年で満たすことができますか」
「その中で来年はどんな役割の年にするのですか」

来年の自分の運を占うのではなく、来年の自分は自分で決めましょう。

今年もたくさんの皆様にお世話になりました。
よいお年をお迎えください。




















2019年12月21日土曜日

資格士業の幸せと矜持 江口滋さん

 長年の友人である愛知県の土地家屋調査士の江口滋さんが新しい本(共著)を出しました。タイトルは「実務必携境界確定の手引き」(新日本法規出版)です。
他の執筆者は、岸田庄司(土地家屋調査士)、秋保賢一(弁護士)のお二人です。
江口さんをはじめ執筆者皆さんの想いがこもった良書だと思います。

 さて、その江口さんがこの本を出すに当たって書かれた文章が新日本法規出版のHPに載っていて、そこで読むことができます。本人に了解を得たので以下に転載します。
内容は、普段私がガイダンスなどでお話ししている趣旨「土地家屋調査士の幸せ」「土地家屋調査士の矜持」と想いが重なりますので、是非読んで戴きたいと思います。




「資格士業の幸せと矜持」
土地家屋調査士 江口滋
社会が複雑になればなるほど多様な資格士が生まれている。
 今回「実務必携 境界確定の手引」を上梓し、自惚れではあるがようやく土地家屋調査士業の端緒にたどり着いたと感じたが、同時に、それぞれの資格士業の目的と、資格者・依頼者の幸せについて強く考えるようになった。
 遡れば、その一端は新人研修の時、今は亡き大先輩が「どんどん儲けてください。」と仰ったことにあるように思う。当時は「そうか、この資格で儲けられるのか。」と意識し、この先を思って嬉しくなった記憶がある。時はバブルの時代であった。
 しかし、そんな気分は最初の業務(境界確定・分筆登記)を終えて一変した。報酬として請求した金額が当時(30年前)のサラリーマン初任給の3、4倍であったことと、事前に見積りを提出していなかったことから、依頼者から「高っ!この仕事でこんなに取るの?」と言われてしまった。
 いま思えば、その業務内容は稚拙であったであろうし、当時の法務大臣認定報酬額基準(平成14年撤廃)を見て「こんなにもらえるんだ。」と他人事のように思ってもいた。また、その請求金額に同情していた自分がいたことは大いなる反省点であるし、いまだにトラウマでもある。
 ただ、ひとつ言い訳を許していただけるなら、土地家屋調査士の業務は非常に困難であったり簡単であったりと千差万別ながら、共通して言えることとして、業務における精神的な苦渋は常に報酬に表しにくく、また、依頼者に理解してもらうのも難しい実情があるということを付け加えておきたい。
 さて、新人資格者として認定された時の知識は最低限であったとしても、開業していざ社会に出たならば、社会から自身に注がれる眼差しは、当然に一定の経験を前提とするものとなる。それに応えるため、足りない経験をカバーするものがあるとすれば、知識と技術の研鑽しかないのだろう。
 もっとも、経験さえあればよいというわけではなく、士業で相応の経験年数を経た資格者であっても、知識と技術の研鑽を怠っている者は新人と同様である。
 そこでここからは、資格士業の原点について少し考えてみたい。
 各種国家資格には、まず第一に「目的」があり、それは依頼者が欲する「利益の成就」、又は「権利の実現」を提供することである。そして、依頼者の利益に対する報酬を資格者が得るという構図になる。
 資格とは個人に与えられたものであり、それぞれの資格士業法の目的から社会に貢献する役割を担うわけであるから、資格者の利益は目的に次ぐ二次的なものといえる。
 ところが、長年業務を行っていると、その立ち位置を時に間違えたり、最初から考え違いをして、「稼ぎたい」「儲けたい」とする意識を第一に就業する人が中にはいる。もちろん生活として、事務所経営として収入は非常に大切なものである。しかし、利潤の追求を第一の目的としてしまえば、それは単に営利企業の成長戦略と何ら変わらなくなってしまい、資格士業の本質を見失ってしまう。
 最近、私の所属する愛知県土地家屋調査士会では会員向けに実態調査アンケートを実施した。その中には、「収入」「やりがい」などに関する質問項目が入っていた。
 その結果は、業務の達成感や依頼者からの評価に対して幸福感を感じているとする回答が多く、必ずしも高収入を目的としない回答が多かった。士業としての健全さが見られたようで、非常に心強く思われた。
もっとも、業務の独占化・寡占化により、元々業務受託の少ない会員はそう答えざるを得ない環境にあるということなのかもしれない。
しかし、少なくとも私は、資格士業の矜持として専門業務を通して社会に還元し、その価値観を依頼者と共に共有できたらと願っている。

追記:年齢を重ねると、気力体力の衰えから一般的に人生下り坂と考えがちだが、終生高みに登り続けることを考えると、いつまでも人生上り坂ではないだろうか。楽しみだ。
(2019年12月執筆)









2019年12月18日水曜日

東京ガイダンス報告

「土地家屋調査士事務所開業・運営ガイダンスin東京」が終わりました。
参加申込みが60名のうち仕事や病気で欠席者が出て、当日参加者は55名でした。
東京周辺だけでなく、遠くは熊本、福岡、沖縄、広島などから参加していただきました。またわざわざ私の地元仙台から参加くださった方も2名いらっしゃいました。
参加費無料と言っても、皆さん交通費など結構な負担をして参加してくださっていました。

すでにお礼のメールが多数来ていますので、進路の決定のお役に立てた実感もありますが、私自身はもう少し時間が欲しかったのが本音です。
事前に「すべての参加者の質問に答える」ってお約束していましたが、人数が多かったので質問に十分にお答えができなかった方もいたはずと思います。
その中では、懇親会参加希望者が37名という高参加率だったので助かりました。
ガイダンスでは懇親会に参加されない方の質問を優先して答えて、懇親会ですべての参加者のテーブルを廻って、回答を終えました。

今後の課題としては、もう少し参加人数を絞って十分な質疑応答をする会を複数回やるか、今回のように多数の希望者全員を受け容れて長時間開催とするか、どちらにしても私自身の時間的経済的負担もあるので簡単には答えが出ませんが、これからも工夫してできるだけ土地家屋調査士を目指す大勢の方々のお役に立てることを考えてみます。

なお、私がもう少し丁寧な回答をしたかったと思う方には、今年中にメールか電話でフォローしたいと思います。
また、このブログで回答しても差し支えない一般論については、参加されなかった方の参考になるかも知れないので、時間を見て少しずつ書いていきます。

さて、いただいたメールが嬉しいので一部紹介します。


【昨日はありがとうございました!
楽しすぎてクセになりそうです。
お陰様でモヤモヤがワクワクへと変わり決心が付きました。
「土地家屋調査士」になります。】


【東京開催にも関わらず遠方からも参加される方がいて、皆が本気で真剣に「自分の生き方」を模索し考えていることに、大変刺激を受けました。】


【先日のガイダンスは、ありがとうございました。
大変有意義なお話を伺うことができ、参考になりました。
一から新たなことに取り組む不安や収入面での不安は尽きませんが、鈴木先生のお話を伺ったうえで、今の気持ちとしては挑戦してみたいと考えており、これから何をすべきか、もう少し深く考えていこうと思います。


【昨日は、直接お話をさせて頂きまして誠にありがとうございました。
先生の仕事に対するストレートな思いをお伺いして、とても前向きな気持ちになることができました。
土地家屋調査士として、顧客のためを想って身に着ける知識こそが私たちが士業として備えるべき刀なのだと、私は先生のいろいろなアドバイスをそのように解釈するに至りました。またそれを自分のものとすべく日々の努力をしていきたいと決意しております。
鈴木先生をメンターとして慕われる先輩方ともお話をさせて頂けましたが、やはり皆さん前向きで素敵でした。
こんな方々がメンバーならば、土地家屋調査士の未来は明るくないわけがありませんね。すぐにでも始めない理由がありません(笑。










