2011年2月10日木曜日

ラミー・サファリ

ドイツにラミーLAMYという筆記具メーカーが有ります。創業者のカール・ヨセフ・ラミーの息子で現社長のマンフレッド・ラミー時代に バウハウスデザインの流れを汲んだ機能的なデザインを取り入れて、独自の世界を開いています。

このラミー社を代表する万年筆としてサファリSafariという万年筆が有ります。
子供が最初に持つ万年筆としても有名ですが、決してチープなイメージは有りません。
綺麗な多色展開がなされています。

ペン先はいわゆる鉄ペンです。ペン先は非常に固いので、私の好みのヌラフラの書き味ではないですが、ボールペン替わりとして遠慮なくガシガシ書けるので、これも結構使っています。

キャップについているクリップが、太めのワイヤーのループデザインですが、デザインだけでなく、私の持っているどの万年筆よりもポケットに負担無く、しかもしっかり収まります。

プラスチック製で4000円程度のペンですが、長く持っていても飽きないデザインです。
機能的なボディの絞り込み、インクの見えるスリット等、気に入っています。
「万年筆に興味は有るが、何万円も出せないし。」と言う方は、この選択肢も有りですよ。
ボールペンで育った人は、筆圧がかなり高いのです。そんな人はこのペンから万年筆を始めると違和感は無いでしょう。

お勧めはできるだけポップな色のものです。ダークスーツから出しても様になるものです。
私は赤を選択し、インクはターコイズ色を入れています。