2023年6月27日火曜日

合格発表の翌日に何をしますか?

 7月のガイダンスに関して、同じ内容の問合せが有りますので、ここでもお答えします。

「7月のガイダンスは『事務所開業・経営』だから、合格者や現役土地家屋調査士のためのものですね?受験生は合格してからでないと参加しても場違いでしょうか?」という土地家屋調査士試験の勉強中の方からの質問です。

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 東京」について (fermatadiary.blogspot.com)


私の答えは以下のとおりです。

「もちろん勉強中の方も参加可能です。というよりも、受験勉強が複数年にわたっている方こそ是非聴いて欲しいと思います」

土地家屋調査士試験は、集中して勉強すれば、1年間で合格レベルにはなると思っています。

それなのに、受験期間が複数年になる方は、仕事か家庭かいろいろな事情はあるのだと思いますが、一番の問題は本人がその受験について腑に落ちていないから、受験勉強に集中できていないのだと思います。

「土地家屋調査士になれば、私の人生は幸せになれるのか」

「今の仕事よりも土地家屋調査士になった方が良いのか」

そんな迷いを持っていたら、勉強に力が入りません。


「あなたは、土地家屋調査士試験の合格発表の翌日に何をしますか?」

「合格祝いパーティをする」

まあそれもあるでしょうが(笑)

「地元の土地家屋調査士会に登録申請をする」とか、

「会社を辞めて、あの事務所に補助者として修行に行く」とか、

具体的なことが、なにも決まっていないのでしょうか。

何も変わらないのに何年も受験勉強したのですか。


「合格したら私の人生が一変する」

「この生活から抜け出せる」

などの切実な想いと確信があったら、この試験は絶対に合格できると思っています。

なんとなく受験しているから合格しないし、合格してもまだ迷っているのでしょう。


受験生こそ、私のガイダンスを聞いてください。

合格したら、何をすべきか、何をしたらどうなるのか。

具体的にお話ししましょう。

そこが腑に落ちれば、10月の合格が視野に入ってくると思います。


もちろん、今の組織にいた方が良い方まで無理に誘いません。

その見極めもできるようにしたいと思います。


現役土地家屋調査士の事務所の経営の改善方法と、合格者の開業時の問題点の解決方法を聞けば、受験生にも、土地家屋調査士に興味がある人にも、先が見えてくると思うのです。

実際に、受験生活10年目の方で、私の話を半日聞いてその年の試験に合格した方がいます。

皆さん、歓迎します。






2023年6月24日土曜日

1点のみの境界標の復元について

鈴木修塾の塾生から相談がありました。

「亡失した境界標を1点のみ復元してほしいという依頼が来ました。どのように処理すればよろしいのでしょうか」 

このような質問です。

これは日調連の新人研修で毎年説明してきた事例のひとつです。

「1点のみの境界標の復元をして欲しい」という依頼はよく有りますが、土地家屋調査士への依頼なら、単に数値計算をして復元測設をするという意味だけでは無いはずです。


境界標は将来の境界紛争を未然に防ぐためにあります。

だから亡失したら復元すべきことは当然です。

ただしその復元は、隣接地所有者に現地での立会をお願いして、説明して、了解を得たうえで復元する必要があります。

存在していたはずの境界標がある日無くなったら問題になるでしょう。

逆に無いはずのところに突然境界標が立っていたらそれも問題になるでしょう。

だから、無いところに境界標を設置するのなら、当然に立会が必要なのです。


そして、できればその境界標を今回確認したという証拠を残したいものです。

だから鈴木事務所の場合は「部分的な再確定」と考えて、その部分の「部分確定図」を作成します。

あなたに業務依頼をした方は「測量して、穴を掘って、杭を設置するだけだから」と簡単に考えているかも知れません。でもそれでは誰も責任を持てない作業になります。

土地家屋調査士は測量作業員ではありません。「手間を省いて安価にしました」という言い訳を聞くことがありますが、そうではなくて「部分確定がなぜ必要なのか」を関係者に説明しましょう。

そして、最終的に責任の持てない作業のみを依頼されるのなら断るべきです。

土地家屋調査士は、境界の専門家として、常に境界に関する法律的な意味合いを意識して行動している資格者です。何が大事か理解しながら行動してほしいと思います。







2023年6月19日月曜日

鈴木修塾(建物業務)が終わりました

鈴木修塾(建物業務)を6月15日(木)から6月18日(日)の日程で開催いたしました。
試験合格した方、補助者の方、既に土地家屋調査士として活躍している方などが、全国各地から集まってくれました。

