2011年2月28日月曜日

☆学んだら動く

ここのところ、若い土地家屋調査士のための講師が続いています。
何の為に頑張っているのかは、昨年12月14日のブログ「危機感と行動」でも書きました。

30年後もこの業界にいる、若しくは、この業界にいなければならない人たちだからこそ、本気で未来を語れるはずです。また語らなければなりません。
私は30年後にこの業界にはいないはずです。もちろん私は今日も、土地家屋調査士の為に頑張っています。でも自分がいないはずの未来を、どこまで実感を込めて語れるのか、自分でも不安です。
ですから、何時の世も、若い方が本気で頑張らなければなりません。

実際に若い方々と一緒に勉強をしていると、いろいろ考えてしまいます。
最近は、いわゆる「良い子」が多いですね。
勉強も好きで、人の言うことも一生懸命聞いています。
でも動きません。

新しい勉強をして、新しい考え方を得て喜んで、また次の勉強に向かうのです。
知的好奇心等は満たされるし、楽しいですね。
私自身その気持はよく分かります。
でも私たちはプロの専門家です。
私たちの研修は、カルチャースクールではないので、学んだら動かなければなりません。

「えっ、私たちの「勉強も嫌い」世代よりは良い。」ですって?
いえいえ、なにもしないなら、結論は同じです。

2011年2月27日日曜日

杭を残して悔いを残さず

「杭を残して悔いを残さず」

私たち業界に伝わる名コピーです。日調連の元の会長が作られたとのお話も聞きますが、真偽は分かりません。どなたにしても良いセンスだと思います。
このコピーについては私たちの業界の中ではかなり有名ですが、まだまだ世間には広まっていません。
私もこのコピーについては、機会を捉えて何かと広めたいと思っていました。

昨日一昨日と中部ブロック新人研修に講師としてお招き戴きまして、名古屋に行って来ましたが、昨日帰りの飛行機までの時間が少しあるので「名古屋城に行ってみる。」と言ったら、岐阜会会長から「面白いから、是非岐阜の尾崎副会長の事務所を見に行こう。」と誘われました。
「車ならすぐに行って戻れるから。」ということなので、行って来ました。

「会員の事務所はたくさん見ているので、岐阜まで行く意味が有るのだろうか。」などとは考えません。
「面白そうなら見ないと損。」
私の行動規範ですから。

行ってみて驚きました。
3階建ての事務所全体が制度広報です。
あの名コピーと、連合会作著作権フリーの図が壁一面に描いてありました。

インパクト有りますね。
発想が有っても、ここまでなかなかできません。
この前の道路はかなり交通量も有り、渋滞で車に乗っている人がゆっくり見る時間も有るようです。

名古屋城より貴重な建造物を見せていただきました。



2011年2月25日金曜日

仙台大橋堂の手作り万年筆


万年筆は、手に馴染むと離せなくなります。
ボールペンと違い、一本一本に個性が有り、書き込むとペン先にその人なりの癖が付き、より世界に一本という自分のペンになってきます。

全国にはペン先の調整という仕事も有ります。新品のペン先が手に馴染むまでにかなり書き込まなければなりませんが、その人の癖を見抜き、最初からその人専用のペンになるように調整してくれるプロがいます。
凄い世界でしょ。
文具の世界は奥深いという人がいますが、みんな勘違いしているだけかも知れません。
でもそれならそれで、私も含めて「勘違いしたくてしょうがない」という人が多いのですが。

さて、万年筆に「手作り万年筆」というジャンルがあります。
いわゆる世界の有名メーカーのものではなく、職人が手作りで一本一本仕上げていく万年筆です。これはもっと個性があります。
「手作り万年筆」で検索してみると、いろいろヒットしますよ。

全国の万年筆愛好家の中で、有名なファクトリーの一つに仙台の大橋堂が有ります。
ここの万年筆を買ったら生涯無料メンテナンスが付いてきます。
万年筆のメンテナンスは結構重要ですし。

大橋堂は軸を手作りしていて、ペン先はセーラーのOEMです。
しかしペンポイントが大きく丸く付いていて、まったくセーラーとも言えない書き味になってます。私の好みよりも少し固めかなという印象です。

手作り万年筆を買うのだから、変わった軸を買おうかと思い、こんなペンを買いました。
実際持ち歩き難いので、事務所に置きっぱなしです。
キャップを取ったところです。
しばらくインクを抜いたままでした。
久しぶりに入れてやるか。

2011年2月24日木曜日

東北ブロック地理空間情報産学官地域連携協議会

本日は東北ブロック地理空間情報産学官地域連携協議会の第2回の会議に参加して来ました。
政府の地理空間情報活用推進を受けて各地域で行われている研究会です。東北6県の産学官が推進の為の情報交換をする目的で定期開催をする予定です。

先日の60周年記念事業でもお世話になった国土地理院東北測量部にお願いして第1回からオブザーバー参加をさせて戴いています。

地理空間情報活用推進に関する政府の体制は以下のURLを参照してください。
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/sokuitiri/index.html
できるだけこれらの考え方、用語を把握しておいてください。

