この委員会では、国民にとっても私たち業界にとっても大変重要な議論をしていました。
なぜ国土調査が進まないのか。特に都心部が進まないのは何故か。
市町村の負担の軽減を考える。
官民境界確認については国がする。
民間の人又は資料の活用をするための補助制度を考える。
国土調査を確実に実施できる民間法人に委託することも可とする。
等々の方針が語られました。
正確な地図を作るための努力を示すのに「点の記」の話題が出ました。
公図と現地の乖離の問題が出たり、国土調査を実施していない自治体の問題が出たりしました。
また民間委託する際の危険性を示し、どんな民間委託の機関を想定しているのか等の質問も有りました。
国土調査の問題点を示すのに、先日の河北新報に掲載された宮城県内の国土調査がらみの記事についても議論されていました。(コウホクシンポウって言ってましたが・・)
「土地家屋調査士」の専門性についても言及され、大変興味深い議論が有りました。
衆議院TVで見られますので、是非ご覧ください。
3時間ほどの映像ですが、内容が内容なので飽きないと思います。
単に私たちの業務が増えるか減るかという問題に一喜一憂するのではなく、しっかりとこの問題を国民の皆さんと共に議論できるようにしなければならないと思っています。
ねっ、政治って大切でしょ。
国土調査促進特別措置法・国土調査法改正法案
(174国会閣9)
発言者一覧説明・質疑者等(発言順):開始時間所要時間
川内博史 (国土交通委員長) 9時 02分 01分
向山好一 (民主党・無所属クラブ) 9時 03分 22分
小宮山泰子(民主党・無所属クラブ) 9時 25分 19分
田中和徳 (自由民主党・改革クラブ) 9時 44分 60分
竹内 譲 (公明党) 10時 44分 31分
穀田恵二 (日本共産党) 11時 15分 21分
柿澤未途 (みんなの党) 11時 36分 21分
竹内 譲 (公明党) 11時 57分 04分
答弁者等大臣等(建制順)
前原誠司 (国土交通大臣 沖縄及び北方対策担当大臣)
馬淵澄夫 (国土交通副大臣)
長安 豊 (国土交通大臣政務官)
藤本祐司 (国土交通大臣政務官)