私は主にこれを使っています。
トンボ鉛筆の「エアプレス」。
ボールペンのインクがボールに乗るのは、地球の重力のお陰です。
ですから上向きではボールとインクの間に空気が入り書けません。
ちなみに長い間、ペン立てに上向きでボールペンを保存しているだけで、ボールペンは書けなくなることがあります。お気をつけください。
さて、このエアプレスは、ノックする度に空気を圧縮してインクを押してボールに乗せるため、上向きでも確実に書けます。
また速書きにもしっかりインクが着いてきます。
手元のスリットで「ほら圧縮されているでしょ」と見せる部分がキモです。
また、フィールドで使用することを考慮して、クリップの可動範囲が大きく、厚いボード等にもしっかり固定できます。
現場で雨の中の筆記では抜群の機能を見せます。
多少の雨の中では鉛筆の方が好きなのですが、鉛筆の芯を削る手間と、文字の発色を考えると、このエアプレスに軍配を上げざるを得ません。
今のところ測量野帳等の耐水ペーパー使用のノートとの組合せは最強です。
えっ?そんなに雨の中でも仕事をしているのかって?
いやいや、私の場合、そんな筆記具を持っていますという蘊蓄を語れるだけで、文具所持の目的の80%は達成しているのです。