私が各支部に伺った出前研修の際にも申し上げましたが、平成19年法律第63号の「地理空間情報活用推進基本法」では、国全体で地理空間情報を推進することになりました。
これは各省庁や各役所が、各々発注作成した図面などを紙の形で、重複して持っている現状から、それらの情報を地理空間情報として共有し、二次利用できる方向に進むことになりました。
同法第17条に定められている「地図関連業務における基盤地図情報の相互活用」の中に「不動産登記法」も明記されていますので、これからは不動産登記の世界も、閉じられた空間の中だけにはいられないのです。
ですから「基盤地図情報整備・更新に関する検討チーム」に法務省民事局民事第二課からも構成員として参加されています。

私たち土地家屋調査士は、毎日沢山の筆界を確認し、毎日沢山の地籍情報に触れていますし、地籍情報を作っています。この情報を集めれば、国民にとって計り知れないメリットが有ります。国土調査が行われていない地域でも、私たちの地積測量図をモザイクのように集めれば、地図ができます。現在のGISを利用すれば、管理も利用も使い易いでしょう。
これが各土地家屋調査士会で企画されている資料センター構想の一部です。

ただし、これらの構想に隘路が有るとすれば、技術的な問題ではなくむしろ法律上の問題が大きいでしょう。つまり「個人情報保護」の問題と「地積測量図等の著作権」の問題です。この問題が今まで宮城会の資料センター構想が進まない大きな要因です。
今日参加した会議でも、この問題への検討が紹介されていました。

それでも国が本腰を入れ始めていますので、今までとは違う答えが出てくるでしょう。
私たち土地家屋調査士も常にこの分野にもアンテナを張っておかなければなりませんし、私たちが国民の皆さんの役に立てることは、積極的に動きたいと思います。
技術がどこまで進んでも、個人所有の一筆の情報は、地域密着の専門家である私たちが守っていることには変わらないのですから。

2011年2月22日火曜日

マイルドライナー

蛍光ペンは、誰でも使っている文具ですね。
あの半透明の水性インクを文字に重ねて浮き立たせることを目的としたペンです。
半透明で蛍光色だから、それ自体で文字を書いても読みにくいので、いわゆる「マーカー」として使います。

昨年3月28日のブログ「今日のペンケースの中身」でも書いたのですが、蛍光ペンは黄色に限ると思っていました。蛍光イエローでマークしても、コピーするとマークが出ないのです。
ですから、文章をこの黄色の蛍光ペンでチェックをしても、コピーすれば元通りの文章が手に入ります。そこで、黄色ばかり使っていました。
色違いも何本か持っていたのですが、私にはあまり色分けをする場面が無かったのです。

しかし、この蛍光ペンのインクの色は、マークとしては目立つのですが、あの蛍光色は結局好きにはなれませんでした。マークした箇所とマークしない文字とのコントラストが強く、目が疲れます。また、マークした箇所を拾い読みするなら良いのですが、全文を通す時には、大変読み難くなります。

最近見つけて使っているのが、ゼブラの「マイルドライナー」です。
色が良いのです。
その名のとおりマイルドな色です。
15色有るのですが、私は下記のグレーが気に入ってます。
この程度なら、読み易いでしょ。

大人のマーカー」と勝手に名付けています。



2011年2月21日月曜日

昨日を捨てることなくして

この数日間、何かと忙しくブログ更新ができていませんでした。
支部総会の集中などによる会務、ブロック新人研修等の講師、年度末へ向かう登記等の業務、確定申告等の個人の作業、親戚や知人からの業務以外の相談、2月はいろいろ重なりまして、余裕が有りません。困ったものです。

毎日このように生きたいという理想はありながら、忙しさに流されています。
日常に忙殺されて、先が見えなくなるときは、こんなときなんでしょうね。

このような時は、無理にでも「前向きの時間を30分」取ります。
先ほど本棚の本をパラパラとめくりました。

「明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命」PF.ドラッカー
あのドラッカーの本です。1999年の出版です。
この本はドラッカーの本の中では、比較的読み易いと思います。

中に良いフレーズが有りました。


「昨日を捨てることなくして、明日をつくることはできない。」


「自ら未来をつくることにはリスクが伴う。しかしながら、自らリスクをつくろうとしない方が、リスクは大きい。」


「変化はコントロールできない。できることは、その先頭にたつことだけである。」

ですよねー。
きっとドラッカーは、日本の資格制度の現状を知っていたんですね。
さて、また皆で頑張りますか。

2011年2月18日金曜日

仙台支部総会

今日は仙台支部総会がありました。
昨年はどうしても出席できませんでしたので、今年は何とか出席したいものだと考えておりました。
本当に2月はいろいろなイベントが重なります。
なお、本日同日開催になった登米支部には三浦副会長に代理出席してもらいました。

さて、仙台支部は私も所属している支部です。
大所帯の支部ですので、他の支部とは雰囲気が違います。
大所帯だからできること、例えばお金のかかるイベントなど。
大所帯だからできないこと、例えば全員の参加など。
会長として各支部を廻ってから、仙台支部を改めて見ると、
支部について、いろいろ考えさせられました。
また勉強になりました。

