2009年12月28日月曜日

☆私らしく生きる

皆、「私らしく生きる」って簡単に言いますよね。

私らしく生きるって、社会の標準的な価値観では飽き足りず、その価値観に合わせないで自分の価値観で生きるって言い方ですから、立ち向かったり、戦ったり、社会の価値観が守ってくれない世界で自らの責任を持って生きていくってことです。
それには、かなりの意思の力と努力の裏付けが必要だと思っています。

ところが、最近よく聞くこの台詞は、社会の標準的な価値観にも付いて行けない人の「言い訳」に聞こえるのです。単なる逃げの言葉として聞こえるのです。
若者に特に多いこの台詞は、自称「モノワカリの良い」親の責任も大きいと思っています。


土地家屋調査士などの資格者も、組織にいないで自分の力で生きていこうって決心したのですから、私らしく生きようと思った人たちだと思います。
社会の価値観を十分に理解した上で、それを超えて社会の役に立つ気概がある人たちだと思います。

今、社会の標準的な価値観で生きて行けば無難だった時代が終わろうとしています。
この平成維新の大変革の中で本当に役に立つ人は、「私らしく強い意志を持って生きている人」なのだと思います。