2017年3月31日金曜日

サラサクリップ レッドブラック

ゼブラのサラサクリップをご存じですか。
サラサクリップは、ジェルインクボールペンのトップシェアです。
ですから、自分で意識していなくても、すでに皆さんのペンケースに入っているかも知れません。

サラサクリップは、その名のとおりサラサラと滑らかに書くことのできるジェルボールペンです。耐水性がありクッキリと書ける顔料系のインクなので、とても使いやすいペンです。
また可動域の大きなクリップが付いています。
大きなクリップを付けると、スッキリしたデザインにはなりにくいのですが、そのかわり、厚さのあるものにクリップ止めができます。
このクリップも人気の理由の一つです。



さて、もともと色の種類が多いサラサクリップですが、昨年9月に5色のネオンカラーと5色のシックカラーが加わりました。これで全部で46色になったそうです。

ネオンカラーには、ネオンイエロー、ネオングリーン、ネオンオレンジ、ネオンピンク、ネオンパープルの5色が用意されました。
蛍光マーカーでは難しい細いアンダーラインとか細かな蛍光文字を書き込むには良いでしょう。

そして私のおすすめの色はシックカラーの方です。


左からブルーグレー、ブラウングレー、レッドブラック、グリーンブラック、ダークブルーの5色です。全部落ち着いた色です。



シックカラーのインクの色です。
写真では分かりにくいかもしれませんが、各々味わいのある色です。
ブルーグレーやブラウングレーなども、他のペンではなかなか見ない色です。
全色好きですね。

私が特に気に入っているのが、レッドブラックです。
既に2本目を使っています。半年で2本目は、かなり稼働率が高いのです(当社比)。
なにしろ、私は多数のボールペンを並行して使っていますので。

レッドブラックとはこんな色です。


一番上が、サラサクリップのレッドブラックです。

これも写真では分かりにくいかもしれませんが、いいでしょ。
他のペンの鮮やかな赤と比べて渋いでしょ。
ビンテージもののワインのような色です。

普段使いのノート全部に赤を使うと、見た目がとても疲れると思います。
だから私は、赤の色はチェックのためなどの差し色のような少量の使い方に限定していました。
しかし、このレッドブラックの色なら、普段の青や黒の代わりに長い文章を書いても違和感なく十分使えます。

ということで、普段携行してもっと使うために、レッドブラックインクだけ高級感のあるペン軸に変えました。



上:サラサクリップのリフィル    
下:フリクションノックビズのリフィル

共通規格のインクリフィル形状ですので、他に交換可能なペン軸も多数あります。




結局このフリクションボールノックビズの軸にサラサクリップのレッドブラックのリフィルを入れました。高級感が増しました。

ペン軸の入替については別としても、まずはこれらのシックカラーを試してみて欲しいと思います。その中には絶対に気に入る色があると思います。
すべて100円(税別)で、全部買っても500円(税別)です。
気軽に楽しめると思います。






2017年3月20日月曜日

★私の本の読み方(その9)積ん読防止編

最近、新人に本の選び方と読み方について質問されることが何度かありました。
本の選び方や読み方についての私のやり方は、このブログに過去何回かに分けて書いています。
以下リンクを貼っておきます。
何かの参考になれば嬉しいです。

私の本の読み方(その1)購入編
私の本の読み方(その2)学習書籍編
私の本の読み方(その3)速読法
私の本の読み方(その4)スライドメモ編
私の本の読み方(その5)インデックス編
私の本の読み方(その6)並行読書編

さて、本日は「積ん読を防ぐ方法」です。

本には大きく分けて二種類あります。
一つは「最初から最後まで読んで身に付ける本」で、
もう一つは「必要に迫られたときに該当部分だけ開いて調べる本」です。

後者は、保険みたいなものですから、必要がなければ最後まで開かなくても良いのです。
しかし、前者は読まなければまったく意味がありません。

でも、社会人は忙しいのです。
だから買っても読まずに積み重ねておくだけの本が増えます。
いわゆる「積ん読」です。

これを防ぐ方法があります。
本を買ったら、その日に10ページでも良いから読むこと」です。

本は買ったその日が1番読書のモチベーションがあるからです。
何故なら、読みたいから買ったのですから。

でも、だんだんそのモチベーションは失われます。
極端な話、翌日には読む気がしなくなってることもあります。

後日に読む気がなくなったとしても、買った日はその本にニーズが有ったはずです。
だから読まなければなりません。
解決方法として、買ったその日の内に少しでも読み始めることが有効です。
少しでも読めば、翌日もまた読むモチベーションが維持できます。
逆に、買いたいと思った日に少しでも読むことができないと、積ん読率が上がります。
少なくても私はそうです。