レベルを落とさない濃い内容でしたが、すべての参加者に分かりやすい研修だったと自負しています。
また、塾開催前の約2か月間にわたるLINEグループでの課題消化と相互のコメント交換を経ていたので、3泊4日の合宿研修で初めて顔を合わせた時には、もう既に頼もしい仲間になっていたと思います。

さて、今年のこれからの鈴木修塾やガイダンスの予定は以下のとおりです。

開業準備の方はもちろん、現役の土地家屋調査士の方でも気づきがあると思いますので、是非ご参加ください。

<鈴木修塾>

事務所開業経営 8月25日(金)~8月27日(日) 

土地業務    10月6日(金)~10月9日(祝)

建物業務    11月23日(木)~11月26日(日) (予定)

 <ガイダンス>

土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンスin東京 7月15日(土)


以下に参加者から届いた感想を(個人特定できない範囲で手を加えて)紹介します。


<O>

LINEグループから始まり、塾の四日間もありがとうございました。

言葉では薄っぺらいですが、とても勉強になりました。

案件を沢山する前に聞けてよかったです。

自宅に帰ると、早速次の研修であるADRの資料が届いていました。

Aさん(鈴木注釈:Aさんも鈴木修塾生です)と同じグループでした😊

よろしくお願いします🙇‍♀️

塾の皆さまと、またどこかでお会いできますように。

調査報告書はちゃんと出したいと思います。

 

<S>

4日間あっという間でした。

みなさま、鈴木修先生本当にありがとうございました。

みなさんからいろんな話や知識、経験を聞くことができて大変勉強になりました。

そしてとても刺激になりました。

行動するきっかけになりました。

塾で習ったことを復習する。

それを土台とする。

寝る前に1ページでもいいから必ず本を読む。

必ずやり続けます。

短い期間でしたが、本当にありがとうございました。

マンションの登記受託したら、区分編お願いいたします笑


<S>

みなさま、鈴木先生短い間でしたがありがとうございました!

とても有意義な話を聞くことができました。本当にたくさん刺激を受けることができました。今後ともよろしくお願いします🙇‍♀️

私もいつかUFOに出会えるよう頑張って鍛えます。


<A>

皆様

鈴木先生

お疲れ様でした。

今年の1月に初めて経営塾に参加させて頂いてからあっと言うまの6ヶ月間でした。

当初は業界の事も全く分からず何をしたら良いのか全く分からず

藁をも掴む想いで鈴木塾の門を叩いたのですが

今は自分がすべき事、進むべき道がハッキリと見えてきました。

今回で塾は卒業となりますが

鈴木塾の塾生として恥じない調査士になります。

そして、またいつかお会い出来る事が有れば、未だ誰にも話してない私の秘密体験を話します。

それまで

皆様 お元気で!!

ホントに有難う御座いました。

( ̄∇ ̄)


<T>

鈴木修先生、皆さま、4日間ありがとうございました。

とても勉強になり、有意義な時間を過ごすことができました。

皆さまに早く追いつけるように、これからも日々頑張っていきたいと思います。

また、Iさん、色々とお気遣いいただきまして本当にありがとうございましたm(_ _)m

(鈴木注釈:TさんとIさんは土地塾で出会った方々ですが、まだ測量をしたことの無いTさんのために、今回Iさんが測量の参考資料を準備してきてくれたのです)

今後も皆さまとお会いする機会があると思いますが、その際はまたどうぞよろしくお願い致します。

くれぐれもお身体にお気をつけて(^^)♪

本当にありがとうございました。


<H>

初めましての自己紹介から4日間、あっという間でした。

先生の講義はもちろん、皆さまからの親身なアドバイス、更には不思議な体験談まで披露して頂き、本当に貴重な時間を過ごさせて頂きました。

鈴木先生、皆様、本当にありがとうございました😊

また会える日を楽しみにしております。


<K>

只今仙台から自宅に戻りました○○県(鈴木注釈:中国地方)のKです、4日間皆さんありがとうございました。鈴木塾長より調査士業務の多くのヒント、一つでも多く実務で実践出来る様に研鑽します。皆さんも頑張りましょう。









