2024年5月9日木曜日

8月16日から鈴木修塾(開業・経営)開催決定および募集開始

前回のブログで予告していた鈴木修塾(開業・経営)ですが、正式決定しました。

 土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 次期鈴木修塾(開業・経営)の開催について (fermatadiary.blogspot.com)

リクエストをいただいたので早期開催を前向きに検討していたのですが、このたび研修会場や私の予定などの調整が整いましたので、以下のとおりの内容で開催いたします。

参加申込みの方は以下の通りご連絡をお願いいたします。また、参加したいが現在日程調整中という段階の方は、仮登録でも結構ですから、同じようにご連絡をお待ちしています。

鈴木修塾では、常に参加希望者に事前アンケートをお願いしています。そのアンケートで参加者の皆さんの個人的な悩みや相談を把握して、それに沿った講義内容に調整していますので、早めに参加表明していただけると資料作成の都合上ありがたいのです。

よろしくお願いいたします。



【土地家屋調査士鈴木修塾(事務所開業・経営)】

①日程 令和6年8月16日(金)13時30分~8月18日(日)13時00分

②場所 講 義 エスポ-ルみやぎ(仙台市宮城野区)

③受講料 115,000円(税込)宿泊や飲食は別途

 ※宿泊場所は参加者の皆さんのご都合で自由ですが、②の合宿所は格安ですし、鈴木もここに宿泊して夜中まで皆さんと一緒にフリートークをするので、ここをお勧めします。

 ※参加者全員で作るLlNEグル-プによる事前研修と、研修終了後の個人業務の相談や質問にも対応しています。

④参加登録の方法

 受講ご希望の方は、以下にメ-ルでお願いします。

 鈴木修 宛  mucha@rr.iij4u.or.jp

件名は「鈴木修塾8月(事務所開業・経営)受講申込み」など、内容がわかる書き方でお願いします。

*お問い合わせなども遠慮なくメ-ルでお問い合わせください。

*形式や内容については、過去ブログをご覧ください。



《関連してお伝えしたいこと》

*鈴木がどんな話をするのかを知ってから塾への参加を考えてみたいという方は、以下の開業ガイダンスをお聞きいただいてからご判断していただくのもよろしいかと思います。

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 6月30日に東京で「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス」を開催します (fermatadiary.blogspot.com)

【土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 東京】

    日時:令和6年6月30日(日)

        講義・研修 16時から19時

        個別相談(希望者) ~19時30分

        (すべての質問に答えます)

    場所:LEC水道橋本校

    東京都千代田区神田三崎町2-2-15  Daiwa三崎町

    JR水道橋駅東口より徒歩3分。都営三田線水道橋駅より徒歩5分。

    都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅A4出口から徒歩8分。

    会費:3,000円


皆さん全員を全力で応援いたします。




2024年5月5日日曜日

次期鈴木修塾(開業・経営)の開催について

土地家屋調査士試験に合格して事務所を構えたら、当たり前に仕事の依頼が来ると思い込んでいる人がいます。しかも、それが試験範囲の書式を覚えているだけで解決できそうな業務内容の依頼だと思い込んでいるようです。

そんな訳はありません。現実を把握してください。

試験合格者が開業するには、次の3つの能力が必要です。

①業務受託能力・・そもそも仕事を受託できるのか。お客様はあなたの事務所を何故選ぶのか。
②業務処理能力・・受託したら本当に業務処理できるのか
③事務所経営能力・・業務を受託しても、処理できても、経営を考えていないと事務所が潰れることもある。この能力はかなり大事。

これらの能力のうち、どれか1つでも欠けたら、残念ながら事務所は続けられません。

鈴木修塾では、「土地業務」コースと「建物業務」コースで上記②の業務処理能力を向上させることを。また、「開業・経営」コースでは上記①の業務受託能力と上記③の事務所経営能力を付けることを教えています。

土地業務や建物業務は普遍的な理論ですので、全員が到達すべき目標は同じですが、開業と経営は個人の個性と背景により抱えている問題点も全員違いますし、それを解決する方法も全員違います。

だから鈴木修塾(開業・経営)では、受講者と十分ディスカッションして、個別にそれぞれ答え、各々の方向性を探っていくことを大事にしています。

試験合格後、開業に踏み切るまでの悩みを解決することと、土地家屋調査士を開業した皆さんが事務所経営を安定させたり拡大させたりすることについて、基本的理論とその人に合わせた戦略とそのルートを説明しています。

