ちょっと日程的にハードですが、私が仲間の役に立てると思うなら、頑張ることができる範囲です。
さて、私はいつも講師で伺う時はその参加者の雰囲気をできるだけ把握しようとしています。宮城の感覚だけで全国にお話しするのは大変危険だからです。沖縄に伺う時に読んだ本もこのブログで紹介したことが有りますね。
以前、私が日調連の理事だった頃、当時の西本日調連会長から言われた言葉が有ります。
「鈴木、講師で伺う時は、その会の過去3年分の会報を読んでから行け。」と言うものです。
お聞きして大変感心しました。西本先生は、実際それをやっていたそうです。
会報3年分を読むことはなかなかできませんが、それ以来それに近い努力はしているつもりです。
最近「報酬に関する講義」を依頼戴くことが多くなりました。報酬のお話は特にその地域を把握しなければなりません。
なぜなら、地域の土地、地域の地図、地域の経済、地域の土地家屋調査士の業務、地域の常識が分からないと、まったくフィットしない講義になってしまうからです。
また過去の研修会でどんな勉強をなさったかについてもヒアリングします。
例えば、鹿児島会の役員さんにお聞きした内容は次のようなものです。答える方は嫌になっちゃいますよね。
谷口部長お答えありがとうございました。
できるだけ丁寧に対応するつもりですので、明日「これだけ答えたのにこの程度の講義か。」って言わないでくださいね。ワールドカップ見ながら、もう少し詰めてみます。
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早速ですが、講義の内容をなるべく鹿児島のニーズに合うようなものにしたいの
あくまでも参考なので、
時間のあるときにお返事をください。もちろん、メールに書き込むのは面倒、
1.鹿児島の過去の研修について
・日調連の業務報酬統計資料は会員に配布されていますか?
・平成15年以降、報酬額研修は開催されていますか?
・開催されたとすればどのような内容でしたか?
2.鹿児島の皆さんの帰属意識について
(宮城の役員をやっていますので、事情は同じと思います。
帰属意識や会の指導に対する意識を確認したいだけなので、
・会員何割程度の参加になりそうですか?
・参加者は研修タイトル(内容)によって、割合が変わりますか?
・測量会社兼業の方の割合はどんな感じでしょうか?
・補助者を雇っている方々はどれくらいの割合でしょうか?
3.鹿児島の皆さんの業務感覚について
(鹿児島も広いので部長の地盤を基準に、部長の本音で答えていただいて結構です)
・平均的な一戸建ての敷地は何坪(㎡)程度でしょうか?
・
・上記条件でいくらを下回るとダンピングだと感じますか?
・上記条件でいくらを上回ると高いなと感じますか?
・
・平均的な建物の新築の登記の報酬額はどれくらいでしょうか?
・上記条件でいくらを下回るとダンピングだと感じますか?
・上記条件でいくらを上回ると高いなと感じますか?
・鹿児島は報酬額がメチャクチャになっていると感じますか?
・ダンピングしている人は新人とベテランとどちらが多いですか?
・分筆等の測量の際に、
・93条調査報告書については、書くのが面倒だとか、
・GPSの利用状況はどんなもんでしょうか?
・オンライン申請についての意識は如何ですか?
・筆界特定に対する考え方はどんなもんでしょうか?
・ADRセンターに対する意識はどんなもんでしょうか?