また本日は、仙台支部の役員改選が有りました。
その結果、斎藤支部長の再任が決まりました。
常任理事会の例の手作りスイーツシリーズも再任されたという事ですね。
宜しくお願い致します。

以下本日の会長祝辞です。こんな挨拶を致しました。

 本日は、仙台支部総会にお招き頂きまして有り難うございます。
一昨年の総会で宮城県土地家屋調査士会会長に選任いただき、慣れないながらも間もなく2年になります。

平素から支部長はじめ役員の方々や支部会員の皆様にご協力戴いているからこそ、本会の会務が無事に運営できておりますことをこの場をお借り致しまして、厚く御礼申しあげます。

昨年は土地家屋調査士制度60周年記念の年、そして不動産表示登記制度50周年記念の年でした。11月に、一般市民向けの周年記念イベントとして、境界や登記の大事さを伝えるための演劇「長くつをはいたネコ」を企画開催させて戴きました。

また12月には、主に役所の職員の方向けに、境界紛争解決のための制度として「裁判制度・筆界特定制度・ADR制度」について、裁判所と法務局と土地家屋調査士会との三者で講演をさせて戴きました。
このどちらの周年記念イベントも、仙台法務局と共催であり、企画の段階から一緒に作り上げるための打合せを行い、組織としても大変良い経験ができました。お手伝い戴いた会員の皆様には、心から感謝します。

60周年を迎えた私達土地家屋調査士制度は、人間で言う還暦を迎え、生まれたときに帰ることになりました。今年から、私達土地家屋調査士は、また新たな一歩を踏み出すことになります。

ここ数年、政治も社会も経済も未曾有の変革が起こっています。おそらく、これらの変革を経験した社会において、土地家屋調査士の役割は過去の60年と同じではないはずです。

60年もの長い間、制度を確立してここまで大きくしてくださった先輩方に感謝しながら、新たに、「制度として」「業務として」「個々の事務所」として、会員皆様と土地家屋調査士について検証したいと考えております。

つまり、私たち土地家屋調査士は、「過去60年間、国民の皆様の暮らしのどの分野でお役に立ってきたのか」、そして「現在どの分野でお役に立っているのか」、「今後どの分野でお役に立ちそうなのか」を、具体的に研究し行動したいと思います。

この難しい時代に、会員皆で情報と目標を共有して頑張れば、「与えられた小さなパイを奪い合うのではなく、その私達のパイを大きくすることができるはず。」と思っています。

私たち役員に対して叱咤激励をしやすいように風通しを良くしますので、何かとお声をかけていただきたいと考えております。
宮城会として把握した情報は積極的にお知らせしますので、会員の皆様も今日の生活だけでなく、明日のための行動もお願いいたします。

今後も、常に前向きな会務を心がけたいと考えておりますので今後とも仙台支部の皆様のご支援ご協力をお願い致します。

本総会のご盛会と仙台支部のご発展、支部会員皆様のご健勝をお祈り致しまして、ご挨拶といたします。

平成23年2月18日

宮城県土地家屋調査士会
会長   鈴木 修

2011年2月17日木曜日

ペリカン スーベレーンM300



私は昔から小さなモノに惹かれます。

おそらく以前から書いているように、「大きくなったら探偵になる。」と思っていたからだと思います。
スパイグッズ、探偵グッズに代表されるような「ミニチュアだけど本格的」というものは、かなり好きです。
ですから、昔から憧れのカメラは「ミノックス」です。

万年筆にも本格派のミニが有ります。
私が何かと持ち歩いているのは、写真左の「ペリカン スーベレーンM300」です。
スーベレーンシリーズで一番小さなペンです。
コイツは、私の万年筆の中でも、稼働率が高いです。

写真右の赤い万年筆が先日紹介した「ラミー サファリ」です。
M300の小ささが分かるでしょうか。

キャップを軸に挿して筆記できる状態にしても、長さが129mm、ペン軸の太さが9.9mmです。
でもペリカンの伝統的彫刻のある綺麗なペン先です。
またインクの補充方式が本格的な吸入式です。



ペリカンの書き味は柔らかで、万年筆らしくて私は好きです。
スーベレーンシリーズの中でもM300は、ペン先が小さい分、柔らかく調整されているようです。
私は、このM300には、いつもオーソドックスなブルーブラックのインクを入れてます。

ちなみに緊迫した場面でスパイや探偵は万年筆は使わないでしょうね。
素早く書くには、万年筆はあまりにも面倒ですから。

もっとも映画では、インクの代わりに毒液が仕込んであるとか、弾丸が飛び出すとかの万年筆を持ったシーンを観たことが有りましたが。

いいなあ、そんなの欲しいな。

2011年2月16日水曜日

古川支部総会

本日2月16日は、古川支部総会が開催されました。私は会長としてお招き戴きましたので、喜んでお伺いしました。

古川支部は23名の支部ですが、委任状出席2名を含み全員が出席という素晴らしい出席率の総会でした。
支部会員数と言えば、山崎支部長が入会した昭和51年には、古川支部は45名の会員数が有ったそうです。凄く大きな変動でしたね。
また昨年は特別ですが、古川支部だけで4人の会員が逝去されました。大変残念です。

