昨日は土地家屋調査士試験の最終合格発表がありました。
仙台法務局管区内で25人でした。
口述試験に臨んだ方がすべて合格ですね。
土地家屋調査士試験合格の皆さん、おめでとうございます。先日も申し上げましたとおり25人は東北全体ですので、そのうち宮城は何人でしょうか。
私は昭和５５年合格でした。
当時、珍しい大量合格の年で宮城県１５人の合格でした。
その同期の仲間は大事な仲間になっています。
さて、最近の傾向として合格していながら入会しない方がいます。
大変残念です。
もともと職業を意識した資格ですから、大変もったいないと思っています。
おそらく職業として考えたときに、この時期の入会は最悪なタイミングと思っているんでしょう。
ではその方がバブルの頃に入会したら、仕事は潤沢に来たのでしょうか？
そんなことはないのです。
新人はどんな時代でも最初から仕事がたくさん来ることはありません。
どうせ仕事が少ないなら、今が一番入会に適した時期です。
何しろ制度が変わり法律が変わっているのです。
申請の仕方、測量の仕方、筆界特定、ADR等々。
ある意味土地家屋調査士全員が新人みたいな状態になっています。
先輩と一緒のスタートラインでに勉強できる一番良い機会です。
新人の方は登記事件にだけこだわらず、新しい制度にも抵抗無くチャレンジできるでしょう。
周りに合格の方がいらっしゃたら是非声をかけてください。
「早く入会してください。皆でスタートしましょう」と。
