2014年7月29日火曜日

フリクションボール4ウッド

このペン、またまたフリクションです。

今回のこのペンは「フリクションボール4ウッド」と言います。


黒、の4色インクが一本にまとまり、グリップに黒いカバ材を使用した少し上位モデルです。摩擦熱で消すラバー部分も黒になり、デザイン的にも落ち着いたと思います。

先日のフリクション3よりもチープ感が減りました。
見た目もですが、持った感じとノックの剛性感が変わりました。
ノック式の筆記具はノックしたときの「カチッ」とした安心感が必須です。

さて、私の手帳には、昔からこの黒、の4色は必須なのです。

黒はPRIVATE
赤は夢、PLAN
青は仕事、SCHEDULE
緑は会務

と決めて、使い分けています。
それに更にマーカーやシールを張り込んだりしますので、私の手帳は女子中学生の手帳並みにカラフルです。
だから4色はいつも持ち歩きたいのです。

そして私の手帳のなかのスケジュールの部分は何かと書き換わるのです。
ですから今まで私はフリクションを2本以上持ち歩く必要がありました。

やっと、これ一本で私の手帳は守備範囲となりました。




いいえ、中は見せませんよ。


それならもう、例のペンケースは持つ必要ないだろうって?

いやいや、スパイグッズと同じですよ。
十年に一度の「いざという場面」のために持ち歩く文具もあるかと・・・

と言うか、持ち歩きたいだけですが。







2014年7月28日月曜日

訃報ー井上孝三郎先生 全調政連元会長

全調政連の元会長で、関東ブロック元会長、群馬県土地家屋調査士会の名誉会長である井上孝三郎先生が7月25日に享年84歳にてご逝去されました。

井上先生が関東ブロック会長の頃に、意見が違うので、私が噛みついたことがあります。
今考えると、若気の至りでとても恥ずかしく、申し訳ありませんでしたが、井上先生はそれから私を気にかけてくださり、可愛がってくださるようになりました。
昨年の12月に群馬会に研修会講師でお伺いした時にも、お元気なお姿にご挨拶できて、一緒に喫茶できたのに、残念です。

通夜・告別式は家族葬として営まれ、本葬は8月23日(土)に執り行われるとのことです。
ご冥福をお祈りいたします。

           記

< 本葬 > 
平成26年8月23日(土) 午後1時

会場名:日典ラサ中山
     所在地:高崎市寺尾町1072
     TEL:027-328-4444

喪 主:井上幸子(いのうえさちこ) 様  続柄:妻


<密葬(家族葬)>
通 夜:
平成26年7月28日(月) 午後6時

告別式:
平成26年7月29日(火) 午後1時30分

会場名:下仁田森の前ホール
     所在地:甘楽郡下仁田町下仁田477-1
     TEL:0274-82-5828

2014年7月23日水曜日

スタンプのり

先日のドット・ライナー・ノックに続いて、またまた「のり」の話しです。
今回は「テープのり」ではなく、「スタンプのり」です。


「テープのり」をアレンジしたグッズです。
中に入っているのは、同じドット・ライナーのテープです。
上からスタンプのように押して、テープを紙に押しつけて「のり」を転写します。


口はこんな感じです。
中で斜めに見えるのがテープ部分で、上から押しつけるとこの部分の「のり」が紙に転写されます。
上から目的の部分に当てて押すだけでのりが付きます。
テープのりのように引いて付けるのではないので、狙った位置を外しません。
連続して「のり」を塗るなら「テープのり」、スポットで良ければ「スタンプのり」というチョイスになるのでしょう。


私の使い方で言うと、例えばこんな時でしょうか。
コピーした地図等を仮に貼り合わせるときなどに、数カ所スタンプして貼り合わせます。
「のり」を数カ所塗るだけなので、位置を合わせやすいのです。
そしてこの場合は、そのままコピーを取るので、全面に塗られている必要はありません。
精密な図面が必要な時はコンピュータで合成しますが、ちょっと仮に合わせて概略を掴むには、この方が早いです。