平成23年の事業計画に以下の文言が有りました。
<総務>
① 略
② 略
③ 本会事業及び研修会へ、より多くの支部会員が参加するよう促進する。
支部総会の事業計画に③のこの一行が有るだけで、本会の会長として大変感激しております。

さて今日の支部総会で、古川支部も役員の任期満了に依る改選が有りました。
その結果は以下のとおりです。
支部長も替わりました。本会の研修部で活躍した佐藤正男さんです。宜しくお願い致します。

支部長:佐藤正男
副支部長:木村真吾
副支部長:只野克幸
理事:大久保昌行
理事:千葉雅彦
理事:常陸慶喜
理事:高橋久之
理事:薩日内邦彦
理事:阿部由訓

2011年2月14日月曜日

仙台法務局新庁舎案内

仙台法務局の案内でこのような「しおり」を戴きました。
参考までにお知らせします。






















さすがに私の携帯写真と違い、綺麗な写真です。























新庁舎のコンセプトが書いてます。屋上緑化とか太陽光発電などのエコに配慮した作りだそうです。
壁面のレリーフやステンドグラスの言われも書いてあります。
実際に法務局で見てください。























2階は、不動産・法人乙号申請交付窓口
3階は不動産登記(権利・表示・筆界特定)
4階は、法人登記・戸籍・供託






















5階は、総務・庶務・会計・局長室
6階は、訟務・人権・会議室
7階は、東北公安調査局























各階のレイアウトです



駐車場は50台程度と聞きました。
晩翠通りから北一番町を西に入り、裏側から出入りします。
駐車場待ちは、解消できないでしょう。
その点を頭に入れて、余裕のある行動をしましょう。



仙台法務局開庁式

本日2月14日は、新オンライン申請システム稼働日ですが、仙台法務局の移転の日でもあります。
本日8時15分から仙台法務局内で開庁式が開催されました。
宮城県土地家屋調査士会もお招きに預かり、喜んで出席して参りました。

昨年の5月18日から始めた私のブログ内の「今日の仙台法務局」シリーズは、ここに完結しました。


















仙台法務局の完成です。いつもの角度、北東側から撮影しました。
綺麗な建物です。


開庁式での仙台法務局長のご挨拶です。在仙のテレビ局もたくさん取材に来てました。
仙台放送のニュースに私も少し映ったようです。


















2階吹き抜け部分から1階ロビーを撮影しました。
左側が出入り口。2階階段を登って、乙号申請の部屋に入ります。


3階不動産登記部門です。エレベーターを降りて左右に部屋があります。
申請窓口と権利が同じ部屋、表示と筆界特定室が同じ部屋でした。


2011年2月12日土曜日

オンライン申請システム切り替え

本日は3連休中にも関わらず、事務所に出て、オンライン申請システムに関する調整をしておりました。どうせ切り替わるので、この機会にとばかりフォルダを整理したり、事件の整理をしたりしておりました。

週明けには新しいシステムに変更になります。この新しいシステムしか使えません。
皆さんはご準備は済んでいるでしょうか。体験版等も何回かトライしましたか。
最終的には法務省に繋がらないと完了しないので、週明けて申請してみないと不安は解消できませんけどね。

とにかく、まだオンライン申請システムを利用していない人は、一度使ってみてください。以前より、かなり使いやすくなりましたので。

以下は先日の石巻支部総会の懇親会での会話です。

会員さん「俺はコンピュータ分からないから」
私「コンピュータを分かる必要はないですよ。最初の設定は一回だけですから、誰かにやって貰えばよいのでしょう。後はどこを触れば申請できるかだけ覚えればよいだけです。」
「XMLとかTIFFとかJAVAとか、他の人が言っても気にしないでください。知らなくても申請はできます。」
「ワープロで申請書を打つのと同じですよ。印刷ボタンを押さずに申請ボタンを押すようなイメージですよ。」
職印に朱肉を付けて押印する代わりにICカードを使うだけですし。もちろんICカードに朱肉を付けるんじゃないですよ。(笑)
「例えば、私は自動車のエンジン等のメカニズムは分かりません。でも運転の仕方は知っています。そんなもので良いと思うのですが。」

会員さん「オンライン申請のメリットが無いと聞いたから」
私「メリットの有るところだけでも使えば良いのではないでしょうか。」
「例えば乙号申請だけでも、確実なメリットがありますし。」
「甲号でも事件によっては登記所に行く回数は減りますし、添付情報をいちいち印刷やコピーをしないで添付できますし。」

何か質問が有れば、FAXかメールで宮城会に連絡ください。
また宮城会で提携している(株)BBCが相談に乗ってくれるはずです。

この機会にチャレンジしましょう。

2011年2月11日金曜日

石巻で初恋の人と再会

2月10日に、石巻支部総会に行って来ました。
塩竈支部総会に続いての2つ目の支部総会参加です。

昨年は東北ブロックの会議と重なり、千葉副会長に代理出席をお願いしたので、今年は何とか自分で出席しなければならないと考えておりました。
来賓としてご挨拶させていただき、その後、最後まで支部総会に参加させていただきました。