アマゾンなどの通販で本を買うと、買いたい日と手に入る日にタイムラグが生じるので、積ん読が多くなります。宅配便などから受け取ったその時点が仕事の真っ最中だと、読書は間違いなく後回しになります。
極端な話、アマゾンなどの通販で買った本は、後日買ったこと自体忘れてることさえあります。同じ本を重複して買ったこともあります。
だから、本はリアル書店で書棚から取って買いたいと考えています。

また、リアル書店でも数冊のまとめ買いすると、その中の何冊かは積ん読になる率が高くなります。時間的に難しいですが、本は1冊ずつ買うことが理想です。

時間が無いからこそ、工夫して積ん読を防ぎましょう。











2017年3月15日水曜日

明日ではなく今すぐ行ってください

私の開業ガイダンスを受講し、その後先輩の事務所に補助者として修行しに行って、開業直前の新人からご連絡をいただきました。

「さて、鈴木先生にお電話いただいておよそ1年経過いたしましたが、補助者の経験をしておいて助かりました。効率よく業務に通じることができました。そこで、この一年の私の成果を鈴木先生に把握していただくため以下に記します」

この後に土地や建物がどこまでできるようになったかについて説明がありました。
どれくらいの正確さでできるようになったのかメールでは分かりませんが、いわゆる土地家屋調査士法第3条の業務に関して、一般的な経験はできたようでした。
彼のメールは続きます。

「また、この一年で課題も見えてきました。私は道路関係の法規のことや、都市計画上の制限、上下水道、消防などの手続き、税金などほとんど知識がないです。
(中略)
実は、2か月ほど前にこれらの法規に強くなってから開業した方が得策かもしれないと考えました。しかし、県外等も含め適当な修行先を見つけらる保証もないので、開業しようと考えております」

実際に修行したからこそ、課題が見えたのですね。
そして、その課題を学ぶために修業先が見つけられそうもないので、開業しちゃおうと言うことですね。
確かに補助者の立場で事務所に勤めていても、これらすべてを学ぶことは難しいでしょうね。確かに自分で開業してしまわないと身につかないかも知れません。
そこで彼に聞いてみました。

「確かにこれらの課題を克服しないと、様々なお客様の相談に対応できないかも知れませんね。これらの知識があるからこそ適切な登記の提案ができるのでしょうし。
それでは2か月前に気が付いたこの課題について、あなたは解決のために何をしましたか?」

この問いに彼は答えられませんでした。
彼は課題を見つけているのに、2ヶ月間何もしていないようでした。

「何もしていない人には、時間が解決することもありませんよ」

「近くに本屋がありますか?
・・・その本屋なら仙台にもあるから知っています。遅くまで開いていますね。
今から5000円持って行って、専門書でなくて良いですから、それらの分野の本であなたが読みやすいと思うものを何か買ってください。
5000円あれば必ず買えますから」

「まずはそれを読みましょう。
一冊読めば、次に読みたい本が見えてくるはずです。
動けば、答えが見えてきます」

明日ではなく今すぐ行ってください

何か問題に当たったときに、ただただ動かない人がいます。
問題が何か特定できているのに、何を待っているのでしょうか。

課題が解決できなければ、一人前の土地家屋調査士になれないのですね。
分かっているのに、何故動かないのでしょうか。

待っていれば3か月後に○○先輩が教えてくれるなど、具体的に解決できる根拠があれば良いのですが、そうでない限り自分で解決のために動かなければなりません。

これからは、誰にも依存できないのです。
それが独立開業というものです。









2017年3月11日土曜日

オーラ〜輝き放つ空の下

あれから6年。
その前は何をしていたんだろうと思うくらい、この6年さまざまなことがありました。

東北の復興はどうなんだ?
聞かれることも少なくなりました。
聞かれても何と答えるのが正解なのかわかりませんが。

小学一年生が中学一年生になるくらいの6年です。
長いです。
地元の住民でも意識の中が風化している人も、戦いの真っ最中の人もいます。

かさ上げ地の宅造が完成しても、放射線量が落ちついたとしても、就職先や学校や商店が無いと、6年間の生活を捨てて、簡単に故郷に戻る決心がつきません。

地図上の位置は同じでも、コミュニティも含め故郷です。

 死者     15,893人
 行方不明者   2,554人 (警察庁3月1日現在)
 避難者   123,000人 (復興庁2月28日現在)

今後も、私のポジションで、東北の復興に長い支援をしていきたいと考えています。


さて、今日3月11日は 「東日本大震災・熊本地震災害 被災地復興支援」試合があります。
ユアテックスタジアム仙台で、ベガルタ仙台が、阪神淡路大震災の被災地のチームであるヴィッセル神戸と戦います。試合に先立ち黙祷があり、献花台や募金箱があります。
ベガルタ仙台の選手は6年前から被災地の希望の光となるべく戦っています。
復興支援にスポーツも意味があると思っています。