この写真は、スタンプした「のり」の付き方です。
透明な「のり」なので、そのままの写真では分かりませんので、「のり」の上を鉛筆で擦ってみました。「のり」のドットが見えるでしょうか。

必要箇所に必要な量をスタンプするだけなので、思ったより消費量が少なく、費用対効果としてはペイできると思います。

やはり「のり」などの文具も、用途に合わせてその専門のものを持っていた方が便利です。

と言うより、文具(玩具とも言う)はたくさん有る方が嬉しいですね。




2014年7月22日火曜日

明日(23日)の研修会

明日は宮城県土地家屋調査士会の研修会です。
既にご案内のとおり、下記の3科目について研修を致します。
皆さんの業務に直接役に立つものですので、出席をお願い致します。

1.調査測量実施要領の追録について

調査測量実施要領は、土地家屋調査士業務の教科書でもあり、宮城県土地家屋調査士会の会則に位置づけています。ですからこれを遵守していただければ、大きな事故は起こりません。
その調査測量実施要領に、追録が発行されました。
今回の研修は、この追録だけに留まらず、調査測量実施要領全体を流れる考え方から解説させて戴きます。
講師は日調連業務部佐藤保理事(岩手)です。
調査測量実施要領追録に携わっていた方ですので、背景まで学べるはずです。

2.土地家屋調査士事務所形態・報酬実態調査報告書について

先日日調連からアンケートを依頼されたもので、全国の集計ができました。
アンケートの回答率がとても低く、会員の意識が問われる部分でも有りました。
この内容について分析と検討した結果を研修部からお伝え致します。


3.認証局移行に係る重要なお知らせ

既にお知らせしているとおり、オンライン申請に使っている日調連の自前の認証局が、民間業者に委託されます。その移行の取扱の手続とスケジュールを総務部からお伝え致します。
今までオンライン申請をしてきた皆さんは、この移行をしないと申請できなくなりますので、しっかりとお聞き願いたいと思います。

また今までオンライン申請に乗り遅れた皆さんにとっては、丁度良い機会です。
なにしろ今までのやり方が使えなくなるので、再度申請の仕方を説明をするのですから。
また法務局もオンライン申請の環境作りのサポートをしてくださるそうです。
申請情報だけでなく、添付情報までもオンライン申請にすると、コスト削減になりますので是非この機会を捉えて、切り替えてください。

チョコレートドーナツ


僕たちは忘れない。マルコと過ごした愛しい日々。


1979年、カリフォルニア。シンガーを夢見ながらもショーダンサーで日銭を稼ぐルディ。正義を信じながらも、ゲイであることを隠して生きる弁護士のポール。母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコ。世界の片隅で3人は出会った。そして、ルディとポールは愛し合い、マルコとともに幸せな家庭を築き始める。ポールがルディのために購入した録音機でデモテープを作り、ナイトクラブへ送るルディ。学校の手続きをし、初めて友達とともに学ぶマルコ。夢は叶うかに見えた。しかし、幸福な時間は長くは続かなかった。ゲイであるがゆえに法と好奇の目にさらされ、ルディとポールはマルコと引き離されてしまう……。血はつながらなくても、法が許さなくても、奇跡的に出会い深い愛情で結ばれる3人。見返りを求めず、ただ愛する人を守るために奮闘する彼らの姿に我々は本物の愛を目撃する。(オフィシャルから)


まったく予告編も観ず、上記のような事前情報もまったく無い中で観ました。
しかし泣く映画の気配はありました。最近涙腺が緩んでいるおじさんとしては、そこがちょっと不安でした。

