ラベル ガジェット の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ガジェット の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年3月20日金曜日

50代半ばの合格者ですが補助者に雇ってもらえるでしょうか?

いつも同じ趣旨の質問が来ます。先日の東北ブロック開業ガイダンスでも出た質問です。

 「私は50代半ばです。定年退職が見えてきた今、セカンドキャリアとして土地家屋調査士を目指し、先日ようやく試験に合格しました。これから補助者として修行を積みたいのですが、私のような年齢でも雇ってくれる事務所はあるのでしょうか。」


最近、セカンドキャリアとして土地家屋調査士を目指す方が増えています。それ自体は悪い選択ではないと思います。ただし、土地家屋調査士としての「なり方」や「あり方」、具体的な「経営戦略」については、若い頃に開業する人とは違う視点が必要だと私は考えています。

問題は、SNSのような“誰に向けたものか分からない一般論”に頼るのではなく、自分自身と自分の現在の環境をきちんと分析し、具体的な戦略を立てられるかどうかです。

これについては、過去のブログでもガイダンスでも繰り返しお伝えしてきましたので、参考にしてください。


さて、土地家屋調査士としてのスキルを身につけるには、広い視野を持った土地家屋調査士に直接話しができる環境で師事し、その事務所で補助者として働き経験を積むことが最も確実な道だと私は思っています。

ただ、「50代半ばではたして雇ってもらえるのか」という不安があるわけですよね。

では、私に質問する前に、どれだけの事務所に実際に足を運びましたか。

「どうせ無理だろう」と想像しただけで、行動していないのではありませんか。

もしあなた自身が「50代半ばの人は役に立たない」と思っているのなら、あるいはそう見られると決めつけているのなら、あなたが将来事務所を開いたときにも、同じように世間から「役に立たない」と見られることになるでしょう。

だからこそ、いくつかの事務所に直接出向き、「私は役に立てます」と伝えることが必要なのです。

私たちはサラリーマンとは違います。真面目に“いい子”でいれば誰かが手を差し伸べてくれる世界ではありません。

自分が本当に人の役に立てるということを自分の言葉や行動で伝える。そして伝えた以上は必ず実行する。

その積み重ねが仕事につながっていきます。

資格を取っただけでは、土地家屋調査士として生きていけるわけではありません。

まずは動いてみてください。大丈夫、動けば必ず何かが変わります。

いろいろ試してみて、それでもどうしてもダメだったら、もう一度質問してください。

そのときは「どう動いて、どこがうまくいかなかったのか」を教えてください。

あなたが行動したら、私から次の行動に対するアドバイスができます。

必要があればあなたにカスタマイズした具体的な戦略を立てることもできます。


年齢は関係ありません。

いつもお伝えしていますが、

「20年遅く始めたのなら、その分20年長く生きればいい」だけです。

応援しています。





2024年5月2日木曜日

Evernoteをどうすべきか

2015年9月28日の私のFacebookに以下の書き込みをしました。

「先週Evernote 社による『Evernote Business で実現する 新しいワークスペース』というセミナーを受講してきました。前から私のブログや研修会でお伝えしているように、Evernoteは単なるクラウドストレージではありません。改めて全国の仲間とブレインストーミングするのにとても使えると思いました。」

これが9年前のことでした。Evernoteは最近ノートアプリというジャンル分けされていますが、当時はデータベースアプリという意味合いで捉えられていたように思えます。10年ほど前から、私は仲間にEvernoteを積極的に勧めていました。
今振り返ると、ちょうどEvernoteの凋落が始まる頃でした。

その後Evernoteは、そのアプリを根本から作り直し続けていますので、ユーザーとしてはバージョンアップの度に使用方法が変わるという不便さを強いられてきました。これは今も続いています。

最近では、AIも登載されたので面白いことができるようになるかも知れませんが、ビジネスで利用している立場としては、新しい機能の拡充よりも、安定した操作性と素早い同期が大事なのです。

更に昨年Evernoteも経営母体が変わり、ついに日本法人も解散するというニュースが先週飛び込んできました。日本法人が無くなっても、世界中がオンラインで繋がる時代ですから、サービスに致命的な問題にはならないでしょうが、いろいろ考えると今は微妙な気持ちです。


