あの日は、年末の仕事を整理するために仕事に行こうかと昼過ぎから事務所に向かっていたときに、突然、正彦君の奥様から電話で訃報を戴きました。少し怒っているような口調で「正彦が死にました。」って・・・。
一瞬、何を言われたのか分かりませんでした。
その2日前に電話で話したりメールしたりしていたので、とても信じられませんでした。そのまま蔵王の彼の自宅に向かい、静かに目を閉じている正彦君に会いました。会ったのに、葬儀にも出たのに、一年経っても未だに何か騙されているような気さえします。
彼は積極的に表に出るタイプではありませんから、会員さんから見て役員としては目立たなかったかも知れません。
でも彼と役員を一緒にやった者は皆、彼を評価しています。
彼の葬儀には東北ブロックの全会長が参列しました。
一生懸命裏方をやってくれていたからです。
私たちも彼が裏で支えてくれるから、安心して動くことができました。
彼は土地家屋調査士のことを本気で考えていました。
仙南支部でメーリングリストを設定して、支部の皆さんの為に、いろいろな情報を流そうとしていました。
今、自費で2人で名古屋に勉強に行ったことを思い出しています。
宮城会は本当に惜しい人材を失ったと思います。
ご冥福を祈ります。