2010年5月7日金曜日

パスケ 折りたたみ式縮尺スケール

私の普段持ち歩きのペンケースの中身に、「シートサンスケ」という折りたたみ三角スケールが入ってます。
図面もデジタルの時代になったので、図面から辺長を読むことは以前に比べれば少なくなりましたが、それでも古い図面を読まないと先に進めないことは多いですね。

最近は後処理も考えて、デジタイザで読み取ることが多くなりましたが、外出先では何らかの縮尺スケールは持ち歩く必要があります。
実は私は、オーソドックスな三角スケールを普段持ちしていて、何かの為にペンケースに「シートサンスケ」を入れているのです。

最近知ったのですが、その「シートサンスケ」は奈良会の岸本柾巳さんという土地家屋調査士さんによる開発なんですね。他にも土地家屋調査士ならではのグッズを開発しているようです。

その岸本さんの縮尺スケールの後継製品が「パスケ」(写真左)です。
「シートサンスケ」(写真右)は三角スケールを折りたたんだような構造で1/100、1/200、1/250、1/300、1/500、1/600ですが、「パスケ」は折りたためる四角柱の構造で1/150と1/400を追加した8目盛です。8種類のスケールが刻んであるから「パスケ」なんですかね。

パスケは、シートサンスケより少し短く、少し幅がある形状ですね。
私にとって普段使わない縮尺ですが、その為に場所を取らなければ目盛は無いよりは有った方が良いでしょうね。建築士と兼業の方などの職種によってはサンスケを2本持ちしていた人もいたでしょうし。

で、鈴木はその使わない縮尺のある「パスケ」を持ち歩くのかって?
持ちますよ。
「こんなスケール知っている?」って「ネタに使える」し。