結論として、観て本当に良かったと思います。実話の映画化だそうです。
時代は1979年、ダウン症や同性愛がまったく市民権を持っていなかった時代です。
その時代に、世間の偏見の中で、同性愛の二人が母親から見捨てられたダウン症のマルコを保護し、一緒に暮らし始めるのですが、保護者が同性愛という理由で引き離されるのです。
同性愛への偏見は宗教上の問題もあり「今も存在する問題」かも知れませんし、ダウン症に関しても、まだまだオープンではないでしょう。

でもこの映画は、これらの偏見に対する何らかのメッセージ映画だと考える必要はないと思います。これは、美しく切ない愛の映画です。

ダウン症の男の子マルコの表情が、とても可愛く、ルディ役のアラン・カミングがすごく良かったです。ちなみにマルコ役のアイザック・レイバは自身もダウン症を持つ俳優です。
もちろんポール役のギャレット・ディラハントも良かったけれど、他の2人に持って行かれた感がありますね。

無理に映画に文句を言えば、最初の出会いからあそこまでの強い結びつきまでの過程が丁寧に描かれていません。でもこれは実話前提だから、それでも違和感は無いのでしょうね。

ネタバレしないように詳細は書きません。
この映画の最後の部分の描き方が、日本映画なら「泣くところ」とばかりに過剰に引っ張るのかも知れませんが、この映画は、その部分を比較的さらっと描いてくれました。
そこが良かったし、そこで全部泣いてしまわないから、映画鑑賞後まで余韻を残すのでしょう。
最後のアラン・カミングの歌が切なくて、涙腺が危なかったけれど。

あまり大きな映画館で上映されていませんが、まだ捜せば上映されているようです。
お時間が合えば、観ても良い映画だと思います。



2014年7月19日土曜日

帯広での新人からの質問~めざすべき事務所規模

先日帯広で研修会の講師をしてきました。新人の皆さんの為の研修会でした。
以前も書きましたが、研修会の中でも特に新人の為の研修は、その人の人生に関わることです。かなり責任を感じて講師をしています。

ただし研修会は長くても3時間程度の持ち時間ですので、その中でどこまで伝えられるか、いつも考えています。
今回の帯広でも講義時間が短いので、事前に質問や講義で触れて欲しい内容のリクエストを出してもらっていました。さすがに出席強制されている訳でもない研修会に集まってくれた新人達ですから問題意識も多く、この研修会でもたくさんの質問がありました。

私の研修会では、いつも全部の質問に答えてから帰っています。答える義務があると思っています。
質問によって正解は無いかも知れません。でも質問者は人生を賭けて悩んでいます。私も自分の歩んできた土地家屋調査士人生を賭けて答えているつもりです。

他の地域の新人の皆さんの為にも、この研修会で戴いた質問について、何回かに分けて少しだけコメントをさせて戴きます。


Q「将来の事務所経営について補助者1人程度の規模か、大規模で進めていきたいのか自分で定まっていません」

たまにこのような事務所形態についての質問が来ます。
開業して不安で、これで良いのかという毎日でしょう。

確かに土地家屋調査士は個人に与えられた資格ですが、その事務所形態は様々です。
個人事務所として、土地家屋調査士1人で、補助者無しから数人までの規模の事務所が大多数ですね。
また他の土地家屋調査士や、他の資格業者と一緒に合同事務所をやっている人達もいます。この合同事務所の定義も難しいですが。
そして近年は調査士法人を選択する人も増えました。

これらの事務所形態には、それぞれメリット・デメリットがあります。
個人の土地家屋調査士事務所以外は、組織構造的な問題以外にも、実は資格者同士の相性や組み合わせという個人的な問題もあります。事務所の未来に対するお互いの方針の摺り合わせの問題もあります。
また土地家屋調査士同士の組み合わせと言っても、最初に組んだときと、数年経ったときとでは、お互いの役割も変わって来るかも知れません。その時点になってから破綻している組織もよく見ます。
これらの問題は別の記事にまとめます。

