2020年1月20日月曜日

ケアレスミスは致命的な問題なんだよ

実務でも試験でもケアレスミスをしてしまうことがあります。
これを本人がどう分析しているのか、ここがその人の人生の分かれ目だと思っています。

ミスには、基本的な知識不足によるミスと、知識はあるのだけどついウッカリでミスしチェックからも漏れたなどのケアレスミスがあります。
結果的にはどちらもミスで、深く反省しなければならないということは誰でも理解しているはずですが、ケアレスミスについては甘く考える人が多いです。
「所詮ケアレスだから今度は気をつけるし問題はない」という考え方ですね。

私は、まったく逆だと思っています。
知識不足は反省して勉強すればいずれ解決します。
しかしケアレスミスやチェックミスなどは、本人の性格から来るものです。
だからこちらの方がとても直すことが難しいのです。
そして、それを本人が自覚していないことが致命的な問題なのです。

試験に受からない人、仕事でミスする人は、もう一度考えてみてください。
特に土地家屋調査士などの専門家を目指す人で、ケアレスミスが出る人は猛省してください。
「チェックしたつもりですが…」という言い訳を、今まで何人もから聞いています。
そんな言い訳が独立してから通用すると思っているのですか。
試験なら自分が落ちるだけだけど、実務なら他人にとても大きな迷惑をかけることがあるのですから。