2019年12月3日火曜日

東京ガイダンス申し込み状況

先日からここでアナウンスしている東京ガイダンスですが、本日現在43名の申し込みがあります。会場は60名ほどの収容力がありますので、まだ締め切らずにおります。
当日ギリギリでもお問合せください。

12月14日東京で土地家屋調査士事務所開業ガイダンスを開催予定
https://fermatadiary.blogspot.com/2019/10/1214.html 2019年10月27日日曜日

なお「お時間がある方でご希望の方がいらっしゃれば、懇親会も開催します」と書いたところ、ガイダンス参加43名中25名の方が懇親会参加を表明してくださり、14名の方が保留中です。
ガイダンスと懇親会はセットではありませんからご参加は自由です。
またガイダンスは無料ですが懇親会は実費です。その割に思った以上の出席率になりました。
ガイダンスだけでは不明な点や皆の前では質問しにくい問題を懇親会に持ち越すのは問題ありませんので、時間の許す限りお話ししようと思います。

さて懇親会の会場ですが、東京会の三嶋さんが、皆さんが参加しやすいように下記の居酒屋を予約してくださいました。なお予約には人数が必要なので、懇親会の申し込みの方は早めに締め切ります。
まだ懇親会の参加連絡を保留している方は、早めのお返事をお願い致します。

<懇親会>
日時 12月14日(土)17時~19時
会場 『魚と日本酒 笑う門には福来る 錦糸町』
   〒130-0022東京都墨田区江東橋3-11-3ソシアル錦糸町ビル4F
   050-3468-7194
   研修会会場から徒歩5分以内だそうです
会費 3500円飲み放題(予定です)


以下に今回の出席希望者の質問のほんの一部を書いてみます。
ブログで答えられるものは、一般論にしかなりません。
これからの進路の大事な相談ですから、本人の状況をしっかりお伺いして、質問者各々にアドバイスをしたいと思います。
もちろん、同じ質問でも質問者によってはまったく答えが違うことがあります。
当日は全部の質問に答えます。

<質問の一部>
・どの程度測量、調査業務が出来れば独立できるようになるのか。
・女性調査士が個人事業主でやっていけるのか。
・調査士法人勤めだが、個人事務所の方が営業活動や事務所運営を直接感じられるのではないか。
・即独立してしまったほうが自己研鑽に磨きがかかりそうだがリスクも心配だ。
・家族がいるので補助者の間の薄給に耐えることができるか心配だ。
・お世話になる事務所の迷惑にならないように仕事を見つけ出すヒントは。
・実務未経験で現在の仕事を続けながら、調査士の技術を身につけて開業にたどり着くことの可能性、方法、実例は。
・お客様に安いと言っていただけた見積金額を別の相見積もりに出すと負けることが多いなど、最近報酬額をどの程度に設定すれば良いのかわからなくなった。
・先輩方と同じ土俵では簡単には勝負が出来ない。そこで、まずは基本業務の習得を進めながら何か新分野を絡めた展開の糸口も探ろうと思っているが。
・測量会社に勤めたまま登録して良いか。
・開業資金はどの程度必要か。
・事務所は法務局の近くが良いか。
・開業後の営業についてどう考えればよいか。
・報酬の基準についてどのように考えれば良いか。
・開業準備について何から始めれば良いか。
・土地家屋調査士の今後の可能性は。
・女性の土地家屋調査士について何かしら思うことがあるか。
etc.







2019年11月25日月曜日

修行は短期間で終わらせたいでしょ

12月14日に開催予定の「土地家屋調査士事務所開業・運営ガイダンスin東京」ですが、参加希望のご連絡が多数来ています。

12月14日東京で土地家屋調査士事務所開業ガイダンスを開催予定  2019年10月27日日曜日

東京ガイダンスの後の懇親会について 2019年11月5日火曜日 

参加希望者には、土地家屋調査士に興味を持って勉強を始めようという人から土地家屋調査士事務所運営を再検討したいというベテランの土地家屋調査士の方まで経歴も様々ですし、事前にたくさんの質問もいただいています。

それらの質問を見ていると、やはり開業についての質問が多いですね。
実力を付けたいと先輩の土地家屋調査士事務所に所属して勉強している人が多いです。
その人達の質問内容を見ていると、まだまだ本人に主体性が無いように感じます。
どこかに所属していれば自然に実力が身につくと思っているかのようです。

どのくらいの期間で何をどのように身に付けるかの具体的な計画が無いのでしょう。
その事務所と修行の内容や期間を相談しているのでしょうか。
人生で一番大事な部分を、所属した事務所任せのように感じます。
はやく開業したいのなら、もっと主体的に動かなければなりませんね。

事務所から与えられる業務をただ消化しているだけなら、一人前になるのに10年はかかるでしょう。(何をもって一人前と考えるかが人によって違うかも知れませんが、私は土地家屋調査士の業務ノウハウが測量と登記手続だけではやっていけないと思っています)

開業を目指す皆さんは10年もかけていられないのでしょう。(事務所とその開業希望者によっては10年かけても難しいことも十分考えられますが)
短期間で一人前になりたいのなら、与えられる1つの経験を何倍もの経験に増加させなければなりません。

1筆の土地の分筆登記業務を終えたなら、それだけの経験に終わらせずに、その経験を何倍かにします。資料が手元にあるのだから、その資料を見ながら、経験値を増やします。
もしこれが分筆登記業務でなくて、筆界特定業務だったらどのような申請書と意見書を書けるのか、またこの書証が無いとしたら意見書の論理構成の順番がどう変わるのか、いくらでも経験値は増やせると思います。

この経験値を自分で作ることは過去このブログで何度も書いていますので、ご確認ください。

自分で経験を作ること 長崎会新人研修にて 2018年9月30日日曜日


修行中の時期は人並みに休みたいなんて思わないで、ひたすら頑張ってください。
そしてさっさと実力を付けて独立すれば良いのです。
その二度と無い貴重な時間のはずなのに、いつの間にか「仕事がキツイ」「休みたい」とか「給料が安い」「先生と合わない」とか本末転倒なサラリーマン化している人も見られます。そもそも永久就職するつもりじゃないでしょう。
そんな甘ったれた考えで1年で実力付くわけないですよ。

本来ものを教わるとは身銭を切るべきものなのです。それを給料をもらって学ぼうとしている形態だから勘違いするのでしょうね。
人生かかっています。その期間は寝ないでも頑張りましょう。

もちろん、事務所が悪いこともあるでしょう。
どうしても我慢できないくらい「先生と合わない」とか、自分が必要なノウハウと違う事務所と思ったら、我慢せずに円満退職をしましょう。
時間が一番大事ですから。
(あくまでも円満退職ですよ。その事務所の先生は地元の先輩として付き合うことになるのですから)








2019年11月19日火曜日

本を何度も読んでいるけど身につかないという人に

「この本を読んで3巡目なんだけれど、なかなか身につかないのです」という新人がいました。

身に付けるべき知識や技術を得るための本なら、おそらくやり方が違うと思います。
小説ではないのですから、読んで感銘を受けていてもダメです。
読んでヒントをもらって、それを自分に落とし込んで、なおかつトレーニングをしなければなりません。
そのトレーニングを通じて自分のものになるのです。

周りで聞いて見ると「勉強とはひたすら読書」というタイプの人が多かったので驚きました。
漫然と何回読んでも時間の無駄なだけです。
書いている内容について、角度を変えて検討しないと身につきません。