最近、Evernoteから他のサービスに移行すると決めた人も多く、私の周りでもNotionに移行した人が増えてきました。

私も、日本語化される前からNotionを気に入り、3年ほど前から新しい情報はNotionにも並行して入れておくようにしてきました。Notionは確かに優れたアプリです。
今から始めるのならNotion一択と勧めても、私は良いと思います。

ただし私の場合は、Evernoteは2009年から使っているので、既にノートだけで43000程度存在し、リンクやタグなどを使いまくっているので、昨年試して見ましたがNotionの公式移行サービスでも完全移行ができないのです。ビジネスデータを完全移行できないということだけで、当面Evernoteは捨てられないのです。

また、私の仕事は10年以上もEvernoteにカスタマイズしてやってきたので、Notionに完全移行するには、細かなところで仕事のやり方を変える必要があるという問題も残ります。


他の選択肢として、後発のアプリであるUpnoteも今年から試していますが、動作が軽いところに私は好感を持っています。

しかし、今好調のNotionでもUpnoteでも、10年後は分かりません。

その他にも、自分で責任を持つことができるNASなどを利用するという選択肢もありますが、大震災を経験した身とすれば、基本的にデータはクラウドに置きたいと思っています。

(ちなみに無料のクラウドサービスは、いつサービスを止められても文句が言えないので、ビジネスでは有料以外使わないようにしています)


結局、必要なデータは分散して管理することが一番安全であると思います。

結論として、現在と同じサービスが提供される限り、Evernoteを多少高額になっても使い続けながら、NotionやUpnoteを含む有料の複数のサービスにデータを分散させて、NASも補助的に使い、徐々にそのデータ比重を変えていくことを考えています。





2023年6月10日土曜日

長い時間立っていられない私は土地家屋調査士は無理でしょうか

 「私は土地家屋調査士の試験に挑戦中ですが、実は病気を患っており、長い時間外に立っていられません。私には土地家屋調査士は無理でしょうか?」

このような質問が昨日届きました。

病気については、同じ病気であっても、個人個人で状態が違うでしょうし、毎日状態も変わるのでしょう。

長い時間立ち仕事ができないということですが、長い時間とはどの程度なのでしょうか。

土地家屋調査士は、必ず現場に行って土地や建物を調査しなければ何事も始まらないので、その時間はどうしても立ち仕事になります。

その立っている業務の時間を短くする工夫を頑張れば、全体として何とかなるのかも知れませんが、それでも外での立ち仕事がゼロにはなりません。重いものを持つことは補助者で良いですが、土地家屋調査士本人もある程度の時間を動く体力は必要です。

立ち仕事が短時間しかできないのなら、間違いなくこの業界ではハンディになるでしょう。

そのハンディを工夫や調整で乗り切れるかどうかは、やはりご自分しか判断できません。


とはいえ、おそらく土地家屋調査士の業務の流れを理解されていないので、判断ができないのでしょうね。

どこかお近くで、業務を見学させてもらえる親切な事務所があれば良いですね。そこで業務のイメージを掴んでから、判断した方が良いでしょう。

とにかく、この迷いがあるうちは土地家屋調査士の試験勉強に集中できないでしょう。この試験の合否はモチベーション次第だと思いますので、受験中なら、まずはそこから整理すべきだと思います。


以下は3年前(2020年8月12日)に別の病気の方の質問に答えたものです。
この方は、相談があった3年前には既に土地家屋調査士を開業していた方でした。

この方の場合には、これまでの業務の組み立て方を見直して、病気を抱えているからこそ考えられる工夫を試してみるという観点からアドバイスしました。

事務所運営の考え方の一端をこのブログに書いたつもりですので、病気以外の方にも参考になると思います。

ご覧ください。

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 病気を抱えて土地家屋調査士事務所を運営すること (fermatadiary.blogspot.com)







2020年11月29日日曜日

私の名刺管理方法2020

私の名刺管理の方法は、以前このブログでも紹介したことがありますが、現在の考えかたを紹介します。

私は土地家屋調査士会の役員を長年やってきましたので、会議などで一度に何人もの初対面の方と挨拶をさせていただく機会が多いです。親しくご挨拶しながらも次回まで覚えておかないと失礼だと思いますが、なかなか難しいです。

