鈴木修塾には、他の業界で充分活躍してから土地家屋調査士を目指して心機一転頑張ろうという方が多く受講されています。
この年から大丈夫だろうかという質問をいただくことが多いですが、本人が頑張る気なら何歳からでも問題ないといつも答えます。
なぜなら、私たちの業界は定年がないのです。他の人より20年遅く、この業界に来るのなら、他の人より20年長生きすればいいだけです。
問題は年齢を言い訳にせず、健康に気を付けながら謙虚に頑張ることができるかだけです。
土地家屋調査士は理科系から文科系まで広い分野をカバーしている専門家です。
よって周辺業界の業務と業務をつなぐハブになる資格だと思っています。
そのためには周辺業界の業務内容を理解する必要があります。
だから周辺業界を深く理解している土地家屋調査士は、その方面のエキスパートになる可能性があります。
鈴木修塾の受講生の中にも、たとえば金融業、不動産業、司法書士、土木・建築業、測量業、公務員等々とても多方面の職業に従事している方々が、新たに土地家屋調査士を目指して集まってきています。
この人達はすでに周辺の業界の業務を深く理解しているのです。
ただ、せっかく新たに土地家屋調査士という仕事での成功を目指そうとしても、中には以前の業界のノウハウばかりにしがみついて生きていこうとする方がいます。
また、不動産業者や司法書士などが業務拡大で土地家屋調査士をはじめる中には「土地家屋調査士は副業だから」と言い訳している人もいます。それでは無理です。
まずは土地家屋調査士として謙虚に研鑽を続け、土地家屋調査士としてしっかりと実力を確立しなければなりません。その上でこそ、関連の専門性が活かされるのです。
その人たちがここから土地家屋調査士を目指すことにおいて、けっして今までの人生が無駄にはならないし、また人生で大きな回り道をしたわけでもありません。
今までの人生を活かすためにも早く土地家屋調査士として力を付けてください。
全力で応援します。