技術系の本だったら、すぐに試してみるべきです。
法律系の本だったら、自分の周りの具体的事例に当てはめて考察を書いてみるべきです。
最低でも手を動かす必要があります。

また「自分が来週この分野の研修講師をやる」というつもりで読むと、自ずと内容が整理されて入りやすいかも知れません。

以前書いたブログを参照ください。 2010年7月29日(かなり前だね)
★私の本の読み方(その4) スライドメモ編
http://fermatadiary.blogspot.com/2010/07/blog-post_29.html

何かを得たくて本を読むなら、実践は必須です。

オリンピックを何度も見ても選手にはなれませんよね。



2019年11月5日火曜日

東京ガイダンスの後の懇親会について

先日からご案内しております東京ガイダンスですが、このブログおよび口コミの周知なので、そこまで広まらないと思っておりましたが、参加希望者から少しずつメールをいただいております。
もともと「試験合格者のための土地家屋調査士事務所開業ガイダンス」でしたが、そのノウハウは既に開業した方の事務所経営を見直すためにも有効だと評価いただいて、「土地家屋調査士事務所経営ガイダンス」としても多数の参加申し込みをいただいております。

実際に、土地家屋調査士に興味を持った方、土地家屋調査士試験を受験中の方、土地家屋調査士試験に合格した方、既に土地家屋調査士開業した方など、様々な立場の方々から参加希望が届いています。

でも皆さんの悩みと質問の中身は、多種多様です。
他の方の質問とその回答を聞いているだけでも刺激になるはずです。
土地家屋調査士会であれば公式の回答しかできないこともありますが、今回は私個人の責任で回答すれば良いので、私も踏み込みます。
おそらく参加者のモヤモヤだけはスッキリするはずです。
会場は大きい部屋を予約しましたので、まだ参加は可能ですので以下の要領で申し込みください。

さて、今までガイダンスの後に、自然発生的に受講生と懇親会をしてきました。
もう少し鈴木に質問したいという人がいたり、遠方からの参加者が食事を兼ねてというニーズがあったりしたので、懇親会をして好評でした。
ガイダンスですから事前予告してこなかったのですが、「予め分かっていたら、もっと遅い飛行機の予約をした」とか「教えてくれたら宿泊した」という話もいただいたことも何度かありました。
そういうことなので、今回は積極的に懇親会も正式に事前告知しようと思いました。
また会場の予約のためにも告知をして懇親会の参加者の数も把握したいとも思います。

既に参加申込みされた方も、懇親会参加の有無を再度ご連絡お願い致します。


懇親会について
時間:ガイダンス後、おそらく17時頃から2時間程度
   交通機関などのご都合に合わせて途中でもお帰りください
場所:会場の近くの居酒屋等
会費:実費です。なるべく安い店を探します。
   参加人数が決まれば会費を発表できます。


日 時:令和元年12月14日(土) 
    13:30頃~全員の質問が終わるまで(16時30分までに終わりたいですが)
    *お時間のある方は実費負担で懇親会も企画しようかと思います。
     その中でも質問は受けますよ。
場 所:すみだ産業会館 会議室4
    東京都墨田区江東橋3丁目9番10号
    (墨田区・丸井共同開発ビル8・9階)
    JR / 東京メトロ 錦糸町駅より徒歩1分
    電話 03-3635-4351

参加料:無料
    大丈夫です。会場費も含めて私が負担します。
    変な壷も売りませんから(笑)
参加対象者:
 土地家屋調査士試験合格したけれど開業できるのかなと迷っている方
 土地家屋調査士を目指そうと思ったけれど、この資格の先行きは大丈夫かなと迷っている方
 ・事務所開業しちゃって迷っている方
 ・法人に就職して独立するはずだったんだけどなぁと後悔している方
 ・久しぶりに鈴木の話を聞きたいなと思った方
 *奥様などご家族同伴でも歓迎です。開業は家族の問題でもあります。
  例年何組かご夫婦で参加される方がいますのでご遠慮は不要です。

 
問合せ及び参加希望連絡先
 鈴木修メールアドレス  mucha@rr.iij4u.or.jp

参加連絡方法
 ・件名に「東京ガイダンス参加希望」をつけてください。
 ・懇親会参加希望の方は「懇親会も参加希望」を本文のどこかに書いてください。
 ・お名前
 ・所属(予定)会
 ・こちらから連絡して良いメールアドレス
 ・お聞きになりたいこと、具体的質問や相談など
  すべて答えますから、時間配分のためにも事前にお知らせください
  また秘密は守りますので、今の勤務先のことなど何でも相談ください。
 *「参加迷っている」だけでも、できるだけ早めにご連絡ください。
  早めに人数を把握したいのです。
 












2019年10月30日水曜日

東京ガイダンスの会場決定

先日ご案内させていただいた「土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin東京」の会場が決まりました。ここでご案内させていただきます。
ここで「会場名を出さずに公共座標値だけでお伝えしたら何人たどり着けるだろう」何て考えもしましたが、誰も来ないと寂しいので以下のとおりお伝え致します。
 なお、月1程度のこのブログですから、見ていただいている方も月1程度なのかなと思います。だからこのガイダンスの案内が必要な方に開催日前に届くのか心配でした。
 しかし、その割には既に全国各地から参加希望のご連絡をいただいておりますので、当日はそれなりに埋まるのかなと思っています。
東京に限らず他県からも参加希望のご連絡があり、その中でも九州方面など遠いところからもお2人ほど参加なされますので、その方々の宿泊のことも考えれば、やはり今回も希望者の実費で懇親会付きにしようかと思います。
 詳細はもう少し先に決定してお知らせします。

会場
すみだ産業会館 会議室4
東京都墨田区江東橋3丁目9番10号  〒130‐0022
(墨田区・丸井共同開発ビル8・9階)
JR / 東京メトロ 錦糸町駅より徒歩1分
電話 03-3635-4351


日 時:令和元年12月14日(土) 
    13:30頃~全員の質問が終わるまで(16時30分までに終わりたいですが)
    *お時間のある方は実費負担で懇親会も企画しようかと思います。
     その中でも質問は受けますよ。
場 所:すみだ産業会館 会議室4
    東京都墨田区江東橋3丁目9番10号
    (墨田区・丸井共同開発ビル8・9階)
    JR / 東京メトロ 錦糸町駅より徒歩1分
    電話 03-3635-4351
参加料:無料
    大丈夫です。会場費も含めて私が負担します。
    変な壷も売りませんから(笑)
参加対象者:
 土地家屋調査士試験合格したけれど開業できるのかなと迷っている方
 土地家屋調査士を目指そうと思ったけれど、この資格の先行きは大丈夫かなと迷っている方
 ・事務所開業しちゃって迷っている方
 ・法人に就職して独立するはずだったんだけどなぁと後悔している方
 ・久しぶりに鈴木の話を聞きたいなと思った方
 *人生がかかっているのでご家族同伴でも結構です。
 
問合せ及び参加希望連絡先
 鈴木修メールアドレス  mucha@rr.iij4u.or.jp
参加連絡方法
 ・件名に「東京ガイダンス参加希望」をつけてください。
 ・お名前
 ・所属(予定)会
 ・こちらから連絡して良いメールアドレス
 ・お聞きになりたいこと、具体的質問や相談など
  すべて答えますから、時間配分のためにも事前にお知らせください
  また秘密は守りますので、今の勤務先のことなど何でも相談ください。
 *「参加迷っている」だけでも、できるだけ早めにご連絡ください。
  会議室予約のためにも早めに人数を把握したいのです。

過去の質問から
・開業資金はどれくらい必要か
・試験合格しただけで、実務はまったくわからないが
・事務所は法務局の近くが良いか
・測量機器は何が必要か
・CADは何を入れれば良いか
・調査士法人に勤めたいが
・調査士法人から独立したいが
・補助者として修業したいが
・補助者をやめさせてくれないが
・測量会社に勤めたまま登録して良いか
・土地家屋調査士の二代目だが登録の時期はどう考えるか
・開業しても仕事があるのか
・会社の頃の生活水準は維持できるか
・営業はどう考えれば良いか
・報酬はどう考えれば良いか
・他の資格を勉強しているが
・土地家屋調査士の今後の展望は
・開業準備は何から始めれば良いか
etc.

