2009年11月12日木曜日

筆文字サインペン

ぺんてるから「筆文字サインペン」(右写真)という商品が出ています。あくまでもサインペンでペン先が少し柔らかくなっているだけです。

この「筆文字サインペン」は、いわゆる「筆ペン」とは少しアプローチが違います。
筆ペンはあくまでも持ち歩ける筆をイメージしていますが、この筆文字サインペンは柔らかい芯を持ったサインペンなのです。
そういった意味では、なんの構えも要らず普通に書けば筆文字になります。なんたって157円、安いので使えます。

筆文字に近いペンというものは興味があって、昔からある筆ペンも何種類か持っています。どのペンでも、下手な文字でも味わいがある文字になるので、重宝しています。

筆ペンではないけれど、先日紹介した「ふでDEまんねん」も良いですよ(左写真)。
この写真のペン先は落として曲げたのではありません。
もともとこの角度の反りを持たせた万年筆です。この独特のペン先の反りで、線の太さを自在に変えられます。セーラーの発明ですね。私は主に署名に使ってます。
ちなみにセーラーはいろいろ工夫したペン先を持っています。
これも長くなりそうなので、また別の機会に紹介しましょう。

究極の持ち歩ける筆は、「矢立」になるのでしょうか。
うーん、かなり渋いな。
ネットで調べたらまだ売ってるんですね。買おうかな。でも絶対使わないと思うし。

まあいいか。いつもの「文具は持っているのが嬉しいのです」ってことで。

*ふでdeまんねんの廉価版2000円のものが発売になりました。
金ペンではないですが、雰囲気は掴めるでしょう。(2009/11/24追加記載)