2023年6月17日土曜日

鈴木修塾(建物業務)なう

 鈴木修塾(建物業務)第2期生の合宿研修は、6月15日から始まり、3泊4日で開催されています。

本日は3日目です。具体的な建物を実際に調査する野外実習の日です。
昨日の雨も上がって、関西から参加された方から「東北は涼しいと思ったら暑い」と私のせいにされても困るような感想が出た良い天気でした。

参加者の中には初めて顔を合わせる方もいましたが、2ヶ月間のグループLINEの研修を経ていますので、すでに打ち解けた関係で、良いグループになっています。

今回も、すでに何年も建物登記をこなしている土地家屋調査士の方から、試験合格をしただけで補助者の経験もまったく無い方まで参加されています。

どの方にもお役に立てているようで、開催して良かったと思っています。


さて、合格したばかりの方とお話ししていると、不動産登記法の条文だけに引っ張られているようですが、実際は所有者の気持ちや建築関係者の立場や金融機関の手続きの関係などを考慮しないと、建物の登記手続きはできません。

不動産の表示に関する登記の本当の役割と、登記事項の選択によりどのような影響があるかを説明しました。


参加者の中には、「建物は調査する対象物」とだけ思っているような行動が見られましたが、「その建物は、お客様がこれからの人生の35年をかけてローンを組んで手に入れる大切な宝物なのだ、という意識で臨んで欲しい」と言いました。

また「ご近所の方が通りかかったら感じよく挨拶をすること」を徹底しました。

作業着を着ている人が建物の周りを歩いているだけで、ご近所の方は「何が始まるのだろうか?」と不安になるものです。余計な事まで言わずに丁寧なご挨拶をすることの大切さを説明しました。試験勉強だけではわからないのかも知れません。


参加者の皆さんは、午前中に調査した建物の分析と、登記申請に向けた資料の作成とまとめを、今しています。その待ち時間にこのブログを書いています。

資格試験では「所有権証明書」と一行書けば良かったものが、実務で収集分析することがどれだけ大変なことかが、少し分かってきたと思います。

全員が終わるまで待ちます。

ひとりも落ちこぼれを作りません。

頑張れ。

一人前から一流へ。






2023年6月14日水曜日

一人前ではない、一流をめざせ

7月の東京ガイダンスに参加されるYさんからの質問です。

「測量士補は、テキストの全てを学習しないまま、基準点ギリギリで合格してしまい、その後テキストは開いていません。実務に就くにあたり、一通りの学習をし直すべきでしょうか。」


測量のノウハウは、受験テキストだけではどうにもならないと思いますが、それすらギリギリ合格で、なおかつまったくテキストを開いていないとすれば、その知識すらほぼ無いと思います。

測量士補だけでなく、土地家屋調査士試験に合格した段階で勉強を止めた人は、不動産登記法をはじめとする各種の法律も、ほぼ消え失せたと思います。

皆さんがこれから職業としてやっていこうとする土地家屋調査士は、専門家としての専門知識が商品なのです。

その専門知識どころか、試験合格レベルの知識すら忘れていたら、まったく使えません。

試験は8割で合格しますね。
つまり試験合格レベルでも2割を間違うのです。
我々プロは、2割どころか1回の間違いでも許されない世界です。

医者を考えたら分かるでしょ。
「先生、明日の手術は大丈夫でしょうか?」
「大丈夫、私は8割は成功しますから」

専門家の勉強は、試験勉強とは違います。
暗記ではありません。
勉強の仕方は私が教えます。
だから頑張ってください。

専門家は、中途半端なコネを持つよりも、しっかりとした実力を付けただけで、業務受託には困らなくなります。

明日から合宿研修がはじまる鈴木修塾の合言葉を紹介します。
一人前ではない、一流をめざせ】です。







2023年6月10日土曜日

長い時間立っていられない私は土地家屋調査士は無理でしょうか

 「私は土地家屋調査士の試験に挑戦中ですが、実は病気を患っており、長い時間外に立っていられません。私には土地家屋調査士は無理でしょうか?」

このような質問が昨日届きました。

病気については、同じ病気であっても、個人個人で状態が違うでしょうし、毎日状態も変わるのでしょう。

長い時間立ち仕事ができないということですが、長い時間とはどの程度なのでしょうか。

土地家屋調査士は、必ず現場に行って土地や建物を調査しなければ何事も始まらないので、その時間はどうしても立ち仕事になります。

その立っている業務の時間を短くする工夫を頑張れば、全体として何とかなるのかも知れませんが、それでも外での立ち仕事がゼロにはなりません。重いものを持つことは補助者で良いですが、土地家屋調査士本人もある程度の時間を動く体力は必要です。