ただ新人に言いたいことは、まず事務所形態や目指す規模を最初から考えなくても良いと言うことです。

土地家屋調査士としてまず一生懸命に働いてみることです。
そして、どのような土地家屋調査士になりたいのか、一生懸命に考えてみることです。
考えて動いて、動いて考えてみることです。
目先の小銭を稼ぐことだけではなくて、将来についても大きな眼で考えてみることです。

10年も一生懸命に考えて働いていると、土地家屋調査士の業界における自分の特性が分かってくるはずです。
その特性を生かすことが当然お客様のためにもなるはずです。その時点で自分の選ぶべき事務所形態が見えてくるはずです。
またその時代には、要請される制度と、それに伴う事務所形態も、現在と変わっているかも知れません。
だから、そのときに判断して良いと思います。
また、そのときに応じて、判断が変わっていっても構わないと思います。

問題はどんな世の中になっても、どんな組織形態になっても、自分が必要とされる土地家屋調査士として力を付けて欲しいのです。
ハッキリ言って、力のある土地家屋調査士なら、どの事務所形態でも正解になるはずです。

この問題は論点がたくさん有ります。
何回かに分けて書きましょう。







2014年7月16日水曜日

ドット・ライナー・ノック KOKUYO

2010年3月30日のこのブログ「貼って剥がせるスティックのり」で紹介しましたが、「TOMBOW シワなしPit」は私の机に必ずある常備の「のり」です。紙と紙を貼り付ける際には、その仕上がりが綺麗で気に入っています。
当然封筒などの封緘にも、以前はこの「しわなしPIT」を利用していました。


テープのりはコスト的に高くつくと思い、あまり使っていませんでしたが、確かに便利なのです。
そのテープのりに、KOKUYOのドットライナーがあります。

ドットライナーは、普通のテープのりのようにテープ全面にのりが塗ってあるのではなく、ドット状にのりがテープに塗ってあるので、のりの糸引きが無く、テープを引くにも軽くコントロールしやすいところが良いです。

それで、テープのりも少しずつ使い始めていました。
そのドットライナーシリーズにノック式が出ました。

ドットライナーノックです。



ノック式は更に便利なのです。

片手でノックして、のり付けして、片手で完結してします。
さすがに便利で、これは使い始めたらやめられません。
だから最近は、封筒の封緘はドットライナーノックを使うことが多くなりました。

以下の写真はノックして先端のキャップが開いたところです。


先端のテープが細いので狙ったところに、のりの転写がしやすいです。
手が汚れませんし、封筒からはみだすこともありません。



このドット・ライナー・ノックは、細長いフォルムなのも気に入っています。
これならペンケースにも入るからです。


えっ、「ペンケースにこれも入れるって言っても、鈴木のペンケースはもう一杯で何も入らないだろう」って?
うーん、確かに…
2つのペンケースを入れるケースが欲しくなっています。

いずれバッグが文具で一杯になり、仕事の資料が一切入らないことになりそうです。
それはそれで、とても幸せですが。





2014年7月14日月曜日

山梨のお客様に「こぴっと」説明させて戴きました

東日本大震災から3年4か月経ちました。

仙台市中心部は何も問題ありません。
しかし、仙台周辺を含む被災地はあまり変わっていませんし、福島などはご存じのとおりまだ被災進行中です。
復興のために毎日汗をかいてくださっている産官学の皆様の努力が足りないと申し上げているのではありませんし、私も毎回同じことを書くのは恐縮しておりますが、復興にもう暫く時間がかかることは間違いのないことです。

そんな中、山梨県土地家屋調査士会都留支部の井口支部長はじめ支部会員の皆様が、被災地視察に来てくださいました。
先週末、宮城を視察され、宮城県土地家屋調査士会館にも立ち寄ってくださいました。

12日は宮城県土地家屋調査士会館内で私がお話しする座学とその後の仙台市折立地区視察、13日は閖上・荒浜・松島・女川の各方面の沿岸部被災地を視察するという日程でした。