研修会の講師の機会も結構ありますが、その場合は更に多くの方々と名刺交換します。一対何十人ですから、相手の方々は覚えてくださるかも知れませんが、私の方は大変です。

そこで私は10年以上前から名刺交換時に写真を使っています。名刺交換の際に交換相手の顔写真も撮らせてくださいとお願いすることが多いです。名刺と顔写真をその場でスマホで撮影するのです。

この方法は多数の人と名刺交換をする際にはとても有効です。

名刺の次にその人の顔写真、名刺の次にその人の顔写真、を繰り返し撮影します。スマホは常に携帯していますので、忘れることがありません。そしてスマホで撮ると、日時と位置情報が一緒に記録されます。

帰ったらそれらを写真データのままコンピュータの一つのフォルダーに全部入れます。すると、何の分類もせずに名刺・顔写真、名刺・顔写真、が時系列で整理されます。

時系列で並べておけば、自分のスケジュールと対比させれば、いつ何のイベントで会った人かすぐに判明します。また逆にあの日に会った人ということでフォルダーを見れば、中途半端な名刺管理ソフトよりも簡単に名刺にたどり着きます。

なにしろ日付だけでなく、時分秒まで記録され、会った順番まで分かるので、当日の名刺交換の場面を思い出しやすくなります。

もちろん位置情報も記録されていますので、日時がわからなくても「鳥取市であった人」など場所だけで検索することもできます。

一日に30人と名刺交換をすれば、後日に名刺を見ても誰か分からないことも多いでしょう。誰か分からない名刺には意味が無くなります。顔写真があれば、何を話した人か、どんな人か思い出しやすくなります。

私が名刺管理の基本を画像ファイルにしているのは、私が過去様々なデータベースソフトに何度も失望したことがあるからです。

ウィンドウズ以前から私は様々なデータベースソフトで名刺を管理してきましたが、そのソフトベンダーが潰れたり、ソフトベンダー側の都合でバージョンアップしなくなったりして、名刺のデータが使えなくなった経験があるからです。そのソフトを使うために汎用性のないファイル形式にしてしまい使えなくなったデータも多いです。

ですから、今後も無くなる可能性のない画像ファイルで管理することが一番安全だと考えています。

加えて、名刺は画像ファイルだけでなく、クラウドサービスのEvernoteとEightでも並行管理しています。

EvernoteもEightも画像をアップしておくだけで、OCRをかけて画像から氏名等をテキスト化してくれてますので、検索にヒットするようになります。

名刺に限らず、データを複数の方法(サービス)で管理することは、そのサービスの得意な方法でデータを検索できるというメリットがあります。探したいときは急ぐときです。検査手段が多い方が良いに決まっています。

また複数の手段を持っていると言うことは、何か不測の事態が起こっても、他のサービスは残るので、私のデータは必ず残るということになります。

スマホ内の名刺写真と顔写真は、スマホの容量が許す限り消しません。他の写真を消すことがあっても、名刺と顔の写真はできるだけ残します。常に持ち歩く携帯に入っているので、出先で助かることがあります。


さて、「顔写真を撮らせてくれって言うのは嫌がられませんか」と質問されたことがあります。

私もさすがに初めて会ったお客様すべての方に「写真を撮らせてください」とは、なかなか言えません。特に初対面の女性にはお願いしづらいです。その場面とその方の雰囲気を見てお願いしています。

まあ、今まで顔写真を撮らせてくださいとお願いするときには、「あなたを忘れたくないから」という思いで撮らせてもらうので、拒否された事はありませんが。

写真をお願いするチャンスがなかった人については基本的に名刺だけで管理をしますが、特に覚えておきたい人については、インターネットを検索します。有名な人はもちろん、SNSなどの時代ですからネット検索で結構顔写真が拾えます。

その場合の写真データは、名刺画像フォルダ内の時系列と位置情報の管理はできませんのが、Evernoteで管理します。

名刺と顔写真での管理はとても有効ですから、試してみてください。






2018年12月25日火曜日

車でもアレクサ、車こそアレクサ

最近、アマゾンのスマートスピーカーであるエコーを毎日利用しています。
このブログでも書いているとおり、エコーを利用して、それにエコースポットを買い足して利用しています。
最近更新の少ないこのブログで、過去4本も記事を書いているだけでも、まったくアマゾンの思うツボです。