2019年10月27日日曜日

12月14日東京で土地家屋調査士事務所開業ガイダンスを開催予定

 土地家屋調査士試験筆記試験はいかがだったでしょうか。うまくいかなかった人は当然として、合格したと確信した人こそ、勉強は継続してください。
これからが本当のプロになる勉強です。

 ご存知のように、私は「土地家屋調査士試験合格者のための開業ガイダンス」を開催してきました。
何年かかけて合格したのにその先に踏み出せない人達のために、事務所開業に関するノウハウをお伝えして、すべての質問に答えるというガイダンスです。
ネットでネガティブな匿名の書き込みを読んで開業することに不安を持っている人たちに、土地家屋調査士事務所を38年間経営している鈴木が自分の名前をさらして伝えたいのです。
1回の試験合格だけで一生喰えるわけがありません。専門家としての資格ですから。
お客様のために専門家であり続けるためには、かなりの努力は必要です。
しかし、コネなどがなければ成功しないという世界ではなく、専門家の世界はコネなどが無くても努力だけでも解決できる世界です。
「成功の要因は会社や他人ではなく自分が持っている」というとても気持ちの良い世界です。
ガイダンスで、その努力の方向と努力の仕方を教えましょう。

 この「試験合格者のための開業ガイダンス」は私塾的なものなので、私の時間に余裕があるときに開催していました。
 私はこの1年は仕事や身内の不幸などが重なりまったく余裕がなかったので、東北ブロック協議会や鹿児島会開催の公的な開業ガイダンスの講師を除いて、しばらくこの私塾的ガイダンスは開催できていませんでした。
もちろん、個別にご相談戴いたものについては各々相談にのっておりましたが、その間も開催はしないのかという問合せもあり、また以前に関東開催のお約束したこともあり、今回開催することにしました。

 今のところ、今年の12月14日(土)に東京で開催したいと思っております。
対象は土地家屋調査士試験に合格して開業を考えている人、すでに土地家屋調査士事務所を開業したけれど事務所運営に迷いがある人、法人に入ったけれど独立したいと考えている人などを想定しています。

 以下のような内容で開催したら参加したいという方がいたら、直接下記までメールをください。人数が把握できないと会場も探せません。
あまりニーズが無いのなら中止もしくは他の地域で開催することをご了解ください。
すべて無料で開催するためには会場費も抑えたいので、できるだけ早めにご連絡ください。

日 時:令和元年12月14日(土) 
    13:30頃~全員の質問が終わるまで(17時頃に終わりたいですが)
場 所:人数によって考えます。東京都内です。
    皆さんの参加申し込みによって会場を押さえます。
参加料:無料
    大丈夫です。会場費も含めて私が負担します。
    変な壷も売りませんから(笑)
参加対象者:
 土地家屋調査士試験合格したけれど開業できるのかなと迷っている方
 土地家屋調査士を目指そうと思ったけれど、この資格の先行きは大丈夫かなと迷っている方
 ・事務所開業しちゃって迷っている方
 ・法人に就職して独立するはずだったんだけどなぁと後悔している方
 ・久しぶりに鈴木の話を聞きたいなと思った方
 *人生がかかっているのでご家族同伴でも結構です。

 
問合せ及び参加希望連絡先
 鈴木修メールアドレス  mucha@rr.iij4u.or.jp
参加連絡方法
 ・件名に「東京ガイダンス参加希望」をつけてください。
 ・お名前
 ・所属(予定)会
 ・こちらから連絡して良いメールアドレス
 ・お聞きになりたいこと、具体的質問や相談など
  すべて答えますから、時間配分のためにも事前にお知らせください
  また秘密は守りますので、今の勤務先のことなど何でも相談ください。
 *「参加迷っている」だけでも、できるだけ早めにご連絡ください。
  会議室予約のためにも早めに人数を把握したいのです。

過去の質問から
・開業資金はどれくらい必要か
・試験合格しただけで、実務はまったくわからないが
・事務所は法務局の近くが良いか
・測量機器は何が必要か
・CADは何を入れれば良いか
・調査士法人に勤めたいが
・調査士法人から独立したいが
・補助者として修業したいが
・補助者をやめさせてくれないが
・測量会社に勤めたまま登録して良いか
・土地家屋調査士の二代目だが登録の時期はどう考えるか
・開業しても仕事があるのか
・会社の頃の生活水準は維持できるか
・営業はどう考えれば良いか
・報酬はどう考えれば良いか
・他の資格を勉強しているが
・土地家屋調査士の今後の展望は
・開業準備は何から始めれば良いか
etc.







2019年10月14日月曜日

土地家屋調査士試験に自信の無い受験者に

土地家屋調査士試験筆記試験は今週末の10月20日(日)です。
合格に自信がある人、無い人、受験生それぞれでしょうが、悔いのない試験であることをお祈りいたします。

さて、この時点で自信のある人は、本当に自信があるか、まったく自己分析ができていないかですから、今日のブログでは言及しません。
「そのまま頑張ってください」とだけ申し上げます。

今日のブログでは自信の無い受験者に向けて書きます。
自信の無い人は、様々なタイプに分かれるのでしょう。
今年合格を目指している人だけではなく、複数年計画の1年目かも知れませんね。

土地家屋調査士試験の合格率は、昔は3%前後、最近上がってきたとはいえ6%前後でしょうか。
本人に自信が無いのに、まぐれで受かる試験ではありません。
だから、おそらくこの時点で自信の無い人は合格しないでしょう。

自信のないまま受験すると、あまりモチベーションも上がらず、不合格と本人がわかっているのに翌年の発表までは勉強が手につかず、年内は遊んでしまいます。
そして本人が思っていたとおりなのに、不合格の発表となったらやはり落ち込んでしまいます。
そこから、立ち直って来年の試験に向かうのは、4月頃でしょうか。
それを毎年繰り返している人が多いように見受けられます。
そして負け癖が付いてしまいます。

そういう自信の無い人に、アドバイスがあります。
複数年計画の方については特にですが、今年の合格不合格で一喜一憂するのではなく、科目や書式など、一種目ずつ勝負をかけるのです。

たとえば民法だけなら合格か不合格か、不動産登記法だけなら合格か不合格か、書式だけなら合格か不合格か、などテーマを絞って勝ち負けを確認するのです。

「民法は不合格だったが、不動産登記法は合格している」としても、そこまで落ち込みません。なにしろ不動産登記法では合格しているのですから。
一種目(科目)だけでも良いから勝ったという成功体験が重要です。
その成功体験が、次の年の勝負の自信になります。

そうなれば来年は勉強の比重を変えれば良いだけです。
「法規はほぼできた。書式に時間が足りなかった」とすれば、来年は書式のトレーニングに重点を置くことになります。

とても当たり前のことなのですが、これができない人が多いです。
毎年「勝手に落ち込んで負けのループに入り込んでいる人」がとても多いです。

試験は勝負なのです。
試験は知識の勝負だけでなく、メンタルコントロールの勝負でもあるのです。
以前ブログに書いた「晴れ男と雨男」のように、同じ状況でも考え方だけで次に進めます。