皆さんも土地家屋調査士ですから、現地に立っただけで、様々なことを感じて戴けたようです。私達も少しでもお役に立てたなら、大変嬉しく思います。

私がその中で、特に申し上げましたのは、「災害協定」についてです。
普段お世話になっている地域のために、災害時に何ができるか考えて、協定を結ぶことはとても大切な事だと思います。
ただ災害時には自分たちも被災者になっている可能性を認識した上で、何ができるかを再度ご検討戴きたいと申し上げました。
全国のほとんどの方が、被災時には自分達も同時に被災者になることを想定されずに、全員何の問題も無く全員揃う前提でご検討なさっているように見えます。被災直後に、全員が動くことは実際とても難しいことです。
できれば土地家屋調査士会が単位会を跨いで、複数の単位会が連携して災害協定を結んだ方が良いと思っています。

その他にも、東日本大震災の被災時に、住民個人として、土地家屋調査士として、土地家屋調査士会組織として、実際何ができて何ができなかったのか、また今ふり返って見れば、震災前に何をしていたら良かったと思ったか等々、山梨の皆様に「こぴっと」説明させて戴きました。



2014年7月13日日曜日

オート ミニモ・フセン

北海道・関東・東北ブロック協議会総会に3つ続けて出てきました。
その中で、この「会長ブログの文具シリーズを楽しみにしています」と何人からか言われました。
「そうか最近文具ネタが少なかったかな」と思いましたが、確かに説教がましい土地家屋調査士の話しよりも読みやすいんでしょうね。
結構文具のネタも溜まっていますから、今月は少し多めに書きましょうか。

さて先日の帯広での研修会で、「何でも質問をどうぞ」と言ったら「お勧めの文具は何か?」というチャレンジャーぶりを発揮した受講者がいました。
私も突然文具の話しをふられて嬉しくて、いつも名刺入れに入れているオートのミニモを、その方に差し上げました。



オートのミニモは、今年の1月28日のブログ「ミニモ 世界で一番細いボールペン」で紹介したボールペンです。

右:ミニモ 左:フリクションノックビズ
こんなにも小さくても、ノック式のボールペンです。
そしてこのミニモには、名刺サイズのホルダーがあるので、私の個人名刺と会長名刺を分けるにも便利なグッズでした。


さてそんなことで、この便利なミニモが無くなったので、早速補充するため文具屋さんに買いに行きました。
そうしたら、新製品がありました。
「ミニモ・フセン」です。


例の名刺サイズのホルダーが、付箋リフィルになっていて、透明なフィルム付箋が60枚入っています。

私は今でも付箋を何かと持ち歩いています。
付箋は外でも使うことが多いからです。
非常時の付箋ですから、60枚もあれば充分ですね。



これを名刺入れに入れておくと、いざというときの付箋とボールペンを一緒に持ち歩くことになります。これは良いですよ。

鈴木はいつもミニモを名刺入れに入れておいて、役に立っているのかって?
そうですね。
一番役に立ったのが、結局今回の研修会で差し上げたことでした。(笑)




2014年7月8日火曜日

北海道および関東ブロック協議会総会にて


先週末は、北海道ブロック協議会総会と、関東ブロック協議会総会とのハシゴをしました。
仙台を越えて、北海道から関東に直接飛ぶというスケジュールでした。

そして東北ブロック協議会総会は今週末です。

「ブロック協議会総会はお祭り」という見方もあるでしょう。
確かに総会議事も、比較的早めに終わります。
東北ブロック協議会のように「ブロック協議会はもともと情報交換の場であり、事業は単位会でやるもの」という位置づけだったブロックもあります。
それなら「本当にブロック協議会総会は必要か」という疑問も出るでしょう。

疑問の意味も分かります。
それでも私は有意義だと思います。

地元では強い意見を言う人が役員になる事例が多いのかも知れません。
(または逆に、まったく当たり障りがない意見の無い人かも知れませんが)

