本日は、仙台法務局の会議室で筆界特定委員の任命式がありました。
筆界調査委員の任期は2年です。
今回の筆界調査委員は、昨年12月2日宮調開発290号「筆界調査委員候補者の募集について」でお知らせした募集に応じていただいた方々の中から本会推薦規則に該当する方を候補者として仙台法務局に推薦し、仙台法務局がその方の経歴等を審査して選任された委員です。
当会の規則では、総会や研修会の出席率も考慮される条件になっています。
このことにより、今回残念ながら推薦できなかった応募者に関しては、この2年間は委員候補者として、委員対象の研修会等に出席いただけるよう手配いたします。
やはり当会としても、ご自分で手を挙げたという積極的な姿勢に答えたいと思います。
その中で、これからの2年間で総会や研修会に出席していただければ、次回は問題なく推薦できると思います。
任命された委員の方々は、今日から2年間ご苦労いただきますが、宜しくお願いいたします。
さてこの筆界特定制度ですが、18年に制度が始まりまして、今まで全国で1万件の申請が有ったとのことです。仙台局管内では129件とのことですが、毎年利用件数は増えているようです。
件数の増加に伴いこのところ処理が遅くなっていたのですが、仙台局では今回体制を強化して、標準処理6ヶ月を維持できるよう努力をし始めました。
この制度の使い勝手が良くなれば、私たち日常業務にとっても何かとプラスになります。
この筆界調査委員は土地家屋調査士会の委員ではなく法務局の委員なので、土地家屋調査士会としてどこまでバックアップできるか難しい部分もありますが、できる範囲でしっかり支えていきたいと思ってます。担当部所は境界鑑定委員会です。
さて、私土地家屋調査士制度の未来のためにも筆界特定制度は重要だと思っています。
このあたりの気持ちを12月16日のブログに書きました。
再度読んでいただければ嬉しいです。