新年を迎えてから身内に不幸がありまして、新年の挨拶も中途半端になっておりました。ご挨拶が十分できなかった方には、ここでお詫びを申し上げます。
そんなわけで、このブログに書きたい記事もあったのですが、更新できないでおりました。また再開いたしますので、よろしくお願いいたします。
昨年12月末に土地家屋調査士試験合格者に合格証書授与式がありました。
合格者の皆さんには、良いクリスマス・プレゼントになったと思います。
このブログでご案内させていただいている開業ガイダンスの申込みが、現在のところ30名ほどになりました。
東海から九州までの各地から集まってくださいますので、その想いに応えて、丁寧に解説させていただきます。
さて、この件について、2つだけ説明させてください。
1つ目は、奥様同伴の件です。
参加申込みの中に、奥様を同伴したいという問合せがありました。
結論として、大歓迎です。
何度も申し上げておりますが、土地家屋調査士に限らず、個人事務所開業ということはリスクが伴います。
この決断には、家族の未来がかかっています。
当然、家族の理解と協力が必要です。
家族に説明もしないで強引に開業することは、私は反対です。
家族への説得力も無いのなら、自分でも完全に納得できていないはずですから。
もちろん、開業の決断は、全部理詰めにはなりません。
おそらく、勢いも必要です。
しかし、勢いだけで開業を決断する人も、この仕事には向かないでしょう。
開業直後からお客様が押しかけて来ることは、まずありません。
最初は年収も下がると思います。
そこをどう工夫するかが問題です。
最初から補助者を雇うことはできないでしょう。
その代わりに奥様が事務所を手伝うことも、選択肢としてあるでしょう。
そういう事務所も多いです。
また、事務所の収入が安定するまで、奥様に別のところで働いてもらうことも、選択肢に入るかも知れません。
とにかくしっかり話し合ってください。
話し合うためにも、まずは一緒に私の話を聞きたいということなら、お二人とも大歓迎いたします。
2つ目は、近畿地方の新人の方の参加申込みについての注意です。
この「開業ガイダンスin大阪」は、1月24日の午後に開催します。
この日は「近畿ブロック協議会新人研修会」の開催日に重なります。
土地家屋調査士の新人は、各地の土地家屋調査士会に入会された最初の年に、全国に8つあるブロック協議会で開催される新人研修会を受講しなければなりません。
ですから、この一年で近畿地方の土地家屋調査士会に入会された方は、私のガイダンスには参加できません。
新人研修会は参加義務もありますが、むしろお金を払って毎年受講したいくらいの中身の濃い研修です。是非そちらの研修を受講してください。
該当する方は、私のメールアドレスに、再度ご連絡ください。
残念ながらガイダンスには不参加となりますが、そのかわりに、その方には電話やメールなどで個人的にアドバイスをいたしましょう。