週末の試験では、自信のある人は当然に、自信の無い人も上記のように、全力で勝負をかけて欲しいと思っています。

合格したら、私が「開業ガイダンス」等で相談にのりますから。



「晴れ男と雨男」2016年1月27日水曜日
https://fermatadiary.blogspot.com/2016/01/blog-post_27.html

「7月22日事務所開業・経営ガイダンスin金沢」2017年7月5日水曜日



2019年9月16日月曜日

モレスキンダイアリーをノンブル付きノートとして使う

ページ番号(ノンブル)付きノートはとても使いやすいノートです。
近年のバレットジャーナルの流行などにより、特に脚光を浴びています。

私は、昔からデータベースとしてノートを利用するときには、常に目次とページ番号を必要としていました。
しかし、各ページ番号の印刷が異なる用紙を綴じるので、同じ罫線を印刷した用紙を綴じる一般のノートよりはどうしてもコストが上がります。
ですからページ番号付きは、ロイヒトトゥルム(ドイツのノートの名前ね)を代表とする高級ノートにのみ実現されている機能です。
私も何冊かロイヒトトゥルムを永久保存版のデータベースに使っています。
しかし、大量に消費するジャンルのノートは、コクヨのキャンパスノートなど比較的安価なノートを買って、使用前にページ番号と目次欄を書いたりしていました。

高級ノートといえば、そのブームを作ったモレスキンですが、今はライバルが多くなりました。
モレスキンは相変わらずインクの裏抜けする紙を使っていて、ライバル達の紙質の方がはるかに良いのですが、今でも風格のあるノートであり、ブランドとして確立しています。
私も結構買いました。

ただ最近のプロフェッショナル・ノートブック・シリーズなど一部を除いて、基本的にモレスキンはページ番号の印刷がありません。データベースとしてノートを使うときにはそこが問題だと思っていました。

さて、モレスキンにはダイアリーも存在します。
薄めのウィークリーだけでなく、1日1ページのものもあります。
私は、この1日1ページのものが分厚くて結構存在感があるところが好きで、手帳のメインに使っていた時期もありました。


これはモレスキンの限定版デニム仕様ダイアリー
来年のダイアリーももう既に発売されています。
一方、夏過ぎから今年のダイアリーが安値で売り出されはじめます。
何しろ残り3分の1近くですから投げ売りになります。

ラージもポケットも同じ980円でした
たとえばこの写真のようにモレスキンの1日1ページのダイアリーですが、定価4104円のものが980円で売っていました。7月末に見つけましたので、当然数冊買いました。
「鈴木は手帳を3冊並行して使っているはずなのに、今更また増やすのか」という疑問もあるでしょう。

私は、ダイアリーのフォーマットを無視して使います。
ダイアリーとして使わずに「ページ番号(ノンブル)付きノート」として考えれば良いのです。
つまり、ダイアリーだから各ページには365日のそれぞれ日付が入っています。これをページ番号(ノンブル)と考えます。月間予定表(カレンダータイプ)の部分を目次と考えれば良いのです。


1日1ページをノートとして利用する



月間予定表を目次として利用する


こんな感じです。
365ページの書き込むページ数とその目次付きのモレスキンが980円で買えるなら、とても安いと思います。ついでに年間カレンダーもなども付いていますし。
まあ、これ以上待てば、もっと安くなるのか、それとも廃棄されるのか。
ここは買い時だと思いました。

一般的なノートなら紙質が良く、定価でももっと安いものがあります。
ですから、モレスキン好き、もしくはモレスキンは高いので買えないと思っていた方にお勧めです。











2019年8月26日月曜日

試験合格以降の先例や法律を把握していますか

先日、試験合格者で土地家屋調査士の事務所開業を目指す方に以下の話をしました。

土地家屋調査士の資格試験合格が最終目的ではありません。
それは土地家屋調査士を始める入口です。
あの程度の試験合格で成功体験として満足していたら、専門家としては何の役にも立ちません。
君だけでなく、われわれ土地家屋調査士は全員合格者ですよ。

また、最新の合格者が業界で一番法律を知っている人だと思っているのですか。
専門家は常に最先端の勉強をしているから専門家でいられるのですよ。
例えば君が昨年の合格なら、この1年間に発せられた先例や新しい法律を把握していますか。
把握していないとすれば、もうすでに君の劣化は始まってますよ。

専門家の勉強は自分のためではありません。
お客様の役に立つためのものです。
謙虚に勉強しましょう。


2019年7月31日水曜日

リングメモ PATTO ミドリ

私は手帳(ノート)はアナログとデジタルを併せて複数使っています。
それでも歩いている場面でとっさにメモする必要のあるときには、バッグからノートを取り出すのでは間に合わないことが多いので、更にポケット等に小さなメモ用紙も持ち歩いています。
この小さなメモ用紙は、過去から様々試してみましたが、いまだに私にとっての定番が決まらずにおります。

2009年10月16日にこのブログで書いた革製のふせんケースもその一つです。
https://fermatadiary.blogspot.com/2009/10/blog-post_16.html

帰ってから母艦(ノート)にメモを記入したふせんを貼るだけで、改めて書き写す必要が無いので重宝しています。もちろん今でも使っております。

今年はじめから使っていて、二冊目に入っているものがこの(株)ミドリのリングメモ「PATTO」です。




ポケットに入る大きさでH128×W76×D15mmのサイズです。
小さいけれど、ある程度の量の文字が書けるので大抵はこの1ページで済むことが多いです。

さて、このリングメモ何が気に入ったかって、名前のとおり書きたいページを「パッと」開けることができるのです。
リングメモって書きたいページまでたどり着くのに時間がかかることがありますね。
突然の電話によるメモの必要性が生じたときに、そのページを開くのに焦った経験は誰しもあると思います。

このメモの特徴はメモ用紙の左側のみに糊が付いていることです。
左側だけノートパッド(ペーパーパッド)のように接着しているのです。

右は普通に開きます

左側だけ糊が付いていますね

文字を書いたらそのページを裏にめくりますが、その際に左側の糊からそのページが剥がれます。
文字を書いてみましょう。
用紙はミドリのオリジナルのMD用紙です。

左が糊付けされています

「めくる」と「剥がす」は同意語になります

油性のマッキーで裏抜けはこの程度です。
メモ用紙としてはオーバースペックと言えます。

書いたページをめくる(剥がす)と、リングメモ全体を片手で振ったり、指で開いたりするだけで、メモを書いたバラバラのページだけがめくれ、これから書くべき白紙のページが現れます。


とても簡単な仕組みですが、よく考えたと思います。
ちなみにこの仕組みで第28回日本文具大賞機能部門優秀賞を受賞しました。

まあ安いものですから試してみても良いと思いますよ。(ミドリ公式オンラインで345円税込)
あなたのビジネススタイルにそれほどフィットしなくても、少なくても誰かに自慢できる「ドヤ文具」の一つになりますし。







2019年7月22日月曜日

マイナスのジンクスは持たない

「げん担ぎ」「ジンクス」などを持っている人は多いのでしょうね。

スポーツ選手などもよく言ってますものね。
私自身はどうなんでしょうか。
自分では思い当たりませんが、これらの「げん担ぎ」などを迷信などと否定はしません。

「事前にこれをやれば必ず上手くいく」などのプラスの「げん担ぎ」と、「これをすると悪いことが起こる」「あの道を通ると悪いことが起きる」などのマイナスの「ジンクス」がありますね。
ちなみに日本では混同して用いられることが多いですが、基本的に「ジンクス」という言葉は不吉を示すマイナス方向のものです。