石巻支部総会は、会員数25名中24名出席(内委任状1名)という出席率でした。その帰属意識は大したものです。
研修は毎年、業務研修と教養研修を開催されているとのこと。
昨年の業務研修は、本会出前研修とのタイアップで「筆界特定申請について」でした。
また教養研修は、「メタボ対策について」を栄養士さんや保険師さんを呼んで開催したとのことでした。会長になってから運動不足の私も聴講しなければならない研修会ですね。

さて、今年は役員改選がありました。立候補が無く選考委員による選考で決まりました。「選考委員により役員に選考された人は異議を述べないこと」という大変恐ろしい決議(笑)をしてから、選考がありました。

その有無を言わさない選考により選任された役員は以下のとおりです。
宜しくお願い致します。

支部長:及川潔
副支部長:日野信和、板橋啓吾
理事:相澤満、若山智彦、加賀賢二、渋谷真一、小松清太郎
監事:木村晴至、高橋幹夫

塩竈支部と同じく、総会がスムーズに進んで時間が余ったので、1時間程お時間をいただき、資格制度や日調連の考え方や、それに伴う本会の動きを説明しました。
また、オンライン申請、調査報告書、地積測量図の作成方法、非調査士申請への対応、懲戒事例等々様々なご質問も戴き、良いコミュニケーションができたと思っています。
5月の定時総会では、ここまでお話する時間が無いので、今回お伺いできて本当に良かったと思いました。

なお、石巻と言えば、私の初恋の人フランソワーズがいます。昨年も会いましたが、今年も写真を撮って来ました。

ということで、今週はサイボーグ003ウィークとして、右にカレンダーを付けてみます。


2011年2月10日木曜日

土地家屋調査士「黒木瞳」

 以前からお知らせしている「境界殺人」のTVドラマ化ですが、3月19日午後9時から放送になります。

 主演は黒木瞳さんです。土地家屋調査士を目指しているその補助者として、チュートリアルの徳井さんが抜擢されたそうです。その他にも皆さんお馴染みの俳優さん達がキャスティングされています。


 製作状況や配役など詳細は聞こえてきていたのですが、契約上オープンにはできないと言うことで、皆さんにもお伝えできませんでした。各会も協力する必要があるので、その進捗の一部は、会長として聞いておりました。昨日、日調連から公式に連絡があり、本日の「スポーツ報知」に下記の記事が載りましたので、お知らせします。


 脚本は、原作と少し設定が変わっていますが、2時間に上手くまとめたようです。ご家族ご一緒に観てください。


以下本日の「スポーツ報知」の記事です。

黒木瞳、10年ぶりの「土曜ワイド」…土地家屋調査士役

 女優・黒木瞳(50)が10年ぶりにテレビ朝日系の人気番組「土曜ワイド劇場」に登場する。3月19日放送の「愛と死の境界線~隣人との悲しき争い~」(後9時)で、土地家屋調査士・ゆう子を演じる。共演は土曜ワイド初出演となるお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実(35)。異色コンビで事件を解決していく。
 物語は「土地家屋調査士」という職業を軸に動く。土地、建物を調査記録し、役所に登記申請する仕事だが、隣人同士の境界線争いの現場に遭遇することも。そんな中で殺人事件が発生。守秘義務と捜査協力との狭間に立たされながら、黒木はアシスタント役・拓也(徳井)と解決の糸口を導いていく。
 01年の「鬼子母神」以来、2度目の土曜ワイド主演となる黒木。実は12歳になる娘が番組の大ファンで「家で台詞(せりふ)の練習をしていると、娘から『大詰めだね』なんて言われます」と笑った。
 一方、黒木に憧れる役柄の徳井は「(撮影中)相手が『黒木さんだ』と認識するとドキドキしちゃうので、認識しないという高度なテクニックを使っています」とか。共演は西村雅彦、三田村邦彦、寺田農、秋本奈緒美ら。
[2011/2/10-06:02 スポーツ報知]

ラミー・サファリ

ドイツにラミーLAMYという筆記具メーカーが有ります。創業者のカール・ヨセフ・ラミーの息子で現社長のマンフレッド・ラミー時代に バウハウスデザインの流れを汲んだ機能的なデザインを取り入れて、独自の世界を開いています。

このラミー社を代表する万年筆としてサファリSafariという万年筆が有ります。
子供が最初に持つ万年筆としても有名ですが、決してチープなイメージは有りません。
綺麗な多色展開がなされています。

ペン先はいわゆる鉄ペンです。ペン先は非常に固いので、私の好みのヌラフラの書き味ではないですが、ボールペン替わりとして遠慮なくガシガシ書けるので、これも結構使っています。

キャップについているクリップが、太めのワイヤーのループデザインですが、デザインだけでなく、私の持っているどの万年筆よりもポケットに負担無く、しかもしっかり収まります。

