今日も新人に向けてのお話しです。
読んでいただいている先輩には失礼いたします。
結論が出ないのは、若しくは結論を出したくないのは、大抵その分かりきった結論を実行するのが嫌だからで、答えが出ないわけではないのです。
私が、業務上の悩みを解決する際の指針は、「迷ったら正論。」と言うものです。
目先の幸せの為に、小手先の誤摩化しを思いついたとしても、それは本当の解決にはならないと思っています。最後はどんな時でも正論が勝ちます。今日負けたように見えても10年後まで考えれば、間違いなく正論は勝てるのです。
「今日の登記が通れば良い。」ではなく、今日お客様が望んでないことでも、本当にお客様の為になるなら、しっかりと説明して本当のコンサルティングをしたいと思って来ています。
「10年後も調査士を続けたかったら、正論、言い換えれば王道を進む。」ことだと信じています。
新人の皆さん、心配しなくて良いです。
私は大儲けはできておりませんが、この方法で29年ほど事務所は潰しておりません。
また、何かミスしたら言い訳しないでさっさと謝るのも大切です。
誤って関係者の怒りが静まったところでないと言い訳はしていけません。
新人には勇気が要るかも知れません。
この際はいつも「命まで取られることは無い。」と考えて行動しています。