2010年4月25日日曜日

茨城県青年土地家屋調査士会

 昨日(4月24日)は茨城青年土地家屋調査士会の定時総会時の研修会講師としてお招き戴きまして、土浦に来ています。日程が宮城青調会の総会と重なり、地元に出席できないことを恐縮していますが、宮城青調会の日程が決まる前からのお約束なのでご勘弁を願います。

 茨城青年土地家屋調査士会は発足1年で、本日が一年目の総会ということになります。岡田会長から黒沢会長に交代したとのことでした。また昨日は、茨城県土地家屋調査士会からも村田会長はじめ三副会長も参加して、盛大な総会でした。青調会の総会に正副会長が全員参加することは大変良い関係ですね。宮城会も、本会と青調会がその強制会と任意会の性格上、機能的役割分担をして会員の役に立っています。
そして研修会の後の懇親会でも熱い議論がなされました。今土浦のホテルで、もうすぐ仙台に帰りますが、本当に来て良かったと思っています。

 全国新人が前向きに頑張るということをお聞きするのは、大変嬉しいことです。ですから私がお役に立てるなら全国何処でもお伺いして、できる範囲のお手伝いをしたいと心から思っています。
 たまに「自分の睡眠時間を減らして他人の為に何をやっているのか。」と良く言われます。逆にその人にお聞きしたいのですが「土地家屋調査士の為」は「他人の為」でしょうか。土地家屋調査士が無くなったら、自分の事務所も無いんですけどね。

  さて、土地家屋調査士の会員数が減少していることは大変憂うべきことと考えています。確かに従来型の土地家屋調査士の業務は減少しています。それだけに頼る土地家屋調査士なら会員数は減少せざるを得ません。けれども、今様々な未来の業務の可能性も見えるのです。ただしそれは一人の事務所だけでなし得ることでは有りません。皆で一緒に頑張りたいのです。調査士を開業したばかりの新人達が笑顔で前向きな行動をしていれば、土地家屋調査士を目指す若者達はまた増えるはずです。

 愚痴ばかり言って何も行動しない業界に、国民の皆様が信頼を寄せるはずは有りません。この日本国中後ろ向きの時代に、茨城青年土地家屋調査士会を発足させた茨城の仲間を頼もしく思いました。