こんな懐かしいものは、忙しいときに限って出てくるんですね。困ったものです。これは、私が高校生の時に面白がって買った物ですね。
何故かカーソルが無くなっていましたので、修理ができないかとヘンミ計算尺さんを調べました。(本当に忙しいんだよね)
現在はこの計算尺は製作も修理もしていないようです。残念です。
ヘンミ計算尺株式会社さんは、世界を席巻した栄光の名前を変えず別の業態に変わっていました。でも下記のような特殊な計算尺は今も製作しているとのこと、電気も使わないという価値も有るのでしょう。今も使われているんですね。また自分で使わないのに欲しくなりました。
- ウエイト・コントロール・カルキュレータ (肥満度チェック)
- ダクト配管計算
- 心胸郭比スケール(医療関係)
- 公害関連計算
- ロードアジャスタ(航空機関連)
- カロリー計算
- 経営関連計算
しかし対数を用いて、かけ算や割り算、比例、対数、三角関数、対数計算がアナログでできちゃうこの道具を初めて見たときは感激しました。本当に良く思いつきましたね。1620年には計算尺の原型ができていたようです。この年は白石で片倉小十郎景綱が死んで5年目ですから。(どんな比較なんだ)
デジタルグッズが大好きなくせに、最近は特に筆とか計算尺などアナログの極みに心が動きます。
しかしこの計算尺、高校生当時の私にとっても、まったく必要では無かったのですが、面白そうだけで買う癖は昔から変わらないようです。