プラスチック製で4000円程度のペンですが、長く持っていても飽きないデザインです。
機能的なボディの絞り込み、インクの見えるスリット等、気に入っています。
「万年筆に興味は有るが、何万円も出せないし。」と言う方は、この選択肢も有りですよ。
ボールペンで育った人は、筆圧がかなり高いのです。そんな人はこのペンから万年筆を始めると違和感は無いでしょう。

お勧めはできるだけポップな色のものです。ダークスーツから出しても様になるものです。
私は赤を選択し、インクはターコイズ色を入れています。

2011年2月8日火曜日

2月常任理事会

本日(2月8日)常任理事会が開催されました。
主な議題は

・特別研修の準備
今週末に始まるADR代理人認定の特別研修の準備です。
特別研修の意義については、2009年10月13日のブログで書きました。
是非チャレンジして欲しいと思っています。

・公嘱協会の災害復興支援士業連絡会への加入推薦
阪神淡路大震災の際にも、境界の復元等兵庫の公嘱協会が活躍しました。
宮城県公共嘱託登記土地家屋調査士協会も、社会貢献のためにも災害復興支援士業連絡会に加入したいとの申し出が有りましたので、推薦することになりました。

・ADRと筆界特定の連携について
ADR(みやぎ境界紛争解決支援センター)と仙台法務局の筆界特定制度との連携についての準備で、土地家屋調査士会側の相談員の配置の検討をしました。
また、その周知の為に各市町村役場に出向くことになりました。

・会館敷地不動産鑑定結果について
平成元年からの懸案事項である会館敷地の問題の解決の為に、会館敷地の鑑定を不動産鑑定士に依頼しました。その結果が出て来たので、今後の対応を検討しました。
詳細は特別委員会に委ねます。

・事務局職員の手当について
事務局職員の家族手当等、詳細が決まっていなかったものを整備することにしました。


恒例の斎藤仙台支部長の手作りスイーツシリーズは、「ムース・ショコラ」でした。
一番下にホワイトチョコ、真ん中にミルクチョコ、一番上にビターチョコだそうです。
美味しかったです。

2011年2月7日月曜日

無料登記相談会などの相談者数について

私達土地家屋調査士は、不動産の表示に関する登記の専門家であり、土地境界の専門家です。
このことを広く国民の皆さんに広報するために、長年無料登記相談会や境界に関する困り事相談会などを開催しています。

これらの相談会は、当然社会貢献の一つです。普段から不動産登記などの専門家として、社会に貢献する窓口でもあります。
もちろん、社会貢献をしながらも、私達が何の専門家であるかを、国民の皆さんに分かっていただきたいという広報活動の一つであることも間違いありません。

このような無料相談会について、各資格団体は皆同様に開催しています。
弁護士会や税理士会、司法書士会や行政書士会等々も開催していますね。

さて、この相談会に来場される相談者が、「多かった。少なかった。」ということを気にする方がいます。
相談者が少ないから広報活動にはならないと考えているようです。

この指摘は全く違うと、私は考えています。
もちろん、どこでどんな相談会を開催しているかが周知されていないというなら、広報活動として問題が有ると考えます。

しかし、この数字はそういう問題ではなく、実際に相談したい案件が少ないだけなのでしょう。
本当に緊急を要する相談は、もうどこかの土地家屋調査士事務所に相談しているはずです。
そうでない相談が、列を作るほど有るとも思えません。
もちろん、バブルの頃は少し待って貰った事も有りましたけれど。

資格業のする広報活動は、「私達が何の専門家であるか」を理解して貰うことが一番なのです。

今登記や境界で困っている人が、ぞろぞろと道を歩いている訳ではないのです。
でも、その人達が、私達の相談会のインフォメーションを聞いて、「今は問題が無いけれど、何か問題が起こったら、土地家屋調査士に相談すれば良いのか。」と理解してくれたら、それ以上の広報はないのです。

先日の60周年記念イベントも同じです。どうしても当日予定が入っている方もいます。
その方も私達のイベントのチラシは見たでしょう。
「へえ、土地家屋調査士も面白いことを考えたな。」って思ってくれれば、広報完成ですね。

本来何をしたいために、今何をしているのかを、しっかりと理解して行動すれば、目先の数字などに惑わされなくなります。

佐賀県発行?500円硬貨

これ見たこと有りますか?

表に500円と書いてありますが、佐賀県と書いています。

昨日の神奈川青調会設立総会に参加した東京青調会会長の石瀬さんが、横浜崎陽軒で買い物した際のお釣りとして、もらったものだそうです。

本人は、偽物をもらったような不安にかられたようです。
「あの有名な崎陽軒からの釣り銭だし、やはり流通しているコインなのかな。でも、もしかしたら崎陽軒が気がつかなかっただけかも知れないし・・・。」

試しに煙草の自動販売機に投入したら、そのまま戻って来たとのこと。ますます、不安になったところだったようです。
しかし、売店で使ってみて偽物と騒がれたら困ると思っての自動販売機だったのでしょうか。(笑)

