日調連の総会は、会計年度終了後3ヶ月以内という規程になっており、毎年この6月に開催されます。(連合会会則17条)
土地家屋調査士の会員は全国18000人程度、その全員が一堂に会して総会をすることは現実的ではないので、間接議決権を持つ代議員が選ばれます。
その代議員と各会会長と日調連役員が総会の構成員となります。(同16条)
この代議員は各会から選出されるのですが、その数はそれぞれの単位会の所属会員数によって決まります。4月1日現在の会員数が300人以下の土地家屋調査士会は代議員1名とし、300人を越える調査士会では、最初の1人と150人ごとに1人を加えた人数が代議員の数となります。(同第19条1項)
つまり会員数が500人であれば、
最初の300人・・・・・・・・・・1人
300人を越えて150人まで・・・1人
それを越える会員数(50人)・・・1人
合計3人の代議員となります。
宮城会は最近会員数が300名を切りましたので、宮城会の代議員は1名、1票となります。
これに会長の私の1票が加わり、2票。
他に宮城代表という票ではないですが、宮城会から選出の岩渕日調連理事にも1票があります。
このような仕組みですから、日調連総会において、会員数の少ない宮城会や東北ブロックの各会の意見は、単純な多数決では通りません。何かを伝えるときは、しっかりとした理論を組み立てて、説得力を持った発言をしなければなりませんね。