2011年3月22日火曜日

原子力発電所の影響について

以下は、大阪会の友人Rさんからのメールです。
調査士はいろいろな知識を持っている方がいて頼りになります。
もちろん、以下の内容については、皆さんがどのように解釈されても結構です。
私は、Rさんを全面的に信用しているので、この内容も紹介しようと思った次第です。
本人の了解を得て、参考までブログに掲載させていただきます。

(前略)
また、原発の件でご心配されているかも知れませんが、
私は大学院まで原子力工学を専攻しており、
調査士になる前は医療用放射線機器の開発、販売
などをしており、福島医科大学や東北大学に事故時の体内被曝量測定装置
を納入したりしておりました。

素人に毛が生えた程度の知識ではありますが、
今回の事故は一般住民に被害が及ぶ可能性はほぼゼロだと思います
それは、今後さらに被害が拡大しても同様です。
燃料棒のほとんどが吹き飛んだチェルノブイリにしても
半径20kmの住民避難で一般住民に健康被害が起こる被曝線量は
無かったので、今回のように格納容器が残っていて、
ちょろちょろ放射能放出なら絶対大丈夫です。
野菜を食べても絶対大丈夫です。

東北での放射能量は女川の数値しか知りませんが、
下手すれば自然放射線、例えばコンクリートの建物内ではラドンというα線を放出する 
放射能が溜まり易いのですが、それによる被曝のほうが多いぐらいの線量です。
放射能が怖いから室内にいるほうが被曝しているわけです。
私の大学時代の友達が福島原発の応援で出かけるらしいのですが、
「原発の土をお土産に持って帰る」と言っているほどです。

距離が離れているので、心配されている方は少ないかもしれませんが、
多少の知識でも役に立てばと思い、長文で申し訳ございませんが書かせていただきました。
(後略)