業務部の仕事は、宮城県土地家屋調査士会会則第56条3項によると次のとおりです。
業務部のつかさどる事務は、次のとおりとする。
- 会員の業務の指導及び連絡に関する事項
- 業務の改善に関する企画及び立案に関する事項
- 調査士業務の相談に関する事項
- 業務関係法規その他業務に関する調査及び研究に関する事項
- 報酬に関する調査及び研究に関する事項
- 統計に関する事項
- 境界についての確認、管理及び鑑定に関する調査及び研究に関する事項
- 地図の作成及び整備等に関する事項
- 境界標及び境界に関する資料の管理に関する事項
- 地図に関する調査及び研究に関する事項
- 筆界特定制度に関する事項
- 筆界に関する民間紛争解決手続に関する事項
- 公共嘱託登記の受託推進及び協会に対する助言に関する事項
- その他、公共・公益に係わる事業の推進に関する事項
業務の全般にわたっての研究と実践をしていただく部です。
一気にすべてができる訳ではないので、少しずつ会員のお役に立つところから着手しています。
皆さんの業務に直接関係する部なので注目もしていただきたいし、協力もしていただきたいと思います。
本日の会議では以下の議論がありました。
1. 資料センター・メタデータの収集と公開について
地籍に関する資料センターを立ち上げようと10年ほど前から
研究していましたが、各役所等の持っている資料を調査士会に
預からせていただくことは、個人情報保護等の問題等で
なかなかご理解を戴けません。
そこでどの役所のどの課にどんな資料があるのか、
それを閲覧するには委任状がいるのか、
その際に手数料がいるのか、等をまとめています。
まもなくまとまりますのでその成果(官公庁資料保存先一覧)を
ホームページ等で公開できるようにしたいと考えています。
2. 調査士法25条2項(地域の慣習)の研究について
昨年度事業で発行した地域の慣習をまとめた冊子で紹介した
研究以外でも、地域の慣習についての研究が集まっています。
もう少し集めて何らかの方法で皆さんにお伝えしたいと
考えています。
私個人的には、上記2の研究について、会員の皆さんの研究発表(情報発信)の機会を作れたら良いなと思っています。
地域の慣習だけにこだわらず、現場での便利グッズとか、私の測量の工夫等の小さなものでよいと思います。
便利に使っているexcelのマクロなどもお互いに利用できると良いですね。
またこの地域を調査するときは必ずこの資料に目を通さないと痛い目に遭うよとかの情報発信も嬉しいですよね。
一人5分でも良いし、30分でも良いので、自分の研究や工夫を発表し合うそんな研究発表会を開催したいなって思っています。