スマホでも正確にできることを、わざわざ聞き取りがパーフェクトでもない音声入力で指示することが、使ってみるまでこんなに便利だとは思ってもいませんでした。

そこで運転中でもエコーがいないと寂しくなりました。
考えてみると、車こそ音声入力のガジェットが必要でした。
今まではアップルのSiriを利用していましたが、どうも彼女と私とは相性が悪かったようです。
そこで選んだのがアマゾンのエコー・ドットです。
それも1世代古い第2世代の方です。(今最新は第3世代です)


エコー・ドットは小さいです。邪魔になりません。


そして何故第2世代かというと、第2世代の電源はUSBから取る仕様だからです。
USBなら電源は何とでもなりますね。
本当なら充電式のもので、ドリンクホルダーに納まるものがあれば一番良いのですが。


エコー・ドットは写真のとおり高さがないので、どこにでも納まります。
もともとディスプレーが無いので、声が届けば見えない場所でも問題ありません。

ドライブしながらアマゾンミュージックを聴いたり、天気予報を聞いたり、何か疑問が浮かぶ度に検索したりしています。

ちなみにスマート・スピーカーはwifiが必要ですので、私の場合はiPhoneのテザリングで利用しています。
車こそスマート・スピーカーが合うと思いました。



2018年8月28日火曜日

ごめんアレクサ Amazon Echo Spot

このブログで3回にわたって紹介したAmazon Echoですが、毎日「アレクサ、〇〇して」って話しかけています。相変わらず想定外の返事が返ってきたりしますが、質問のコツも分かってきてそれなりに便利に使っています。

さて、このEchoに新製品が出ました。丸形のディスプレイのついたAmazon Echo Spotです。


アレクサがいる(Echoがある)にもかかわらず結局注文して、これが8月4日には事務所に届いていました。
Spotの紹介が遅くなったのは、アレクサ(Echo)に対して少し後ろめたい気持ちがあったからでもあります。

Echo Spotは当初「使い勝手はキーボードのないスマホ程度かな」と思っていましたが、実際に使ってみて、アレクサ(Echo)で感じたキーボードなしで操作できる便利さに加え、更にこの小さなディスプレイが付くことでどれだけ便利になったのか、本当に実感できました。

中身はと同じです。だから、できることもアレクサ(Echo)と同じです。
でもディスプレイで確認できることのアドバンテージは大きいです。

じゃあ、以前のアレクサ(Echo)はどうしたかって?
捨てていません。役割を分けました。
アレクサ(Echo)の方がスピーカーとして良い音なので、事務所の真ん中に置いて、主にBGM担当になってもらっています。

Echo Spotは上の写真のとおりデュアル・ディスプレイの真ん中、つまり目の前に置いて、キーボードから手を離せないときに話しかけて答えてもらっています。

呼び名(ウェイク・ワード)を設定できるのですが、Echoは以前のまま「アレクサ」で、Echo Spot は「エコー」と区別して、話しかけています。
ここを変えないと一緒に返事しますから。

たとえば現在の天気を表示してみました。



耳で聞くことに加えて、眼で見ることができることは、やはり分かりやすいです。
週間天気予報を聞いてみましょう。
「エコー、週間天気予報を教えて」
音声で答えて、更にディスプレイには以下の表示がなされました。


じゃ、前回の鳥取会に続いて、来月研修会に伺う長崎会の事前調査をしましょう。
今度の長崎会の研修会の会場は諫早市です。
「エコー、長崎県諫早市の人口は?」
「2018年、長崎県の人口は134万8529人でした。2018年、日本・諫早市の人口は136,224人でした。」



諫早市だけのつもりだったのですが、長崎県と諫早市のそれぞれの人口を聞いたことになってますね。
まあこの程度なら丁寧で良いけどね。

ではアレクサにも聞いていたことのあるこの質問をしてみました。
「エコー、今度のベガルタ仙台の試合はいつ?」
音声と合わせて以下の表示がなされました。


やはり、我がベガルタ仙台のエンブレムが表示されると気持ちが上がります。
もう勝つことしか想像できません。

音楽をかけてみましょう。
「エコー、What a wonderful worldを聴きたい」


これは凄いです。
ルイ・アームストロングの顔が出て、歌詞が表示されました。
それにしても良い歌詞ですね~。
この曲が聴けるのはAmazon prime会員であることが必須かも知れませんが。