偽物なら本物に似せて作るのに、大胆なデザインで、
しかも佐賀県・・・。
同席していた東京都・神奈川県・千葉県の皆さんも、見たことも聞いたことも無いようでした。
たとえ、これが本物の500円硬貨では無いとしても「話のネタ」としては面白いので、500円で譲ってもらいました。

帰ってからネットで調べたら、地方自治法施行60周年記念貨幣だそうです。恥ずかしながら、私たちが知らなかっただけでした。

最近、私のブログは各県の会員も読んでくれているようです。その方々から「今更、何を言ってるの?」と言われそうな話ですが、本当に知りませんでした。

この記念貨幣は、平成20年度から10年に渡って、47都道府県毎の図柄で発行されるようです。
平成20年度では北海道・京都府・島根で、
21年度に長野・新潟・茨城・奈良で、
22年度には高知県、岐阜、福井、愛知、青森、佐賀で、
すでに発行されていたようです。

たまたま昨日同席していた東京会、神奈川会、千葉会、宮城会会員の所属自治体では記念貨幣を発行していないので、知らなかったのです。

佐賀県発行のこの硬貨のデザインは「大隈重信と佐賀錦・鹿島錦」だそうで、平成23年の1月19日に発行されたばかりの硬貨です。

他の硬貨も少し探してみましょうか。

2011年2月6日日曜日

神奈川青調会設立記念祝賀会

神奈川県にも青調会が設立されました。
本日は(2月5日)はその設立総会で、記念祝賀会で基調講演をさせて戴きました。

青調会については以前から書いているように、自らが自らのために独学で研鑽を積むよりは、仲間を募って勉強した方が、はるかに効率が良いという趣旨でお勧めしています。
また強制会である土地家屋調査士会の性格上、できることとできないことが有ります。
そのできない部分の研修を、青調会でやれば良いのです。
お互いに役割を分担すれば効果的な研修ができるはずです。
土地家屋調査士会所属の会員が皆でスキルアップするには、青調会のような組織も含め、様々な機会を作ることは大変意味の有ることだと思っています。

残念ながら、全国の青調会に対して「青調会は、現土地家屋調査士会に反発する反乱分子の集まりである。」と勘違いする人たちがいます。

本当に現土地家屋調査士会に不満を持っているなら、野党で徒党を組んでいるより、役員に立候補した方が早いはずです。なぜそこが分からないのでしょうかね。

実際に、私たちの置かれた状況は、そのようなことで徒党を組んでいる暇はないのですがね。
神奈川青調会の皆さんと、夜遅くまで土地家屋調査士の未来を本気で語り合いました。

全国の青調会と同様に、神奈川青調会も良い会です。

以下本日の研修資料の抜粋です。
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平成23年2月5日
神奈川青調会設立記念講演

土地家屋調査士の未来と青調会の役割
土地家屋調査士 鈴木 修
 mail: mucha@rr.iij4u.or.jp
blog: http://fermatadiary.blogspot.com/

1.何故土地家屋調査士を目指したのか ~夢の確認
 もう一度夢を思い出しましょう。
 その夢を実現できないのは、
 社会や日調連や神奈川会が原因なんですか?
 自分の力で生きていくと決めたから、資格業を選んだのですよね。
2.新人について ~新人は何ができて何ができないのか
 補助者と研修について
 同期の仲間について
 新人が不足している部分について
 勉強の仕方    
     
3.土地家屋調査士について ~調査士の申請業務は永遠か
 ①土地家屋調査士の定義
 ②申請手続業について
 ③変化の時代
 ・  新しい能力
 ・  新しい役割
 ・  新しい業務

4.事務所運営について ~安くないと仕事は来ないのか
「この町で一番安い弁護士を紹介して欲しい」
   って聞いたこと有りますか?
神奈川で仕事が多い先輩は、一番安い先輩ですか?

5.一流の土地家屋調査士を目指して ~目標の確認
 どうせやるなら一流の土地家屋調査士になりたいですね。
 一流ってどんな人でしょうか?
 Plan と Schedule   
6.青調会の役割
 ・個人でできること
 ・組織でできること(青調会・神奈川会)
  野党では何も変わりません!
「調査士としての夢があり、業務があり、
 経営があり、未来がある。」
今から何でもできる!長生きすれば良いだけ!
未来は占うものではなく、自ら創るもの!

2011年2月3日木曜日

多機能ペンと消しゴムリフィル

多機能ペンが売れています。

私は昔から多機能ペンは嫌いでした。
何と言っても多機能ペンのデザインが嫌い。
中のボールペンリフィルのインクが嫌い。
文具は美しくなければならない・・と思っています。

でも最近の多機能ペンの充実は凄いですね。
未だに美しい文具とまではいってないようですが、結構持っていて恥ずかしい文具ではなくなっています
いや、世間的に恥ずかしい事はないでしょうが、自分で「便利であれば何でも良いのか」という勝手な「文具コード」が有ったのです。

普段持ちは、私のブログでも以前紹介した「ジェットストリーム」の多色を使っています。
私のノートは多色インクで書き込む方式を採っているので、複数の色が欲しいのです。
だから本来は何色かセットされたペンケースを持っていて、必要な時にさっとペンケースを開くのが「美しい大人の作法」なのですよ。
でもペンポケットから一本だけ抜き出して、さっとノックして書いてしまう便利さに「転んで」しまったのです。