プラスの「げん担ぎ」はモチベーションになりますが、
マイナスの「ジンクス」は人生を狭くします。

以前このブログで書きましたが、同じ地域に住みながら「晴れ男と雨男」が存在します。
これと同じだと思います。

晴れ男と雨男 2016年1月27日水曜日
https://fermatadiary.blogspot.com/2016/01/blog-post_27.html

人生の出来事のどこに着目するのか、それでその人の生き方が変わって来ます。
心の持ちようだけで人生が変わってくると思います。

モチベーションを上げる「げん担ぎ」なら良いと思います。自信を持って毎日を生きられますから。「このネクタイをしているときは必ず上手くいく」などです。

ただし良い「げん担ぎ」もあまり複雑な条件になると、それらの条件が揃わないだけで上手くいかないというマイナスの「ジンクス」に転換します。

まあ上手く付き合いましょう。






2019年7月5日金曜日

日調連理事会にてのお願いごと

日本土地家屋調査士会連合会(日調連)の理事会に久しぶりに出席しました。理事を辞めてからも制度対策委員などで日調連には20年以上通っていましたが、今期は監事として参加することになります。
監事は日調連の役員ですが、会長の指示によって動くのではなく、会員皆さんの代表として日調連の業務と財務を監査する役です。財務は主に公認会計士の監事が監査しますので、私は主に業務監査の役割になります。

最初の理事会では、役務分掌と各部の立ち上げがメインでしたが、その中でも活発な意見が交わされ、先行きが楽しみに思えました。

第1回の理事会において、監事の立場でお願いしたことが以下の3点です。

1.日調連業務を優先させてください。
日調連理事は全国会員の希望の星です。混迷する近未来に全国会員をどこに導いてくれるのか、そこが期待されています。日調連役員は替えが利きません。だから地元の役員と兼務の方も、行事等が重なったとしても、原則日調連を優先して欲しいと思います。

2.全国の実態を把握してください。
日調連理事は各々の地域で活躍しているからこそ選ばれたと思います。優秀な方々であることは間違いありません。ただし北海道から沖縄まで全国は広いです。各地の土地家屋調査士の業務やそれに伴う悩み事は、同じではありません。土地家屋調査士会によって、指導内容も少し違っています。まずはそこを把握してください。自分の地域のやっていることがスタンダードだと信じて発言しても全国に響かないことが多いです。まして自分の事務所をベースに話をしても、何の役にも立たないかも知れません。
まずは各会の会報を読む、日調連総会における各会からの要望や意見を読む、各地からの理事の話しを聞く、このあたりから始めて欲しいと思います。

3.日調連における過去の議論を確認してください。
長年日調連の会議に出て気になるのが、理事の皆さんが過去の議論を読んでいないことです。土地家屋調査士に関わるテーマは、各部各委員会が同じテーマを過去何度も議論しています。かなり深掘りした議論もあります。事務局にお願いすれば出てきますので、まずは何か思いついたら、このテーマで過去に何か議論されていないか、何か資料が無いか探してもらってください。
また少なくても西本会長の頃まで遡って理事会等の議事録等を読む必要が有るでしょう。
今の継続事業や日調連組織の在り方など、その時期に変化したものが多いですから。
今の形骸化しているかも知れないと思われる事業が、そもそもどんな理想と理念で立ち上がったのか、それが形骸化したのはどうしてか、そこを把握していないと、進むか止めるかの議論も薄っぺらい議論になります。

実はこれらは日調連に限らず、各単位会の役員にも必要なことです。
一度確認してください。応援します。








2019年6月17日月曜日

現場で質問するな

土地家屋調査士試験に合格して、新年度から土地家屋調査士事務所に勤めて、実務の勉強を始めた人も多いでしょう。
頑張って勉強して独立を目指し、立派な土地家屋調査士となって欲しいと思います。

さて、先日ある事務所の土地家屋調査士から以下のボヤキを聞きました。
「今度入った新人(補助者)は、早く独立するために勉強を焦ってるのだろうけど、現場でお客様がいる前で『この機械何ですか?』って聞くんだよ」

いつも言っているように、土地家屋調査士事務所は学校ではありません。
勉強中の新人であれ、事務所は給料を払って戦力として雇っているのです。
ですから、まずは一生懸命に働いてその事務所の役に立ち、それによりその事務所の先生や先輩の時間的余裕を作って、その余暇で勉強を教えてもらえると考えた方が良いです。

まして、お客様の前で先生に質問することは、ありえません。
お客様の立場から考えてみましょう。
「この土地家屋調査士事務所は素人を連れて来た」と不安に思うでしょう。
病院で手術室に入ってから、患者の前で助手が執刀医に『この機械何ですか?』って聞いているようなものですから。

新人のその発言は、結局お客様にとって不安感を持つ材料にしかならず、その土地家屋調査士事務所にとってマイナスにしかなりません。
誰を雇っているかがその事務所の信用にもつながるのです。
それくらいの気配りと判断ができなければ、その新人は独立しても真に信頼される事務所経営はできないでしょう。



2019年5月29日水曜日

ファイルに入れたまま書き込める カキコ KAKIKO

業務上、長年大量の資料を処理しています。
資料は入手時からできるだけデータで入手できるようにし、処理もできるだけ電子的に行うようにしています。
業務歴38年は、データベース構築の歴史でもあります。今では、複数の有料クラウドサービスと契約して、全国どこでも業務ができようにしています。メインの業務はEvernoteを最大利用していることも、過去のブログで何度か書いております。

さて、そうは言っても、私の専門業務のすべてが電子的にできるわけではありません。
資料に書き込んだり創作したりすることは、iPad proとApple pencilで同じことができそうでも、業務上やはり紙でなければならない部分も多々あります。
外では特に紙資料に直接書き込みたいことも多いです。
今までは、クリアファイルに入れた資料を、取り出して書き込んでまた入れての作業も多かったです。

最近見つけたのがこのファイルです。
「カキコ」キングジム製品です。

先日のブログで「マグフラップ」を紹介したときに「A3版はないのか」という問合せを戴きました。
マグフラップのA3版は今のところ無いようですが、ある意味、このカキコが代替になる場面もあると思います。

開いてみましょうか。
普通のクリアファイルに見えますね。


表紙を開くと資料や名刺を挟む構造になっています。



名刺を入れてみましょうか。
こんな感じです。
ここまではよくあるクリアファイルと同じですね。

では普通のクリアファイルと何が違うかというと、紙を保管する構造が袋ではないのです。透明なので分かりにくいと思いますが、敢えて照明が映り込むように写真を撮っています。
上下にフラップが付いていますが分かるでしょうか。
その上下のフラップに紙を挟むのです。



上下を挟むだけですから、A4版だけでなく、A3版の紙も挟むことができます。



こんな感じです。
上下を挟むだけですから、紙のほとんどの部分は覆われていないので、そのまま書き込みができます。




 この書き込むができるところが、クリアファイルとは異なる部分です。

お客様のところにA4版もしくはA3版の資料等を持参して、書き込みながら打合せをするときなどが一番便利です。
もちろん永久保存版のためのファイルではないのですが、利用して業務が完了したら、資料を書き込みごとscanしてEvernoteに送りますので、私には問題ありません。

この製品は20ポケットと40ポケットの2種があります。

私は昔オーケストラや吹奏楽団に所属していました。
当時は、楽譜に指揮者の指示等を書き込むというニーズがとても多かったのです。
その頃は、譜面台の上のクリアファイルに入れた楽譜を取り出して書き込んでまた入れてを繰り返しておりました。あのときにこのファイルがあれば便利だったでしょうね。