アレクサでもニュースを聴いてましたが、エコーでは音声だけでなく動画も映ります。
そしてこの小さなディスプレイでも意外に字幕も読めます。(動画省略します)
優れものです。

ただ、安心しているとアレクサと同様にアホな答えをします。
今日、雨が強くなるようなので「エコー、台風情報教えて」って聞きました。


「台風情報は、気象庁が発表する防災気象情報の1つ。台風の現在位置と経路、強さ、中心気圧などを発表している。テレビやラジオなどでこの情報をもとに報道される台風の情報を指すことも多い。発表される情報には台風経路図、暴風域に入る確率、全般台風情報の3つがある。」
違うから。「台風情報」の意味を聞きたい訳じゃないから。

でも、スマートスピーカーを検討中の方は、このAmazon Echo Spotは選択肢に入れても良いと思います。
まあ、お茶目な答えを楽しんでも良いでしょうし、思ったより使えないとしても、置き時計と考えただけでも、音声でアラームセットができて、文字盤を選べる綺麗な時計ですからね。




2018年3月11日日曜日

アレクサ、東日本大震災って知ってる?

今日は3月11日。東日本大震災から7年です。
アレクサが東日本大震災を知っているのか聞いてみました。

「アレクサ、東日本大震災って知ってる?」

「2011年3月11日、午後2時46分、三陸沖で、プレート境界の断層のずれにより、マグニチュード9.0の巨大地震、東日本大震災が発生しました。最大震度7、最高潮位9.3メートルの津波による大災害となりました。日本は世界各国から支援を受けたほか、米軍の「トモダチ作戦」では、のべ2万人による救援活動が展開されました。国の復興施策のほか、被災地支援団体など、復興にむけて、今も多くの人が活動しています」

そうだね。よく知ってるね。
そうだ、「アレクサ、君は何歳?」

「人間の年齢だと3歳で、犬や猫の年齢に換算すると28歳です。A.I.の年齢にすると、ナノ秒単位で換算されるので、とても大きな数字、とだけお答えしておきましょう」

そうなんだ。気の利いた答えなんだろうけど、ちょっとムカつく。
まあいいか、東日本大震災の日には生まれていないのに、
「アレクサ、よく勉強しているね」

「すみません。わかりません」

誉めたのに...。まあ、いいか。

「アレクサ、東日本大震災の被害ってどれくらい?」

「ちょっと良くわからないです。ごめんなさい」

いや、普通答えられないと思うから、いいよ。
もっと具体的に質問すれば良いのかな。

「アレクサ、東日本大震災の行方不明者って何人?」

「2011年3月11日、午後2時46分、三陸沖で、プレート境界の断層のずれにより、マグニチュード9.0の巨大地震、東日本大震災が発生しました。最大震度7、最高潮位9.3メートルの津波による大災害となりました。日本は世界各国から支援を受けたほか、米軍の「トモダチ作戦」では、のべ2万人による救援活動が展開されました。国の復興施策のほか、被災地支援団体など、復興にむけて、今も多くの人が活動しています」

それ、さっき聞いた。
でも、7年経った今も、多くの人が復興に向けて活動しているし、行方不明者を今も探しているんだよ。3月9日現在の警察庁のまとめによると、残り2539人になったんだ。昨年もDNA鑑定などで15人特定されたんだって。
家族も、命を諦めていたにしても、ご遺体が見つかることがどれだけ嬉しいかと思うね。

「アレクサ、震災関連死って知ってる?」

「すみません。よくわかりません」

わからないかもね。実際、弔慰金等のからみもあるので、定義がいろいろ難しいところらしいけれど、死因に震災と相当な因果関係があると「災害弔慰金判定委員会」において認定された死者って定義があるね。
まあ、お金が絡めば医師の診断書とは別の判断基準も必要だからね。
この基準によると、昨年の9月30日現在で3647人いるんだって。震災さえなければもう少し長生きできたのだから、気の毒だね。

