2017年11月6日月曜日

アンケート)土地家屋調査士事務所「開業・経営ガイダンス」の開催について

11月8日(水)は土地家屋調査士試験の筆記試験の合格発表です。
合格した方は11月16日(木)に口述試験が待っています。
長い努力が報われるのは、もうすぐですね。
吉報をお待ちします。

さて、受験者の皆さんはその後を考えていますか?
合格したらいつ開業するのですか?
どのような準備をどのような段取りでするつもりですか?
そのプランとスケジュールを考えていますか?

土地家屋調査士試験はプロになるための試験です。
開業(登録)しない限り、意味のない試験です。
だから心配しています。

土地家屋調査士事務所は、様々な形態があります。それぞれの特徴があります。
ですから、たまたま数人の土地家屋調査士や、限られた事務所を知っているだけで、すべてを見たような気にならずに、開業したいのなら、もっと調べて、もっと考えるべきです。
もっと困るのはネット上のボヤキだけを拾って、勝手に臆病になることです。

昭和の時代の土地家屋調査士の事務所経営感覚では、確かに先細りになるでしょう。
人口減少社会で不動産余りの時代に入りました。
不動産バブルの頃の感覚ではもう無理です。
しかし、新しい時代の新しい役割が見えつつあります。
冷静に先を見ずに、不安を抱えても何の解決にもなりません。

今年度もまた、合格者のための開業と開業新人のための経営のガイダンスを開催しようと思います。私は様々な事務所形態を経験し、今後の土地家屋調査士の業務と経営について研修の講師をして来ました。大抵の質問に答えることができます。
開業や今後の経営に迷うのなら、一度私の話を聞いてください。

もちろん、このガイダンスを商売にはしませんので、無料です。
ただし、無料で開催するために、可能なら私が他の会から講師にお招きいただいた時に併せた日程にしたいと思います。

そこでガイダンスに興味のある受験生と土地家屋調査士の皆さんに伺います。
今のところ、今年度に開催できそうな日程と地域は以下のとおりです。
「この日、ここで開催されるのなら、私は参加したい。その際には何を聞きたい」と直接メール(mucha@rr.iij4u.or.jp)でご連絡いただければ、できるだけリクエストに合わせて開催する方向で考えたいと思います。

大阪  平成30年1月21日(日)の午後
・・・・・・・・・・おそらく開催すると思います
岐阜  平成30年1月24日(水)の夜
・・・・・・・・・・平日の夜だから集まらないかな
名古屋 2018年2月3日(土)または2月4日(日)
・・・・・・・・・・初めてですからニーズが読めないです
福井  2018年3月10日(土)の午後
・・・・・・・・・・7月に金沢で開催したばかりだから集まらないかな

他にも「ここで開催してくれ」というリクエストが多い地域があれば、手弁当で伺うことも考えます。たとえば、東京は年に数回行く機会が有ります。

また東北ブロックでは、例年の公式行事として、同ガイダンスを以下の日程で開催します。私も関わっていますが、主体は東北ブロックです。詳細は近くなったらお知らせします。

仙台 平成30年1月27日(土)


一応参考として、過去のガイダンスの内容を貼っておきます。
以下2017年1月5日のブログから

日時:平成29年1月22日(日) 
   午後~全員の質問が終わるまで(17時頃に終わりたいですが)
場所:人数によって考えます。大阪市内です。
 参加人数が一桁なら喫茶店やファミレスなどでも良いでしょう。
 昨年ほどの人数にはならないでしょうが、多ければ会議室などを手配してみます。
 そのためにも早めにご連絡ください。

参加料:無料
 大丈夫です。変な壷も売りませんから(笑)

参加対象者:
 土地家屋調査士試験合格したけれど開業できるのかなと迷っている方
 土地家屋調査士を目指そうと思ったけれど、この資格の先行きは大丈夫かなと迷っている方
 事務所開業しちゃって後悔している方

 もちろん関西地方の方に限定しているわけではありません。

問合せ及び参加希望連絡先
 鈴木修メールアドレス  mucha@rr.iij4u.or.jp
 「参加迷っている」だけでも、できるだけ早めにご連絡ください。

過去の質問から
・開業資金はどれくらい必要か
・試験合格しただけで、何もできないが
・事務所は法務局の近くが良いか
・測量機器は何が必要か
・CADは何を入れれば良いか
・調査士法人に勤めたいが
・補助者として勤めたいが
・測量会社に勤めたまま登録して良いか
・土地家屋調査士の2代目だが登録の時期はどう考えるか
・開業しても仕事があるのか
・会社の頃の生活水準は維持できるか
・営業はどう考えれば良いか
・報酬はどう考えれば良いか
・他の資格を勉強しているが
・実務経験がまったくないが
・全国の土地家屋調査士事務所の規模は
・土地家屋調査士の今後の展望は
・開業準備は何から始めれば良いか
etc.