本日(1/23)と明日は、近畿ブロック新人研修が大阪で開催されます。今年も講師としてお招きいただき、大変嬉しく思っています。
そういえば、今月京都会から宮城会に登録移転した西條宗夫君に初めて会ったのは、昨年のこの近畿ブロック新人研修でした。もう一年なんですね。
私の講義テーマは「事務所経営と業務報酬について」でした。
土地家屋調査士制度を過去から未来へと考察し、
自分の夢としてどんな土地家屋調査士像を描くのか、
それを実現するにはどんな事務所体制が必要か、
その事務所の業務にかかる原価計算はどうなるのか、
報酬はどう計算すればいいのか、
お客様にはどのような説明の仕方が必要か。
そんなことを説明しました。
報酬を語る為には、調査士制度の中で地権者を初めとした国民の皆様に、近未来どんなお役に立てるのか、その為にどんな努力をすべきか。
そこが考慮されないと報酬までたどり着けません。
そこで、努力の仕方を少し説明しましたが、その中で11月9日のブログ「経験は作るものです。」で申し上げましたように、
「新人は暇でしょ。だったら測量できないと言っている間に公園でも測量して練習しなさい。」
「筆界特定申請の仕方がわからないって言ってないで、自分に地積更正登記を受託したとき、この隣接者と揉めて筆界特定することになったと仮定してみれば、いくらでも申請の練習できるでしょ。」
って言いました。
そうしたら、講義が終わってすぐに受講生が私に挨拶に来て
「すぐ自宅敷地を測量します!」って宣言してくれました。
嬉しかったですよ。大阪の京谷君。