2019年5月20日月曜日

マグフラップ キングジム

今日は、久々に文具の話題です。
文具のネタはかなり溜まっているのですが、文具は買ったもの自慢だけでは意味がないと思っています。
自分が、ビジネスの現場で本当に使い込んで、実感を持ってからでないと、私は紹介できないと思っています。
だから、このブログでその使い方が伝わらないと意味がないので、文章だけでなく写真も必要だし、できれば動画も必要とも思ったりするので、ちょっと書くのに時間がかかります。
といいながら、文具のリクエストが多いので、今日は文具の話を書くことにします。

今日はクリップボードの話です。
「マグフラップ」というクリップボードです。


色は4種類ありますが、私が選んだのはきれいな青です。


横から見たところです。
マグフラップは、アイディア溢れる文具を開発し続けるあのキングジムさんから出た製品です。ちなみに昨年の日本文具大賞を受賞しました。

私はかなり気に入っていますよ。

従来のクリップボードのクリップは、下の写真のように紙の上真ん中だけを止めるタイプがほとんどだったと思います。


これだと紙の左右が折れたり、外れやすくなったりします。

マグフラップは、下の写真の様にボードの上部の左右端まで続くクリップが付いていて、紙全部を挟みますので、紙をしっかりホールドし、なおかつ紙を破損から保護します。



またボードの下部にもマグネットフリップが付いています。
これで紙の上だけでなく、紙の下もしっかりとホールドします。



下の写真は、上下のクリップで紙を閉じたところです。



こうなるとボードの上下で紙をしっかりとホールドしますので、少々の風の中では紙がめくれたりしません。とっても良いです。
ちなみに下部のマグネットフリップは使わないとき、または紙の下まで文字があって邪魔になるときは、後ろ側に回して固定できます。

下の写真はボードの下部のマグネットフリップを背面に回して紙の下の部分をフリーにしたところです。分かりにくいかもしれませんが、上の写真と下の写真を比べて戴くと分かると思います。



このフリップボードで特に気に入っているのが、実は背面のもう一つのマグネットフリップです。以下の写真の裏面にある大きめのフリップです。



下の写真は、横から見たところです。紙をめくったときに、裏に廻した紙をマグネットフリップでホールドするのです。


下の写真は、めくった紙を裏面のマグネットフリップに挟んだところです。



今まで、めくった紙をボードを持った手の指で押さえたりしながら、結構不自由だったのに、何故この機構に今まで誰も気が付かなかったのでしょうか。

これは現場などで一度使ったら、従来のクリップボードにはもう戻れません。


クリップボードを使う機会のあるすべての人に勧めたい文具です。



2019年5月13日月曜日

土地家屋調査士事務所で勉強すること

先日試験合格者からの相談の中に、以下の希望を聞きました。

「実務経験が無いので土地家屋調査士事務所で勉強したい。すでに事務所は決まっている。半年ほど学んで独立したい」

あまりにも世の中を知らない発言だと思ったので、以下の助言をしました。


・事務所に入るということは、給料をもらって働くということです。その事務所の役に立つということです。何かを誰かに教えて欲しいだけなら、給料をもらうどころか授業料を払うべきものです。そこを勘違いしてはいけません。だから仕事をしっかりして、その上で教えてもらうという覚悟がなければなりません。

 まして、補助者募集をしている事務所は、忙しいから働く補助者を求めているのであり、受講者を求めているのではありません。また大きな事務所の場合、歯車の一つになるだけかも知れません。本当にその事務所が総合的に教えてくれると約束したのですか。単一作業だけ担当しても総合的な実力が付くとは思えません。

・その事務所の先生がしっかり教えてくれると約束したとしても、実務経験が無い方を半年で、しかも仕事の合間に教えて一人前の土地家屋調査士として独立させるということは、まず無理でしょう。あなたがどんなに優秀でも、私なら半年で教える自信は有りません。

 毎日休まずに半年間勉強して、毎日新しいことを1項目マスターできたとしても、半年なら182項目しか学べません。土地家屋調査士の業務はそんなに浅いものでは有りません。ちなみに私は38年間今でも毎日勉強を続けていますよ。

・逆の立場の雇う方からこの件を考えてみましょう。働いてもらうにしても、よほどの単純作業でない限り、業務の準備をして指示を伝えるのに結構な時間を取られるものです。その間に自分でやった方が早くて正確なものに決まっています。また一人雇えば、その人の分の机やコンピュータ、測量機器、自動車等々の設備等も増やす必要があるでしょう。

 では何故雇うのでしょうか。長く雇えば、その後にこれらの初期投資が回収できると思っているからです。だから雇う方から考えても、スポット的な単純作業以外では半年間の短期雇用は有り得ないのです。

・あなたはこれから働く事務所が決まっているとのことですが、その事務所の土地家屋調査士の先生に、半年後の独立計画の了解を得ていますか?双方理解が無いと半年後にトラブルになる可能性がありますよ。その事務所の先生は、地元の土地家屋調査士の先輩になる方です。円満退職しておかないと何かと困ることがあると思いますよ。

この補助者雇用に限らず、本当に大切なことを曖昧なままにして、他人と物事を始める人が多いですね。嫌なことや大事なことの話し合いを避けて、お互いに自分に都合の良いことだけ考えているのでは、先が見えています。
これくらいの話し合いや交渉ができなくては、将来あなたが独立して事務所経営することはとても難しいでしょう。


後日談)
彼は雇用してくれる土地家屋調査士とこの点をしっかりと話し合って勤め始めたそうです。良かったです。応援しています。





2019年5月6日月曜日

自分の仕事

元号が令和になり、日本国民がまた新たな時代に向かうという気分になりました。
この気分のリセットだけでも、改元は前向きに生きる切っ掛けになります。

この連休中も土地家屋調査士をめざす人や土地家屋調査士になった人から相談や報告を戴きました。皆、前向きだからこそ、悩むわけです。当然応援しますよ。

Nさんも開業する前から相談を受けていた方ですが、開業後も何度か連絡を取っていた方です。
この連休中にNさんから以下の相談が来ました。
参考になる方もいるでしょうから、令和最初の相談回答の一部を紹介します。

<Nさんからのメールの抜粋>
只今、お陰様で開業3年目です。
忙しくさせて頂いております。しかし休みなく仕事をしている割には貯金額が微々たるものです。
仕事の内訳は以下です。

①自分の名で受けた仕事・・・・・・50%
②先輩の下請け、お手伝い仕事・・・50%

真の独立といえるには①を100%に近い形でやることだと考えています。
②につきましては、まったく仕事がない時には助かるのですが、現状は自分の仕事を後回しにして行うこともあります。しかし、ご縁や繋がりも大切とも思う面もあります。

ただこのまま②が50%のまま土地家屋調査士としてやっていっても、豊かになれない気がしています。
最近、考えていますのは、以下です。

・②をほぼ0%にする。(正直、仕事や収入が減る不安がありますが、、、)
・空いた時間で将来①に繋がるための時間を過ごす。
(以下略)


以下電話で回答しました。

Nさんはまったく地縁も無いところで開業しましたね。
そこで3年目なのに自分の名で受けた仕事が50%も有ることは大したものです。
その上で先輩からのお手伝いの声がかかるだけでも地域に認められたのですから、その分も誉めたいと思います。
だから焦る必要はありません。
また業界の先輩のお手伝いは、単なるアルバイトではありません。
お金をもらいながら、先輩の様々なノウハウに触れることができる貴重な機会です。
そんなことをさせて戴けるのは新人のうちだけですよ。
②を自分から0%にするのは、とてももったいないと思います。
(先輩にもよるけれどw)
私の事務所にも過去何人もお手伝いに来ていました。
お手伝いを通じて、様々なノウハウを教えてきました。
残念なことは、自分に少し仕事を受託しただけで来なくなる新人がいることです。
深いノウハウを伝えるには、もう少し成長を待たなければならないので、これからだったのにと思っているからです。