また、他の受講者と鈴木との多様なQ&Aをそばで直に聞くことで、自分自身の問題も更に多角的に見ることができるようになることも、私が合宿形式にこだわっている理由のひとつです。


 さて、その鈴木修塾(開業・経営)ですが、今年2月に開催しましたが、次も来年の2月に開催する予定でした。

しかし、各々の個人的事情により「2月では不都合なのでもっと早く開催して欲しい」というご要望が3人から届いています。

今までも、このようなご要望があればできるだけ対応してきましたので、今回もできる範囲で調整することにしました。

現在は3人の参加予定ですので、数人増えても個別の対応がかなり丁寧にできると思います。

正式に決定したら再度報告いたしますが、現在のところは以下の日程で調整しています。興味のある方は日程の調整をご検討ください。


日時:令和6年8月16日(金)13:30 ~ 令和6年8月18日(日) 13:00

会場や内容はいつものとおりになります。


*なお「土地業務」と「建物業務」はフィールドワークが必須のため仙台以外での開催は難しいですが、「開業経営」は基本的に座学なので、やる気のある方が何人か集まって、会場もご準備の上開催のご要望をいただければ、全国どこでも鈴木修塾(開業・経営)の開催を検討致します。お気軽にご相談ください。






2024年5月2日木曜日

Evernoteをどうすべきか

2015年9月28日の私のFacebookに以下の書き込みをしました。

「先週Evernote 社による『Evernote Business で実現する 新しいワークスペース』というセミナーを受講してきました。前から私のブログや研修会でお伝えしているように、Evernoteは単なるクラウドストレージではありません。改めて全国の仲間とブレインストーミングするのにとても使えると思いました。」

これが9年前のことでした。Evernoteは最近ノートアプリというジャンル分けされていますが、当時はデータベースアプリという意味合いで捉えられていたように思えます。10年ほど前から、私は仲間にEvernoteを積極的に勧めていました。
今振り返ると、ちょうどEvernoteの凋落が始まる頃でした。

その後Evernoteは、そのアプリを根本から作り直し続けていますので、ユーザーとしてはバージョンアップの度に使用方法が変わるという不便さを強いられてきました。これは今も続いています。

最近では、AIも登載されたので面白いことができるようになるかも知れませんが、ビジネスで利用している立場としては、新しい機能の拡充よりも、安定した操作性と素早い同期が大事なのです。

更に昨年Evernoteも経営母体が変わり、ついに日本法人も解散するというニュースが先週飛び込んできました。日本法人が無くなっても、世界中がオンラインで繋がる時代ですから、サービスに致命的な問題にはならないでしょうが、いろいろ考えると今は微妙な気持ちです。


最近、Evernoteから他のサービスに移行すると決めた人も多く、私の周りでもNotionに移行した人が増えてきました。

私も、日本語化される前からNotionを気に入り、3年ほど前から新しい情報はNotionにも並行して入れておくようにしてきました。Notionは確かに優れたアプリです。
今から始めるのならNotion一択と勧めても、私は良いと思います。

ただし私の場合は、Evernoteは2009年から使っているので、既にノートだけで43000程度存在し、リンクやタグなどを使いまくっているので、昨年試して見ましたがNotionの公式移行サービスでも完全移行ができないのです。ビジネスデータを完全移行できないということだけで、当面Evernoteは捨てられないのです。

また、私の仕事は10年以上もEvernoteにカスタマイズしてやってきたので、Notionに完全移行するには、細かなところで仕事のやり方を変える必要があるという問題も残ります。


他の選択肢として、後発のアプリであるUpnoteも今年から試していますが、動作が軽いところに私は好感を持っています。

しかし、今好調のNotionでもUpnoteでも、10年後は分かりません。

その他にも、自分で責任を持つことができるNASなどを利用するという選択肢もありますが、大震災を経験した身とすれば、基本的にデータはクラウドに置きたいと思っています。

(ちなみに無料のクラウドサービスは、いつサービスを止められても文句が言えないので、ビジネスでは有料以外使わないようにしています)


結局、必要なデータは分散して管理することが一番安全であると思います。

結論として、現在と同じサービスが提供される限り、Evernoteを多少高額になっても使い続けながら、NotionやUpnoteを含む有料の複数のサービスにデータを分散させて、NASも補助的に使い、徐々にそのデータ比重を変えていくことを考えています。