26日(土)には鹿児島会研修会に講師でお招き戴きました。
そこで昔小学校の地理で学んだ遠い鹿児島の地理を実感して来ました。
鹿児島会には、種子島や屋久島、奄美大島や与論島などの離島の土地家屋調査士の皆さんも含まれます。
その離島からも研修会には参加者がありました。奄美大島から本土までは12時間かかるそうです。前日の夜18時に舟に乗って、当日朝6時に着くそうです。その日午前午後研修を受けて、また帰りも夜18時に舟に乗って翌朝6時に帰るそうです。そこまでして研修会に参加して戴いたようです。
本当に参加者のその姿勢に頭が下がります。私は鹿児島会会長でもないけれど感激しました。
もちろん、そこまでして参加してくれるのですから、講師の立場でも中途半端な研修では申し訳ないので、心を込めてお話をしたつもりです。納得していただけたでしょうか。
以前、長崎の会長からも、所属離島のお話しをお聞きしたことが有ります。
「長崎から離島に伺うとすれば、時間的には東京まで行った方が早いくらいだ。会員によっては総会に参加するためには2泊3日になる。」といった趣旨でした。
考えてみれば、このようなことは鹿児島も含め他にもたくさん有りそうですね。宮城会は幸せです。
ちなみに今回は与論島の調査士さんは欠席だったようですが、与論島までは片道24時間かかるそうです。
また27日(日)は鹿児島青年会の研修会に講師をさせて戴きました。
青年会参加の皆さんは2日連続午前午後と研修会に参加したわけです。土日を潰しての研修会参加ですので、いろいろ調整も有ったでしょう。
会員さんが各種行事に参加することの大変さと、そこまでする調査士会への期待など、それらの意味を改めて考えさせられました。