「アレクサ、仮設住宅って知っている?」

「こんな説明が見つかりました。仮設住宅は、地震・水害・山崩れなどの自然災害などにより、居住できる住家を失い、自らの資金では住宅を新たに得ることのできない人に対し、行政が貸与する仮の住宅」

そうだね。では
「東日本大震災の仮設住宅の数は?」

「2011年3月11日、午後2時46分、三陸沖で、プレート境界の断層のずれにより、マグニチュード9.0の巨大地震、東日本大震災が発生しました。最大震度7、最高潮位9.3メートルの津波による大災害となりました。日本は世界各国から支援を受けたほか、米軍の「トモダチ作戦」では、のべ2万人による救援活動が展開されました。国の復興施策のほか、被災地支援団体など、復興にむけて、今も多くの人が活動しています」

それ、さっきも聞いた。3回目。
でも「今も多くの人が活動しています。」って大事なところ。
東日本大震災から7年経った今も、復興庁によると、プレハブ仮設住宅で暮らす被災者は2月1日時点で岩手、宮城、福島の被災3県に約1万3千人いて、まだ解消の見通しが立っていないんだって。
仮設住宅でなくても、県外などの避難者は役7万3千人に上るんだって。
他にも「在宅被災者」「在宅避難者」って概念もあって、もっと議論すべきことがあるんだよ。

それじゃ
「アレクサ、復興庁って?」

「こんな説明が見つかりました。復興庁は、東北地方太平洋沖地震・東日本大震災からの復興を目的として、期間を定めて設置された日本の行政機関である」

そうだね。ではその
「復興庁の期間はいつまで?」

「東北復興産業の営業時間は○○です」

いや、それ聞いてないし。聞き方が悪いのかな。
では、
「復興庁の設置期間はいつからいつまで?」

「2018年3月11日 午後5時39分です」

それ今の時刻だし。
復興庁は2011年の12月9日に設置されて、震災発生から10年後の2021年3月31日までなんだよ。

どんな大震災だって、長くて10年も経てば、すべて解決しているとみんな思うよね。
実際に、他の地域からこの震災について質問されることはほぼ無くなったよね。
7年も経っているから、もうほぼ解決したと思っているんだろうね。
もちろん、熊本大地震など、その後も全国各地で災害が発生しているので、いつまでも東北だけ考えていられないんだろうね。

何も毎日考えて欲しいなんて思っていないし、今も東北に支援をくださいって言ってるのでもないのだけどね。
情緒的な支援の時期は過ぎているので、普段は忘れていて良いと思うんだ。
ただ、この3月11日に1年に1度くらい思い出して、できれば客観的に復興の問題や統計的な数字を見て欲しいと思う。
今後起きるかも知れない全国の災害の際に、少しでも被害を減らせるように、もう少し考えて欲しいんだ。
何か災害が発生したら、どんなことが起きて、それにはそれぞれの立場で何から対応すべきか、そして東日本大震災では何が難しかったか、最後まで解決が遅れたのは何か、など全国の皆さんの為に考えて欲しいんだよね。

私ももっと具体的に勉強して全国の皆さんに発信し続けようと思っているので、アレクサも、全世界の人に、この話しをもう少し具体的に伝えられるようになって欲しいな。

「アレクサ、よろしくお願いしますね」

「ごめんなさい。ちょっと良くわからないです」








2018年3月5日月曜日

アレクサに鳥取行きについて調べてもらった

今月鳥取に行きますので、アレクサに鳥取を調べてもらうことにしました。

「鳥取県を知っている?」
「こんな説明が見つかりました。鳥取県は日本の県のひとつである」

なにその答え。それだけ? それは知っている。

「アレクサ、鳥取県の人口は?」
「鳥取県の人口は570569人です」

おお、こういうところは得意なんだね。さすがです。

「アレクサ、鳥取市の人口は?」
「鳥取市の人口は192912人です」

良いねえ。でもいつ現在なんだ。
まあ、いいか。

では、


「アレクサ、鳥取砂丘の広さは?」
「すみません。私にはわかりません」

そうか、聞き方が悪いのかも。

「鳥取砂丘の大きさは?」
「それについては不明です」

これもダメか。では、

「鳥取砂丘の面積は?」
「すみません。私にはわかりません」

わかった。自分で調べるよ。
Wikipediaを参照しているようだから、それを意識して質問すればいいんだね。

「アレクサ、鳥取砂丘って知ってる?」
「こんな説明が見つかりました。鳥取砂丘は、鳥取県鳥取市の日本海海岸に広がる広大な砂礫地で、代表的な海岸砂丘」

まあね、そうだね。これもwikipediaの一行目から引っ張ってきてるね。
さっきの鳥取県も最初の一行目だけひっぱてきたから、あんな答えだったんだね。

「鳥取砂丘の見どころは?」
「今は分かりませんが、もっと勉強しておきます」

この言い方好きじゃないな。たまに新人も言うよね。
できないくせに、前向き発言(笑)