最近の多機能ペンのリフィルは凄いですよ。
インクも今は油性・ゲル・水性があり、ペンの太さも、色も様々選べます。
ここまで揃うと、私のノートは女子中学生のノートのような事になってしまいますね。

ペン先が消しゴムです。
最近私のラインナップに入ったのは、多機能ペンでパイロットの「HI-TEC-C COLETO Lumio」です。
もともとHI-TECH-Cのペンのインクは大好きで、私のノートには外せないので、何色かを一本で済ませることができればと思い買いました。

使ってみて重宝しているのが、このパイロットのペンのリフィルに「消しゴム」が有ることです。細い消しゴムで細かいところが消せるのですが、これが結構折れません。使えます。

この多機能ペンを2本、ペンポケットに入れると、大抵のことは済んでしまいます。
ペンケースを持たないことも増えて来たので、外に万年筆を持ち歩くことが少なくなっています。

万年筆はペンケースから取り出して、くるくるとキャップを外し、厳かにペン先を紙に降ろし、限りなく摩擦係数を感じないような「ぬらぬらと」した筆跡を残し、またくるくるとキャップを閉めるという面倒な儀式があるから好きなのです。
それなのに、先日文具屋さんでパイロットの「キャップレス」(ノック式の万年筆です)を見て、「やっぱり便利だよな」って危うく買いそうになりました。

あぁ、美しい大人の作法からどんどん遠くなっている。

(キャップレスは世界に誇るパイロットの技術です。念のため。)

2011年2月2日水曜日

二日町ステアマスターその2


先日のブログで階段登りのお話しを書きました。

そうしたら、その後、思った以上に反響のメールやお声掛けが有りました。
(不動産登記法などの話題にはあまり反響が無いのですが・・笑)

現代人は、結構健康を気にしているのですね。

もちろん土地家屋調査士は身体が資本です。
隣接者との境界立会の日には、病欠も許されません。
納品が近いと風邪をひく暇もありません。
換えが効かないのが資格者ですから、健康管理は仕事の内です。

調査士仲間には、現場作業の際に腰を痛める方が多いですね。
腹筋や背筋等の体幹の筋肉バランスが悪くなっているのですね。
痛くないときに少しずつバランスを修正しておきたいものです。
まあ、痛くないときは、そんなこと忘れていますが。

運動部じゃないので、黙々とトレーニングをするイメージではなくて、楽しい範囲で身体を動かすことが重要ですね。
おじさんは、熱血世代が多いので、「トレーニングはここまでやらないと・・」と言って、初日にムチャして続かないパターンに陥りがちです。
今更甲子園に行く訳じゃないし、「自分は、おじさんになったのだ。」と自覚しないと、逆におじさん体型から抜け出せ無いようです。
(ちなみに私のメールアドレスは、muchaですが、語源は想像してください。)

先日も書きましたが、ヘッドフォンで何らかの音(クラシック音楽、朗読、落語)を聞きながら、歩いています。いつも見ている近所を歩いても、車じゃ分からない風景に出会います。結構楽しいものです。
街中の移動は、駐車場探しや信号待ちや渋滞を考えると、歩いた方が早いことも多いようです。


マンションの階段登りでも、最上階に行ったときの窓の外には、四季折々の泉ヶ岳と仙台大観音が見えます。

2011年2月1日火曜日

新事務局職員勤務開始

本日から新しい事務局職員が勤務を始めました。
1月20日に面接試験があり、その狭き門を通られた方で、即戦力になる方と考えております。

今日から3ヶ月間は、まだ見習い期間です。
本採用に決まったら、5月の総会で会員の皆さんに紹介いたしますので、よろしくお願いいたします。
しばらくは、会務も会員の皆様の名前も顔も分からない中で、頑張って貰いますので、温かい応援をお願いします。
まあ、土地家屋調査士のおじさん達は、女性職員には優しいので心配はしていませんが。

宮城会の事務局は、2009年12月17日のブログでも説明申し上げましたとおり、昨年の4月から、2人体制でやっていただいております。
実は、これが当たり前ではないのです。全国的にも少ない人数で事務局を運営させてもらっています。

その為にも、連絡通信の方法(メールアドレス教えてください)や、会費の納入の方法(自動振替にしてください)、調査士会ホームページの活用など工夫をしていますが、会員の皆様のご協力がどうしても必要です。
会費値上げより良いでしょ」と考えて、ご協力をお願い致します。

事務処理の方法の変更や、事務局職員の交代など、しばらく会員の皆様にご不便をおかけすることが有るかも知れませんが、一時の問題として解決しますので、ご協力をお願い致します。

また、宮城県土地家屋調査士会館は、会員皆様の会館です。
堅苦しい会長室などは有りません。
面倒な会長も常にいる訳は無いのです。
近くに来たら「お茶を飲みたい。」と言って気軽に立ち寄ってください。

新しい事務局職員も含めて、笑顔で挨拶させていただきます。