以下2011年3月20日にこのブログに書いた記事を再掲載します。

ベガルタ仙台築き上げよう
時を越えて 君と僕らの一番のメッセージ
オー仙台 We're Feelin' love together
輝き放つ空の下

ベガルタ仙台の応援歌「オーラ」です。
この歌は、ベガルタ仙台が勝った時にしか歌えない凱歌です。
ちなみに私の携帯電話の着信メロディでもあります。

ベガルタ仙台は、昨年やっとJ1に残留したチームです。
強豪チームではありません。
日本代表選手がたくさん所属しているチームではありません。
ただし、自分たちの理想とする闘い方「仙台スタイル」を持っています。
今日の勝ちだけのためではなく、「仙台スタイル」にこだわって試合に臨みます。
まあ、もう少し今日の勝ちだけも目指して欲しいところもあるのですが。(笑)
ですから昨年は「オーラ」を歌う機会は、比較的少なかったですね。

強豪チームに先取点をとられ苦しい展開の中、チームプレイで徐々に相手の攻撃を跳ね返し、最後に逆転勝利をしたときの「オーラ」は最高です。
レプリカユニフォームを着て、タオルマフラーを巻き、うれし涙で歌っています。

今回の大震災にも、打ち勝つにはチームプレイしかありません。
先取点を取られても、前を向きましょう。
今回の試合は時間制限がありません。
皆で与えられた各ポジションで頑張って、最後には「オーラ」を歌いましょう。



2017年3月7日火曜日

Pen in Ruler ペン・イン・ルーラー

素材感の良い美しい文具は、持っているだけでも嬉しいものです。
そして、それがペンと定規なら、特に嬉しいです。
さて、この文具を知っていますか?


ペン・イン・ルーラー Pen in Ruler です。

”I have a pen. I have a ruler. Ah! Pen in Ruler!"

と開発者が唄ったのか知りませんが、
その名のとおり、定規の中にペンが入っている文具です。


定規の先にこんなローレット加工のねじがあり、それを回すと・・・・


アルミ製のペンが出てきます。


こんなギミックって、絶対男の子は好きですよね。


大きさはこんな感じです。
細いですね。
でも、いいんです。これで大河小説を書くわけではないし。



定規はアルミ製の11cmの目盛りがあります。


ボールペンは、ニードルポイントの0.5㎜ブラックです。
ゲルインクですので、滑らかな書きやすさです。


このボールペンのリフィル(替え芯)は、一般に流通しているリフィルと互換性があるので、好みのものに変えても良いでしょう。
(上)は、ペン・イン・ルーラーに入っていたもの
(中)は、三菱鉛筆のジェットストリーム
(下)は、パイロットのフリクション
サイズとして問題ありませんでした。

リングにストラップをつけて、現場に持っていっても良いかもね。

どうですか、欲しくなりました?
定価2000円。
カラーは、シルバー、ブラック、ゴールドの3種類のバリエーションがありますよ。

2017年3月4日土曜日

あと1か月あれば合格できたのに?

土地家屋調査士試験に限らず資格試験受験生から相談を受けることがあります。
その中に、合格するために何年もかかっている人がいます。
確かに土地家屋調査士試験の合格率は7〜8%です。
集中しなければ、なかなか合格はできないでしょう。

土地家屋調査士に限らず資格試験を目指す人は、その勉強に人生がかかっているので、大変な苦労をしているのだと思います。
でも、人生がかかっているからこそ、もっと集中して時間を使う必要があります。
どうせ苦労するなら、もう少し多めに苦労をして、さっさと合格してしまいましょう。
なにしろ、合格後の勉強の方が、試験とは比べものにならないくらいのレベルをこなさなければなりませんから。

大学浪人でもわかるように、「浪人時代の勉強は無駄」とまでは言いませんが、早く大学に行って勉強した方が、人生に意味のある勉強ができると思っています。

さて、相談にくる受験生が良く言うセリフに
時間が無かった。あと1か月あれば合格できたのに・・・・
という言い訳をよく聞きます。

本当ですか?
「あと1か月あれば」合格できたのでしょう。
では、それから12か月後の試験に、何故不合格なのですか?
自分をコントロールできないのでしょうね。

大抵の資格試験は、地頭の勝負ではなく、自分をコントロールできるかどうかの勝負です。自分で頭が良いと思っている人の中は、そこができない人が多いです。

試験勉強程度の時間のコントロールができない人は、間違って合格してもその後が難しいでしょうね。


まあ、確かに今年は時間が無かったのかも知れません。
しかし、私がいつも言うように、今日より暇な日は来ません


そう思って頑張るしかないのです。
今日できないのなら、明日もできません。

時間がないと言うのなら、受験は止めて、もっと「別の大切なもの」のために時間を使った方が良いでしょう。


時間のコントロールも、意識とトレーニングで身に付けることができます。
勉強も仕事も段取り次第です。

頑張ってください。
今から、土地家屋調査士試験まで5ヶ月半あります。
応援しています。