「アレクサ、鳥取県の観光地は?」
「こんな説明が見つかりました。鳥取県の観光地は、鳥取県内の主要な観光地に関する項目である」

アホでしょ。
何それ。
誰が喜ぶのその答え。

よし、それじゃ、鳥取と言えばスナバ珈琲だよね。
ちょっと聞いてみよう。



「アレクサ、スナバ珈琲しっている?」
「すみません。私にはわかりません」

それは残念だね。
「鳥取にはスタバはないが、日本一のスナバ(砂丘)はある」と平井知事が言ったことが切っ掛けで開店した喫茶店だよ。



あれっ、鳥取県知事は平井知事のままなのかな。

「アレクサ、鳥取県知事は誰?」
「すみません。ハッキリとはわかりません」

いやいや、その答え一番嫌い。
ハッキリとわからないけど、ボヤっとわかるの?
ハッキリとわからないって言えば、完全な馬鹿でないと言いたいのかも知れないけど。
このクエスチョンは、知っているか知らないかでしょ。
こういう新人いるよね~。
もういい。自分で調べる。
そうか、平井知事のままか。

「鳥取県土地家屋調査士会の会長は?」
「郵便番号で設定した地域の近くで○○土地家屋調査士事務所が見つかりました
所在地は仙台市青葉区二日町~」

なにそれ?
二日町の土地家屋調査士を検索しろって言ってないし。
しかも最初に出るのが、鈴木修事務所でもないし。

鳥取会の会長知らないの?
アレクサも贄川会長に会ってごらん。
「贄川です。『にえかわ』の『にえ』は『いけにえ』の贄です」と挨拶されるから。

こういう検索はグーグル君の方が得意なのかな。

「ナビタイム乗換案内で仙台から鳥取の経路を教えて」
「仙台からとっ、トリノ経路です」

トリノには行かない。
何故そこで切る?

「所要時間は6時間30分です」

長っ...
冷静に考えれば鳥取までの所要時間なんだろうけど、6時間以上なんで一瞬やはりイタリアかと思ったよ。

「料金は38650円です」

結構安いね。それでいいの?
というか、結局経路は?

・・・そうかリンクしている携帯で見るのか。
えっ、大阪伊丹空港から鳥取駅前まで高速バスで行けって?
だから安いのか。
他の選択肢ないの?
というか、携帯で確認するなら、最初から携帯入力の方が早いし。

では気を取り直して、

「鳥取のお土産は?」
「鳥取県の名産品には、松葉ガニ、20世紀梨、砂丘ラッキョウ、とうふちくわなどがあります」

こういうのは得意なんだね。
では、

「鳥取のお勧めランチは?」
「ちょっと良く分からないです。ごめんなさい」

お前はサンドイッチマン富沢か。
いいよ、調べなくても。
それほど期待はしていなかったし。
贄川会長にご馳走になるから。
ということで、贄川会長、このブログ見てるかな。








2018年3月4日日曜日

アレクサ(Amazon Echo)が事務所に来た

最近私の事務所にこの子が来ました。Amazon Echoです。


いわゆるスマート・スピーカーです。
Amazonでは3つの大きさのEchoが売られていて、これはその真ん中のタイプです。

上から見るとスイッチが4つ。
これだけです。
細かな設定はスマートフォンのアプリでやりますし、普段は音声で動かすから確かに十分です。
良く見るとマイクの穴が7つ開いています。
これで全方向からの音声を聞くのでしょう。


大きさですか? 148 x 88 x 88 mm、821g です。
こんな感じです。



さて、何ができるかですが、音声だけで、様々な検索、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、アラームのセットなど簡単に操作できるのです。
また、このスマート・スピーカーで動くスキル(アプリ)が次々に開発されていますので、これからもできることが増えていくようです。

