一般的にこのような上綴じのメモ帳は、一番上に1ページずつ切り離すための
ミシン目が入っているものが多いです。
有名な「RHODIAロディア」などはこのタイプで、ミシン目が小さくて綺麗に切れることでも定評があります。
「Tidbitチビット」というメモ帳です。
私は前述のロディアも使っていたのですが、少し濃いめの5mm方眼の罫線が気になっておりました。
このチビットは、罫線の替わりに5mm方眼のミシン目が入っているメモです。
一寸見には白紙のメモで、良く見るとミシン目の方眼が見えます。
このミシン目を目印にフリーハンドで略図も描きやすいのです。
ロディアでは、方眼に沿って描いても美しくありません。
方眼のミシン目ってどのように使えるのだろうかって考えましたが、結構使えます。
メモ用紙の一部に書いた電話番号を切り取りたくなることって有るでしょ。その時には綺麗にその部分だけ切れます。
開いた表紙カバーの裏側にポケットが付いていて、切り離したメモの小片をなくさない工夫がされています。
また、切り離しのメモ用紙にもかかわらず、少しの間だけ綴りに残しておきたいことも有るでしょう。
その時にはメモの紙の端を切り離しているだけで、インデックスにもなります。
欠点は紙面が無数のミシン目ですから、太めの万年筆等で書くと下のメモページまで滲むことがあります。(こんな野外で書く前提のメモ帳に太い万年筆で書くことがあり得ないか。)
サイズがA7、B7、A6です。
定価も315円~と、モノに比べて安いと思います。
もう少し大きなメモ用紙も欲しいですね。
そうであれば切り取る用途も増えると思います。
また、折り紙や一寸した工作にも使えそうだし。
(もう既にメモ用途から逸脱しているね)笑
結局、私のこの方眼ミシン目の一番の利用方法は、
「ほ~ら、こんな切り方ができるんだよ。」
って他人に自慢することでした。
良いんです。文具ヲタクなんてそんなモンです。