(意見の無い人は論外として)自分の地域しか知らない人は、独自の理屈(理論にもならない)だけで発言します。

意見の強い人も自分の地域では会員を煙に巻くことができるかもしれませんが、他の地域に対しても説得力が無ければ、それは理論では無く、本人の我にしかなりません。

ブロック協議会総会は普段会えない地域の会員代表が集まって、昼も夜も議論するのです。
このように他の会の役員と議論できることは、普段の自分達の発言を見つめる良い機会になるはずです。

会長や副会長は他の会の役員と話しする機会が多いですが、それ以外の理事であればこのような機会は少ないので貴重なはずです。自分達を含めた今の制度がおかれている状況分析や、自分達の意見の客観的分析ができる場所のはずです。

ブロック協議会や単位会の枠組みは自分たちで作ったのではなく、法務局の管轄に準じているだけです。それだけの話しなのに、そのブロック間や単位会間で垣根を作っていても仕方ありません。

我々の中に「境界」を作っているとすれば、境界の専門家としてADRもできませんね。
このような機会に皆で胸襟を開いて議論して、同じ未来を目指したいものだと思います。



2014年7月4日金曜日

入院している友人に

突然の入院でしたね。
でも早く見つかって良かったです。
仕事が気になって焦っているんでしょう。

私も3年前に半月入院しました。
それも何の心構えも無しに病院に行ったら、「今から歩くな」と言われて、その場で車椅子に乗せられて入院と手術をしました。
その日は我がベガルタ仙台がガンバ大阪とホームで戦うので妻と観戦する約束でした。
「試合が終わったら必ず戻ってくるから」と医者と交渉して、医者に叱られた覚えが有ります。
入院は大抵突然ですね。
実際何ヶ月先までの仕事の約束が有ったので焦りました。
だから気持ちは分かります。

私達のような個人に与えられた資格業は、何日も本人がいなければ仕事が進みません。だから入院中はどうにもなりません。
仕事のためにも治療に専念するしかないですね。

1日の時間の中にも休息の時間があります。
その休息はそれ以外の時間を有効に使うためにも必要なものです。
1か月間にも、1年間にも、人生の長い期間においても、定期的に休息が必要なのでしょう。

だから今回しっかり休息をして、身体のメンテナンスをして、またスタートダッシュすれば良いだけですね。

そんなこと分かっているけど焦るというのでしょう。
個人事務所を開いて、やっと順調に進んできたところですものね。

でも私達のような個人業は定年が有りません。
いくらでも取り返せますよ。

実力もお客様も、まったく無い中での開業から、ここまで来たんでしょう。
でも今のあなたは、まったく違いますよ。
退院しても、実力は当然残っていますし、お客様との信頼関係は残っていますよ。
あっと言う間に戻ります。

よければ以下に、私の2009年12月20日のブログを貼りますので、読んでみてください。今回は本文を貼っておきます。


☆他人の動きを見て焦っている後輩に

マイペースとはその人のペースです。
ですから遅いだけがマイペースではなく、 もの凄く飛ばしているような人でもその人のペースなのです。
その人も無理をしている訳ではないのです。そのペースじゃないと何もできないのですよ。
でもおそらく収支は合っているのですよ。きっと。
その人は徹夜気味に飛ばして、翌日はほとんど死んでいるみたいなものかも知れません。

でもね、世間には飛ばしているところしか見えませんね。
それを見て焦る必要は無いのですよ。

陸上選手でも筋肉によって短距離向きとか長距離向きがいます。
人生のゴールに向かうときに短距離選手の方が先に着くかどうかわかりません。
長距離選手が短距離選手の真似をすることは一番駄目ですね。

レースの中盤に脚にトラブルがあったときには、焦らずペースを落として戦いながら回復をはかり、それからゆっくりと追いかければ良いのです。
その場合はフロンティアではないから、コース上の危険は先行者がクリアしてくれていますので、その分効率は良いでしょう。 

もちろん、レースから逃げてもいけませんね。