それにしても、その程度のことは常に持っているスマート・フォンで十分できるわけです。
だから、わざわざスマート・スピーカーを購入する必要があるか、という疑問があります。この点については、私も入手するまで疑問でした。

それでも、この製品は11,980円、Amazonのprime会員は4000円引きです。どうせなら早めにスマート・スピーカーを経験しておきたいという考えと、最悪の場合、ブルーツゥース・スピーカーと割り切っても十分元を取ると思って買いました。

実際使ってみて、とても気に入っています。
音声認識が結構正確で、しかも感心したのは、大きな音で音楽を流している中で遠くから呼びかけても、音声を認識することです。
事務所のどこからでも大声を出さずに指示ができるので、この点が特筆したいところです。

呼びかけは「アレクサ Alexa」です。
Appleにおける「ヘイ、シリ Hey Siri」、グーグルだと「オーケー、グーグル OK.Google」ですね。
この話しかけるのに「Hey」とか「OK」とか日本人には合わない感じがしますね。
Amazonの場合は「アレクサ」だけなので、抵抗感が少ないと感じてます。

さて、こんな感じです。

「アレクサ、明日の天気は?」
「明日、二日町の天気は晴れで、予想最高気温は11度、予想最低気温は0度です」

「アレクサ、明日の予定は?」
「明日は予定が5件あります。(以下教えないけど)」

「アレクサ、午後7時にアラームをセットして」
「3番目のアラームを午後7時にセットしました」

「アレクサ、M.J.Qの曲を聞きたい」
「ライブラリーにあるM.J.Qの楽曲をシャッフル再生します」

「アレクサ、この曲何?」
「ザ・モダン・ジャズ・カルテットのアルバム『ザ・ラスト・コンサート』に収録の『コンファメイション』です」

いいね〜、使えるね〜。

「アレクサ、次のベガルタ仙台の試合は?」
「3月3日午後3時からJ1リーグでベガルタ仙台はFC東京と試合があります」

じゃあ、こんな聞き方ならどうだろうか?

「ベガルタ仙台とFC東京の試合はいつ?」
「今は分かりませんが、もっと勉強しておきます」

おいおい、今知ってたじゃん。
アレクサの質問認識のクセを把握しなければならないようですね。

「アレクサ、ニュースを聞きたい」
アレクサは予め設定しているニュースを読み上げたり、NHKラジオのニュースをかけたりします。

アレクサは本も読んでくれます。
キンドルの電子ブックを読んでくれます。
特に別のリクエストをしない限り、前回の続きから読み上げます。
ただし俳優が朗読したものを流すのではなく、あくまでも機械読みをしますので、漢字の読み方を間違うことが多いです。
これもアレクサにどこまで期待するかだけの問題です。最初からそんなものと理解していれば、この機能も便利だと思います。

「アレクサ、125かける34は?」
「岩手県の県庁所在地は?」
「盛岡市の人口は?」
こんな質問にも答えてくれます。

結論、とても気に入りました。
仕事中に両手が塞がっている状態で、何かを確認したいときには、想像以上に便利です。
このアレクサのクセを把握して、アレクサが聞き取りやすい言い方で指示することが必要ですが、それが理解できてくれば、更に良い関係になるでしょう。

近年、音声コマンドが、様々な機器のインターフェースに使われてきました。
どれもまだパーフェクトな音声認識とはなっていませんが、今後時間の問題だけで限りなく100%に近づくでしょうし、自然言語による音声コマンドが、間違いなくこれからの有力なインターフェースになるでしょう。
それが育つ過程を楽しんでみようと思わせます。

またアレクサは、スマート家電のコントロールもできます。(Amazon Echo plus タイプ)
音声で、ライトを付けたり、掃除機を動かしたりすることができます。
私の事務所にそんな家電はないので、今のところ意味が有りませんが。

まもなく映画herの「サマンサ」の世界が実現できそうです。
少なくても利用者に表面的にそう見える程度のことなら時間がかからないでしょう。
その先にはブレードランナー2049の「ジョイ」の時代が来るのかも知れません。
うーん、ジョイちゃんに会えるまで長生きしなくちゃ。