2010年3月14日日曜日

牛後で良いから滑り込め

昨日はブログの更新ができませんでした。
実は酔い潰れてしまいました。

我がベガルタ仙台がJ1ホーム開幕戦を勝利で飾りました。
この日の為に用意しておいたワインを開けて、妻と乾杯しました。前も書いたように私はお酒はかなり弱いのです。昨日は嬉しくて、そして安心して飲んで録画も見ずにすぐ終わってしまいました。

先週ジュビロ磐田に勝って、今日は大宮アルディージャに勝ちました。
一戦一戦、ベガルタ仙台の守備陣の反応が変わっていくのが分かります。
先週の磐田戦でも90分闘っている間でも守備の対応が鋭くなっているのが分かりました。J1ではパスミスを待っていたら、いつまでもマイボールにならず、自ら相手ボールにチャレンジしなければなりません。そこが良くできてきました。
また相手の攻撃をサイドに追い込み、結果的にロングクロスを出すしかないところに限定し、それに対して中央をしっかり固めてエリゼウと広大がしっかり跳ね返す戦術もうまくできていました。

我がチームは、昨年の天皇杯の経験も含めてJ1に慣れ始めているのでしょう。
これからもJ1という舞台で、昨年のJ2からのメンバーも大きな進歩をするはずですし、既にこの2試合で顕著な進歩が見られます。
今年はすごくハラハラして、すごく悔しかったり、すごく楽しかったりする一年になるんでしょうね。

人間の能力はその置かれた環境で適応できるものですね。
史記の中で蘇秦が語った言葉に有名な「鶏口牛後」が有ります。
(鶏頭牛尾は誤用ですね)
意味はよく分かるのですが、私は逆に「牛後で良いから滑り込め」と考えています。意識の有る者が新たな環境に入れば、いつまでも牛後ではいないと思うからです。
それに反して意識が有っても、鶏口でいる間はぬるま湯の中でなかなか進歩できるものではないと考えています。

ですから私の判断基準は、昔から常に
「背伸びしても良いから牛後に滑り込め」です。

追記
第2節終わった時点で、J1仙台首位です!!
いやぁ、刹那的でも良いです。嬉しい。
追記2
写真を追加しました。