2016年1月21日木曜日

質問ですか、愚痴ですか、前に行くのですか、止めて欲しいのですか

土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin大阪に参加する方々から、相談や質問がたくさん届いています。お約束どおり、ガイダンスで全部の質問に答えるつもりです。

その中には、質問か愚痴かわからないものがあります。

私は、
実務経験がない。
コネがない。
二代目でもない。
女性である。
幼児を抱えている。
高齢である。
病弱である。

だから自信がない。

気持ちはわかります。
でもそれなら、開業をやめた方が良いです。

だって、そんなことは受験前からわかっていたでしょ。
何故あなたは受験したのですか?

実務経験がない。
コネがない。
二代目でもない。
女性である。
幼児を抱えている。
高齢である。
病弱である。

本人は、そこまで深刻に思っていないのかも知れません。
今までの人生では、そんなことを口癖のように言ってきたのでしょうね。

しかし、資格者になったら、そんなことに対して誰も同情なんかしてくれません。
一番悪いことは、その発言が自分に暗示をかけて、一層卑屈になってしまうことです。

他の社会では、それらの要件により弱い立場になるのかも知れません。
でも専門家の世界は関係ありません。
実力の世界です。
それを逆手に取る方法もあるのです。

だから、皆さんも資格者を目指したのでしょう。

上手くいかないことがあれば、それは環境や境遇が問題ではなく、全部本人の問題です。
すべての結果には原因があります。
その原因に、全部自分が関わることができて、責任を持つことができるって、とても素晴らしいことだと思いませんか。

個々についての具体的対応は、ガイダンスや新人研修で直接お話しします。
ただ、資格者として生きていきたいのなら、ネガティブな言葉は口に出さないようにした方が良いです。