Nさんの一番の問題点は「現状は自分の仕事を後回しにして行うこともあります」という考え方です。どんなアルバイトでも、お金をもらう限り全部「自分の仕事」なのです。
そんな考え方なら、自分の名で来た仕事でも、仕事に優劣を付けることになるでしょう。

Nさんはまだまだ若いので、休み無くても頑張る時期です。
「今貯めるべきは、貯金ではなく実力です」
三流の土地家屋調査士で終わりたくないでしょ。
①も②も自分の仕事として全力で向かってください。
それを続けていれば、いずれ、Nさんの望むような形になると思います。

応援しています。
また仙台に来てください。






2019年4月21日日曜日

それもよし

私は父に叱られた記憶がありません。
それで反抗期を経験しないでしまいました。

父は自分の考えを私に押しつけることもしませんでした。
私は、自分の進路や生き方を自由にさせてもらいました。

「それもよし」
父の口癖です。

何でも許容するようなこの言葉は、曖昧さや心の弱さに通じるようで、私が若い頃は好きではありませんでした。
「良いものは良い。悪いものは悪い」それが私の考え方でした。

「それもよし」
この言葉の凄さが最近やっと分かってきた気がします。
分かったとしても、私はあの境地までは行けそうもありません。

本日、父の納骨でした。









2019年4月8日月曜日

距離感を身に付けること


私が土地家屋調査士事務所を開業した時代は、測量するのにスチールテープいわゆる巻尺を使っていました。
毎回測器と測量対象吻との間をテープを引っ張りながら往復して距離を実感していました。ですから20メートルがどの程度の距離なのか私は実感として身についています。
今はボタンを押しただけで距離を測ることができます。これは確かに便利ですが、それだけでは距離感が身に着きません。
途中に木の葉などの何か障害があって、本来求める距離でない部分を測定してしまったとき、「この距離が20メートルのはずがない」と感じることができるか、ここがプロとしてとても重要な能力だと恩うのです。

じゃあ、どうすれば身につくか。
とても簡単です。何かを測る前に毎回予測を立てるのです。
「この距離は20メートルくらい」と予測をしてから、実際に測るのです。
瞬時に答えあわせができますね。

これは、わざわざ時間を取らなければならないトレーニングではなく、普段の仕事をしながらゲーム感覚でできるトレーニングです。
驚くほど短期間に、距離感が身に付くはずです。
同様に面積とか勾配とかの感覚もプロとして重要です。
「この土地は80坪くらい」「この勾配は10%くらい」と予測をしてから測るのです。

他人から見れば、同じことをしているようであっても、毎回の行動にこのような意識があるかないかで経験値と効果はまったく違ってきます。

まずはやってみてください。









2019年3月18日月曜日

仕事の範囲を自分で狭めている後輩へ

以下はある研修会の後でいただいたメールです。
研修会のテーマは「土地家屋調査士のグランドデザイン」でした。
その研修会の懇親会での話です。
研修会の後の懇親会では個人的な質問に答えることが多いのです。

以下Sさんからのメールの抜粋です。

(略)
特に印象深かったのは、研修会後の懇親会で、戸籍の話をしていたときのことです。
私が、戸籍の取得は司法書士にお願いする(自信があまりないのと、周りもそうやっているから)という話をしたときに、先生が「時間をかけずに一気にマスターしたければ、授業料を支払ってもその司法書士に教えを乞う方法もある」という返答をされたことです。
「自分で自分の業務を狭めている」ということもお聞きしました。
今思えば、調査士のグランドデザインどころか、自分の事務所のグランドデザインも考えておらず、あえて自分で業務を狭めていた、ということに気づきました。
(略)

Sさんは、それなりに受託業務が増えているようです。
そのSさんは「相続に関する書類(戸籍等)は慣れていないので、司法書士にお願いしている」と言いました。確かにそれでも仕事は回るでしょうし、楽でしょう。
ただし、忙しくて他人に頼むのと、わからなくて他人に頼むのはまったく違います。
周辺知識が増えることでお客様の相談に答える能力が多面的になってくるのです。
あらゆる質問に適格に答えることができる人に仕事の依頼が来ます。
まして、相続証明書は周辺知識ではなく、表示に関する登記においても当然の添付情報であり、土地家屋調査士の当然の知識です。その収集整理を他の資格者に依頼していることで、自分の未来を狭めていることに気が付かないのでしょうか。

私が常に新人にお話ししていることは、この業界に入ったのなら業務は自分で拡大すべきということです。
専門家は、専門家でいるために常に勉強をし続けなければなりません。
サラリーマンではなくて自営を選んだということは、そういうことだからです。
それなのに、自分の能力を磨かずに、誰かを頼りにしているというか、上手くいかなければ誰かのせいにしているような後輩が多いということが残念です。

「今、食えるから勉強しない。だって忙しいし、必要ないし」って思っているのでしょう。それは、あなたの事務所のグランドデザインがないからです。
勉強は暇になったからと言って、できるものでもありません。
忙しくてお金があるときでないとできない勉強も多いのです。

頑張ってください。応援しています。








2019年3月11日月曜日

8年 絶望から希望に、希望から怒りに、怒りから諦めに

「絶望から希望に、希望から怒りに、怒りから諦めに・・・。
こんな思いを何故分からないのでしょうか。」

これは震災後2年経った3月11日に書いたブログ記事の抜粋です。

今日で震災後8年です。
「東北は復興したか?」と聞かれれば、何と答えるのが正解なのでしょうか。
おそらく長い答えになるでしょう。

復興と見える平穏は、地権者の諦めからきているのかも知れません。

全国からの支援のお陰で、
公共事業的には、ほぼ終わりました。
民間でも住民が衣食住に困っている人は少なくなりました。

でも先祖代々生まれ育った土地を諦めて、他の地域に生活を移したことが復興なのか、仕方ないこととは言え複雑です。
これは福島原発地域だけの問題ではありません。
放射線被害土地以外でも、どうしても高台整備などの時間がかかり、完成の頃には地元に戻らない方々もたくさんいます。
せっかく造成した宅地が埋まらない状況になりそうです。

役所も寝ないで頑張ってきました。
民間もそれぞれの立場で頑張ってきました。

あの余震の続く中、不眠不休の中でなされたそれぞれの議論と判断について、後で評価するのは簡単ですが、彼らを批判するのではなく、すべて今後に活かして欲しいと思います。

私は全国歩いて「防災」と「事前復興」のヒントをお伝えしています。
地震のピンポイントの予知はできません。
そして地震は止められません。
だから被害を最小限に留める「防災」と、復興する時間を短縮するために今のうちにやっておくべき「事前復興」が重要と考えます。
東北を見てもらえば、ヒントはいくらでも得られるでしょう。

伝えることができる人は被災地にいた人だけではありません。
被災地に対して支援してくださった人達も、何ができて何ができなかったという経験を持っているでしょう。
防災の教訓についても、現実感を持って再確認できたと思います。
この時代に生きた者の責任として、我々の子孫のために、これらの事実と知識を伝え続けることが大切なのではないでしょうか。

あの震災があの日でなくて、少しずれていたなら、生死が入れ替わった人々がたくさんいるはずです。
大地震のメカニズムから考えれば、数日なんて単位でなく数年でも誤差の範囲ですから。


以下も震災後2年目の3月11日に書いた文の一部です。
正直、今も同じ思いです。

「私は諦めません。
できることは、たくさん有ると思います。
たまたま偶然で亡くなった人たちの為にも、たまたま偶然で生き残った者として。」