立ち仕事が短時間しかできないのなら、間違いなくこの業界ではハンディになるでしょう。

そのハンディを工夫や調整で乗り切れるかどうかは、やはりご自分しか判断できません。


とはいえ、おそらく土地家屋調査士の業務の流れを理解されていないので、判断ができないのでしょうね。

どこかお近くで、業務を見学させてもらえる親切な事務所があれば良いですね。そこで業務のイメージを掴んでから、判断した方が良いでしょう。

とにかく、この迷いがあるうちは土地家屋調査士の試験勉強に集中できないでしょう。この試験の合否はモチベーション次第だと思いますので、受験中なら、まずはそこから整理すべきだと思います。


以下は3年前(2020年8月12日)に別の病気の方の質問に答えたものです。
この方は、相談があった3年前には既に土地家屋調査士を開業していた方でした。

この方の場合には、これまでの業務の組み立て方を見直して、病気を抱えているからこそ考えられる工夫を試してみるという観点からアドバイスしました。

事務所運営の考え方の一端をこのブログに書いたつもりですので、病気以外の方にも参考になると思います。

ご覧ください。

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 病気を抱えて土地家屋調査士事務所を運営すること (fermatadiary.blogspot.com)







2023年6月8日木曜日

「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 東京」について

土地家屋調査士に興味を持った方、目指して受験中の方、合格してから独立を目指す方、法人勤務から独立を目指す方、既に土地家屋調査士として独立している方 、長年、様々な方々から相談を受けてきました。

とにかく言えることは、「土地家屋調査士をまじめに努力する気なら、控えめに言っても、絶対に生活に困らない収入は確保できます」ということです。

それに不安を感じる人がいるとすれば、その不安は何の情報から来るものでしょうか。

その情報は、まともに土地家屋調査士をしている方からの情報でしょうか。


私の考え方は以下のブログ記事をご覧ください。

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 土地家屋調査士開業は、生き方の問題でもあります (fermatadiary.blogspot.com)


問題は努力をするつもりはあっても、どちらの方向にどれだけの努力をするかの目安が分からないのでしょうね。

それを長年ガイダンスで教えようと思い、活動をしてきました。


さて、次のガイダンスですが、7月15日(土)に東京で開催いたします。
そしてその研修会場が、LEC様のご厚意により、LEC水道橋本校の教室をお借りできることになりました。

LEC様のWEBでもご紹介いただきはじめたようです。

https://www.lec-jp.com/chousashi/event/lecture/

ご確認お願いいたします。


受講の申し込みについては、昨日から早速いただいておりますが、名字だけの方がいらっしゃいました。これでは同姓の方がいれば区別が付かなくなりますので、再度受講申し込みの方法を書かせていただきます。もう一度ご確認をお願いいたします。


「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 東京」

日時:令和5年7月15日(土)

        講義・研修 13時から16時

        個別相談 ~17時

        (すべての質問に答えますので、時間が無い場合は場所を移してでも対応します)

場所:LEC水道橋本校

    東京都千代田区神田三崎町2-2-15  Daiwa三崎町

    JR水道橋駅東口より徒歩3分。 都営三田線水道橋駅より徒歩5分。

    都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅A4出口から徒歩8分。

会費:3,000円

(事前振込をお願いします。詳細は受講申込みに返信でお知らせします)

定員:50名(生講義のみ)

受講対象者: 土地家屋調査士資格に興味のある方、土地家屋調査士受験勉強中の方、土地家屋調査士試験合格者、土地家屋調査士会員、土地家屋調査士の話を聴きたいすべての方。

たとえば

・土地家屋調査士の先行きは大丈夫かなと心配している方 

・土地家屋調査士に自分の人生を賭けても良いのか迷っている方

・土地家屋調査士試験合格したけれど、開業する勇気がない方

・事務所や設備など、開業資金の計画が立たない方

・土地家屋調査士になったけれど仕事がなくてこの先どうすれば良いか悩んでいる方 

・法人に就職して、本当は独立するはずだったんだけどなぁと後悔している方 

・久しぶりに鈴木の話を聞きたいなと思った方 

その他:

*受講者の人生だけではなくその方のご家族の人生がかかっているので、ご一緒に聴いて戴くためにご家族同伴でも結構です。  

受講申込み方法 

以下のメールアドレスに「土地家屋調査士ガイダンス7月受講申込み」の件名を書いていただき、以下の内容を書いて申し込みください。

受講申し込み先のメールアドレス: mucha@rr.iij4u.or.jp 鈴木 修 宛

    ・氏名 フルネームでお願いいたします(必須)

    ・住所 都道府県名だけでも結構です(必須)

    ・メールアドレス 返信して良いメールアドレス(必須)

 ・現在の状況 以下のどれかを選んでください

    • 土地家屋調査士に興味を持った
    • 土地家屋調査士試験を勉強中
    • 合格したが開業していない
    • 合格後法人若しくは補助者で修行中
    • 土地家屋調査士開業中
    • その他
  • 質問等
    • 土地家屋調査士に関して感じている疑問や不安をお書きください(任意)。
    • できる限り、個別に答えたいと思います。









2023年6月7日水曜日

「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 東京」の開催会場が決定しました。

 「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 東京」の開催会場が正式に決定しましたのでお知らせします。

LEC(東京リーガルマインド)様のご厚意で、LEC水道橋本校の教室をお借りできることになりました。今までよりも、多くの皆さんが参加しやすい場所になったと思います。

LEC様には感謝申し上げます。


「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス in 東京」

日時:令和5年7月15日(土)

        講義・研修 13時から16時

        個別相談 ~17時

        (すべての質問に答えますので、時間が無い場合は場所を移してでも対応します)

場所:LEC水道橋本校

   東京都千代田区神田三崎町2-2-15  Daiwa三崎町

    JR水道橋駅東口より徒歩3分。 都営三田線水道橋駅より徒歩5分。

    都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅A4出口から徒歩8分。

会費:3,000円

(事前振込をお願いします。詳細は受講申込みに返信でお知らせします)

定員:50名(生講義のみ)

受講対象者: 土地家屋調査士資格に興味のある方、土地家屋調査士受験勉強中の方、土地家屋調査士試験合格者、土地家屋調査士会員、土地家屋調査士の話を聴きたいすべての方。

たとえば

・土地家屋調査士の先行きは大丈夫かなと心配している方 

・土地家屋調査士に自分の人生を賭けても良いのか迷っている方

・土地家屋調査士試験合格したけれど、開業する勇気がない方

・事務所や設備など、開業資金の計画が立たない方

・土地家屋調査士になったけれど仕事がなくてこの先どうすれば良いか悩んでいる方 

・法人に就職して、本当は独立するはずだったんだけどなぁと後悔している方 

・久しぶりに鈴木の話を聞きたいなと思った方 

その他:

*受講者の人生だけではなくその方のご家族の人生がかかっているので、ご一緒に聴いて戴くためにご家族同伴でも結構です。  


受講申込み方法

以下のメールアドレスに「土地家屋調査士ガイダンス7月受講申込み」など内容が分かる件名で申し込みください。

また個人的に何が不安なのか、何が疑問なのかも、具体的にメールでお知らせいただければ、すべての質問に答えます。

メールアドレス: mucha@rr.iij4u.or.jp






2023年6月5日月曜日

自分で報酬額を決めてお客様からいただく難しさ

 独立して難しいことの一つは、お客様からお金をいただくことです。

お客様のお役に立てて、その対価としていただく報酬金額をはたしてどう決めたら良いのか、私も最初はとても難しかったものです。
社会の役に立つことと、お金をいただくことが、どうも同時に考えられなかったのです。

皆さんも、独立開業する前は、自分に入るお金については、全部他人によって決められていましたね。

その金額に不満に思っていた人でも、その世界から飛び出して自分で決めることができる立場になると、他人が決めてくれるシステムは結構楽だったんだなと思うはずです。

実際に、いざ自分で決めて良い立場になると、報酬金額の決め方に大抵の人は迷います。

本当に自分の価値をお金で表現するって難しいですね。

そして、皆さん、お金をいただくことに、どこか後ろめたいイメージがあるからでしょう。

でもね、お客様に提供するサービスの価値を、具体的な金額に換算するのがプロです。


確かに私も、お金だけを目的として仕事はしていません。

でもお金も頂かなくては仕事になりません。

お金をいただくことに対する後ろめたさを払拭する方法を教えましょう。

簡単な話です。

お客様のために誠心誠意努力して、報酬金額以上にお役に立つことです。

その矜持があれば、胸を張っていただくことができます。

私は全国の研修会などで、詳細な報酬計算の方法も教えていますが、まずはこんな考え方で報酬を考えてみましょう。